4 / 15
第4話 意外な恋愛事情。
「ないの? 今まで1度も? それに…興味,ないんだと思ってた」
「でしょうね」
それくらい,知ってる。
「じゃあ,なんで1日?」
「何でって,何。今日たまたま空いてたから,そう言っただけ」
「そうじゃなくて…俺,一花とならなれると思うけど,友達」
食べ終わって出た紙のごみを折り畳ながら,私は若槻の顔をみた。
何の話?
「また誘ってよ」
「友達って,そうゆうものなの?」
定義なんて知らないけど,そんな風になるものなんだろうか。
「俺,女子の友達ってあんまいないんだよね」
私も,見たことない。
あんなに好かれているのに,女子の誰かと一緒にいる。
そんな光景は少なかった。
「何か,最初に話す段階で,俺と温度差がある気がして。彼女がいた経験もないのに,求められてる物が多い気がして」
彼女。
「いたこと,ないの?」
嘘でしょ。
信じられないと,眉が寄る。
どこで生息しようと選び放題のはずなのに。
「じゃあ,ど…」
「ちょっ…」
「……ごめん」
口を塞がれて,取り敢えず謝った。
真っ赤な顔の,若槻がいる。
これ,見られたら誤解されるな。
私は冷静に,周りに人がいないかを目だけで確かめた。
「でしょうね」
それくらい,知ってる。
「じゃあ,なんで1日?」
「何でって,何。今日たまたま空いてたから,そう言っただけ」
「そうじゃなくて…俺,一花とならなれると思うけど,友達」
食べ終わって出た紙のごみを折り畳ながら,私は若槻の顔をみた。
何の話?
「また誘ってよ」
「友達って,そうゆうものなの?」
定義なんて知らないけど,そんな風になるものなんだろうか。
「俺,女子の友達ってあんまいないんだよね」
私も,見たことない。
あんなに好かれているのに,女子の誰かと一緒にいる。
そんな光景は少なかった。
「何か,最初に話す段階で,俺と温度差がある気がして。彼女がいた経験もないのに,求められてる物が多い気がして」
彼女。
「いたこと,ないの?」
嘘でしょ。
信じられないと,眉が寄る。
どこで生息しようと選び放題のはずなのに。
「じゃあ,ど…」
「ちょっ…」
「……ごめん」
口を塞がれて,取り敢えず謝った。
真っ赤な顔の,若槻がいる。
これ,見られたら誤解されるな。
私は冷静に,周りに人がいないかを目だけで確かめた。
あなたにおすすめの小説
思い出さなければ良かったのに
田沢みん
恋愛
「お前の29歳の誕生日には絶対に帰って来るから」そう言い残して3年後、彼は私の誕生日に帰って来た。
大事なことを忘れたまま。
*本編完結済。不定期で番外編を更新中です。
セレナの居場所 ~下賜された側妃~
緑谷めい
恋愛
後宮が廃され、国王エドガルドの側妃だったセレナは、ルーベン・アルファーロ侯爵に下賜された。自らの新たな居場所を作ろうと努力するセレナだったが、夫ルーベンの幼馴染だという伯爵家令嬢クラーラが頻繁に屋敷を訪れることに違和感を覚える。
仮面王の花嫁
松雪
恋愛
婚約者を腹違いの妹に奪われ、新しい相手も見つからず修道院に行く覚悟を決めたルチア。修道女となるため髪を切った日の夜、王城から「国王がルチアを妻に望んでいる」という書簡を持った使者がやって来た。
しかし、従兄弟であり恋仲だったニールが国王のせいで死に至った過去を持つルチアは、国王からの求婚を喜べずーー。
片思いの貴方に何度も告白したけど断られ続けてきた
アリス
恋愛
幼馴染で学生の頃から、ずっと好きだった人。
高校生くらいから何十回も告白した。
全て「好きなの」
「ごめん、断る」
その繰り返しだった。
だけど彼は優しいから、時々、ご飯を食べに行ったり、デートはしてくれる。
紛らわしいと思う。
彼に好きな人がいるわけではない。
まだそれなら諦めがつく。
彼はカイル=クレシア23歳
イケメンでモテる。
私はアリア=ナターシャ20歳
普通で人には可愛い方だと言われた。
そんなある日
私が20歳になった時だった。
両親が見合い話を持ってきた。
最後の告白をしようと思った。
ダメなら見合いをすると言った。
その見合い相手に溺愛される。