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承『記憶喪失の《討伐者》』
第69話 ランセル王国
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「……トです」
シアンとロックと、聞いたことない者の話し声で俺は目が覚めた。そうだった、ある少年が居たな。傷だらけで倒れていた、変な言葉を喋り気絶した、謎の少年が。
「ランセル王国?」
うるさいくらいに、ロックが声を上げる。”ランセル王国”という単語を少年が言ったのだろう。で、その反応を見るに、ロックはランセル王国を知らない、とかか。
「僕はランセル王国で”鑑定”を受けて、Sランクと言われて……殺されかけました」
その少年は訴えかけるように、シアンとロックに向かって話している。
鑑定? ランセル王国? Sランク? 残念ながら、何も分からない。Sランクとか何だ、鑑定とか何を鑑定するのだ。ランセル王国……これは俺たちが知らないだけかもしれないが。
少年の話を聞いた俺たちは、揃って首を傾げた。明らかに、言っていることが理解できないから。俺に至ってはまだ夢を見ているんじゃないかと、頬をつねってみたりもした。
起き上がって外の空気を吸いに行った。確信した。これは夢ではない、過去の記憶でもない、現実だ。
家に戻ると、少年は泣きながら訴えかけていた。
「本当なんです、信じてください。僕は魔法が使えます。《創造魔法》とか《火炎魔法》とか使えます」
涙を流しながらそう訴えかける少年の姿を見ると、俺たちも動揺してしまう。しかし、魔法か? 魔法を使えるとはどういうことだ。魔法なんて、この世に存在しない。火炎魔法? 創造魔法? 火炎魔法なら、家ごと燃やすことでもできるのか。創造魔法なら、家でも作れるのか。
「ランセル王国は俺も知らないな」
ガイアさんがいつの間にか帰っていた。ロックによると、彼は傷だらけの少年を助けるために、セルバー村跡地の奥にあるゼロワ村に、買い出しに行っていたみたいだ。彼が持つカゴの中には見たことのない薬品や食料がギッシリと入っていた。
「魔法とかレッドさんと何か言っていたが、すまんな、よく分からない。スカイも飲め」
そう言うと、彼は俺と少年に瓶に入った飲み物を手渡す。どうやら頭痛に効く薬と、薬草の入った魔法の薬らしい。あくまで、”魔法”というのは売り文句。実際に魔法を使った薬ではない。
俺も初めて飲むが、脳に直接作用されるような感触を味わえる。味は保証できないが、効果は保証できる。
彼の差し出す瓶を受け取ったものの、何かを思い出したのか、また泣き始めた。
全く、これだから年頃の少年は扱いが困難だ。一旦、少年のことは彼らに任せよう。
俺は薬を飲み干し、新しい服に着替えて、別の家に向かった。
「スケルトンはいるか?」
向かった先は、さっきの家の隣、モンスターたちが暮らす家だ。ここには何体かのモンスターが共同で生活している。白蛇の子もスケルトンもゴブリンも、森で暮らすやつ以外は大体ここに居る。
「どうしましたか?」
スケルトンが居たようなので、ランセル王国や魔法について尋ねてみる。言葉が通じるのはスケルトンとドラゴンだけ、そのドラゴンは今は遠い地で暮らしている。呼び寄せるのも可能だが、できることは自分たちで完結させたいため、今はまだ呼ばない。
スケルトンは疑問そうに首を傾げ、こう言った。
「聞いたことがありません。魔法、ランセル王国、鑑定、Sランク。どれも聞いたことがありません。創造魔法とやらを実際に使わせればいいのではないでしょうか」
スケルトンは頭が切れるやつだ。そうだったな、実際に使わせてみればいい。とは言っても、少年の今の精神状態を見るに、魔法を使わせるのは困難だろう。現に、隣の家から発狂する声が聞こえてくる。これは、期待するだけ無駄かもしれないな。
流石に気味が悪いので、シアンたちのいる家に戻ったが、ロックが何故か気を失って倒れていた。ガイアさんやシアンはその場にへたりこみ、怯えている様子。目線の先を見てみると、赤い目をした少年が、手を赤く光らせて立っていた。
「何をした?」
少年を睨みつつ、俺は尋ねる。
少年は黙ったまま、俺のことを睨み始める。
少年より先に、シアンが口を開いた。
「”レッドさん”って言葉に異常な反応を示して……彼はこの子に殴られて気絶した……」
レッドさん、この言葉を聞いた少年は、罪の無いロックを腹いせに殴って気絶させたのか。レッドさん、レッドさん、何回でも言ってやろうか。何がどうしたか、俺が隣の家に行っている間に何があったかよく理解できないが、少年に痛い目を見せてやらなきゃいけないみたいだ。
悪いな、俺は考えるよりも先に手が出る人間なんだ。
俺は少年の腹に向かって拳を振るう。
痛めつけるのが目的ではない、分からせるだけだ。何を? 知らないな、俺も分からないが、殴らないと気が済まない。これでは少年と同じ立場になってしまうが、それでいい。分からせてあげるのだ。
《火炎魔法》
拳を振るったその瞬間、少年の拳が赤く光る。そして少年の赤い拳は俺の腹に強く入った。腹に強い衝撃が加わり、俺は後ろに強く吹き飛ばされた。とんでもない衝撃のため、俺は家の扉を突き破り、外の草原にまで吹き飛ばされたのだった。
少年はこれらの行為を無意識のうちにやっていたようで、俺にずっと謝っていた。土下座をし、何度も何度も詫びていた。どうやら本当に魔法が使えるようだ、嘘じゃない。俺の腹が証明する。
「お前の名前は何だ?」
「僕の名前は……エストです」
