96 / 258
転生〜統治(仮題)
新たな扉
しおりを挟む
新たにシリウス学園の学園長である、ダークエルフのローナをパーティに加える事になったルークであったが、彼女が抱える問題をどうするのか考えようとしていた。彼女は、魔力を高めると実年齢に相応しい大人の姿に変化してしまうという、摩訶不思議な体質の持ち主である。
周囲に人がいなければ、いくら服がはち切れようと問題は無い。しかし、流石にそのような状況ばかりではないのだ。どうにかしようと思い問題提起したルークだが、その事で一波乱起ころうとしていた。先の指摘を受け、学園長が絶望的な表情を浮かべている。しかし、魔物との戦いは命が掛かっている為、容赦する事は出来ない。
「魔力を高められないんじゃ、戦闘には向かないよね?」
「それを言われると・・・・・な~んちゃって~!私はほとんど魔法を使えんから、何の問題も無いのじゃ!心配したのか?ぷぷぷっ、上手く騙されおって。可愛いヤツじゃのぉ!!」
学園長の絶望的なまでの面持ちが一変し、憎たらしい笑みを浮かべながら舌を出して跳ね回っている。ついでに尻まで叩き出した。・・・おや?この心に沸き起こる感情は一体何だろう?あぁそうか、これはきっと愛だ。この燃えるような想い、あのバカにぶつけてやろう。
「・・・炎よ来たれ」
「ひっ!!」
「その身は我が矢とな「やめなさい!」痛っ!ナディア、何すんのさ!!」
「ムカついたら禁呪を使おうとするそのクセを治しなさい!」
オレが第一節を詠唱した途端、学園長が変な声をあげて震え出した。第二節の詠唱途中に、ナディアから頭を叩かれた。
「暴力はんた~い!それに・・・私はムカついてなどおりません。胸の中に湧き上がる熱い気持ち、そう!これは愛です!!私は愛に気付かせて下さった方に、お返ししようとしたに過ぎないのです!」
「そんな訳無いでしょ!そして変なキャラをやめろ!!」
本気でナディアから叱られた。真面目なキャラまで否定されたよ。そんなオレを見て、当然じっとしていられるおバカではない。
「ぷぷっ、叱られおった。相変わらずバカじゃのぉ!」
「・・・ぶっ殺す!」
「ま、不味いのじゃ!逃げるのじゃ!!」
「あ!こら、待て!!」
「・・・はぁ。」
「ふふふっ。ナディア?子供が増えたみたいで楽しいですね?」
「ねぇ、カレン?それ・・・本気で言ってる?」
逃げるローナ、追いかけるルーク。そんな2人を見て楽しそうにしているカレンに問い掛けるが、彼女が答える事は無かった。そしてナディアも、それ以上の追求はしない。答えを聞くまでもなかったのだ。ナディアは思う。カレンは本気だと。
嫁さん達がローナとルークの追いかけっ子を暫く眺めていると、諦めたルークが帰って来た。
「ねぇ?あれで身体強化してないの?捕まえられないんだけど・・・。」
「元々身体能力に秀でたダークエルフ族だもの。その中でもローナは飛び抜けてるから、まぁ当然でしょうね。昔は腕利きの冒険者だったのよ?」
「フィーナ、それ本当?」
「ルークは彼女を何だと思ってたの?」
「ただの変態?」
「・・・それは否定しないわ。」
フィーナの説明が信じられなかったルークだったが、ルークの言葉を受けたフィーナが視線を逸しながら呟いた。それも疑いようのない事実であると。
「学園長!」
「なんじゃ?もう終わりなのか?」
オレの呼び掛けに答え、残念そうにしながらローナが戻って来る。遊んでばかりもいられない。確認したい事があるし、そろそろ真面目な話をしよう。
「学園長と事務長の引き継ぎはどうするんだ?辞めるんだろ?」
「ユーナは引き継ぎが必要じゃから、暫くの間は学園にいなければならんかの。私は特に必要無いから大丈夫じゃ。辞めるつもりは無いからの。」
「え?辞めないの?学園は大丈夫?」
「特にやる事も無かったからな、問題は無いぞ!」
学園長は胸を張って答える。薄い胸を。つるぺたストンという表現が適切だろう。しかし、何もしてなかったのか・・・学園がちょっと心配になってきた。
「それなら事務長は明日の朝にでも送って行こう。で、学園長。明日からダンジョンに向かうけど、装備はある?冒険者だったんだろ?」
「何百年も前の話をされてものぉ・・・何処に仕舞ったのか覚えておらん!あはははは。」
腕利きの冒険者・・・いいのかよ、それで。学園長の過去を教えてくれたフィーナに、疑いの視線を向けてみる。
「ねぇ、フィーナ?」
「私に振らないで!」
フィーナが現実逃避を始めたので、諦めて話を戻そう。まずは、装備品を揃えなければならない。
「学園長の武器は何だったの?一応防具も。準備するから教えて。」
「私か?私は短剣と、そうじゃな・・・何か投擲出来る武器が良いな!防具は特に必要無い。うっかり大きくなると壊れてしまうのでな。」
「まぁそうだよな。なら、着替えを何着か準備すればいいか。」
「着替えを何着も用意・・・・・はっ!?無理やり服を引き裂くようなプレイをする気じゃな?」
「するかボケ!!何でオレが幼女にそんな事をしなきゃいけないんだよ!!」
「大人ならいいのですね?」
「事務長!誤解を招く発言は慎みましょうね!!」
学園長のせいで、またしても脱線した。否定したつもりだったが、事務長が誤った解釈をする。あ、事務長もいたんだっけ。今日は素敵な服装ですね?ジョンが喜んでおります。・・・じゃなかった!
結局、学園長の装備を整える為、ログハウスのお披露目は終了となった。追々個別に利用して貰うとしよう。オレは武器を用意する為、皆とは別行動となる。学園長の服選びは嫁さん達に任せよう。
工房で試行錯誤しながらも、何とか学園長の武器を準備し終えたのは深夜になってからだった。いつもならば嫁さんの誰かが呼びに来るのだが、今回は誰も来なかったので、つい時間を忘れて没頭してしまった。ダンジョン攻略の為にも、しっかり休もうと思い入浴して寝室へと向かう。
寝るだけなので明かりも付けずにベッドに潜り込む。すると、何やらいい香りのする柔らかい物体に体が当たった。
「お待ちしておりました。」
「事務長!?どうしてオレの部屋に?」
「皆さんに言われて、ルーク様のお相手をする為にベッドの中を温めておりました。」
事務長が抱きついてくる。どうやら服を着ていないようだ。うむ、素晴らしい!じゃなくて、何してんのさ!!
「ちょっと事務長!?・・・本気?どうしてオレなの?」
「ずっと私は周囲の者達から避けられて来ました。最初は近付いて来る者も多いのですが、学園長の妹だとわかると距離を置かれてしまって・・・。」
「あぁ、なんとなくわかります。」
「ですが!ルーク様だけは違ったのです!!その事に気付いた瞬間、私の心は決まりました。」
「そんな事で?」
「私にはとても重要な事です。それに・・・学校職員と生徒の、禁断の愛!こんなシチュエーション、燃えるに決まっています!!ちゃんと縄も用意しておきました!さぁ、夜の授業を始めましょう!!」
忘れてたぁ!この人も変態だった!!事務長が距離を置かれるのは、学園長だけのせいじゃないと思います。言わないけど。
そんな事はさておき、オレの美人耐性さんは就寝中のご様子。美人耐性さんのいないオレなんて、親が見ていない場所でお小遣いを貰った子供のようなものだ。嬉々として新たな扉を開いたのは言うまでもない。
翌朝、縛られたまま眠る事務長を見て思う。こういうのもアリだな、と。
周囲に人がいなければ、いくら服がはち切れようと問題は無い。しかし、流石にそのような状況ばかりではないのだ。どうにかしようと思い問題提起したルークだが、その事で一波乱起ころうとしていた。先の指摘を受け、学園長が絶望的な表情を浮かべている。しかし、魔物との戦いは命が掛かっている為、容赦する事は出来ない。
「魔力を高められないんじゃ、戦闘には向かないよね?」
「それを言われると・・・・・な~んちゃって~!私はほとんど魔法を使えんから、何の問題も無いのじゃ!心配したのか?ぷぷぷっ、上手く騙されおって。可愛いヤツじゃのぉ!!」
学園長の絶望的なまでの面持ちが一変し、憎たらしい笑みを浮かべながら舌を出して跳ね回っている。ついでに尻まで叩き出した。・・・おや?この心に沸き起こる感情は一体何だろう?あぁそうか、これはきっと愛だ。この燃えるような想い、あのバカにぶつけてやろう。
「・・・炎よ来たれ」
「ひっ!!」
「その身は我が矢とな「やめなさい!」痛っ!ナディア、何すんのさ!!」
「ムカついたら禁呪を使おうとするそのクセを治しなさい!」
オレが第一節を詠唱した途端、学園長が変な声をあげて震え出した。第二節の詠唱途中に、ナディアから頭を叩かれた。
「暴力はんた~い!それに・・・私はムカついてなどおりません。胸の中に湧き上がる熱い気持ち、そう!これは愛です!!私は愛に気付かせて下さった方に、お返ししようとしたに過ぎないのです!」
「そんな訳無いでしょ!そして変なキャラをやめろ!!」
本気でナディアから叱られた。真面目なキャラまで否定されたよ。そんなオレを見て、当然じっとしていられるおバカではない。
「ぷぷっ、叱られおった。相変わらずバカじゃのぉ!」
「・・・ぶっ殺す!」
「ま、不味いのじゃ!逃げるのじゃ!!」
「あ!こら、待て!!」
「・・・はぁ。」
「ふふふっ。ナディア?子供が増えたみたいで楽しいですね?」
「ねぇ、カレン?それ・・・本気で言ってる?」
逃げるローナ、追いかけるルーク。そんな2人を見て楽しそうにしているカレンに問い掛けるが、彼女が答える事は無かった。そしてナディアも、それ以上の追求はしない。答えを聞くまでもなかったのだ。ナディアは思う。カレンは本気だと。
嫁さん達がローナとルークの追いかけっ子を暫く眺めていると、諦めたルークが帰って来た。
「ねぇ?あれで身体強化してないの?捕まえられないんだけど・・・。」
「元々身体能力に秀でたダークエルフ族だもの。その中でもローナは飛び抜けてるから、まぁ当然でしょうね。昔は腕利きの冒険者だったのよ?」
「フィーナ、それ本当?」
「ルークは彼女を何だと思ってたの?」
「ただの変態?」
「・・・それは否定しないわ。」
フィーナの説明が信じられなかったルークだったが、ルークの言葉を受けたフィーナが視線を逸しながら呟いた。それも疑いようのない事実であると。
「学園長!」
「なんじゃ?もう終わりなのか?」
オレの呼び掛けに答え、残念そうにしながらローナが戻って来る。遊んでばかりもいられない。確認したい事があるし、そろそろ真面目な話をしよう。
「学園長と事務長の引き継ぎはどうするんだ?辞めるんだろ?」
「ユーナは引き継ぎが必要じゃから、暫くの間は学園にいなければならんかの。私は特に必要無いから大丈夫じゃ。辞めるつもりは無いからの。」
「え?辞めないの?学園は大丈夫?」
「特にやる事も無かったからな、問題は無いぞ!」
学園長は胸を張って答える。薄い胸を。つるぺたストンという表現が適切だろう。しかし、何もしてなかったのか・・・学園がちょっと心配になってきた。
「それなら事務長は明日の朝にでも送って行こう。で、学園長。明日からダンジョンに向かうけど、装備はある?冒険者だったんだろ?」
「何百年も前の話をされてものぉ・・・何処に仕舞ったのか覚えておらん!あはははは。」
腕利きの冒険者・・・いいのかよ、それで。学園長の過去を教えてくれたフィーナに、疑いの視線を向けてみる。
「ねぇ、フィーナ?」
「私に振らないで!」
フィーナが現実逃避を始めたので、諦めて話を戻そう。まずは、装備品を揃えなければならない。
「学園長の武器は何だったの?一応防具も。準備するから教えて。」
「私か?私は短剣と、そうじゃな・・・何か投擲出来る武器が良いな!防具は特に必要無い。うっかり大きくなると壊れてしまうのでな。」
「まぁそうだよな。なら、着替えを何着か準備すればいいか。」
「着替えを何着も用意・・・・・はっ!?無理やり服を引き裂くようなプレイをする気じゃな?」
「するかボケ!!何でオレが幼女にそんな事をしなきゃいけないんだよ!!」
「大人ならいいのですね?」
「事務長!誤解を招く発言は慎みましょうね!!」
学園長のせいで、またしても脱線した。否定したつもりだったが、事務長が誤った解釈をする。あ、事務長もいたんだっけ。今日は素敵な服装ですね?ジョンが喜んでおります。・・・じゃなかった!
