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『人間万事塞翁が馬を映す、雨音に寄り添う記者の物語』
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『雨音に響く塞翁が馬』
---第一章 雨の土曜日---
雨の土曜日、島田に所用があるが気が重い。ぐずぐずしていたら昼になった。心の声が「今日は止めにしたらどうだ」と誘惑をする。何の気なしに本棚から青島幸雄の「人間万事塞翁が丙午」を手に取る。1981年に第85回直木三十五賞(直木賞)受賞作品だ。
物語は、最愛のおとうちゃんへ召集令状が届く場面から始まる。主人公ハナは多くの困難を乗り越えていく。二回の出征から無事に帰還したおとうちゃん。子供らも大きくなって、これからというときに、おとうちゃんは突然、この世からお別れをしてしまう。戦争という困難な時代を背景に、下町の弁当屋に嫁いだ女性が家族や商売を守りながら、持ち前の明るさとたくましさで人生を切り開いていく姿を、温かい眼差しで描いた人情小説だ。
所詮、何が不幸で、何が幸福かわからない。人生ってそういうもの、つまり人間万事塞翁が馬ということが描かれていた。
これまでも静岡県内の優良と言われた企業も苦しい経営を余儀なくされ「人間万事塞翁が馬」の諺にあるように表舞台から消えていった企業がある。る「ヤオハン」は県内では最大級の倒産だった。建設業では「富士ハウス」、ホテル業の「ホテル大野屋」、食品では「カネキ水産」が最近の出来事だった。
私は静岡新聞の経済部記者として、これらの倒産を間近で見てきた。雨音を聞きながら、あの頃のことを思い出している。
---第二章 ヤオハンの栄光と転落---
それは1997年の秋のことだった。私は入社5年目の若手記者として、ヤオハンの破綻を取材していた。
「まさか、あのヤオハンが」
編集部では誰もがそう呟いていた。静岡県熱海市の八百屋から始まり、世界15カ国に展開し、年商5000億円を誇った巨大流通グループ。和田一夫会長の海外戦略は「世界のヤオハン」として県民の誇りでもあった。
しかし、取材を進めるうちに見えてきたのは、拡大の陰に潜む構造的な問題だった。
「海外事業は順調だったんです。でも、国内がダメになってしまった」
破綻後、和田会長の側近だった元幹部が静かに語った言葉が今でも耳に残っている。
「会長は海外に夢中で、足元の日本を見ていなかった。いや、見ようとしなかった。1993年にお母様が亡くなってからは、特に歯止めが効かなくなった」
財務のチェック機能が働かず、転換社債やワラント債で624億円もの資金を調達していたヤオハン。債権の償還期日が迫る中、「ヤオハンが危ない」という噂が流れ始めた。
「成功している時ほどおごりが出て、大事なものが見えない。眼鏡が曇る」
これは後に和田会長自身が語った言葉だった。絶頂期に自分を戒めることの難しさ。それが会社の命取りになるということを、身をもって体験した経営者の重い告白だった。
--- 第三章 富士ハウスの悲劇---
2009年の冬、今度は富士ハウスの破綻を取材することになった。
浜松市に本社を置く木造住宅メーカー。78支店、144の住宅展示場を展開し、年間1500件以上の住宅を建築していた。リーマンショック後の厳しい経済情勢の中での倒産だった。
「これは単なる倒産ではない。詐欺的な行為が混じっている」
取材を進めるうちに、そんな声が関係者から聞こえてきた。
通常なら着工時までに3割程度の工事代金を前払いするのが一般的なのに、富士ハウスは7割もの代金を着工前に支払わせていた。さらに倒産直前には「円高還元セール」と称して、着工の見込みもない契約者からも代金を集めていた。
「契約者の自宅まで営業社員が迎えに行き、銀行まで同行する」
そんな執拗な集金行為が破産当日、一部では破産の翌日まで続いていた。
1532名もの建主が巻き込まれ、被害総額は40億円以上。着工前に代金の7割以上を支払った人の中には、何も手に入らずに多額のローンだけが残った被害者もいた。
「浜松駅から見えるあの大きなビルの会社がまさか破綻するとは思わなかった」
ある被害者の言葉が、私の胸に深く刻まれた。
川尻増夫元社長に対する詐欺罪の告訴は不起訴処分となったが、検察審査会は「不起訴不当」の議決を出した。それでも再び不起訴処分となり、多くの被害者が納得のいかない結果に涙を流した。
---第四章 ホテル大野屋の哀愁---
2010年の晩秋、熱海のホテル大野屋が民事再生法の適用を申請した。
1934年創業の老舗温泉旅館。客室174室、収容人数1040人を誇り、300人同時入浴可能な「ローマ風呂」で全国的に知られていた。
「バブル期には総工費35億円で本館を増改築し、さらに20億円をかけて旧館を新築した。あの頃は団体客で賑わっていましたからね」
地元の観光関係者は懐かしそうに振り返った。
しかし、バブル崩壊後は客数が激減。数十億円の設備投資の多くを銀行からの借り入れに依存していたことが重い負担となった。
印象的だったのは、破綻のタイミングだった。申請日の11月19日は、先代社長の命日と重なっていた。30代の若い社長が引き継いでから3年目での破綻。父親の死後、金融機関の一部が一括弁済を求め、それが不可能なことから民事再生申請に至った。
「ラブプラス+」というゲームとのコラボレーションで話題にもなったが、最後の集客努力も実らなかった。
現在は伊東園ホテルズが運営する格安ホテルとして営業を続けている。倒産した老舗ホテルが格安ホテルチェーンとして再生される、温泉地でよく見られる光景の一つとなった。
--- 第五章 カネキ水産の小さな悲劇---
2020年春、感染症ウイルスが猛威を振るう中で、また一つ小さな企業が姿を消した。
榛原郡吉田町のカネキ水産。1980年創業で、当初は地元で水揚げされるシラスの加工業を手がけていたが、後に「うなぎボーン」の製造に業態転換した。
負債総額は約6500万円。これまで取材してきた企業と比べれば小さな倒産だった。しかし、そこにも人間ドラマがあった。
「商品は地元の名物として知られ、サービスエリアや駅の売店でも扱われていました。でも売上は夏場に集中して、繁閑の差が激しくて」
関係者によると、近年は衛生面から設備のステンレス化を迫られ、資金負担が増大していた。2019年には金融機関から返済計画の見直し支援を受けていたが、単独での事業継続は困難な状況だった。
そこに新型感染症ウイルスの感染拡大。観光客の激減で土産物の需要が落ち込み、受注量が一層減少した。
「2019年末頃から法的手続きを検討していたんです。感染症がとどめを刺した形になりました」
幸い、取引先の敷島屋がスポンサーとなり、新会社が事業を引き継ぐことになった。「うなぎボーン」という地域の味は守られることになったが、一つの時代は確実に終わった。
---第六章 雨上がりの空---
本を閉じて時計を見ると、もう夕方近くになっていた。雨は上がり、西の空に薄っすらと日が差している。
結局、島田への所要は明日に延期することにした。「今日は止めにしたらどうだ」という心の声に従ったのだ。
これらの企業倒産を取材していて思うのは、どれも「人間万事塞翁が馬」の物語だということだ。
ヤオハンの和田会長は、海外展開という夢を追いかけた結果、足元を失った。しかし、その失敗から学んだ教訓を後進に伝える「カンパニードクター」として第二の人生を歩んだ。
富士ハウスの川尻元社長は多くの被害者を出し、社会から厳しく糾弾された。しかし、その事件を機に住宅業界全体で前払金制度の見直しが進んだ。
ホテル大野屋は老舗の看板を失ったが、伊東園ホテルズとして多くの人に親しまれる宿として生まれ変わった。
カネキ水産の「うなぎボーン」は、新しい会社の手で伝統の味を守り続けている。
何が幸福で、何が不幸かは、その時には分からない。時間が経って初めて、その出来事の真の意味が見えてくる。
青島幸雄の小説の主人公ハナのように、困難な時代を生きる人々には、それぞれの物語がある。企業にも、そこで働く人々にも、それぞれの人生がある。
倒産は確かに悲劇だ。しかし、そこから立ち上がる人々の姿、新しい挑戦を始める人々の姿もまた、人間の強さを物語っている。
--- 終章 明日への道---
夕日が静岡の町を照らしている。明日は島田に行こう。雨上がりの道を歩きながら、新しい取材のことを考えている。
今度はどんな物語に出会えるだろうか。成功の物語か、それとも挫折の物語か。いずれにしても、そこには必ず人間ドラマがある。
「人間万事塞翁が馬」
この言葉を胸に、私はまた明日からペンを握る。静岡という地で起こる小さな奇跡と大きな挫折を、記録し続けていこう。
雨が上がった空に、一筋の虹が見えた。それは新しい始まりの予感だった。
(了)
---第一章 雨の土曜日---
雨の土曜日、島田に所用があるが気が重い。ぐずぐずしていたら昼になった。心の声が「今日は止めにしたらどうだ」と誘惑をする。何の気なしに本棚から青島幸雄の「人間万事塞翁が丙午」を手に取る。1981年に第85回直木三十五賞(直木賞)受賞作品だ。
物語は、最愛のおとうちゃんへ召集令状が届く場面から始まる。主人公ハナは多くの困難を乗り越えていく。二回の出征から無事に帰還したおとうちゃん。子供らも大きくなって、これからというときに、おとうちゃんは突然、この世からお別れをしてしまう。戦争という困難な時代を背景に、下町の弁当屋に嫁いだ女性が家族や商売を守りながら、持ち前の明るさとたくましさで人生を切り開いていく姿を、温かい眼差しで描いた人情小説だ。
所詮、何が不幸で、何が幸福かわからない。人生ってそういうもの、つまり人間万事塞翁が馬ということが描かれていた。
これまでも静岡県内の優良と言われた企業も苦しい経営を余儀なくされ「人間万事塞翁が馬」の諺にあるように表舞台から消えていった企業がある。る「ヤオハン」は県内では最大級の倒産だった。建設業では「富士ハウス」、ホテル業の「ホテル大野屋」、食品では「カネキ水産」が最近の出来事だった。
私は静岡新聞の経済部記者として、これらの倒産を間近で見てきた。雨音を聞きながら、あの頃のことを思い出している。
---第二章 ヤオハンの栄光と転落---
それは1997年の秋のことだった。私は入社5年目の若手記者として、ヤオハンの破綻を取材していた。
「まさか、あのヤオハンが」
編集部では誰もがそう呟いていた。静岡県熱海市の八百屋から始まり、世界15カ国に展開し、年商5000億円を誇った巨大流通グループ。和田一夫会長の海外戦略は「世界のヤオハン」として県民の誇りでもあった。
しかし、取材を進めるうちに見えてきたのは、拡大の陰に潜む構造的な問題だった。
「海外事業は順調だったんです。でも、国内がダメになってしまった」
破綻後、和田会長の側近だった元幹部が静かに語った言葉が今でも耳に残っている。
「会長は海外に夢中で、足元の日本を見ていなかった。いや、見ようとしなかった。1993年にお母様が亡くなってからは、特に歯止めが効かなくなった」
財務のチェック機能が働かず、転換社債やワラント債で624億円もの資金を調達していたヤオハン。債権の償還期日が迫る中、「ヤオハンが危ない」という噂が流れ始めた。
「成功している時ほどおごりが出て、大事なものが見えない。眼鏡が曇る」
これは後に和田会長自身が語った言葉だった。絶頂期に自分を戒めることの難しさ。それが会社の命取りになるということを、身をもって体験した経営者の重い告白だった。
--- 第三章 富士ハウスの悲劇---
2009年の冬、今度は富士ハウスの破綻を取材することになった。
浜松市に本社を置く木造住宅メーカー。78支店、144の住宅展示場を展開し、年間1500件以上の住宅を建築していた。リーマンショック後の厳しい経済情勢の中での倒産だった。
「これは単なる倒産ではない。詐欺的な行為が混じっている」
取材を進めるうちに、そんな声が関係者から聞こえてきた。
通常なら着工時までに3割程度の工事代金を前払いするのが一般的なのに、富士ハウスは7割もの代金を着工前に支払わせていた。さらに倒産直前には「円高還元セール」と称して、着工の見込みもない契約者からも代金を集めていた。
「契約者の自宅まで営業社員が迎えに行き、銀行まで同行する」
そんな執拗な集金行為が破産当日、一部では破産の翌日まで続いていた。
1532名もの建主が巻き込まれ、被害総額は40億円以上。着工前に代金の7割以上を支払った人の中には、何も手に入らずに多額のローンだけが残った被害者もいた。
「浜松駅から見えるあの大きなビルの会社がまさか破綻するとは思わなかった」
ある被害者の言葉が、私の胸に深く刻まれた。
川尻増夫元社長に対する詐欺罪の告訴は不起訴処分となったが、検察審査会は「不起訴不当」の議決を出した。それでも再び不起訴処分となり、多くの被害者が納得のいかない結果に涙を流した。
---第四章 ホテル大野屋の哀愁---
2010年の晩秋、熱海のホテル大野屋が民事再生法の適用を申請した。
1934年創業の老舗温泉旅館。客室174室、収容人数1040人を誇り、300人同時入浴可能な「ローマ風呂」で全国的に知られていた。
「バブル期には総工費35億円で本館を増改築し、さらに20億円をかけて旧館を新築した。あの頃は団体客で賑わっていましたからね」
地元の観光関係者は懐かしそうに振り返った。
しかし、バブル崩壊後は客数が激減。数十億円の設備投資の多くを銀行からの借り入れに依存していたことが重い負担となった。
印象的だったのは、破綻のタイミングだった。申請日の11月19日は、先代社長の命日と重なっていた。30代の若い社長が引き継いでから3年目での破綻。父親の死後、金融機関の一部が一括弁済を求め、それが不可能なことから民事再生申請に至った。
「ラブプラス+」というゲームとのコラボレーションで話題にもなったが、最後の集客努力も実らなかった。
現在は伊東園ホテルズが運営する格安ホテルとして営業を続けている。倒産した老舗ホテルが格安ホテルチェーンとして再生される、温泉地でよく見られる光景の一つとなった。
--- 第五章 カネキ水産の小さな悲劇---
2020年春、感染症ウイルスが猛威を振るう中で、また一つ小さな企業が姿を消した。
榛原郡吉田町のカネキ水産。1980年創業で、当初は地元で水揚げされるシラスの加工業を手がけていたが、後に「うなぎボーン」の製造に業態転換した。
負債総額は約6500万円。これまで取材してきた企業と比べれば小さな倒産だった。しかし、そこにも人間ドラマがあった。
「商品は地元の名物として知られ、サービスエリアや駅の売店でも扱われていました。でも売上は夏場に集中して、繁閑の差が激しくて」
関係者によると、近年は衛生面から設備のステンレス化を迫られ、資金負担が増大していた。2019年には金融機関から返済計画の見直し支援を受けていたが、単独での事業継続は困難な状況だった。
そこに新型感染症ウイルスの感染拡大。観光客の激減で土産物の需要が落ち込み、受注量が一層減少した。
「2019年末頃から法的手続きを検討していたんです。感染症がとどめを刺した形になりました」
幸い、取引先の敷島屋がスポンサーとなり、新会社が事業を引き継ぐことになった。「うなぎボーン」という地域の味は守られることになったが、一つの時代は確実に終わった。
---第六章 雨上がりの空---
本を閉じて時計を見ると、もう夕方近くになっていた。雨は上がり、西の空に薄っすらと日が差している。
結局、島田への所要は明日に延期することにした。「今日は止めにしたらどうだ」という心の声に従ったのだ。
これらの企業倒産を取材していて思うのは、どれも「人間万事塞翁が馬」の物語だということだ。
ヤオハンの和田会長は、海外展開という夢を追いかけた結果、足元を失った。しかし、その失敗から学んだ教訓を後進に伝える「カンパニードクター」として第二の人生を歩んだ。
富士ハウスの川尻元社長は多くの被害者を出し、社会から厳しく糾弾された。しかし、その事件を機に住宅業界全体で前払金制度の見直しが進んだ。
ホテル大野屋は老舗の看板を失ったが、伊東園ホテルズとして多くの人に親しまれる宿として生まれ変わった。
カネキ水産の「うなぎボーン」は、新しい会社の手で伝統の味を守り続けている。
何が幸福で、何が不幸かは、その時には分からない。時間が経って初めて、その出来事の真の意味が見えてくる。
青島幸雄の小説の主人公ハナのように、困難な時代を生きる人々には、それぞれの物語がある。企業にも、そこで働く人々にも、それぞれの人生がある。
倒産は確かに悲劇だ。しかし、そこから立ち上がる人々の姿、新しい挑戦を始める人々の姿もまた、人間の強さを物語っている。
--- 終章 明日への道---
夕日が静岡の町を照らしている。明日は島田に行こう。雨上がりの道を歩きながら、新しい取材のことを考えている。
今度はどんな物語に出会えるだろうか。成功の物語か、それとも挫折の物語か。いずれにしても、そこには必ず人間ドラマがある。
「人間万事塞翁が馬」
この言葉を胸に、私はまた明日からペンを握る。静岡という地で起こる小さな奇跡と大きな挫折を、記録し続けていこう。
雨が上がった空に、一筋の虹が見えた。それは新しい始まりの予感だった。
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