Sランクとか言っていたが、その通りの名前だな。不思議な少年だ。ランセル王国、もう少し詳しく調べる必要があるな。
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「……トです」
シアンとロックと、聞いたことない者の話し声で俺は目が覚めた。そうだった、ある少年が居たな。傷だらけで倒れていた、変な言葉を喋り気絶した、謎の少年が。
「ランセル王国?」
うるさいくらいに、ロックが声を上げる。”ランセル王国”という単語を少年が言ったのだろう。で、その反応を見るに、ロックはランセル王国を知らない、とかか。
「僕はランセル王国で”鑑定”を受けて、Sランクと言われて……殺されかけました」
その少年は訴えかけるように、シアンとロックに向かって話している。
鑑定? ランセル王国? Sランク? 残念ながら、何も分からない。Sランクとか何だ、鑑定とか何を鑑定するのだ。ランセル王国……これは俺たちが知らないだけかもしれないが。
少年の話を聞いた俺たちは、揃って首を傾げた。明らかに、言っていることが理解できないから。俺に至ってはまだ夢を見ているんじゃないかと、頬をつねってみたりもした。
起き上がって外の空気を吸いに行った。確信した。これは夢ではない、過去の記憶でもない、現実だ。
家に戻ると、少年は泣きながら訴えかけていた。
「本当なんです、信じてください。僕は魔法が使えます。《創造魔法》とか《火炎魔法》とか使えます」
涙を流しながらそう訴えかける少年の姿を見ると、俺たちも動揺してしまう。しかし、魔法か? 魔法を使えるとはどういうことだ。魔法なんて、この世に存在しない。火炎魔法? 創造魔法? 火炎魔法なら、家ごと燃やすことでもできるのか。創造魔法なら、家でも作れるのか。
「ランセル王国は俺も知らないな」
ガイアさんがいつの間にか帰っていた。ロックによると、彼は傷だらけの少年を助けるために、セルバー村跡地の奥にあるゼロワ村に、買い出しに行っていたみたいだ。彼が持つカゴの中には見たことのない薬品や食料がギッシリと入っていた。
「魔法とかレッドさんと何か言っていたが、すまんな、よく分からない。スカイも飲め」
そう言うと、彼は俺と少年に瓶に入った飲み物を手渡す。どうやら頭痛に効く薬と、薬草の入った魔法の薬らしい。あくまで、”魔法”というのは売り文句。実際に魔法を使った薬ではない。
俺も初めて飲むが、脳に直接作用されるような感触を味わえる。味は保証できないが、効果は保証できる。
彼の差し出す瓶を受け取ったものの、何かを思い出したのか、また泣き始めた。
全く、これだから年頃の少年は扱いが困難だ。一旦、少年のことは彼らに任せよう。
俺は薬を飲み干し、新しい服に着替えて、別の家に向かった。
「スケルトンはいるか?」
向かった先は、さっきの家の隣、モンスターたちが暮らす家だ。ここには何体かのモンスターが共同で生活している。白蛇の子もスケルトンもゴブリンも、森で暮らすやつ以外は大体ここに居る。
「どうしましたか?」
スケルトンが居たようなので、ランセル王国や魔法について尋ねてみる。言葉が通じるのはスケルトンとドラゴンだけ、そのドラゴンは今は遠い地で暮らしている。呼び寄せるのも可能だが、できることは自分たちで完結させたいため、今はまだ呼ばない。
スケルトンは疑問そうに首を傾げ、こう言った。
「聞いたことがありません。魔法、ランセル王国、鑑定、Sランク。どれも聞いたことがありません。創造魔法とやらを実際に使わせればいいのではないでしょうか」
スケルトンは頭が切れるやつだ。そうだったな、実際に使わせてみればいい。とは言っても、少年の今の精神状態を見るに、魔法を使わせるのは困難だろう。現に、隣の家から発狂する声が聞こえてくる。これは、期待するだけ無駄かもしれないな。
流石に気味が悪いので、シアンたちのいる家に戻ったが、ロックが何故か気を失って倒れていた。ガイアさんやシアンはその場にへたりこみ、怯えている様子。目線の先を見てみると、赤い目をした少年が、手を赤く光らせて立っていた。
「何をした?」
少年を睨みつつ、俺は尋ねる。
少年は黙ったまま、俺のことを睨み始める。
少年より先に、シアンが口を開いた。
「”レッドさん”って言葉に異常な反応を示して……彼はこの子に殴られて気絶した……」
レッドさん、この言葉を聞いた少年は、罪の無いロックを腹いせに殴って気絶させたのか。レッドさん、レッドさん、何回でも言ってやろうか。何がどうしたか、俺が隣の家に行っている間に何があったかよく理解できないが、少年に痛い目を見せてやらなきゃいけないみたいだ。
悪いな、俺は考えるよりも先に手が出る人間なんだ。
俺は少年の腹に向かって拳を振るう。
痛めつけるのが目的ではない、分からせるだけだ。何を? 知らないな、俺も分からないが、殴らないと気が済まない。これでは少年と同じ立場になってしまうが、それでいい。分からせてあげるのだ。
《火炎魔法》
拳を振るったその瞬間、少年の拳が赤く光る。そして少年の赤い拳は俺の腹に強く入った。腹に強い衝撃が加わり、俺は後ろに強く吹き飛ばされた。とんでもない衝撃のため、俺は家の扉を突き破り、外の草原にまで吹き飛ばされたのだった。
少年はこれらの行為を無意識のうちにやっていたようで、俺にずっと謝っていた。土下座をし、何度も何度も詫びていた。どうやら本当に魔法が使えるようだ、嘘じゃない。俺の腹が証明する。
「お前の名前は何だ?」
「僕の名前は……エストです」
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