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制作部活動開始!
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「誰だ!」
あーあ、バレちゃったよ。てかここって小枝とかある場所じゃないよねー?何であるんだよ。マンガかよ。仕方ない。
「私ですよ、葵です。人を不審者扱いしないでくれます?」
「ならもう少し足音を立てて近付くことだ。」
相変わらず無愛想だなぁ。それより今は本か。‥あ、あの本って‥
バッ!
あ、今完璧本のこと忘れてた。絶対慌てて隠したよね。こう言う可愛い反応されるとダメって分かってても苛めたくなるよね!
「先輩。その本って私の書いたやつですよね?」
「!!」
うっわー図星って分かりやすっ!
「こ、これは資料用だ!」
資料?それって何の?
「ゲームのシナリオをお前が書くだろう。だから、書き手の雰囲気とか好きな場面とかを知っておく必要があるだろう?」
あーなるほどねーそんなこと去年の映画の時はしてなかったくせに。てか適当に理由付けした案が意外と良くてそれを続けてる感が凄いよね~それに知るなら‥
「そんなこと、私に聞いた方が早いし、確実じゃないですか?」
「っ!!」
あー案に失敗したって顔してる。もう少し苛めてみようかな?
「例え資料ってことでも教室で読めば良くないですか?」
「他人に見つかる可能性があるだろう。俺だって自分のキャラくらい分かっているつもりだ。そして、この本が俺のキャラにあっていないことも分かっている。」
ふーん。ちゃんと無愛想だって事は自覚してるんだ。自覚があることは良いことだね。直せるキッカケだし。それでも、
「ブックカバー付ければ良くないですか?」
「!!」
その手があったか!って顔してる。こんな単純な方法も思い付かなかったんだ。夕先輩って途中入学してからずっと首席の座を譲った事がないって聞くけど本当なのかな?てか出来ずにここで読んでる。的な?」
「!い、いい、いや!そんなことはないぞ!早く読み終わらせようと思っただけだ!」
動揺し過ぎでしょ!あーもうダメ。ちょっと笑えてきた。
「何をニヤニヤしてる。」
今ではこの無愛想な態度も動揺隠しにしか見えないんだけど。もうこの際だから聞いちゃお!
「先輩って私の書いた本って全部読んでくれてます?いつも渡した時は無視してますけど。」
「一応読んではいる。俺だってそこまで心の無いやつじゃない。」
一応読んではいる、ねー。絶対全部読み込むくらいに読んでる気がする。でも読んでくれてたんだ~。それはそれで嬉しいかも。
「もしかして俺が心ないやつに見えてたか?」
「!!」
おっと、ヤバ。突然聞かれたから顔に出た。
「思ってたのか‥少しは隠してくれても良くないか?」
「いやー先輩って自分に正直な人って思ってたので。」
面倒な事は絶対しなくて、好きな事は動揺するくらいに好きなくらい。って定義すると私の書いた小説は結構好きな部類に入るんだよね。それはそれで照れる。
「今時、裏表の無いやつなんて居ないだろ。俺もそうだし、お前だってそうじゃないか。」
「いやだなー私はいつでも通常の性悪お気軽女ですよ~?」
確かに良い子ぶって中では面倒って思ってる事はしょっちゅうだけどwまぁファンの前以外ではいつも通りだし。
「そうなのか?俺はてっきり悪女ぶってるけど実は優しいやつだと思ってるたんだが。部長だって結局引き受けてくれたし。」
「そ、そんな訳ないじゃないですか!成績の為ですよ!」
私が優しいとか気持ち悪いんだけど!鳥肌立つわー
「そうか‥俺は人を見る目だけはあると思ってたんだが。」
イケランで1位取ってテストでも1位取って運動も普段はしないだけで完璧な先輩に「だけ」って言葉は似合わないねー
キーンコーンカーンコーン‥
「ってヤバ!授業始まるじゃん!」
朝ホームはなっちゃん先生に呼ばれたから行けないって伝えたけど授業まで出ないのは流石にマズイ!ってか先輩は普通に読書で朝ホームを潰してたってことか!優秀生なのに優等生になれない理由が分かった気がするよ!って突っ込んでる場合じゃない!
「先輩!走りますよ!」
って私、体力無い上に足遅いんだったー!
「何してるんだ!さっさと手出せ!遅れるぞ!」
「良いですってば!先輩走ったら速いんですから先に行ってください!先輩こそ遅れますよ!」
それに手を繋いで走るとか誰も見ていないとは言え恥ずかし過ぎる!私なんて男の人と手を繋いだこと無いし!
