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タイムダイブ〜ハビタブルゾーン〜
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確かに何だか体調は優れなかった。今までずっと、ある一定の速度で歩んでいた。ついさっきまで、ずっと歩んでいた、つもりだった。
しかし、気付けば予定していた場所にはなかなかたどり着かない、更にその次もその次も予定通りとはいかず、寧ろそのロスはどんどん大きく広がり、もうとっくに取り返しのつかない状態になっていた。
それでも進むしかなかった。前向きに、My向きに。愚直だったかもしれない、愚行だったかもしれない。
それでも一人ではなかった。歩む速度は違えど、共にとは言えないまでも、歩む二人の存在があったから、自分が先頭を切って歩み続けた。三人でやってこれた。
けれどあの時、ある事に気付いた。今思えば、その事に気付いたのを最後に、今こんな不可思議な状態に、状況に陥っている。厳密に言うなら、気付くのと同時に、気付き終わる前に、陥ったのだろう。
そのある事とは、こんなにロスが広がり無様で滑稽な状態になっても、それでも諦めず歩む事を止めなかった、
そんな自分達の事を、誰も見ていな……
1
突然起きる出来事というのは本当に突然なのだろうか。『青天の霹靂』。なんの前兆もなく起きることを証明なんてできるのだろうか。
それは大抵が前兆に気付かなかった、気付けなかっただけで、大なり小なり前兆はあるんじゃないだろうか。
だとすると、それに気が付かなかった事を棚に上げて、『突然』なんて責任逃れをしているのはなかなか滑稽だ。気付けなかったにしても、後からそれに気付こうとする事がせめてもの在り方だと言ってしまおう。
かく言う自分は、決して今置かれている状況の説明に『突然』だなんて言葉は使わない。使わないけれど、じゃあこの状況を理解して得心いっているかと言われればそうではない。
全くもって訳がわからない。
もちろん、先述したような話の枕があるくらいだ、前兆は感じていた。しかしそれがどんな出来事だったかと言われれば思い出せない。それくらいに前兆に対して起こった出来事が類似しない。
例えば、先ほどまでカンカン照りだった空に少しずつ雲が現れて、風も出てきた。この前兆に気付いても気付けなくてもこの後雨が降り出したら合点が行く。しかし、その前兆の後に起こった出来事が、『雨が降った』ではなく、『季節が変わった』だとしたら、それはいくら前兆があっても「は?」である。流石に頭に『突然』の二文字が出てきても無理はない。それでも前兆があったのは事実。逆にあの前兆は何も関係ないと言われた方が恐い。
故に、あの優れなかった体調は、今のこの状況と何かしらの因果関係にはあると思うのだが、やはり得心いかない。
ココにきてどれくらいの時間が経ったのだろう。だいぶ長い事いる気がするがそれを確かめる術もない。腹時計も頼りにならない。日時計なんて尚更、ココに太陽は見当たらない。
まさか自分が何かに時間を教えて貰おうとするなんて、皮肉な話である。
2
『夢落ち』と言うのがある。
まあここ最近ではヤケに嫌われた、物語を終わらせるにあたってオチに使われる一つの手法だ。主人公のココまでの冒険談が全て本人の夢で、目覚めて終わり、と言うやり方。否、ここ最近どころか、恐らくずっと前から忌み嫌われている手法であり、読者のみならず作者も禁じ手の様に扱われている手法。
実はこの夢落ちは、伝統的で古典にも使われている程に歴史のある歴とした手法なのだが、この夢落ちは初めて使われた時からここまで嫌われていたのだろうか。この夢落ちが画期的で拍手喝采だった時があるのだろうか。
ここまで長い時間ココに閉じ込められているのか、放り出されているのか。だんだん今まで経験してきたあの記憶は全部夢だったんじゃないかと思えてくるのも無理もない話だ。
実際にもうどっちが本当だったかなんて曖昧だ。
長い夢を見ていたとしたら、今この状態は、夢落ちの後日談と言う事になる。けれどその後日を談笑するにはまだ時期尚早だ。こちらが教えてもらいたいくらいだ。しかし、いくらココが何処なのかわからなくても、語り部として語り出した以上はこのまま曖昧にして、『ココ』の横に傍点を付けて話を進めるのも限界だし、それ以上に読者諸君に失礼極まりないので、ありのまま、見たまま、感じたままを開示させて頂くとする。
3