結局、学園長の装備を整える為、ログハウスのお披露目は終了となった。追々個別に利用して貰うとしよう。オレは武器を用意する為、皆とは別行動となる。学園長の服選びは嫁さん達に任せよう。
工房で試行錯誤しながらも、何とか学園長の武器を準備し終えたのは深夜になってからだった。いつもならば嫁さんの誰かが呼びに来るのだが、今回は誰も来なかったので、つい時間を忘れて没頭してしまった。ダンジョン攻略の為にも、しっかり休もうと思い入浴して寝室へと向かう。
寝るだけなので明かりも付けずにベッドに潜り込む。すると、何やらいい香りのする柔らかい物体に体が当たった。
「お待ちしておりました。」
「事務長!?どうしてオレの部屋に?」
「皆さんに言われて、ルーク様のお相手をする為にベッドの中を温めておりました。」
事務長が抱きついてくる。どうやら服を着ていないようだ。うむ、素晴らしい!じゃなくて、何してんのさ!!
「ちょっと事務長!?・・・本気?どうしてオレなの?」
「ずっと私は周囲の者達から避けられて来ました。最初は近付いて来る者も多いのですが、学園長の妹だとわかると距離を置かれてしまって・・・。」
「あぁ、なんとなくわかります。」
「ですが!ルーク様だけは違ったのです!!その事に気付いた瞬間、私の心は決まりました。」
「そんな事で?」
「私にはとても重要な事です。それに・・・学校職員と生徒の、禁断の愛!こんなシチュエーション、燃えるに決まっています!!ちゃんと縄も用意しておきました!さぁ、夜の授業を始めましょう!!」
忘れてたぁ!この人も変態だった!!事務長が距離を置かれるのは、学園長だけのせいじゃないと思います。言わないけど。
そんな事はさておき、オレの美人耐性さんは就寝中のご様子。美人耐性さんのいないオレなんて、親が見ていない場所でお小遣いを貰った子供のようなものだ。嬉々として新たな扉を開いたのは言うまでもない。
翌朝、縛られたまま眠る事務長を見て思う。こういうのもアリだな、と。
10
あなたにおすすめの小説
ハーレムキング
チドリ正明@不労所得発売中!!
ファンタジー
っ転生特典——ハーレムキング。
効果:対女の子特攻強制発動。誰もが目を奪われる肉体美と容姿を獲得。それなりに優れた話術を獲得。※ただし、女性を堕とすには努力が必要。
日本で事故死した大学2年生の青年(彼女いない歴=年齢)は、未練を抱えすぎたあまり神様からの転生特典として【ハーレムキング】を手に入れた。
青年は今日も女の子を口説き回る。
「ふははははっ! 君は美しい! 名前を教えてくれ!」
「変な人!」
※2025/6/6 完結。
リヴァイヴ・ヒーロー ~異世界転生に侵略された世界に、英雄は再び現れる~
灰色キャット
ファンタジー
「君に今の時代に生まれ変わって欲しいんだ」
魔物の王を討伐した古き英雄グレリア・ファルトは死後、突然白い世界に呼び出され、神にそう言われてしまった。
彼は生まれ変わるという言葉に孫の言葉を思い出し、新しい人生を生きることを決意した。
遥か昔に生きていた世界がどう変わっているか、発展しているか期待をしながら700年後の時代に転生した彼を待ち受けていたのは……『英雄召喚』と呼ばれる魔法でやってきた異世界人の手によって破壊され発展した――変貌した世界だった。
歴史すら捻じ曲げられた世界で、グレリアは何を求め、知り……世界を生きるのだろうか?
己の心のままに生き、今を知るために、彼は再び歴史を紡ぐ。
そして……主人公はもう一人――『勇者』、『英雄』の定義すら薄くなった世界でそれらに憧れ、近づきたいと願う少年、セイル・シルドニアは学園での入学試験で一人の男と出会う。
そのことをきっかけにしてセイルは本当の意味で『勇者』というものを考え、『英雄』と呼ばれる存在になるためにもがき、苦しむことになるだろう。
例えどんな困難な道であっても、光が照らす道へと……己の力で進むと誓った、その限りを尽くして。
過去の英雄と現代の英雄(の卵)が交差し、歴史を作る!
異世界転生型アンチ異世界転生ファンタジー、ここに開幕!
――なろう・カクヨムでも連載中――
世界一簡単にレベルアップ ~魔物を倒すだけでレベルが上がる能力を得た俺は、弱小の魔物を倒しまくって異世界でハーレム作る事にしました~
きよらかなこころ
ファンタジー
シンゴはある日、事故で死んだ。
どうやら、神の手違いで間違って死んでしまったシンゴは異世界に転生することになる。
転生する際にオマケに『魔物を倒すだけでレベルが上がる』能力を貰ったシンゴ。
弱小の魔物を倒してレベルを上げ、異世界でハーレムを作る事を企むのだった。
あの子を甘やかして幸せにスローライフする為の、はずれスキル7回の使い方
tea
ファンタジー
はずれスキル持ちなので、十八になったら田舎でスローライフしようと都落ちの日を心待ちにしていた。
しかし、何故かギルマスのゴリ押しで問答無用とばかりに女勇者のパーティーに組み込まれてしまった。
追放(解放)してもらうため、はずれスキルの無駄遣いをしながら過去に心の傷を負っていた女勇者を無責任に甘やかしていたら、女勇者から慕われ懐かれ、かえって放してもらえなくなってしまったのだが?
どうなる俺の田舎でのスローライフ???
【完結】奪われたものを取り戻せ!〜転生王子の奪還〜
伽羅
ファンタジー
事故で死んだはずの僕は、気がついたら異世界に転生していた。
しかも王子だって!?
けれど5歳になる頃、宰相の謀反にあい、両親は殺され、僕自身も傷を負い、命からがら逃げ出した。
助けてくれた騎士団長達と共に生き延びて奪還の機会をうかがうが…。
以前、投稿していた作品を加筆修正しています。
無能と呼ばれたレベル0の転生者は、効果がチートだったスキル限界突破の力で最強を目指す
紅月シン
ファンタジー
七歳の誕生日を迎えたその日に、レオン・ハーヴェイの全ては一変することになった。
才能限界0。
それが、その日レオンという少年に下されたその身の価値であった。
レベルが存在するその世界で、才能限界とはレベルの成長限界を意味する。
つまりは、レベルが0のまま一生変わらない――未来永劫一般人であることが確定してしまったのだ。
だがそんなことは、レオンにはどうでもいいことでもあった。
その結果として実家の公爵家を追放されたことも。
同日に前世の記憶を思い出したことも。
一つの出会いに比べれば、全ては些事に過ぎなかったからだ。
その出会いの果てに誓いを立てた少年は、その世界で役立たずとされているものに目を付ける。
スキル。
そして、自らのスキルである限界突破。
やがてそのスキルの意味を理解した時、少年は誓いを果たすため、世界最強を目指すことを決意するのであった。
※小説家になろう様にも投稿しています
【完結】487222760年間女神様に仕えてきた俺は、そろそろ普通の異世界転生をしてもいいと思う
こすもすさんど(元:ムメイザクラ)
ファンタジー
異世界転生の女神様に四億年近くも仕えてきた、名も無きオリ主。
億千の異世界転生を繰り返してきた彼は、女神様に"休暇"と称して『普通の異世界転生がしたい』とお願いする。
彼の願いを聞き入れた女神様は、彼を無難な異世界へと送り出す。
四億年の経験知識と共に異世界へ降り立ったオリ主――『アヤト』は、自由気ままな転生者生活を満喫しようとするのだが、そんなぶっ壊れチートを持ったなろう系オリ主が平穏無事な"普通の異世界転生"など出来るはずもなく……?
道行く美少女ヒロイン達をスパルタ特訓で徹底的に鍛え上げ、邪魔する奴はただのパンチで滅殺抹殺一撃必殺、それも全ては"普通の異世界転生"をするために!
気が付けばヒロインが増え、気が付けば厄介事に巻き込まれる、テメーの頭はハッピーセットな、なろう系最強チーレム無双オリ主の明日はどっちだ!?
※小説家になろう、エブリスタ、ノベルアップ+にも掲載しております。
最強賢者の最強メイド~主人もメイドもこの世界に敵がいないようです~
津ヶ谷
ファンタジー
綾瀬樹、都内の私立高校に通う高校二年生だった。
ある日、樹は交通事故で命を落としてしまう。
目覚めた樹の前に現れたのは神を名乗る人物だった。
その神により、チートな力を与えられた樹は異世界へと転生することになる。
その世界での樹の功績は認められ、ほんの数ヶ月で最強賢者として名前が広がりつつあった。
そこで、褒美として、王都に拠点となる屋敷をもらい、執事とメイドを派遣してもらうことになるのだが、このメイドも実は元世界最強だったのだ。
これは、世界最強賢者の樹と世界最強メイドのアリアの異世界英雄譚。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる