誰にも言えない恋

銀の筆

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秘密の生活

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  。。。。


 そうして僕達の秘密の生活が始まった。

 

 可憐な表情なのに性格は大胆、口数が少ない分、ときどき僕をド

キッとさせるような服を着てみたり。。。

 まさか。。まさか他の奴の前でもこんなふうに。。。?

切ない男心は嫉妬深く、つい自分を見失いそうにもなる。。。

 

 しかし。。。

 

 人間として大人として、いつまでもこんな関係を続けているのは

良くないだろう。何度となくやめなければと思い、切り出そうとす

ると、彼女は大きな瞳で真っ直ぐに僕を見つめ「遊びでもいいの」

「あなたのおもちゃで構わないわ」なんて。。。

 

 ダメだ。。。

 

 優柔不断な僕は、この関係を断ち切ることもできず、こうしてい

ることを誰にも言えず。また昨夜も。。。

 

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