89 / 172
第2章 恋のキューピッド大作戦 〜 Shape of Our Heart 〜
ラブハリケーン
しおりを挟む
死神さんに譲渡された新たな能力《チカラ》。恋の夏風。主にスカートをめくる程度の風を操る能力。
(まさか俺がファンタジーお馴染みの風魔法を使えるようになるとはな……)
感激のあまり心のうちでガッツポーズを決める。出力が扇風機並とは言え、特殊能力は特殊能力だ。嬉しくないわけがない。空手裏剣は無理だとしても、頑張れば烈風くらいはできるようになるんじゃないかな。
「それではバッチコーイですよ、悪霊さん。存分に能力の試し打ちをしてくださいな」
そう言ってヒラヒラと自身のスカートをはためかせる死神さん。え、いいんですか? 試し打ちにスカートをめくってしまってもよろしいんですか!?
「はい、構いませんよ。中にスパッツ履いてますんで」
(それは反則だ!)
この人は何を言っているんだ。そんな風に誘うのなら、スカートの下にパンツを履くことは常識じゃないか。
「いや、常識も何もこんなお誘いするの初めてですよ。パンツ見られたくないですし」
真顔で答える死神さん。だったら思わせぶりなことは言わないで欲しい。あーあ、この前はパンツ見せてくれたのにな。
「なんです? またビンタくらいたいんですか?」
ギロリと眉根を寄せる死神さん。
(め、滅相もないです)
と表面上ではそんな気は微塵もないことを示す。正直、ちょっとだけなら喰らってもいいかなと思ったが、それを口にすると死神さんがドン引きしそうなので本音のところは並列思考で隠すことにした。死神さんの反応を見る限り、多分隠せていると思う。そう信じる。
(ちなみに、ラブハリケーンはどうやって発動させるんですか)
「心の中で、こうぐわっと風を起こすイメージをしてください。それだけで発動しますよ」
え、そんなに簡単にできるの?
「はい。慣れないうちは腕を振り上げるイメージに合わせて風を起こすといいですよ」
ふむふむ、なるほど。腕はないけど、心の中で腕もイメージすれば良さそうだな。やり方は分かった。
(死神さん。実は俺、死神さんに黙っていたことがあるんですが)
「? 何ですか? 突然」
俺は死神さんに教わった通り、風を起こすイメージをつくる。
(実は俺、スカートの中がスパッツでも、結構ドキドキしちゃうんですよね)
発動! ラブハリケーン! 風よ舞い上がれ! 死神さんのスパッツを顕にするのじゃー!
「……」
(……)
「……」
(……あれ?)
何も起きない。帝都の夜空を何の変哲もないただの風が通り過ぎた。
(ちょっと死神さん。本当に使えるようになってるんですか? ピクリともしませんよ?)
「……その前のどうでもいい告白は何だったんですか?」
ちょっとだけ顔を赤らめた死神さんが、スカートを抑えながら言う。
(あれは本音ですが、今は死神さんに嘘をつかれたことがショックなのでどうでもいいです)
なんだよ。スカートめくりの風なんて起きないじゃないか。
「あれー、おかしいなー。悪霊さんちゃんとイメージしてます? してるのであればこれぐらいは余裕なんですが」
そう言って死神さんは軽く腕を振る。
ゴウッと、突風の過ぎ去る音が下から上へと通り抜けた。屋根に付着していた砂埃が舞い、視界が一瞬だけボヤける。
(……今の、死神さんが?)
「そうですよ」
何でも無さそうに彼女は言う。これほどの風が起こせればスカートめくりは余裕だな。
「うーん、悪霊さん、ちょっと動かないでくださいね」
そう言って死神さんは再び俺に手を伸ばす。頭の上を触られているような触感があった。
「おかしいですね。能力はちゃんと譲渡されていますよ。つまり、イメージが足りないのです」
え、スパッツ見たさに割と強めにイメージしたんですが。
「もっとです。もっと強くイメージするのです!」
(はぁ、はぁ。死神さんのスパッツ……!)
「そっちじゃありません! 風を起こすことを、もっと具体的にイメージするのです!」
こうして死神さんの指導の元、スカートめくりの訓練が始まった。
1時間後。
(……ラブ、ハリケーン!)
