鉄血のブルートアイゼン+

どるき

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魔王の娘と風邪のお見舞い

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 勇は布団の中でうなされていた。風邪をひいて寝ていたからだ。
 ムーンライトを含む特製風邪薬を飲んだのであとは一晩休めば治るはずなのだが、寝入る彼は何故かうなされていた。

「勇ったら、寝込んでいてもこっちはちゃんと起きているのね」

 暗がりの中で勇の布団に朋子は隠れていた。怒張する肉棒に頬ずりしてその熱を顔で感じている。
 寝ている勇は意識こそないが、こんなことをされて寝苦しくないわけがなかった。
 朋子がぱんつを脱がすとむわっと磯臭い香りが鼻孔を襲う。ずっと寝ていて風呂にも入っていないため蒸れていたのだ。その強い匂いに朋子は酔う。

「臭くていい匂い」

 おちんちんの香りを嗅いだ朋子は我慢できずに飛びついた。
 舌先で裏筋をなぞり、溢れるお汁を舌の上に掬って飲み込む。
 苦いが気持ちがいい不思議な味に病みつきにならないわけが無く、朋子はぺろぺろと舌を転がしていく。
 ぴくんぴくんと脈打ちして舌に反発するのが口内を犯されているようで気持ちよく、溢れるお汁は唾液と混じって口の中を満たす。
 じゅぶじゅぶと口内が泡立ってその水泡は勇を快感へといざなう。意識こそないが快感に負ける勇の亀頭は射精の準備を始めてカリが太くなっていく。

「そろそろ出そうね」

 もう少しで射精しそうなのを口で感じ取った朋子は更にフェラチオの刺激を強めて一心不乱に舐める。
 激しく頭を動かしており勇が目覚めてもおかしくない程に乱れる。
 いつでも射精していいと準備を整える。

「ん!」

 寝ている勇はそのままついに果てる。
 病気で抜いていないようで濃い精液が亀頭から溢れ出す。
 ぷりぷりの精液をごくりと飲み込んだ朋子は艶やかな顔で口元をうっすらといやらしいものが混じった唾液がつたる。
 精子を美味しくいただいてもこの程度で満足するような朋子ではない。
 幸いにも勇は絶頂してもなお目覚めない。風邪薬に混じった睡眠作用がよほど強いのか。

「ここまでしても起きないなんて……今度はこっちで食べちゃうわよ」

 目覚めなくてもなおそそり立つ肉棒は熱くて硬い。
 一度の射精もなんのそのな勇のペニスは再び起き上がって天を目指す。
 朋子は服を一部脱いで上着だけになる。そこに勇の掛け布団を羽織って、勇自身のズボンも脱がす。
 露わになった下半身に跨ると、そのまま布団で体を隠しながら膣に肉棒を刺し込んだ。
 ゆっくりと奥に進む勇の感触に淡い声を「あん」とあげる。
 普段の勇なら聞いただけで勃起しそうな甘い声だが寝ている彼には届かない。
 ただ躰は正直というのかカチカチの肉棒は熱を集めて大きくなる。

「こんな状態なのに……熱くて大きい」

 勇が病気でオナニーしていないのもあるし、風邪で体温が上がっているのもある。様々な要因は勇の肉棒を熱くて硬い塊に変えてそれは朋子を快感に誘う。
 ゴリゴリと膣内を掻き回す肉棒の気持ちよさに乱れる朋子は激しく腰を動かす。

「あん! んあ!」

 次第に気持ちよさで押し殺す声も殺しきれなくなっていくが依然として勇は起きない。
 ただ肉棒は起き上がって朋子を攻める。
 気持ちのよさに朋子の頭は真っ白になり、今の状況すら意識しなくなる。相手に意識があれば別なのだが、意識が無い相手を一方的に攻めているせいかオナニーにも似た一人だけの意識状態は朋子の脳内から他の存在を消す。
 あるのは自分と勇と言うオカズのみ。ただ違うのはそのオカズは妄想ではなく現実のものであることくらいか。

「きもちいい! 勇!」

 朋子は激しく腰を上下させ、その動きは朋子の膣内で勇を激しくストロークさせる。
 手前から奥までを丹念にほじくる勇の肉棒に魅了されて朋子は乱れる。
 衣服に包まれた胸もぷるんとゆれてブラに抑えられた揺れは乳首に伝わって淡い快感を胸にもたらす。
 溢れる愛液で朋子の股はべとべとで膣からはじゅぽじゅぽと水音が立つ。

「ん!」

 声を押し殺しながら朋子が果てると、それに合わせたのか勇の肉棒も二度目の精液を発射した。
 膣内に白いものが溢れ、気持ちよさのあまりに気をやった朋子はそのまま寄り添うように眠る。

 翌朝、風邪こそ治ったが布団の中が大惨事となる勇は寝起きから慌てふためき、そして風邪をうつされた朋子は一日を布団の中で過ごすことになる。
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