何やらずっとフワフワ浮いているのだ、目に見える光景はなんでもない。しかしなんにも見えないわけでもない。
きっと、果てがないんだろうなココは、と言う感じはする。
『場所』と言うよりは『空間』といった方が的確なのかもしれない。
力が入らない否、元々力なんかないんじゃないか。
体がうまく動かない否、元々体なんかないんじゃないか。
感覚が掴めない否、元々感覚なんかないんじゃないか。
自分を見失いそう否、元々自分なんかいないんじゃないか。
そんな風に思えてしまう空間。
しかしそんな空間にいても振り返ってみるといろんな事に気付く。
本当にずっと動き続けていた。休みなく動き続けていた。他の二人が狂いなく歩めるように先頭切って歩み続けていた。時には耳障りと言われる足音を鳴らしながらも歩んだ。でもたまに思うことはあった。こんなに進んでも、自分を見てくれる人なんて滅多にいないんじゃないかと。いないとは言い切れないまでも、言ってしまいたくなるほどに自分なんか見られていない。自分以外の二人しかほとんど需要がない。どれだけ息を切らしても、どれだけ狂いなく正確に歩み続けても。だったらいっその事、この一人の世界、空間が本当の自分の居場所であってほしいと思えてきた。自分の為だけに、心地いいスピードで、丁度良い歩幅で、好きな時に休んで、好きな時に歩き出して、好きな方向へ、好きなだけ進めれば何も文句はない。
文句はないけれど、同時に自分の存在理由も無くなっていく気がした。そしてその「存在理由も無くなっていく気がした」と言うのが前兆で、本当に自分の存在が無くなるのかも知れない。
結局自分にとっての存在理由は、この何となく記憶にある、感覚だけある、二人なのだろうか。そう気付けただけでココにいる自分が少し肯定された気がした。
もはや何の為になるのか、自分は一体何をやっているのか、意味があるのか。このまま考え続けてしまえばきっと止まる。
きっと自分が何者でどんな存在理由があろうと、孤独な時は必ずあって、意味があるのかわからない事だってあるんだろう。
それでも歩み続ける事ができるのは、微かでもなんでも存在理由があるから。
今自分にとっての存在理由がその二人なら、それだけで十分なんだろう。
きっと多くを、大きくを求めてしまうものなんだろう。だけど本当はどれだけ小さくても理由があると言うだけで十分だと言う事をこれからも忘れたくない。
はい、もうここまで。ここまできたらもうわかっただろう。こんな独白にもそろそろピリオドを打とう。
あとは自分にこの足を動かすエネルギーが戻れば、いつだって歩き出せる。準備は万端である。
その瞬間、ふっと目の前が真っ白になってだんだんとある景色が見えてきた。
まだ全然ぼやけているが少しずつ少しずつピントが合っていく。
あぁ、そうだ。やっぱりさっきまでの空間ではなくてこの場所が現実だ。
ピントが合う前からもうわかる。
ずっとこの位置からこの景色を見ていた。
ここが自分の居場所だ。
4
拝啓、読者様へ。
ここまでの独白にお付き合いいただきありがとうございました。
非難殺到覚悟で言わせていただきます。ココでの出来事は全て夢だったみたいです。夢落ちというやつです。自分でそうとも気付けずだらだらと聞き苦しい弱音を吐いた事をここにお詫び申し上げます。親愛なる二人も今そばにいます。これから先、また夢の中に落ちることもあると思います。その時はまた同じような事をのべつ幕無しに捲し立てるかもしれませんが、その時はまたお付き合いいただけたら幸いです。たまにはそういう時間があっても良いものだろうとも思っています。時間。そう、あの時間の止まったような空間にいるのもたまには良いだろうと思います。
『ノベルダイブ』というものをみなさんはご存知でしょうか。眠さと戦いながら文字を追ったり描いたりしていると、そのまま眠ってその物語に飛び込んだ夢を見てしまう現象のこと。小説家、作詞家、作家などにある現象らしいです。
ならばその言葉をお借りして今回の現象を『タイムダイブ』と銘打たせてもらいます。
さて、優れなかった体調も良くなり、そろそろ二人も位置についたようなので、宴もたけなわでは御座いますがここら辺でお別れとさせていただきます。どうもありがとうございました。
「十七時十三分〇〇秒」
さてここから再スタートです。
それではみなさんさようなら、行ってきます。
これからも、良いお時間を。
【環】
確かに何だか体調は優れなかった。今までずっと、ある一定の速度で歩んでいた。ついさっきまで、ずっと歩んでいた、つもりだった。
しかし、気付けば予定していた場所にはなかなかたどり着かない、更にその次もその次も予定通りとはいかず、寧ろそのロスはどんどん大きく広がり、もうとっくに取り返しのつかない状態になっていた。
それでも進むしかなかった。前向きに、My向きに。愚直だったかもしれない、愚行だったかもしれない。
それでも一人ではなかった。歩む速度は違えど、共にとは言えないまでも、歩む二人の存在があったから、自分が先頭を切って歩み続けた。三人でやってこれた。
けれどあの時、ある事に気付いた。今思えば、その事に気付いたのを最後に、今こんな不可思議な状態に、状況に陥っている。厳密に言うなら、気付くのと同時に、気付き終わる前に、陥ったのだろう。
そのある事とは、こんなにロスが広がり無様で滑稽な状態になっても、それでも諦めず歩む事を止めなかった、
そんな自分達の事を、誰も見ていな……
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突然起きる出来事というのは本当に突然なのだろうか。『青天の霹靂』。なんの前兆もなく起きることを証明なんてできるのだろうか。
それは大抵が前兆に気付かなかった、気付けなかっただけで、大なり小なり前兆はあるんじゃないだろうか。
だとすると、それに気が付かなかった事を棚に上げて、『突然』なんて責任逃れをしているのはなかなか滑稽だ。気付けなかったにしても、後からそれに気付こうとする事がせめてもの在り方だと言ってしまおう。
かく言う自分は、決して今置かれている状況の説明に『突然』だなんて言葉は使わない。使わないけれど、じゃあこの状況を理解して得心いっているかと言われればそうではない。
全くもって訳がわからない。
もちろん、先述したような話の枕があるくらいだ、前兆は感じていた。しかしそれがどんな出来事だったかと言われれば思い出せない。それくらいに前兆に対して起こった出来事が類似しない。
例えば、先ほどまでカンカン照りだった空に少しずつ雲が現れて、風も出てきた。この前兆に気付いても気付けなくてもこの後雨が降り出したら合点が行く。しかし、その前兆の後に起こった出来事が、『雨が降った』ではなく、『季節が変わった』だとしたら、それはいくら前兆があっても「は?」である。流石に頭に『突然』の二文字が出てきても無理はない。それでも前兆があったのは事実。逆にあの前兆は何も関係ないと言われた方が恐い。
故に、あの優れなかった体調は、今のこの状況と何かしらの因果関係にはあると思うのだが、やはり得心いかない。
ココにきてどれくらいの時間が経ったのだろう。だいぶ長い事いる気がするがそれを確かめる術もない。腹時計も頼りにならない。日時計なんて尚更、ココに太陽は見当たらない。
まさか自分が何かに時間を教えて貰おうとするなんて、皮肉な話である。
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『夢落ち』と言うのがある。
まあここ最近ではヤケに嫌われた、物語を終わらせるにあたってオチに使われる一つの手法だ。主人公のココまでの冒険談が全て本人の夢で、目覚めて終わり、と言うやり方。否、ここ最近どころか、恐らくずっと前から忌み嫌われている手法であり、読者のみならず作者も禁じ手の様に扱われている手法。
実はこの夢落ちは、伝統的で古典にも使われている程に歴史のある歴とした手法なのだが、この夢落ちは初めて使われた時からここまで嫌われていたのだろうか。この夢落ちが画期的で拍手喝采だった時があるのだろうか。
ここまで長い時間ココに閉じ込められているのか、放り出されているのか。だんだん今まで経験してきたあの記憶は全部夢だったんじゃないかと思えてくるのも無理もない話だ。
実際にもうどっちが本当だったかなんて曖昧だ。
長い夢を見ていたとしたら、今この状態は、夢落ちの後日談と言う事になる。けれどその後日を談笑するにはまだ時期尚早だ。こちらが教えてもらいたいくらいだ。しかし、いくらココが何処なのかわからなくても、語り部として語り出した以上はこのまま曖昧にして、『ココ』の横に傍点を付けて話を進めるのも限界だし、それ以上に読者諸君に失礼極まりないので、ありのまま、見たまま、感じたままを開示させて頂くとする。
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何やらずっとフワフワ浮いているのだ、目に見える光景はなんでもない。しかしなんにも見えないわけでもない。
きっと、果てがないんだろうなココは、と言う感じはする。
『場所』と言うよりは『空間』といった方が的確なのかもしれない。
力が入らない否、元々力なんかないんじゃないか。
体がうまく動かない否、元々体なんかないんじゃないか。
感覚が掴めない否、元々感覚なんかないんじゃないか。
自分を見失いそう否、元々自分なんかいないんじゃないか。
そんな風に思えてしまう空間。
しかしそんな空間にいても振り返ってみるといろんな事に気付く。
本当にずっと動き続けていた。休みなく動き続けていた。他の二人が狂いなく歩めるように先頭切って歩み続けていた。時には耳障りと言われる足音を鳴らしながらも歩んだ。でもたまに思うことはあった。こんなに進んでも、自分を見てくれる人なんて滅多にいないんじゃないかと。いないとは言い切れないまでも、言ってしまいたくなるほどに自分なんか見られていない。自分以外の二人しかほとんど需要がない。どれだけ息を切らしても、どれだけ狂いなく正確に歩み続けても。だったらいっその事、この一人の世界、空間が本当の自分の居場所であってほしいと思えてきた。自分の為だけに、心地いいスピードで、丁度良い歩幅で、好きな時に休んで、好きな時に歩き出して、好きな方向へ、好きなだけ進めれば何も文句はない。
文句はないけれど、同時に自分の存在理由も無くなっていく気がした。そしてその「存在理由も無くなっていく気がした」と言うのが前兆で、本当に自分の存在が無くなるのかも知れない。
結局自分にとっての存在理由は、この何となく記憶にある、感覚だけある、二人なのだろうか。そう気付けただけでココにいる自分が少し肯定された気がした。
もはや何の為になるのか、自分は一体何をやっているのか、意味があるのか。このまま考え続けてしまえばきっと止まる。
きっと自分が何者でどんな存在理由があろうと、孤独な時は必ずあって、意味があるのかわからない事だってあるんだろう。
それでも歩み続ける事ができるのは、微かでもなんでも存在理由があるから。
今自分にとっての存在理由がその二人なら、それだけで十分なんだろう。
きっと多くを、大きくを求めてしまうものなんだろう。だけど本当はどれだけ小さくても理由があると言うだけで十分だと言う事をこれからも忘れたくない。
はい、もうここまで。ここまできたらもうわかっただろう。こんな独白にもそろそろピリオドを打とう。
あとは自分にこの足を動かすエネルギーが戻れば、いつだって歩き出せる。準備は万端である。
その瞬間、ふっと目の前が真っ白になってだんだんとある景色が見えてきた。
まだ全然ぼやけているが少しずつ少しずつピントが合っていく。
あぁ、そうだ。やっぱりさっきまでの空間ではなくてこの場所が現実だ。
ピントが合う前からもうわかる。
ずっとこの位置からこの景色を見ていた。
ここが自分の居場所だ。
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拝啓、読者様へ。
ここまでの独白にお付き合いいただきありがとうございました。
非難殺到覚悟で言わせていただきます。ココでの出来事は全て夢だったみたいです。夢落ちというやつです。自分でそうとも気付けずだらだらと聞き苦しい弱音を吐いた事をここにお詫び申し上げます。親愛なる二人も今そばにいます。これから先、また夢の中に落ちることもあると思います。その時はまた同じような事をのべつ幕無しに捲し立てるかもしれませんが、その時はまたお付き合いいただけたら幸いです。たまにはそういう時間があっても良いものだろうとも思っています。時間。そう、あの時間の止まったような空間にいるのもたまには良いだろうと思います。
『ノベルダイブ』というものをみなさんはご存知でしょうか。眠さと戦いながら文字を追ったり描いたりしていると、そのまま眠ってその物語に飛び込んだ夢を見てしまう現象のこと。小説家、作詞家、作家などにある現象らしいです。
ならばその言葉をお借りして今回の現象を『タイムダイブ』と銘打たせてもらいます。
さて、優れなかった体調も良くなり、そろそろ二人も位置についたようなので、宴もたけなわでは御座いますがここら辺でお別れとさせていただきます。どうもありがとうございました。
「十七時十三分〇〇秒」
さてここから再スタートです。
それではみなさんさようなら、行ってきます。
これからも、良いお時間を。
【環】
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