俺の掛け声とともに、死神さんのスカートがちょっとだけ動いた。
「よし! 微風くらいなら起こせるようになりましたね!」
(そうですね! 『強』は無理ですが、『微』くらいの風ならちょっとだけ起こせるようになりました!)
「おめでとうございます! これからも精進を続ければ、いずれ『強』までできるようになるでしょう」
(はい、ありがとうございます、死神さん。一流のスカートメクラーになれるよう、これからも頑張ります!)
厳しい特訓の元、得られたラブハリケーンの出力は扇風機の『微風』以下のもの。しかし、その過程を通して俺と死神さんの間には師弟のような不思議な関係が芽生えていた。
「しかし不思議ですね……。私も含め、この能力は誰でも簡単に扱えていたのですが……」
そう言って死神さんはごそごそと折り畳まれた紙を広げる。
(へえ、俺以外の人はみんな簡単にこなせてたんですね。どんな方なんですか? あと、それは何ですか?)
「まあ、私の仕事仲間ですね。みんなこの能力は持っているんですが、すぐに使いこなしていました。あ、もちろん悪霊さんにお渡しした出力を抑えたタイプじゃなくて、もっと強力なやつですよ。あとこれは能力の取扱説明書です」
仕事仲間ってことは、別の神様達か。
(能力の取扱説明書なんてあるんですか?)
「ええ。仕事用に譲渡可能な能力というものが多々ありまして、初めて業務に携わる新人さんとかが困らないよう、取扱説明書があるんですよ」
へー、相変わらず企業じみてるな、神様の世界。
「うーん、注意事項にも出力が微風になるなんてこと、どこにも書いてありませんね……」
死神さんは首を傾げる。どんなことが書いてあるんだろう。ちょっと気になる。
「読み上げましょうか? 『スキル、エレメンタルウィンドーー』」
(あれ? 恋の夏風じゃ?)
「それは、今回のミッション用の名前です。汎用スキル名はエレメンタルウィンドです」
あ、そうなんだ。随分とゲームっぽいな。スキルとか言ってるし。
「『スキル、エレメンタルウィンド。空気の流れを操作するスキル。計算・経験の必要だった以前までの空気操作系スキルと違い、誰でも簡単に空気操作が可能となった。直感的な操作を身体で覚えることができるため、より使いやすい仕様となっている』。うん、ここにも簡単に操作できるって書いてありますね……」
(え、ちょっと待ってください死神さん。仕様とか言ってますけど、それ誰が書いたんですか?)
「それはもちろん、うちのスキル制作部門ですよ」
あ、なるほど。チート能力を授けられるんだ。能力制作を専門とする部署があってもいいのか。
「そうですよ。悪霊さんに進呈するチート能力もここで制作するんですから、ちゃんと仕様を考えておいてくださいね」
了解です。まあ概ね決まっているから、後で死神さんに相談してみよう。
さて、能力の説明書によると、『直感的な操作を身体で覚えることができるため、より使いやすい仕様となっている』か……。
(ここに、身体で覚えるって書いてありますけど、身体のない俺でも大丈夫なんですかね?)
「はは、それはもちろん……」
死神さんの表情が固まった。
5秒沈黙。
目を見開いて、ポンと手を打つ死神さん。
(……大丈夫じゃないんですね?)
死神さんの反応は限りなく黒に近い。
「いやー、どうですかね。詳しい仕様はわっかんねっす」
そう言ってはっはっはと笑う死神さん。おい、目が泳ぎまくってるぞ。
「……というわけで、私の用は済みましたし、その能力を駆使してミッション頑張ってくださいね! それでは!」
そう言って死神さんはスイーっと建物の中に消えていく。
(あ、待てこの野郎! 逃げるな!)
地面だったらすり抜けはできないが、建物内であればよほど分厚い壁でも無い限りすり抜けは余裕だ。下に沈んだ死神さんを俺は追いかける。
(待てー、死神さん! 期待させやがって! まともな能力じゃないんなら、せめてスパッツを置いていけ! 見せてもいいように履いてきたものだろうがー!)
執念で猛追するが、スピードは彼女のほうが上らしい。やがて、俺は彼女を見失ってしまった。
あまりのショックに精神の擦り切れた俺は、とぼとぼとクリスくんの家へと帰宅した。
翌日。いつものように俺はクリスくんとレイジーちゃんの部屋へ向かう。
「悪霊さん。悪霊さんがスパッツ好きって、レイジーが言っているんですけど、本当ですか?」
猫のぬいぐるみにそう話しかけるクリスくん。おそらく,昨日の死神さん追跡時の声がレイジーちゃんの耳に入ったのだろう。果たして俺はどう答えるべきだろうか。
正直に答えたら俺が変態扱いされてしまう。否定したらレイジーちゃんが嘘つき扱いされてしまう。
レイジーちゃんは病院患者が着るパジャマのような服を着ている。物理的にめくりあげることはできるが、俺の恋の夏風ではちょこっと揺れるくらいしか動かない。それだけでは、クリスくんの興味を引かせることは難しいだろう。彼が揺れるスカートフェチなら話は別だが。
俺はその一縷の望みにかけてみた。
「涼し、い?」
レイジーちゃんの呟く声が聞こえる。
「……ちょっと悪霊さん、聞いてるんですか?」
クリスくんは特に気せず追求を続ける。残念ながら彼に変態の才能は備わっていないようだ。
(まさか俺がファンタジーお馴染みの風魔法を使えるようになるとはな……)
感激のあまり心のうちでガッツポーズを決める。出力が扇風機並とは言え、特殊能力は特殊能力だ。嬉しくないわけがない。空手裏剣は無理だとしても、頑張れば烈風くらいはできるようになるんじゃないかな。
「それではバッチコーイですよ、悪霊さん。存分に能力の試し打ちをしてくださいな」
そう言ってヒラヒラと自身のスカートをはためかせる死神さん。え、いいんですか? 試し打ちにスカートをめくってしまってもよろしいんですか!?
「はい、構いませんよ。中にスパッツ履いてますんで」
(それは反則だ!)
この人は何を言っているんだ。そんな風に誘うのなら、スカートの下にパンツを履くことは常識じゃないか。
「いや、常識も何もこんなお誘いするの初めてですよ。パンツ見られたくないですし」
真顔で答える死神さん。だったら思わせぶりなことは言わないで欲しい。あーあ、この前はパンツ見せてくれたのにな。
「なんです? またビンタくらいたいんですか?」
ギロリと眉根を寄せる死神さん。
(め、滅相もないです)
と表面上ではそんな気は微塵もないことを示す。正直、ちょっとだけなら喰らってもいいかなと思ったが、それを口にすると死神さんがドン引きしそうなので本音のところは並列思考で隠すことにした。死神さんの反応を見る限り、多分隠せていると思う。そう信じる。
(ちなみに、ラブハリケーンはどうやって発動させるんですか)
「心の中で、こうぐわっと風を起こすイメージをしてください。それだけで発動しますよ」
え、そんなに簡単にできるの?
「はい。慣れないうちは腕を振り上げるイメージに合わせて風を起こすといいですよ」
ふむふむ、なるほど。腕はないけど、心の中で腕もイメージすれば良さそうだな。やり方は分かった。
(死神さん。実は俺、死神さんに黙っていたことがあるんですが)
「? 何ですか? 突然」
俺は死神さんに教わった通り、風を起こすイメージをつくる。
(実は俺、スカートの中がスパッツでも、結構ドキドキしちゃうんですよね)
発動! ラブハリケーン! 風よ舞い上がれ! 死神さんのスパッツを顕にするのじゃー!
「……」
(……)
「……」
(……あれ?)
何も起きない。帝都の夜空を何の変哲もないただの風が通り過ぎた。
(ちょっと死神さん。本当に使えるようになってるんですか? ピクリともしませんよ?)
「……その前のどうでもいい告白は何だったんですか?」
ちょっとだけ顔を赤らめた死神さんが、スカートを抑えながら言う。
(あれは本音ですが、今は死神さんに嘘をつかれたことがショックなのでどうでもいいです)
なんだよ。スカートめくりの風なんて起きないじゃないか。
「あれー、おかしいなー。悪霊さんちゃんとイメージしてます? してるのであればこれぐらいは余裕なんですが」
そう言って死神さんは軽く腕を振る。
ゴウッと、突風の過ぎ去る音が下から上へと通り抜けた。屋根に付着していた砂埃が舞い、視界が一瞬だけボヤける。
(……今の、死神さんが?)
「そうですよ」
何でも無さそうに彼女は言う。これほどの風が起こせればスカートめくりは余裕だな。
「うーん、悪霊さん、ちょっと動かないでくださいね」
そう言って死神さんは再び俺に手を伸ばす。頭の上を触られているような触感があった。
「おかしいですね。能力はちゃんと譲渡されていますよ。つまり、イメージが足りないのです」
え、スパッツ見たさに割と強めにイメージしたんですが。
「もっとです。もっと強くイメージするのです!」
(はぁ、はぁ。死神さんのスパッツ……!)
「そっちじゃありません! 風を起こすことを、もっと具体的にイメージするのです!」
こうして死神さんの指導の元、スカートめくりの訓練が始まった。
1時間後。
(……ラブ、ハリケーン!)
俺の掛け声とともに、死神さんのスカートがちょっとだけ動いた。
「よし! 微風くらいなら起こせるようになりましたね!」
(そうですね! 『強』は無理ですが、『微』くらいの風ならちょっとだけ起こせるようになりました!)
「おめでとうございます! これからも精進を続ければ、いずれ『強』までできるようになるでしょう」
(はい、ありがとうございます、死神さん。一流のスカートメクラーになれるよう、これからも頑張ります!)
厳しい特訓の元、得られたラブハリケーンの出力は扇風機の『微風』以下のもの。しかし、その過程を通して俺と死神さんの間には師弟のような不思議な関係が芽生えていた。
「しかし不思議ですね……。私も含め、この能力は誰でも簡単に扱えていたのですが……」
そう言って死神さんはごそごそと折り畳まれた紙を広げる。
(へえ、俺以外の人はみんな簡単にこなせてたんですね。どんな方なんですか? あと、それは何ですか?)
「まあ、私の仕事仲間ですね。みんなこの能力は持っているんですが、すぐに使いこなしていました。あ、もちろん悪霊さんにお渡しした出力を抑えたタイプじゃなくて、もっと強力なやつですよ。あとこれは能力の取扱説明書です」
仕事仲間ってことは、別の神様達か。
(能力の取扱説明書なんてあるんですか?)
「ええ。仕事用に譲渡可能な能力というものが多々ありまして、初めて業務に携わる新人さんとかが困らないよう、取扱説明書があるんですよ」
へー、相変わらず企業じみてるな、神様の世界。
「うーん、注意事項にも出力が微風になるなんてこと、どこにも書いてありませんね……」
死神さんは首を傾げる。どんなことが書いてあるんだろう。ちょっと気になる。
「読み上げましょうか? 『スキル、エレメンタルウィンドーー』」
(あれ? 恋の夏風じゃ?)
「それは、今回のミッション用の名前です。汎用スキル名はエレメンタルウィンドです」
あ、そうなんだ。随分とゲームっぽいな。スキルとか言ってるし。
「『スキル、エレメンタルウィンド。空気の流れを操作するスキル。計算・経験の必要だった以前までの空気操作系スキルと違い、誰でも簡単に空気操作が可能となった。直感的な操作を身体で覚えることができるため、より使いやすい仕様となっている』。うん、ここにも簡単に操作できるって書いてありますね……」
(え、ちょっと待ってください死神さん。仕様とか言ってますけど、それ誰が書いたんですか?)
「それはもちろん、うちのスキル制作部門ですよ」
あ、なるほど。チート能力を授けられるんだ。能力制作を専門とする部署があってもいいのか。
「そうですよ。悪霊さんに進呈するチート能力もここで制作するんですから、ちゃんと仕様を考えておいてくださいね」
了解です。まあ概ね決まっているから、後で死神さんに相談してみよう。
さて、能力の説明書によると、『直感的な操作を身体で覚えることができるため、より使いやすい仕様となっている』か……。
(ここに、身体で覚えるって書いてありますけど、身体のない俺でも大丈夫なんですかね?)
「はは、それはもちろん……」
死神さんの表情が固まった。
5秒沈黙。
目を見開いて、ポンと手を打つ死神さん。
(……大丈夫じゃないんですね?)
死神さんの反応は限りなく黒に近い。
「いやー、どうですかね。詳しい仕様はわっかんねっす」
そう言ってはっはっはと笑う死神さん。おい、目が泳ぎまくってるぞ。
「……というわけで、私の用は済みましたし、その能力を駆使してミッション頑張ってくださいね! それでは!」
そう言って死神さんはスイーっと建物の中に消えていく。
(あ、待てこの野郎! 逃げるな!)
地面だったらすり抜けはできないが、建物内であればよほど分厚い壁でも無い限りすり抜けは余裕だ。下に沈んだ死神さんを俺は追いかける。
(待てー、死神さん! 期待させやがって! まともな能力じゃないんなら、せめてスパッツを置いていけ! 見せてもいいように履いてきたものだろうがー!)
執念で猛追するが、スピードは彼女のほうが上らしい。やがて、俺は彼女を見失ってしまった。
あまりのショックに精神の擦り切れた俺は、とぼとぼとクリスくんの家へと帰宅した。
翌日。いつものように俺はクリスくんとレイジーちゃんの部屋へ向かう。
「悪霊さん。悪霊さんがスパッツ好きって、レイジーが言っているんですけど、本当ですか?」
猫のぬいぐるみにそう話しかけるクリスくん。おそらく,昨日の死神さん追跡時の声がレイジーちゃんの耳に入ったのだろう。果たして俺はどう答えるべきだろうか。
正直に答えたら俺が変態扱いされてしまう。否定したらレイジーちゃんが嘘つき扱いされてしまう。
レイジーちゃんは病院患者が着るパジャマのような服を着ている。物理的にめくりあげることはできるが、俺の恋の夏風ではちょこっと揺れるくらいしか動かない。それだけでは、クリスくんの興味を引かせることは難しいだろう。彼が揺れるスカートフェチなら話は別だが。
俺はその一縷の望みにかけてみた。
「涼し、い?」
レイジーちゃんの呟く声が聞こえる。
「……ちょっと悪霊さん、聞いてるんですか?」
クリスくんは特に気せず追求を続ける。残念ながら彼に変態の才能は備わっていないようだ。
0
あなたにおすすめの小説
追放された『ただの浄化係』、実は国中の魔石を満たしていた精霊姫でした〜今さら戻れと言われても、隣国のイケメン皇帝が離してくれません〜
ハリネズミの肉球
ファンタジー
「おい、城の噴水が止まったぞ!?」
「街の井戸も空っぽです!」
無能な王太子による身勝手な婚約破棄。
そして不毛の砂漠が広がる隣国への追放。だが、愚かな奴らは知らなかった。主人公・ルリアが国境を越えた瞬間、祖国中の「水の魔石」がただの石ころに変わることを!
ルリアは、触れるだけで無尽蔵に水魔力を作り出す『水精霊の愛し子』。
追放先の干ばつに苦しむ隣国で、彼女がその力を使えば……不毛の土地が瞬く間に黄金のオアシスへ大進化!?
優しいイケメン皇帝に溺愛されながら、ルリアは隣国を世界一の繁栄国家へと導いていく。
一方、水が完全に枯渇し大パニックに陥る祖国。
「ルリアを連れ戻せ!」と焦る王太子に待っていたのは、かつて見下していた隣国からの圧倒的な経済・水源制裁だった——!
今、最高にスカッとする大逆転劇が幕を開ける!
※本作品は、人工知能の生成する文章の力をお借りしつつも、最終的な仕上げにあたっては著者自身の手により丁寧な加筆・修正を施した作品です。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
異世界転生したので森の中で静かに暮らしたい
ボナペティ鈴木
ファンタジー
異世界に転生することになったが勇者や賢者、チート能力なんて必要ない。
強靭な肉体さえあれば生きていくことができるはず。
ただただ森の中で静かに暮らしていきたい。
魔力0の貴族次男に転生しましたが、気功スキルで補った魔力で強い魔法を使い無双します
burazu
ファンタジー
事故で命を落とした青年はジュン・ラオールという貴族の次男として生まれ変わるが魔力0という鑑定を受け次男であるにもかかわらず継承権最下位へと降格してしまう。事実上継承権を失ったジュンは騎士団長メイルより剣の指導を受け、剣に気を込める気功スキルを学ぶ。
その気功スキルの才能が開花し、自然界より魔力を吸収し強力な魔法のような力を次から次へと使用し父達を驚愕させる。
異世界転生雑学無双譚 〜転生したのにスキルとか貰えなかったのですが〜
芍薬甘草湯
ファンタジー
エドガーはマルディア王国王都の五爵家の三男坊。幼い頃から神童天才と評されていたが七歳で前世の知識に目覚め、図書館に引き篭もる事に。
そして時は流れて十二歳になったエドガー。祝福の儀にてスキルを得られなかったエドガーは流刑者の村へ追放となるのだった。
【カクヨムにも投稿してます】
出来損ない貴族の三男は、謎スキル【サブスク】で世界最強へと成り上がる〜今日も僕は、無能を演じながら能力を徴収する〜
シマセイ
ファンタジー
実力至上主義の貴族家に転生したものの、何の才能も持たない三男のルキウスは、「出来損ない」として優秀な兄たちから虐げられる日々を送っていた。
起死回生を願った五歳の「スキルの儀」で彼が授かったのは、【サブスクリプション】という誰も聞いたことのない謎のスキル。
その結果、彼の立場はさらに悪化。完全な「クズ」の烙印を押され、家族から存在しない者として扱われるようになってしまう。
絶望の淵で彼に寄り添うのは、心優しき専属メイドただ一人。
役立たずと蔑まれたこの謎のスキルが、やがて少年の運命を、そして世界を静かに揺るがしていくことを、まだ誰も知らない。
『異世界ガチャでユニークスキル全部乗せ!? ポンコツ神と俺の無自覚最強スローライフ』
チャチャ
ファンタジー
> 仕事帰りにファンタジー小説を買った帰り道、不運にも事故死した38歳の男。
気がつくと、目の前には“ポンコツ”と噂される神様がいた——。
「君、うっかり死んじゃったから、異世界に転生させてあげるよ♪」
「スキル? ステータス? もちろんガチャで決めるから!」
最初はブチギレ寸前だったが、引いたスキルはなんと全部ユニーク!
本人は気づいていないが、【超幸運】の持ち主だった!
「冒険? 魔王? いや、俺は村でのんびり暮らしたいんだけど……」
そんな願いとは裏腹に、次々とトラブルに巻き込まれ、無自覚に“最強伝説”を打ち立てていく!
神様のミスで始まった異世界生活。目指すはスローライフ、されど周囲は大騒ぎ!
◆ガチャ転生×最強×スローライフ!
無自覚チートな元おっさんが、今日も異世界でのんびり無双中!
爺さんの異世界建国記 〜荒廃した異世界を農業で立て直していきます。いきなりの土作りはうまくいかない。
秋田ノ介
ファンタジー
88歳の爺さんが、異世界に転生して農業の知識を駆使して建国をする話。
異世界では、戦乱が絶えず、土地が荒廃し、人心は乱れ、国家が崩壊している。そんな世界を司る女神から、世界を救うように懇願される。爺は、耳が遠いせいで、村長になって村人が飢えないようにしてほしいと頼まれたと勘違いする。
その願いを叶えるために、農業で村人の飢えをなくすことを目標にして、生活していく。それが、次第に輪が広がり世界の人々に希望を与え始める。戦争で成人男性が極端に少ない世界で、13歳のロッシュという若者に転生した爺の周りには、ハーレムが出来上がっていく。徐々にその地に、流浪をしている者たちや様々な種族の者たちが様々な思惑で集まり、国家が出来上がっていく。
飢えを乗り越えた『村』は、王国から狙われることとなる。強大な軍事力を誇る王国に対して、ロッシュは知恵と知識、そして魔法や仲間たちと協力して、その脅威を乗り越えていくオリジナル戦記。
完結済み。全400話、150万字程度程度になります。元は他のサイトで掲載していたものを加筆修正して、掲載します。一日、少なくとも二話は更新します。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる