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数日間吉川達の戦闘は続くが、かなり長い間休みなしで毎日戦闘しているので、レベル上昇の恩恵もあってか誰がどう動けば良いのか体に染みつき始めており、難なく魔物を倒せるようになっている。
今日の獲物は巨大な熊の魔物二体であり、レベルは29。
こんな魔物が二体も街道に現れれば阿鼻叫喚の図になるのだが、実はあまりにもレベルの高い魔物がいない事に嫌気がさした信子が急いで遠出して連れて来た魔物であったりする。
「そっち……防御!!」
吉川が剣を持って一体に切りかかるが、残り一体が攻撃を仕掛けてくるので注意を促す。
「任せて。ささっち!」
防御魔法が得意な椎名がすかさず防御態勢に入り、背後にいる弓を持った笹岡に攻撃の指示をする。
「承知した!藤代殿!!」
その矢は熊の膝を貫通して、先に吉川が攻撃して倒れ込んでいる熊の魔物の近くでよろける。
「吉川君、離脱!!」
止めは藤代の炎の魔法が炸裂して並んでいる熊の魔物二体を一気に燃やし、残ったのは二つの奇麗な魔核。
流れるような連携が出来て高レベルの魔物を始末できているので、この時点で、ギルドに持ち込む素材のレベルの高さも相まって、召喚者である事が公になって町の噂になっていた。
納品時にギルドには一切顔を出さない信子だけは、その風貌は噂になっていたのだが、召喚者かどうかは明らかではないとされているのだが……
思った以上に早くレベル30に到達しそうな吉川達のその姿を満足そうに見ている信子は、いよいよ仕上げにかかれると思っていた。
約束通り間もなく全員がレベル30に到達するので、ここまでくれば自分が手を出さずとも報酬を先払いできると安堵していたのだ。
そこからはレベルの高いダンジョンの深層に行くなりダンジョンマスターを始末するなりしなければレベルが上昇し辛い領域になるので、このレベルまでを報酬と設定していた。
「良し。もう少しで私の報酬は先払いできそうだ。残り少しだから追い込むか。アンタ達のレベル上昇になり得る魔物を探すのも面倒くさくなってきたから、野営をしよう」
実際、レベル28にまで到達している四人のレベルを更に上昇させる魔物は、街道近辺にはほぼ存在していない。
そんな魔物が街道付近にいれば、大問題だからだ。
その為、レベル40を超えていると自称している、実際にはレベル45の信子が、そのレベルに物を言わせて強制的に高レベルの魔物を四人の冒険者の前に連れて来るか、四人をその魔物のいる場所にまで連れて行っていた。
この作業は意外と大変なのだが、信子としてもここまで来たからには全員を宣言通りにレベル30にしたいと言う気持ちが出てきており、野営に踏み切る事にした。
野営をすれば夜型の魔物が闊歩するので、昼間にはすっかり周辺で見つける事が出来なくなった高レベルの魔物を発見できる可能性があるのだ。
一旦四人でギルドに魔核を納品させ、食料を買いこませてから再び街道をズンズン進む。
「街道で野営しても面白みがないし、街道付近は危険だと魔物も知っているから、今日は奥に行く」
ある程度まで来ると、こう言って街道を外れて鬱蒼とした森の中に進んで行く信子と、その後ろを黙って付いて行く吉川達だ。
今日の獲物は巨大な熊の魔物二体であり、レベルは29。
こんな魔物が二体も街道に現れれば阿鼻叫喚の図になるのだが、実はあまりにもレベルの高い魔物がいない事に嫌気がさした信子が急いで遠出して連れて来た魔物であったりする。
「そっち……防御!!」
吉川が剣を持って一体に切りかかるが、残り一体が攻撃を仕掛けてくるので注意を促す。
「任せて。ささっち!」
防御魔法が得意な椎名がすかさず防御態勢に入り、背後にいる弓を持った笹岡に攻撃の指示をする。
「承知した!藤代殿!!」
その矢は熊の膝を貫通して、先に吉川が攻撃して倒れ込んでいる熊の魔物の近くでよろける。
「吉川君、離脱!!」
止めは藤代の炎の魔法が炸裂して並んでいる熊の魔物二体を一気に燃やし、残ったのは二つの奇麗な魔核。
流れるような連携が出来て高レベルの魔物を始末できているので、この時点で、ギルドに持ち込む素材のレベルの高さも相まって、召喚者である事が公になって町の噂になっていた。
納品時にギルドには一切顔を出さない信子だけは、その風貌は噂になっていたのだが、召喚者かどうかは明らかではないとされているのだが……
思った以上に早くレベル30に到達しそうな吉川達のその姿を満足そうに見ている信子は、いよいよ仕上げにかかれると思っていた。
約束通り間もなく全員がレベル30に到達するので、ここまでくれば自分が手を出さずとも報酬を先払いできると安堵していたのだ。
そこからはレベルの高いダンジョンの深層に行くなりダンジョンマスターを始末するなりしなければレベルが上昇し辛い領域になるので、このレベルまでを報酬と設定していた。
「良し。もう少しで私の報酬は先払いできそうだ。残り少しだから追い込むか。アンタ達のレベル上昇になり得る魔物を探すのも面倒くさくなってきたから、野営をしよう」
実際、レベル28にまで到達している四人のレベルを更に上昇させる魔物は、街道近辺にはほぼ存在していない。
そんな魔物が街道付近にいれば、大問題だからだ。
その為、レベル40を超えていると自称している、実際にはレベル45の信子が、そのレベルに物を言わせて強制的に高レベルの魔物を四人の冒険者の前に連れて来るか、四人をその魔物のいる場所にまで連れて行っていた。
この作業は意外と大変なのだが、信子としてもここまで来たからには全員を宣言通りにレベル30にしたいと言う気持ちが出てきており、野営に踏み切る事にした。
野営をすれば夜型の魔物が闊歩するので、昼間にはすっかり周辺で見つける事が出来なくなった高レベルの魔物を発見できる可能性があるのだ。
一旦四人でギルドに魔核を納品させ、食料を買いこませてから再び街道をズンズン進む。
「街道で野営しても面白みがないし、街道付近は危険だと魔物も知っているから、今日は奥に行く」
ある程度まで来ると、こう言って街道を外れて鬱蒼とした森の中に進んで行く信子と、その後ろを黙って付いて行く吉川達だ。
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