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第22話 金を稼ぐなら労働者になってはいかん
「つまり、わたくしたちが迷宮で稼ぐのを主眼に置くのではなく、迷宮で稼ぎたい方々を相手に商売をするのですね?」
「そういうこと。おれやフィリアさんもそうだけど、紗夜ちゃんや他の冒険者の人たちも、ここで生きていきたい事情があるんだ。その手助けをしつつ、儲けを出したい」
あれから、おれは華子婆さんに歓迎されて居候となった。
そしてその家の小さな居間で、方針会議をしていた。
ちゃぶ台を前に、畳にちょこんと座るフィリアの様子は、その容姿とミスマッチな感じがしたが、慣れると似合っているようにも見える。
それはそれとして、遊びに来ていた異世界人のリチャード爺さんも勝手に会議に参加していた。
白髪の長身痩躯。手入れが半端なカイゼル髭。みすぼらしい雰囲気もあるが、所作からは上品さも感じられる。元々は貴族かなにかだったのかもしれない。
「いいぞ、それでいい。金を稼ぐなら労働者になってはいかん。労働者に売りつける側にならなくては」
「ちなみに、リチャード様は例の武器屋のご主人――彼女も異世界人なのですが、彼女にも同じことを言っておりました。それでお店を開いたのですが、残念ながら、あまり儲かってはおりません……」
一応、魔物素材の武具は、威力は期待できないと思われているものの、記念品としてならそこそこ需要があるそうで、赤字と黒字を行ったり来たりしているらしい。
「でもまあ、爺さんの言ってることは正しいと思う。みんなが価値を理解してなかったから儲からなかったんだ。これからはちゃんと宣伝すれば、あの店は大繁盛するよ」
こちらの世界でいえば、アメリカのゴールドラッシュという、採掘者たちが金鉱を求めて大量に集まった出来事がいい例だろうか。
昔テレビで紹介されていたが、あのゴールドラッシュで一番儲かったのは、金脈を探し当てた採掘者ではなく、数十万人規模の採掘者相手に商売をした者たちだという。
彼らの食事や道具、住処……。特に有名なのは衣服、つまり作業着だ。デニムを提供して人気を博したあるメーカーは、現代でも巨大企業として世界中にジーンズを売り続けている。
「それで? お前たちはなにを売る? アテはあるのだろう?」
「おれの経験を売るつもりですよ。魔物の倒し方、迷宮探索のコツ、食べられる魔物だとか。ゆくゆくは魔法の使い方も」
「それは面白い。が、情報はすぐに広まり、陳腐化する。ただ売るのではなく、どう活用するかが大切だぞ」
「なるほど……それは確かに」
おれはすでに紗夜ちゃんやベテランに、魔物素材装備の有用性を教えている。彼女らが他人に話してしまえば、すぐ噂は広がって、この情報の価値は無くなってしまう。
その代わり、武器屋『メイクリエ』は大繁盛するだろう。いずれ他の店も真似をするだろうが、先行して得られる評判や売上は、後々でも有利に働く。
リチャード爺さんは、情報をそういう風に使えと言っているのだ。どう転んでも、自分たちの利益になるように。
「それにもうひとつ。今のままでは、商売相手が少なすぎる。どうにか増やさねば、早々に成り立たなくなるぞ」
フィリアは神妙に頷く。
「それは確かに。冒険者として稼ぐなら競合相手は少ないほうがいいですが、商売相手としては少ないのは問題です」
「とはいっても、それをどう増やすか……。う~ん」
おれとフィリアは頭を捻るが、これといったアイディアは出てこない。
「……なかなか難しいです。リチャード様、なにか妙案はございませんか?」
「すまぬ。私もこの国の冒険者には詳しくなくてな。具体案までは出て来ぬのだ。方針が決まれば、相談にくらいは乗ってやれるのだが」
「そうですか……」
「しかし焦ることはない。幸い、時間に追われることはなくなったのだ。考える時間はある。いずれヒントも見つかるだろう」
「……ありがとう、リチャード爺さん。とりあえず体を動かしに行ってくるよ」
おれは立ち上がり、軽く体を伸ばす。
「迷宮か?」
「ああ、実はこの前、第2階層の入口らしきものを見つけたんだ。軽く偵察しておきたい」
「それならわたくしも参ります。なにも知らず迷い込んでしまう方がいたら危険ですもの。わたくしたちで調べておきましょう」
「動いてればアイディアも閃くかもしれないしね」
というわけで、おれたちは準備を整えて家を出た。華子婆さんや幼女がお見送りしてくれる。
「おにーちゃん、おねーちゃん、いってらっしゃい!」
「いってらっしゃい、気をつけてね」
「はい、いってきます」
誰かに見送られて「いってきます」と言うのは久々で、心がほっこりする。
町では倒壊した建物の瓦礫を処理している様子が目立つが、無事だった店はもう営業を再開している。
そんな道すがら、フィリアは「あっ」と声を上げた。
「申し訳ありません、一条様。買い物に寄ってもよろしいでしょうか?」
「いいよ。なにを買いに行くの?」
するとフィリアは、よくぞ聞いてくれましたとばかりに、にやりと笑んだ。
「スマホです。わたくしも、いよいよ決意を固めました。動画配信の世界へ入門いたしますっ!」
「あ、本当にやる気だったんだ」
「もちろんです。稼げそうなことには挑戦あるのみです。それにそれに、わたくしは悔しいのですっ」
「なにが?」
「例のグリフィン退治の動画です! あれは一条様とわたくしが主役でした。なのに他の方に配信され、あまつさえ大人気になっているなんて……! 一体どれほどの広告収入を逃してしまったことでしょう……。わたくしは悔しいのですっ」
「いやー、まー、どうせおれたちに撮影してる余裕はなかったんだし、どっちにせよこうなってたんじゃないかなぁ……」
「そうだとしても、このまま手をこまねいていては次の機会も逃してしまいます。一条様、わたくしはやりますよっ」
「そういうこと。おれやフィリアさんもそうだけど、紗夜ちゃんや他の冒険者の人たちも、ここで生きていきたい事情があるんだ。その手助けをしつつ、儲けを出したい」
あれから、おれは華子婆さんに歓迎されて居候となった。
そしてその家の小さな居間で、方針会議をしていた。
ちゃぶ台を前に、畳にちょこんと座るフィリアの様子は、その容姿とミスマッチな感じがしたが、慣れると似合っているようにも見える。
それはそれとして、遊びに来ていた異世界人のリチャード爺さんも勝手に会議に参加していた。
白髪の長身痩躯。手入れが半端なカイゼル髭。みすぼらしい雰囲気もあるが、所作からは上品さも感じられる。元々は貴族かなにかだったのかもしれない。
「いいぞ、それでいい。金を稼ぐなら労働者になってはいかん。労働者に売りつける側にならなくては」
「ちなみに、リチャード様は例の武器屋のご主人――彼女も異世界人なのですが、彼女にも同じことを言っておりました。それでお店を開いたのですが、残念ながら、あまり儲かってはおりません……」
一応、魔物素材の武具は、威力は期待できないと思われているものの、記念品としてならそこそこ需要があるそうで、赤字と黒字を行ったり来たりしているらしい。
「でもまあ、爺さんの言ってることは正しいと思う。みんなが価値を理解してなかったから儲からなかったんだ。これからはちゃんと宣伝すれば、あの店は大繁盛するよ」
こちらの世界でいえば、アメリカのゴールドラッシュという、採掘者たちが金鉱を求めて大量に集まった出来事がいい例だろうか。
昔テレビで紹介されていたが、あのゴールドラッシュで一番儲かったのは、金脈を探し当てた採掘者ではなく、数十万人規模の採掘者相手に商売をした者たちだという。
彼らの食事や道具、住処……。特に有名なのは衣服、つまり作業着だ。デニムを提供して人気を博したあるメーカーは、現代でも巨大企業として世界中にジーンズを売り続けている。
「それで? お前たちはなにを売る? アテはあるのだろう?」
「おれの経験を売るつもりですよ。魔物の倒し方、迷宮探索のコツ、食べられる魔物だとか。ゆくゆくは魔法の使い方も」
「それは面白い。が、情報はすぐに広まり、陳腐化する。ただ売るのではなく、どう活用するかが大切だぞ」
「なるほど……それは確かに」
おれはすでに紗夜ちゃんやベテランに、魔物素材装備の有用性を教えている。彼女らが他人に話してしまえば、すぐ噂は広がって、この情報の価値は無くなってしまう。
その代わり、武器屋『メイクリエ』は大繁盛するだろう。いずれ他の店も真似をするだろうが、先行して得られる評判や売上は、後々でも有利に働く。
リチャード爺さんは、情報をそういう風に使えと言っているのだ。どう転んでも、自分たちの利益になるように。
「それにもうひとつ。今のままでは、商売相手が少なすぎる。どうにか増やさねば、早々に成り立たなくなるぞ」
フィリアは神妙に頷く。
「それは確かに。冒険者として稼ぐなら競合相手は少ないほうがいいですが、商売相手としては少ないのは問題です」
「とはいっても、それをどう増やすか……。う~ん」
おれとフィリアは頭を捻るが、これといったアイディアは出てこない。
「……なかなか難しいです。リチャード様、なにか妙案はございませんか?」
「すまぬ。私もこの国の冒険者には詳しくなくてな。具体案までは出て来ぬのだ。方針が決まれば、相談にくらいは乗ってやれるのだが」
「そうですか……」
「しかし焦ることはない。幸い、時間に追われることはなくなったのだ。考える時間はある。いずれヒントも見つかるだろう」
「……ありがとう、リチャード爺さん。とりあえず体を動かしに行ってくるよ」
おれは立ち上がり、軽く体を伸ばす。
「迷宮か?」
「ああ、実はこの前、第2階層の入口らしきものを見つけたんだ。軽く偵察しておきたい」
「それならわたくしも参ります。なにも知らず迷い込んでしまう方がいたら危険ですもの。わたくしたちで調べておきましょう」
「動いてればアイディアも閃くかもしれないしね」
というわけで、おれたちは準備を整えて家を出た。華子婆さんや幼女がお見送りしてくれる。
「おにーちゃん、おねーちゃん、いってらっしゃい!」
「いってらっしゃい、気をつけてね」
「はい、いってきます」
誰かに見送られて「いってきます」と言うのは久々で、心がほっこりする。
町では倒壊した建物の瓦礫を処理している様子が目立つが、無事だった店はもう営業を再開している。
そんな道すがら、フィリアは「あっ」と声を上げた。
「申し訳ありません、一条様。買い物に寄ってもよろしいでしょうか?」
「いいよ。なにを買いに行くの?」
するとフィリアは、よくぞ聞いてくれましたとばかりに、にやりと笑んだ。
「スマホです。わたくしも、いよいよ決意を固めました。動画配信の世界へ入門いたしますっ!」
「あ、本当にやる気だったんだ」
「もちろんです。稼げそうなことには挑戦あるのみです。それにそれに、わたくしは悔しいのですっ」
「なにが?」
「例のグリフィン退治の動画です! あれは一条様とわたくしが主役でした。なのに他の方に配信され、あまつさえ大人気になっているなんて……! 一体どれほどの広告収入を逃してしまったことでしょう……。わたくしは悔しいのですっ」
「いやー、まー、どうせおれたちに撮影してる余裕はなかったんだし、どっちにせよこうなってたんじゃないかなぁ……」
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