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平和主義者な僕たちは
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梅雨だという割にからりと晴れた空が窓の向こうに広がっている。
朝の教室、軽やかなざわめきの中にこの物語の主人公である三藤 伊織は数人のオタク友達を前にいつもの平和な日常を教授していた。
「まったく、そろいもそろって貴様らの陰キャ具合ときたら……」
「その言葉そっくり返すがな、このオタク野郎」
「おいおい落ち着けよ。俺ら全員オタクじゃあねぇか」
まずはアニメオタクの貴田が肩をすくめ、すかさずアイドルオタクの篠原はツッコミをいれてさらに声優オタクの山口がさとす。
これはまぁ彼らの中ではお約束な会話であった。
オタクはオタク、しかしジャンルはそれぞれだがクラスの三軍同士という気楽さでなんともなしにつるんでいる彼らだ。
ちなみに伊織はというと。
「そういや伊織、お前まだ配信やってんの?」
「まぁね」
バーチャルユーチューバー、つまりVTuberのファンである。とはいっても重課金するような熱心なものでもなく、お小遣いの範囲で細々と投げ銭したり配信をラジオ感覚で聞いていたりというくらいのライトなリスナー。
そしてその中で自らも配信をするようになった。
もちろん顔出しは無しでスマホで出来る程度のVTuberではあるが。
「そういうのって投げ銭? とかで稼ぐんだろ」
「そんなわけないでしょ。稼げるのは極わずかだし」
それどころか過疎枠で来てくれる常連リスナーたちとのんびり話をするくらいなもので。
「どの配信アプリでやってんだよ、オレらも見てやるから」
「やだね」
元々、ひっそりと始めて飽きたらすぐ辞めるつもりだった。だがひょんなことで配信活動を知られてしまい、たまにこうやっていじられる。
「ていうか最近あんまりしてないし」
これは嘘だ。常連リスナーたちとの時間が楽しくてついつい夜遅くまで配信してしまう日もあったくらいで。
「つーかカノジョ欲しいなぁ」
「なんだそれ」
なんの脈絡もなくぼやく友に伊織は吹き出す。
「だってもうすぐ夏だぞ? 夏といえば青春! あぁぁぁ、陰キャに青春はいらねぇってか!?」
「僕に絡まないでよ」
アニオタの貴田はこうやってすぐに愚痴る。聞くところによると中二の妹に彼氏が出来たらしい。
「お兄様を差し置いて先に青春謳歌しやがって!」
「うわ、シスコンだ」
「ちゃうわボケ」
ドルオタ山口のドン引きに噛み付く。
「いいかお前ら! 妹っていう生き物が可愛いのは二次元だけだ!! リアル妹はムカつくしめんどくせぇんだからな」
「あーはいはい」
伊織は苦笑いするが自身は姉しかいないからピンとこない。
「あああ、色白で性格良くておっぱいデカめなカノジョほしいぃ……」
「そんな女の子はすでに彼氏いるでしょ」
「伊織、そんな正論パンチやめろや」
恨めしそうなアニオタ貴田を見ながら笑う、そんな日常はこれ以上ないほど平和で平穏で――なにより貴重だった。
「……うっわ」
突如として大きなざわめきと教室内の空気の変化に顔をしかめたのは貴田だ。
「陽キャ様がご登場ってか」
その不快感を隠さない表情と声。しかしそれを気に止める者はほとんどいない。
「仕方ないよ。なんせアルファだもん」
伊織はなだめた。
この世界には男女とは別に三つの性がある。
あけすけな表現をするならば孕ませるアルファと孕まされるオメガ、そして男女の生殖特徴のベータ。
ちなみにこのクラスの大半がベータで多分に漏れず伊織たちも大多数である。
そもそもアルファもオメガも学年で数人いればいい方で。しかもおしなべて容姿端麗だったりするので注目の的になっていた。
とくに彼らは。
「……なんでこうも違うのかねぇ、モテまくりの人生ってのは」
篠原のため息混じりの言葉に伊織を含めた三人は小さくうなずいた。
同じクラスの一之瀬 恭弥とその取り巻き。クラスカースト上位の美男美女ばかり。
彼はアルファであるだけでなく根本的なところで自分たちと住む世界が違うのだと伊織は常々思っていた。
――本当に僕らとは違いすぎる。
だからといって妬むとか憧れとかそういう気持ちは一切ない。
特段ファンでもない芸能人やアイドルを眺める気分と同じかもしれないと伊織は内心つぶやいた。
今も取り巻きの男女たち(確か全員ベータだったはずだ)は楽しげに恭弥に話しかけている。
まるで群れの強い雄の気を惹こうと必死な雌とおこぼれを期待してうろつく肉食動物のようだと、いつか友人たちが毒づいていたのを思い出した。
「まあ仕方ねぇよ、アルファ様なんだからさ」
山口が諦めたかのように言う。
確かにそうだ。人は皆平等、なんて今どきはおとぎ話さえ解かないだろう。
「いいなぁ、アルファなら男も女も入れ食いってか」
「……やめなよ」
篠原のぼやきに伊織は少しだけ強く言い返した。
「いるわけないでしょ」
それは自身に言い聞かせる言葉。
――男を抱きたいっていう男なんて。
あえて自身を傷付けるように何度もひとりごちた。
「どうした伊織」
「う、ううん。なんでもないよ」
彼は友達の声に笑顔を浮かべて首を横にふる。
言えるわけがない。伊織はベータ男でありながら男に惹かれ抱かれたいという願望があることなんて。
――僕がオメガだったら。
ここまで考えた時、チャイムが鳴りほっと内心胸を撫で下ろす。
考えても仕方の無いことだ。自身はどう足掻いてもベータだしこんな冴えない三軍オタクが他人に、しかも男に女のように愛されるのを期待する方がどうかしている。
――今の生活になんの不満があるというんだ。
中学の頃みたいにいじめられる訳でもない、友達も出来て楽しく安全な学校生活を送れるなんて幸せそのものではないか。
この平穏な日々を続けたい、と締めくくって伊織はノートを手に取った。
朝の教室、軽やかなざわめきの中にこの物語の主人公である三藤 伊織は数人のオタク友達を前にいつもの平和な日常を教授していた。
「まったく、そろいもそろって貴様らの陰キャ具合ときたら……」
「その言葉そっくり返すがな、このオタク野郎」
「おいおい落ち着けよ。俺ら全員オタクじゃあねぇか」
まずはアニメオタクの貴田が肩をすくめ、すかさずアイドルオタクの篠原はツッコミをいれてさらに声優オタクの山口がさとす。
これはまぁ彼らの中ではお約束な会話であった。
オタクはオタク、しかしジャンルはそれぞれだがクラスの三軍同士という気楽さでなんともなしにつるんでいる彼らだ。
ちなみに伊織はというと。
「そういや伊織、お前まだ配信やってんの?」
「まぁね」
バーチャルユーチューバー、つまりVTuberのファンである。とはいっても重課金するような熱心なものでもなく、お小遣いの範囲で細々と投げ銭したり配信をラジオ感覚で聞いていたりというくらいのライトなリスナー。
そしてその中で自らも配信をするようになった。
もちろん顔出しは無しでスマホで出来る程度のVTuberではあるが。
「そういうのって投げ銭? とかで稼ぐんだろ」
「そんなわけないでしょ。稼げるのは極わずかだし」
それどころか過疎枠で来てくれる常連リスナーたちとのんびり話をするくらいなもので。
「どの配信アプリでやってんだよ、オレらも見てやるから」
「やだね」
元々、ひっそりと始めて飽きたらすぐ辞めるつもりだった。だがひょんなことで配信活動を知られてしまい、たまにこうやっていじられる。
「ていうか最近あんまりしてないし」
これは嘘だ。常連リスナーたちとの時間が楽しくてついつい夜遅くまで配信してしまう日もあったくらいで。
「つーかカノジョ欲しいなぁ」
「なんだそれ」
なんの脈絡もなくぼやく友に伊織は吹き出す。
「だってもうすぐ夏だぞ? 夏といえば青春! あぁぁぁ、陰キャに青春はいらねぇってか!?」
「僕に絡まないでよ」
アニオタの貴田はこうやってすぐに愚痴る。聞くところによると中二の妹に彼氏が出来たらしい。
「お兄様を差し置いて先に青春謳歌しやがって!」
「うわ、シスコンだ」
「ちゃうわボケ」
ドルオタ山口のドン引きに噛み付く。
「いいかお前ら! 妹っていう生き物が可愛いのは二次元だけだ!! リアル妹はムカつくしめんどくせぇんだからな」
「あーはいはい」
伊織は苦笑いするが自身は姉しかいないからピンとこない。
「あああ、色白で性格良くておっぱいデカめなカノジョほしいぃ……」
「そんな女の子はすでに彼氏いるでしょ」
「伊織、そんな正論パンチやめろや」
恨めしそうなアニオタ貴田を見ながら笑う、そんな日常はこれ以上ないほど平和で平穏で――なにより貴重だった。
「……うっわ」
突如として大きなざわめきと教室内の空気の変化に顔をしかめたのは貴田だ。
「陽キャ様がご登場ってか」
その不快感を隠さない表情と声。しかしそれを気に止める者はほとんどいない。
「仕方ないよ。なんせアルファだもん」
伊織はなだめた。
この世界には男女とは別に三つの性がある。
あけすけな表現をするならば孕ませるアルファと孕まされるオメガ、そして男女の生殖特徴のベータ。
ちなみにこのクラスの大半がベータで多分に漏れず伊織たちも大多数である。
そもそもアルファもオメガも学年で数人いればいい方で。しかもおしなべて容姿端麗だったりするので注目の的になっていた。
とくに彼らは。
「……なんでこうも違うのかねぇ、モテまくりの人生ってのは」
篠原のため息混じりの言葉に伊織を含めた三人は小さくうなずいた。
同じクラスの一之瀬 恭弥とその取り巻き。クラスカースト上位の美男美女ばかり。
彼はアルファであるだけでなく根本的なところで自分たちと住む世界が違うのだと伊織は常々思っていた。
――本当に僕らとは違いすぎる。
だからといって妬むとか憧れとかそういう気持ちは一切ない。
特段ファンでもない芸能人やアイドルを眺める気分と同じかもしれないと伊織は内心つぶやいた。
今も取り巻きの男女たち(確か全員ベータだったはずだ)は楽しげに恭弥に話しかけている。
まるで群れの強い雄の気を惹こうと必死な雌とおこぼれを期待してうろつく肉食動物のようだと、いつか友人たちが毒づいていたのを思い出した。
「まあ仕方ねぇよ、アルファ様なんだからさ」
山口が諦めたかのように言う。
確かにそうだ。人は皆平等、なんて今どきはおとぎ話さえ解かないだろう。
「いいなぁ、アルファなら男も女も入れ食いってか」
「……やめなよ」
篠原のぼやきに伊織は少しだけ強く言い返した。
「いるわけないでしょ」
それは自身に言い聞かせる言葉。
――男を抱きたいっていう男なんて。
あえて自身を傷付けるように何度もひとりごちた。
「どうした伊織」
「う、ううん。なんでもないよ」
彼は友達の声に笑顔を浮かべて首を横にふる。
言えるわけがない。伊織はベータ男でありながら男に惹かれ抱かれたいという願望があることなんて。
――僕がオメガだったら。
ここまで考えた時、チャイムが鳴りほっと内心胸を撫で下ろす。
考えても仕方の無いことだ。自身はどう足掻いてもベータだしこんな冴えない三軍オタクが他人に、しかも男に女のように愛されるのを期待する方がどうかしている。
――今の生活になんの不満があるというんだ。
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