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第193話 娘が欲しい
ティエラが泣くほど喜んでくれたからかなぁ? 日本で生活してるうちに、爵位と領地をもらえることが、だんだんとっても良いことのように思えてきたんだ。
そのお陰か、またひとつ心に余裕が生まれたというか。
仕事中になんか嫌なことがあっても「まあおれには異世界に広い領地があるし」とか思えば、どうでもよくなるし。会議中に不遜な態度の偉い人を相手にしても「いいのか? おれは異世界で爵位を持つ男だぞぅ?」と心の中でマウントを取れるし。
常に心穏やかで、何事も受け入れられちゃう感じなんだよね。
「単に浮かれてるだけじゃないです?」
村川さんにはそんなツッコミを入れられちゃったけど。
でもでも、実際に浮かれてたとしても、それで心に余裕が生まれてるならいいじゃない。『ドラゴンボール』の亀仙流も、強さを得ることによって生まれた余裕で、人生を面白おかしく張り切って過ごしちゃおうって教えてたし。うん、今のおれがたぶんその状態。
そういうのもあって、今週末の大きな仕事も余裕でこなせちゃう。
なんか海外の取引先が、うちに視察に来てるんだよね。結構偉い人らしくて、こちらも偉い人たちが数人がかりで案内して回るみたいなんだけど、おれ、それのお付きとして一緒に回ることになっちゃってたんだよね。
面倒だし、緊張するし、時間取られるしで、先週までは本気で嫌だったんだけど、今は全然問題なし。
異世界でのこととはいえ、ロイヤルファミリーと対峙してきたんだもん。今回の来客とはレベルが違う。国家権力を持ってる人たちに比べれば、どんなに偉かろうとも所詮は一企業人。なんにも怖くないよね。
にこにこと余裕の笑みで付いていき、必要な場面では上司からの質問に適切に答える。それだけでいい。失敗ところで、物理的に首が飛ぶわけじゃないからへーきへーき。
そんな感じで順調だったんだけど、会社で用意した通訳さんが別件で電話対応し始めちゃった。それ自体はいいんだけど、海外の取引先さん、構わず英語で話を続けようとするんだよね。なんなんだろ、空気読めないのかな? 空気読むって日本人だけの特殊スキルだっけ?
うちの上司たちが必死にリスニングして、たどたどしい英語で会話を続けようとしてる。う~ん、頑張って上司たち。おれの責任じゃないも~ん♪
とか余裕ぶっこいてたら、取引先さん、なんかおれに直接質問してきたんだけど。
おれに答えられる内容だったから普通に答えたけどさ。そしたら上司たちが、なんかびっくりしちゃって。
「田中くん、君、それだけ英語できるなら先に言ってよ」
「へ? 英語でき――あれ?」
言われて初めて気づいたけど、おれ、取引先さんの英語での質問に普通に英語で答えちゃってたよ。
あっれー? なんか自然にできちゃってたけど、おれ別に英語得意なわけじゃなかったんだけど――。
あっ! そっか、言語学習魔法の効果だ!
結構前にかけてもらった言語学習魔法。てっきり異世界語だけに効果を発揮するもんだと思ってたけど、他の言語にも学習効果出てたんだね!?
おれ、海外ゲームは英語音声でプレイしてたし、映画も字幕(英語音声)で観てたりしてたから、気づかないうちに英語ができるようになっちゃってたんだね!?
最近、ゲームでも映画でもろくに字幕見てなくても楽しめてるなーって思ってたけど、無意識のうちに脳内翻訳しちゃってたからか。
それからというもの、なんか取引先さんに気に入られちゃって。通訳さんがいるのに、通訳代わりにされちゃったよ。
いや分かるよ。通訳さんって、言語には秀でてても業界の専門用語とか分からない場合が多いからね。適切に翻訳できずに上手く伝わんないなんてこともあるらしい。
その点、おれは仕事においては一応は専門家なわけで。そこに英語能力が加われば、この場においては通訳さんより役に立つってことになっちゃう。
通訳さんには申し訳ないんだけどね……。
そんなこんなで視察は終わって、取引先さんは来たときとは打って変わってにこやかに会社を去っていった。偉い人たちだけじゃなく、下っ端のおれにまで握手して。
上司たちからもなんかやたら褒められて、それはそれで悪い気分じゃないんだけど。
おれとしても、意思疎通のプロセスが短縮できたお陰で早めに視察が終わって残業しなくて良くなったのは嬉しい。
でも結局は残業と似たような結果になっちゃったかも。
村川さんと一緒にアルフィーレの待つマンションに帰った、そのすぐ後のこと。
呼び出されちゃったんだよね。会社の偉い人たちに。
なんでも例の取引先さんを接待飲み会に連れて行ったところ、「なんでミスタータナカがいないんだ」と機嫌を損ねてしまったらしい。そこで急遽、おれも参加するようにとのお達しだ。
も~、会社の飲み会とか接待とか、そういうのとは余程のことがない限りは無縁でいたかったのにぃ。
アルフィーレも村川さんも文句も言わず送り出してくれたけど、ちょっと寂しそうだったのは印象的だった。おのれぇ、上司たちめぇ~。
呼び出された先は、おれなんかじゃとても入れなさそうな高級店。
すでに出来上がっていた取引先さんは、おれを見るなりテンション上げて絡んできまして。いきなり肩まで組むことになっちゃったよ。
う~ん、異世界では酒場のマスターごっこ中によく見る光景だけど、自分がこういうノリに付き合わされるとは……。一緒にお酒を酌み交わす相手となると貴族の人ばっかりだったから、落差に面食らっちゃうね。あっちの貴族は酔ってもここまでしないし。
かといって邪険にすることもないし、せっかくのお高いお店だし、会社のお金で楽しませてもらおう。
そう思った矢先、こんなことを聞かれた。
『タナカはアニメが好きだと聞いたよ。僕はグレンダイザーが好きなんだけど、君は知ってる? 古い作品だけれど』
『もちろん、大好きですよ』
『それはいいね! でもひとつだけ疑問があるんだ。なぜ兜甲児が登場してるのに、マジンガーZに乗ってくれなかったんだろうね?』
アニメの話題となれば、おれも黙ってはいられない。お互いに自分なりの考察で盛り上がっていたら、なんだか意気投合しちゃってたよ。アニメ好きに悪い人はいない! いや言い切れないけど、正義のスーパーロボットを愛しているなら、きっと善性は強いはず!
飲み会の次はカラオケにも連れ出され、取引先さんが率先してアニソンを入れるもんだから、おれもアニソンで対抗して、上司たちも子供時代に好きだったアニソンを入れ始めて、アニソン合戦になっちゃった。よもやここまで盛り上がるとは。
酔って歌ってテンションマックスの取引先さんは、今度はスマホで写真を見せてきた。なんだろう? アニメキャラのフィギュア自慢かな? と思ったら、奥さんと娘さんの写真だった。
なんでも奥さんもアニメファンらしく、娘さんに英才教育しているそうな。娘さんの写真にはアニメキャラのコスプレ写真なんかもあったりして、これがまた可愛らしい。
『ミスタータナカはまだ独身なのかい? 早く結婚しなよ、恋人はいるんだろう? 娘と一緒にアニメを観ている時の幸せは、ぜひ味わうべきだ。世界が変わるよ』
娘……。娘かぁ……。いいなぁ、娘……。
そう聞いて思い出すのは、メリアドールだったりする。
アニメ好きになるかどうかはともかく、あんなにも可憐で礼儀正しい美少女で、愛くるしい娘なんて出来たら、おれ、なんだってしてあげちゃうだろうなぁ……。
そんなこんなで二次会も終わって、上司たちの意味深な視線を無視して、やっとこさ帰宅。
「お帰りなさい。大変でしたね~」
出迎えてくれた村川さんが、おれの上着を持っていってくれる。
「お疲れ様です、御主人様。酔い覚ましにお茶をどうぞ~」
ダイニングではアルフィーレがお茶を用意してくれていた。
う~ん、ありがたい。うへへ~、なんだか、すでにふたりともお嫁さんみたい~。
ふたりとも美人だから、娘とか生まれたら絶対美少女になるよなぁ。うん、絶対なる。いいなぁ。
「ん~、どうしたんですか、そんなニヤニヤして。飲み会で良いことあったんです?」
「いや~、まあ、予想外に楽しかったんだけどさぁ。えへへ、なんかさ、おれ、娘が欲しくなっちゃってさぁ。ふたりとの娘を想像したら、絶対美少女だろうなぁって……」
「むすめ……っ」
すると村川さんはにわかに赤面した。
「御主人様との子供……娘……」
アルフィーレも両手を頬に当てて、はにかみの笑みを見せる。
「あ、あ、あの御主人様! わわわ、わたしならいつでも準備ができておりますので!」
「え、えぇと、それって、その誘ってます? 今日、これから、なんです?」
あれ? おれ、もしかしてとんでもないこと言っちゃった……?
そりゃ恋人相手に娘が欲しいなんて言ったら、そういうお誘いになっちゃうかな?
あ、でも無理。眠い。お酒飲みすぎた。も~、ふらふら~。
「あはは~、シャワー浴びて寝るね~」
「ええ? この流れで!?」
「期待させておいて!?」
ふたりは抗議してたみたいだけど、おれのほうはなんだかふわふわしちゃって、声は聞こえても言ってる意味まではよくわからなくなっちゃった。
でも……。
翌日、いつも通り休暇で異世界へ行ってすぐ、おれと同じ発言を女の子から聞かされるとは思わなかった。
「……主様、娘が欲しいです」
それはティエラからのお願いだった。
そのお陰か、またひとつ心に余裕が生まれたというか。
仕事中になんか嫌なことがあっても「まあおれには異世界に広い領地があるし」とか思えば、どうでもよくなるし。会議中に不遜な態度の偉い人を相手にしても「いいのか? おれは異世界で爵位を持つ男だぞぅ?」と心の中でマウントを取れるし。
常に心穏やかで、何事も受け入れられちゃう感じなんだよね。
「単に浮かれてるだけじゃないです?」
村川さんにはそんなツッコミを入れられちゃったけど。
でもでも、実際に浮かれてたとしても、それで心に余裕が生まれてるならいいじゃない。『ドラゴンボール』の亀仙流も、強さを得ることによって生まれた余裕で、人生を面白おかしく張り切って過ごしちゃおうって教えてたし。うん、今のおれがたぶんその状態。
そういうのもあって、今週末の大きな仕事も余裕でこなせちゃう。
なんか海外の取引先が、うちに視察に来てるんだよね。結構偉い人らしくて、こちらも偉い人たちが数人がかりで案内して回るみたいなんだけど、おれ、それのお付きとして一緒に回ることになっちゃってたんだよね。
面倒だし、緊張するし、時間取られるしで、先週までは本気で嫌だったんだけど、今は全然問題なし。
異世界でのこととはいえ、ロイヤルファミリーと対峙してきたんだもん。今回の来客とはレベルが違う。国家権力を持ってる人たちに比べれば、どんなに偉かろうとも所詮は一企業人。なんにも怖くないよね。
にこにこと余裕の笑みで付いていき、必要な場面では上司からの質問に適切に答える。それだけでいい。失敗ところで、物理的に首が飛ぶわけじゃないからへーきへーき。
そんな感じで順調だったんだけど、会社で用意した通訳さんが別件で電話対応し始めちゃった。それ自体はいいんだけど、海外の取引先さん、構わず英語で話を続けようとするんだよね。なんなんだろ、空気読めないのかな? 空気読むって日本人だけの特殊スキルだっけ?
うちの上司たちが必死にリスニングして、たどたどしい英語で会話を続けようとしてる。う~ん、頑張って上司たち。おれの責任じゃないも~ん♪
とか余裕ぶっこいてたら、取引先さん、なんかおれに直接質問してきたんだけど。
おれに答えられる内容だったから普通に答えたけどさ。そしたら上司たちが、なんかびっくりしちゃって。
「田中くん、君、それだけ英語できるなら先に言ってよ」
「へ? 英語でき――あれ?」
言われて初めて気づいたけど、おれ、取引先さんの英語での質問に普通に英語で答えちゃってたよ。
あっれー? なんか自然にできちゃってたけど、おれ別に英語得意なわけじゃなかったんだけど――。
あっ! そっか、言語学習魔法の効果だ!
結構前にかけてもらった言語学習魔法。てっきり異世界語だけに効果を発揮するもんだと思ってたけど、他の言語にも学習効果出てたんだね!?
おれ、海外ゲームは英語音声でプレイしてたし、映画も字幕(英語音声)で観てたりしてたから、気づかないうちに英語ができるようになっちゃってたんだね!?
最近、ゲームでも映画でもろくに字幕見てなくても楽しめてるなーって思ってたけど、無意識のうちに脳内翻訳しちゃってたからか。
それからというもの、なんか取引先さんに気に入られちゃって。通訳さんがいるのに、通訳代わりにされちゃったよ。
いや分かるよ。通訳さんって、言語には秀でてても業界の専門用語とか分からない場合が多いからね。適切に翻訳できずに上手く伝わんないなんてこともあるらしい。
その点、おれは仕事においては一応は専門家なわけで。そこに英語能力が加われば、この場においては通訳さんより役に立つってことになっちゃう。
通訳さんには申し訳ないんだけどね……。
そんなこんなで視察は終わって、取引先さんは来たときとは打って変わってにこやかに会社を去っていった。偉い人たちだけじゃなく、下っ端のおれにまで握手して。
上司たちからもなんかやたら褒められて、それはそれで悪い気分じゃないんだけど。
おれとしても、意思疎通のプロセスが短縮できたお陰で早めに視察が終わって残業しなくて良くなったのは嬉しい。
でも結局は残業と似たような結果になっちゃったかも。
村川さんと一緒にアルフィーレの待つマンションに帰った、そのすぐ後のこと。
呼び出されちゃったんだよね。会社の偉い人たちに。
なんでも例の取引先さんを接待飲み会に連れて行ったところ、「なんでミスタータナカがいないんだ」と機嫌を損ねてしまったらしい。そこで急遽、おれも参加するようにとのお達しだ。
も~、会社の飲み会とか接待とか、そういうのとは余程のことがない限りは無縁でいたかったのにぃ。
アルフィーレも村川さんも文句も言わず送り出してくれたけど、ちょっと寂しそうだったのは印象的だった。おのれぇ、上司たちめぇ~。
呼び出された先は、おれなんかじゃとても入れなさそうな高級店。
すでに出来上がっていた取引先さんは、おれを見るなりテンション上げて絡んできまして。いきなり肩まで組むことになっちゃったよ。
う~ん、異世界では酒場のマスターごっこ中によく見る光景だけど、自分がこういうノリに付き合わされるとは……。一緒にお酒を酌み交わす相手となると貴族の人ばっかりだったから、落差に面食らっちゃうね。あっちの貴族は酔ってもここまでしないし。
かといって邪険にすることもないし、せっかくのお高いお店だし、会社のお金で楽しませてもらおう。
そう思った矢先、こんなことを聞かれた。
『タナカはアニメが好きだと聞いたよ。僕はグレンダイザーが好きなんだけど、君は知ってる? 古い作品だけれど』
『もちろん、大好きですよ』
『それはいいね! でもひとつだけ疑問があるんだ。なぜ兜甲児が登場してるのに、マジンガーZに乗ってくれなかったんだろうね?』
アニメの話題となれば、おれも黙ってはいられない。お互いに自分なりの考察で盛り上がっていたら、なんだか意気投合しちゃってたよ。アニメ好きに悪い人はいない! いや言い切れないけど、正義のスーパーロボットを愛しているなら、きっと善性は強いはず!
飲み会の次はカラオケにも連れ出され、取引先さんが率先してアニソンを入れるもんだから、おれもアニソンで対抗して、上司たちも子供時代に好きだったアニソンを入れ始めて、アニソン合戦になっちゃった。よもやここまで盛り上がるとは。
酔って歌ってテンションマックスの取引先さんは、今度はスマホで写真を見せてきた。なんだろう? アニメキャラのフィギュア自慢かな? と思ったら、奥さんと娘さんの写真だった。
なんでも奥さんもアニメファンらしく、娘さんに英才教育しているそうな。娘さんの写真にはアニメキャラのコスプレ写真なんかもあったりして、これがまた可愛らしい。
『ミスタータナカはまだ独身なのかい? 早く結婚しなよ、恋人はいるんだろう? 娘と一緒にアニメを観ている時の幸せは、ぜひ味わうべきだ。世界が変わるよ』
娘……。娘かぁ……。いいなぁ、娘……。
そう聞いて思い出すのは、メリアドールだったりする。
アニメ好きになるかどうかはともかく、あんなにも可憐で礼儀正しい美少女で、愛くるしい娘なんて出来たら、おれ、なんだってしてあげちゃうだろうなぁ……。
そんなこんなで二次会も終わって、上司たちの意味深な視線を無視して、やっとこさ帰宅。
「お帰りなさい。大変でしたね~」
出迎えてくれた村川さんが、おれの上着を持っていってくれる。
「お疲れ様です、御主人様。酔い覚ましにお茶をどうぞ~」
ダイニングではアルフィーレがお茶を用意してくれていた。
う~ん、ありがたい。うへへ~、なんだか、すでにふたりともお嫁さんみたい~。
ふたりとも美人だから、娘とか生まれたら絶対美少女になるよなぁ。うん、絶対なる。いいなぁ。
「ん~、どうしたんですか、そんなニヤニヤして。飲み会で良いことあったんです?」
「いや~、まあ、予想外に楽しかったんだけどさぁ。えへへ、なんかさ、おれ、娘が欲しくなっちゃってさぁ。ふたりとの娘を想像したら、絶対美少女だろうなぁって……」
「むすめ……っ」
すると村川さんはにわかに赤面した。
「御主人様との子供……娘……」
アルフィーレも両手を頬に当てて、はにかみの笑みを見せる。
「あ、あ、あの御主人様! わわわ、わたしならいつでも準備ができておりますので!」
「え、えぇと、それって、その誘ってます? 今日、これから、なんです?」
あれ? おれ、もしかしてとんでもないこと言っちゃった……?
そりゃ恋人相手に娘が欲しいなんて言ったら、そういうお誘いになっちゃうかな?
あ、でも無理。眠い。お酒飲みすぎた。も~、ふらふら~。
「あはは~、シャワー浴びて寝るね~」
「ええ? この流れで!?」
「期待させておいて!?」
ふたりは抗議してたみたいだけど、おれのほうはなんだかふわふわしちゃって、声は聞こえても言ってる意味まではよくわからなくなっちゃった。
でも……。
翌日、いつも通り休暇で異世界へ行ってすぐ、おれと同じ発言を女の子から聞かされるとは思わなかった。
「……主様、娘が欲しいです」
それはティエラからのお願いだった。
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