「それなら問題ない。俺は最初から授業を聞いた事なんて無い。それよりお前の方が遅れたらマズイだろう?」
聞けよ!聞いてやれよ!てか本当にそんなこと言ってる場合じゃないよね!あーもう仕方ない!
「本当天才って腹立つー!」
って間に合ったし。先輩足速すぎでしょ。嫌だけど後でお礼言わないとなー。
「おい!葵ってば凄い登場したな!夕と走って教室来た時は何事かと思ったぞ!」
「手とか繋いでたしね~キャー♡」
後、教室入る前に手は離して欲しかった事も言わないとな‥。
「違うってば。時間ギリギリだったから引っ張ってもらっただけ。私って足遅いでしょ?」
「なーんだ。そうだったんだ~つまんないの~。」
「まぁそれよりこの後が大変だろうしな。」
ん?何が大変?
「葵様!」
ビクッ!
そうかー!これかー!当然だよね!イケラン1位とミスコン1位の2人が手繋いでたら大騒ぎだよね!翔はこの事を言ってたのかー!
「葵様!あの神谷夕と手を繋いでいたと言うのは本当ですか!?事実ならば葵様のお手を汚した猿を私が処罰せねばなりません!」
うっわ~面倒な事になったなぁ。後ろで翔がニヤニヤしてるのが腹立つから後で処刑しよう。それよりどうするかな?相手は私のファンクラブのよりにもよって幹部様だよ。下手な真似は出来ないなぁ。仕方ない。少し恥ずかしいけどアレやるか!
「待って!夕先輩は悪くないの!ただ先輩は私を助けてくれただけ。こんな事で貴方の手が汚れてしまったら私は‥私は‥」
「い、いえ!そんな泣かないで下さい!葵様が良いと言われるのであれば問題はありません!」
「本当?良かった!心配してくれてありがとうね♡」
「葵様‥私は貴方に忠誠を‥‥」
バサッ
あーあ、倒れちゃったよ。幹部様には刺激が強かったかな?手とか握っちゃったから後で手洗いに行かないと。
お、さっそく来た。私のファンクラブの救護班。こうやって倒れちゃった人を運んでくれるから安心なんだよねー。
「今回は刺激強くなかった?」
「いやーだって手繋いでだ事忘れて欲しかったから。」
「危うく俺も落ちかけたぞ?w」
「翔は落ちないでしょ?可菜がいるんだから。」
「可菜ぁ~?あいつは女じゃねーよ。」
「はぁ~?ひっど!」
あーあーまた言い合いしてるよ。(まぁ私の所為だけどw)それより、夕先輩の方は大丈夫かなぁ?まぁどーせ無視しかしてないだろうし大丈夫か。まぁ夕先輩が私みたいな事してたら‥‥
「ぷっ!」
「何笑ってんの?」
「何笑ってんの?」
ヤバ。ちょっと想像しちゃった!女口調の夕先輩って似合わねー!
「いや‥なんでもない‥ふふふっ!」
「葵気持ち悪い。」
「葵気持ち悪い。」
てか、さっきから2人ともハモり過ぎでしょ!さっきまで言い合いしてたよね!!わざと!?わざとなの!?
‥‥と、必死に笑いをこらえてやっと放課後。
「この度は皆さんにお願いがあります!なっちゃん先生が私のプロットノートを勝手に見た事は置いておいてオーディションを勧められたので手伝って下さい!」
「なっちゃん先生にプロットノート見られたんだ~ドンマーイ。」
「あの人、天然風に見せてるけど絶対クロだぜ?だから俺、て出したくないもん。」
「葵先輩が話逸らさせようとしてどうするんですか!翔先輩が手を出したくないって言った人初めて聞きました‥夕先輩は副部長なんですから会話に混ざって下さい!」
「面倒事には混ざりたくない。」
「いや、混ざって下さいよ!皆んなも涙君を追い詰める真似やめてよね。私のツッコミ術がうつってキャラが変わってるじゃん!」
「葵だって追い詰めてた癖に~それに私は突っ込まれてないし‥↓」
「突っ込む価値もなかったんじゃね?w」
私が始めた事なのは認めるけどまだ続ける気なのかよ、この2人。まぁ放っておいても途中で戻ってくるか。
「夕先輩も今までの作品読んでくれてる1人なんですから参加して下さいね!」
「え!夕って葵の小説読んでたの?」
「いつも無視しかしてない夕先輩が?」
あ、こいつら標的を涙君から夕先輩に変えたな。
「先輩方知らないんですか?夕先輩はいつも朝と昼の時にこっそり来て読んでるんですよ?」
涙君までに知られてたとか夕先輩って隠れるの下手?てか朝と昼に来てたとか真面目にボッチ?
「無視はしてないだろう、無視は。『ああ』とかの返事はしているだろう?」
「それって無視に等しいから!てか読んでたなら感想くらい言ってやっても良いんじゃねーの?」
あー翔ってば完璧夕先輩イジメモードに入った。かわいそーでも私の小説の感想だから少し恥ずかしいんだよなーここは助け船でも出して‥
「面白かったぞ、どれも。良くあんなに多くのジャンルそれぞれに対応出来てるなと思ってる。」
なっ!真顔で素直に褒められると超恥ずかしいんだけど!しかも相手があの夕先輩だから特に!
「葵、顔赤くなってんぞ?w夕も口説き文句使うなんて珍しいな。」
「赤くなんてなってない!」
「く、口説いてなんてないぞ!」
「2人とも何動揺してんの~?可愛い~」
あーもう!この2人絶対からかってる!とにかく、話を戻さないと!
「とにかく!今回は感動ラブコメを書いててさ、やっぱり感動って少し難しいんだよね。」
てか文化祭のゲームのシナリオも書かないといけないんだよなー時間大丈夫かな?
「とりあえず読んでみて?」
今日中にゲームのシナリオの構成だけでも考えておいた方が良いかなー?7月にはオーディションのあらすじ審査があるんだよなー。ちょっとキツイかも。
「ふー‥良いと思う!プロットだけなのに感動しちゃったよ!って涙君と夕先輩は限界みたいだねーw」
「2人とも情けねぇなぁ。それでも男かよ。」
「翔だって目がウルウルしているだろう。‥グスっ」
「し、してねぇし!これは目が虫に入っただけだよ!」
「翔先輩変な言葉になってます。それを言うなら目に虫が入った、です。葵先輩、とても良いと思います。それから時間を下さい。すぐに泣き止むので。‥うぅ~‥」
ここまで泣いて貰えるとは思ってなかったな‥もしかして私って結構感情が鈍かったりするのかな?でも良かった‥少し自信がついたし。やっぱり人に小説を読んで貰えるのは良いな。自分の気持ちや思いを伝えられるし!‥あ!これ良いかもな‥
「ごめん!先に帰る!明日の朝に部室に集まって!それじゃあ!」
ゲームのシナリオこれならきっと良いものになる気がする!いや、させよう!
あーあ、バレちゃったよ。てかここって小枝とかある場所じゃないよねー?何であるんだよ。マンガかよ。仕方ない。
「私ですよ、葵です。人を不審者扱いしないでくれます?」
「ならもう少し足音を立てて近付くことだ。」
相変わらず無愛想だなぁ。それより今は本か。‥あ、あの本って‥
バッ!
あ、今完璧本のこと忘れてた。絶対慌てて隠したよね。こう言う可愛い反応されるとダメって分かってても苛めたくなるよね!
「先輩。その本って私の書いたやつですよね?」
「!!」
うっわー図星って分かりやすっ!
「こ、これは資料用だ!」
資料?それって何の?
「ゲームのシナリオをお前が書くだろう。だから、書き手の雰囲気とか好きな場面とかを知っておく必要があるだろう?」
あーなるほどねーそんなこと去年の映画の時はしてなかったくせに。てか適当に理由付けした案が意外と良くてそれを続けてる感が凄いよね~それに知るなら‥
「そんなこと、私に聞いた方が早いし、確実じゃないですか?」
「っ!!」
あー案に失敗したって顔してる。もう少し苛めてみようかな?
「例え資料ってことでも教室で読めば良くないですか?」
「他人に見つかる可能性があるだろう。俺だって自分のキャラくらい分かっているつもりだ。そして、この本が俺のキャラにあっていないことも分かっている。」
ふーん。ちゃんと無愛想だって事は自覚してるんだ。自覚があることは良いことだね。直せるキッカケだし。それでも、
「ブックカバー付ければ良くないですか?」
「!!」
その手があったか!って顔してる。こんな単純な方法も思い付かなかったんだ。夕先輩って途中入学してからずっと首席の座を譲った事がないって聞くけど本当なのかな?てか出来ずにここで読んでる。的な?」
「!い、いい、いや!そんなことはないぞ!早く読み終わらせようと思っただけだ!」
動揺し過ぎでしょ!あーもうダメ。ちょっと笑えてきた。
「何をニヤニヤしてる。」
今ではこの無愛想な態度も動揺隠しにしか見えないんだけど。もうこの際だから聞いちゃお!
「先輩って私の書いた本って全部読んでくれてます?いつも渡した時は無視してますけど。」
「一応読んではいる。俺だってそこまで心の無いやつじゃない。」
一応読んではいる、ねー。絶対全部読み込むくらいに読んでる気がする。でも読んでくれてたんだ~。それはそれで嬉しいかも。
「もしかして俺が心ないやつに見えてたか?」
「!!」
おっと、ヤバ。突然聞かれたから顔に出た。
「思ってたのか‥少しは隠してくれても良くないか?」
「いやー先輩って自分に正直な人って思ってたので。」
面倒な事は絶対しなくて、好きな事は動揺するくらいに好きなくらい。って定義すると私の書いた小説は結構好きな部類に入るんだよね。それはそれで照れる。
「今時、裏表の無いやつなんて居ないだろ。俺もそうだし、お前だってそうじゃないか。」
「いやだなー私はいつでも通常の性悪お気軽女ですよ~?」
確かに良い子ぶって中では面倒って思ってる事はしょっちゅうだけどwまぁファンの前以外ではいつも通りだし。
「そうなのか?俺はてっきり悪女ぶってるけど実は優しいやつだと思ってるたんだが。部長だって結局引き受けてくれたし。」
「そ、そんな訳ないじゃないですか!成績の為ですよ!」
私が優しいとか気持ち悪いんだけど!鳥肌立つわー
「そうか‥俺は人を見る目だけはあると思ってたんだが。」
イケランで1位取ってテストでも1位取って運動も普段はしないだけで完璧な先輩に「だけ」って言葉は似合わないねー
キーンコーンカーンコーン‥
「ってヤバ!授業始まるじゃん!」
朝ホームはなっちゃん先生に呼ばれたから行けないって伝えたけど授業まで出ないのは流石にマズイ!ってか先輩は普通に読書で朝ホームを潰してたってことか!優秀生なのに優等生になれない理由が分かった気がするよ!って突っ込んでる場合じゃない!
「先輩!走りますよ!」
って私、体力無い上に足遅いんだったー!
「何してるんだ!さっさと手出せ!遅れるぞ!」
「良いですってば!先輩走ったら速いんですから先に行ってください!先輩こそ遅れますよ!」
それに手を繋いで走るとか誰も見ていないとは言え恥ずかし過ぎる!私なんて男の人と手を繋いだこと無いし!
「それなら問題ない。俺は最初から授業を聞いた事なんて無い。それよりお前の方が遅れたらマズイだろう?」
聞けよ!聞いてやれよ!てか本当にそんなこと言ってる場合じゃないよね!あーもう仕方ない!
「本当天才って腹立つー!」
って間に合ったし。先輩足速すぎでしょ。嫌だけど後でお礼言わないとなー。
「おい!葵ってば凄い登場したな!夕と走って教室来た時は何事かと思ったぞ!」
「手とか繋いでたしね~キャー♡」
後、教室入る前に手は離して欲しかった事も言わないとな‥。
「違うってば。時間ギリギリだったから引っ張ってもらっただけ。私って足遅いでしょ?」
「なーんだ。そうだったんだ~つまんないの~。」
「まぁそれよりこの後が大変だろうしな。」
ん?何が大変?
「葵様!」
ビクッ!
そうかー!これかー!当然だよね!イケラン1位とミスコン1位の2人が手繋いでたら大騒ぎだよね!翔はこの事を言ってたのかー!
「葵様!あの神谷夕と手を繋いでいたと言うのは本当ですか!?事実ならば葵様のお手を汚した猿を私が処罰せねばなりません!」
うっわ~面倒な事になったなぁ。後ろで翔がニヤニヤしてるのが腹立つから後で処刑しよう。それよりどうするかな?相手は私のファンクラブのよりにもよって幹部様だよ。下手な真似は出来ないなぁ。仕方ない。少し恥ずかしいけどアレやるか!
「待って!夕先輩は悪くないの!ただ先輩は私を助けてくれただけ。こんな事で貴方の手が汚れてしまったら私は‥私は‥」
「い、いえ!そんな泣かないで下さい!葵様が良いと言われるのであれば問題はありません!」
「本当?良かった!心配してくれてありがとうね♡」
「葵様‥私は貴方に忠誠を‥‥」
バサッ
あーあ、倒れちゃったよ。幹部様には刺激が強かったかな?手とか握っちゃったから後で手洗いに行かないと。
お、さっそく来た。私のファンクラブの救護班。こうやって倒れちゃった人を運んでくれるから安心なんだよねー。
「今回は刺激強くなかった?」
「いやーだって手繋いでだ事忘れて欲しかったから。」
「危うく俺も落ちかけたぞ?w」
「翔は落ちないでしょ?可菜がいるんだから。」
「可菜ぁ~?あいつは女じゃねーよ。」
「はぁ~?ひっど!」
あーあーまた言い合いしてるよ。(まぁ私の所為だけどw)それより、夕先輩の方は大丈夫かなぁ?まぁどーせ無視しかしてないだろうし大丈夫か。まぁ夕先輩が私みたいな事してたら‥‥
「ぷっ!」
「何笑ってんの?」
「何笑ってんの?」
ヤバ。ちょっと想像しちゃった!女口調の夕先輩って似合わねー!
