鉄血のブルートアイゼン+

どるき

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軍服少女のいんぴお

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 女子大生、フェイト・ブルートアイゼンはよくえっちな夢を見る。恋人がいない若者として年齢相応の性的欲求といえばそれまでかもしれないが、その影響で彼女の内なる自分は少し不満を抱えていた。

「たまには私が主役になりたいのに」

 精神世界で自分を慰める彼女の名はヘイト。幼い日の事件が影響し、分割して並列的存在となったフェイトのもうひとつの人格である。
 互いに二人でひとりの人物だと認識している現在では、主人格フェイトと副人格ヘイトの仲は良好である。
 だが、だからこそヘイトは少しだけ自分に嫉妬していた。
 自画自賛になるがヘイト自信がフェイトを至高の美少女だと思っている節がある。汚れを自分が引き受ける代わりに、フェイトには綺麗でいてほしいとも思っている。
 それでも同じ「フェイト」には相違ないため趣味志向は同じである。つまりフェイトが愛する少年の事をヘイトも当然好いていた。
 フェイトは夢の中で毎晩のように彼と添い遂げている。これは喜ばしいのだが、たまには変わってほしいとヘイトは思っていた。
 そんなヘイトの心を写したのか、今宵の夢は珍しくヘイトが主役に躍り出た。

「……」
「ん……」

 愛染の屋敷のとある一室にて並んで椅子に座るヘイトと開。
 二人の姿は子供の頃になっていた。
 着なれないワイシャツを着たヘイトは中学一年生くらいで、年齢差から開はまだ小学生である。
 子供ではあるが、赤い髪の毛のヘイトとその色を瞳に写す開は互いに相手を異性として意識していた。
 この夢は子供ながらに二人が恋仲となった前提で進んでいたからだ。故に子供ながらに互いを意識し、邪魔する大人がいないこの状況にときめいていた。

「アハーン」

 テレビで流れるキスシーンを見た開はとうとう辛抱たまらなくなり、横を向いてヘイトに唇を重ねる。
 そのキスをヘイトもうっとりとした瞳で受け止めて、くちゅくちゅと舌を絡めて彼に答えた。
 顔を赤くし、イケナイことをしている背徳感に二人は興奮している。開の手は育っていないヘイトの胸に当たり、触ることで口が緩むのを開は楽しむ。
 もっと恋人である姉を気持ちよくさせたい。男の子らしい上から目線で開は愛撫する。
 次第にエスカレートする開はヘイトのワイシャツをはだけさせ、ブラジャーもずらして直接乳首を指でいじめ始める。
 固く勃起したヘイトの乳首はほどよい弾力で、触れる指先がおちんちんになったかのように気持ちがいい。
 こんなことを好きな子にされて、ヘイトは気持ちよさに身を任せざるを得なくなっていた。
 好きな子にキスをしながら好きな子のおっぱいを揉む。大人だって勃起するこの行為に、子供である開も当然勃起していた。そろそろズボンの中が張り裂けそうで苦しいと、開は唇をほどいた。
 その瞬間に二人の間には唾液の糸が垂れ下がる。

「ねえさん……あれやってよ……」
「んもー、甘えん坊さんだな」

 ズボンを脱いだ開のおちんちんは皮かむりだが立派に勃起しており、苦しそうに蠢いていた。ヘイトだってえっちな気分になっているので、開も同様だとは当然わかっている。
 ひとまず彼が望むようにとヘイトはおちんちんの先を咥えると、舌の裏に唾液を貯めながら先端を舐め回し始めた。

「ん……ちゅる……」
「んあ」

 おちんちんから気持ちがいいものを吸い出すようなヘイトのお口に開は悶える。気持ちよさに開の腰はがくがくと震えており、支えようと触れた掌だけで開は射精を後押しされてしまう。
 そろそろ射精してしまいそうだが恥ずかしくて開は黙ってしまう。ヘイトはそれを察知して、優しく「射精してもいいよ」と咥えながら呼び掛けた。

「射精る!」
「ん……こく……」

 開の子供おちんちんはとうとう限界を迎えて、ヘイトのお口に白いおしっこを放尿した。
 射精に続く嬉しさの小便に白いものはヘイトの喉の奥まで押し込まれる。それをヘイトは恍惚の笑みで飲み干すと、唇を狭めて尿道に残ったものを吸い出して、ちゅぽんとおちんちんを口から出した。

「……ごくん」
「はぁ……はぁ……」
「あんなに射精したのに、もう元気になっちゃったんだ」

 ヘイトのいう通り、開のおちんちんは口から外に出ると即座にまた勃起した。
 回復の早さに驚くヘイトはイタズラっぽく指先でおちんちんを触り、その感触が良かったのかおちんちんは余計に大きくなる。
 この夢における二人はこれが初めてのえっちではない。
 だが普段は大人の目を盗んでえっちできる機会も多くはない。
 なまじ性に目覚めているからこそ、毎日えっちするために蓄えられたザーメンは毎日しなければ一回で収まらないのは当然であろう。そしてそれは、ヘイトも同様である。

「一週間ぶりなんだし、仕方がないじゃないか」
「うん……そうだね。それに私もそろそろしたくなってきちゃった」
「ごくり」
「今度は白いおしっこ……ここに射精してね」
「ああ」

 挿入してほしいとねだったヘイトはスカートを捲り、ぱんつも脱ぐ。
 露になったヘイトのおまんこは愛液でぬるぬるになっており、開が指先で触れてみると力をいれることなく膣穴は指を飲み込む。
 その指に「あん」と喘ぐヘイトの声。開がその甘い声に自分を押さえられるはずがあろうか。

「んあ♥️ しゅ、しゅごい」
「すごいのはねえさんのほうだ」

 ヘイトの子供おまんこは柔らかくとろとろで、そして熱くなっていた。そんなところに子供おちんちんを挿入して開は正気を保てない。
 おちんちんが溶けてなくなったかのような錯覚。そして腰から脳天にまで届く気持ちいいという事実。
 とりつかれたかのように腰を動かす開におちんちんの感覚はない。ただこうしているだけで身体中が気持ちがいい。

「射精てる……でも、もっとちょうだい」

 ヘイトの声の通りであるならば何回も射精しているのだろう。
 確かに開は疲労感を得ているが、気持ちよすぎて射精したかさえ彼はわからない。
 気持ちよさを全身で受け止め、腰と手を開の背中に回して抱きつくヘイト。こんな状態では射精したものは当然すべてヘイトに注がれる。
 何度めかはわからないが、えっちのインターバルで予測するならば七回目であろうか。ようやくおちんちんの感覚が戻ってきた開はこの日最後の射精を迎え、イキっぱなしでよだれと涙で濡れたヘイトの顔に優しくキスをして彼女に体重を押し付けた。

「ねえ……ヘイトってもしかしてショタコン?」
「そんなわけないじゃないか。それに私がショタコンだったら、フェイトもそう言うことになるぞ」
「だから聞いたんじゃない。私がそういう趣味なのかもと思って」
「だったら理由くらいわかるだろう。あなたは私なのだから」
「確かに開のことは子供であっても好きなのにかわりはないか」

 翌朝、子供同士のえっちという夢を振り替えるフェイトは「自分にショタコンの気があるのか」と思いヘイトにたずねる。
 だがそれは野暮な質問であろう。
 ヘイトのいう通り、フェイト・ブルートアイゼンというひとりの少女は、中学にはいることにはとっくに彼を好きになっていたのだから。
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