「いや‥なんでもない‥ふふふっ!」
「葵気持ち悪い。」
「葵気持ち悪い。」
てか、さっきから2人ともハモり過ぎでしょ!さっきまで言い合いしてたよね!!わざと!?わざとなの!?
‥‥と、必死に笑いをこらえてやっと放課後。
「この度は皆さんにお願いがあります!なっちゃん先生が私のプロットノートを勝手に見た事は置いておいてオーディションを勧められたので手伝って下さい!」
「なっちゃん先生にプロットノート見られたんだ~ドンマーイ。」
「あの人、天然風に見せてるけど絶対クロだぜ?だから俺、て出したくないもん。」
「葵先輩が話逸らさせようとしてどうするんですか!翔先輩が手を出したくないって言った人初めて聞きました‥夕先輩は副部長なんですから会話に混ざって下さい!」
「面倒事には混ざりたくない。」
「いや、混ざって下さいよ!皆んなも涙君を追い詰める真似やめてよね。私のツッコミ術がうつってキャラが変わってるじゃん!」
「葵だって追い詰めてた癖に~それに私は突っ込まれてないし‥↓」
「突っ込む価値もなかったんじゃね?w」
私が始めた事なのは認めるけどまだ続ける気なのかよ、この2人。まぁ放っておいても途中で戻ってくるか。
「夕先輩も今までの作品読んでくれてる1人なんですから参加して下さいね!」
「え!夕って葵の小説読んでたの?」
「いつも無視しかしてない夕先輩が?」
あ、こいつら標的を涙君から夕先輩に変えたな。
「先輩方知らないんですか?夕先輩はいつも朝と昼の時にこっそり来て読んでるんですよ?」
涙君までに知られてたとか夕先輩って隠れるの下手?てか朝と昼に来てたとか真面目にボッチ?
「無視はしてないだろう、無視は。『ああ』とかの返事はしているだろう?」
「それって無視に等しいから!てか読んでたなら感想くらい言ってやっても良いんじゃねーの?」
あー翔ってば完璧夕先輩イジメモードに入った。かわいそーでも私の小説の感想だから少し恥ずかしいんだよなーここは助け船でも出して‥
「面白かったぞ、どれも。良くあんなに多くのジャンルそれぞれに対応出来てるなと思ってる。」
なっ!真顔で素直に褒められると超恥ずかしいんだけど!しかも相手があの夕先輩だから特に!
「葵、顔赤くなってんぞ?w夕も口説き文句使うなんて珍しいな。」
「赤くなんてなってない!」
「く、口説いてなんてないぞ!」
「2人とも何動揺してんの~?可愛い~」
あーもう!この2人絶対からかってる!とにかく、話を戻さないと!
「とにかく!今回は感動ラブコメを書いててさ、やっぱり感動って少し難しいんだよね。」
てか文化祭のゲームのシナリオも書かないといけないんだよなー時間大丈夫かな?
「とりあえず読んでみて?」
今日中にゲームのシナリオの構成だけでも考えておいた方が良いかなー?7月にはオーディションのあらすじ審査があるんだよなー。ちょっとキツイかも。
「ふー‥良いと思う!プロットだけなのに感動しちゃったよ!って涙君と夕先輩は限界みたいだねーw」
「2人とも情けねぇなぁ。それでも男かよ。」
「翔だって目がウルウルしているだろう。‥グスっ」
「し、してねぇし!これは目が虫に入っただけだよ!」
「翔先輩変な言葉になってます。それを言うなら目に虫が入った、です。葵先輩、とても良いと思います。それから時間を下さい。すぐに泣き止むので。‥うぅ~‥」
ここまで泣いて貰えるとは思ってなかったな‥もしかして私って結構感情が鈍かったりするのかな?でも良かった‥少し自信がついたし。やっぱり人に小説を読んで貰えるのは良いな。自分の気持ちや思いを伝えられるし!‥あ!これ良いかもな‥
「ごめん!先に帰る!明日の朝に部室に集まって!それじゃあ!」
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