俺達の行方【続編】

穂津見 乱

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秘密の関係

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剛が学校を休んだ。高校に入ってから初めての事だ。

朝の通学電車を降りて改札口を抜けると、いつも駅の入口の壁にもたれて外を眺めながら俺を待っている剛の姿がある。
既に185cmを軽く超えたその長身はかなり目立つ存在だ。引き締まってきた身体は全体的に均整がとれていてスタイルが良い。壁にもたれて腕を組んで佇むその姿は、朝の光の中でかなり絵になっている。
いつも見かける女子高生達がチラチラと熱い視線を送り、ヒソヒソ話をするように剛の前を通り過ぎては嬉しそうにはしゃいで駆け出して行く。だが、剛は全く気にもとめていないらしい。本人曰く、ボーッと外を眺めているだけだとか。

俺の身長も少しは伸びたが、残念ながら170cmには届きそうにもない。全くもって羨ましい限りだ。それでも、それが俺の自慢の恋人なわけで…俺は、毎朝その絵になる姿を密かに眺めるのが楽しみでならない。


今朝もその姿はなく、俺は無性に寂しさを感じる。
昨日、剛と同じクラスの山内から体調不良で休みだと聞かされた。夜になって剛の自宅に電話をかけてお母さんから事情も聞いている。軽い腸炎で点滴を受けて休んでいるとの話だった。本人に代わろうかとも聞かれたが、俺は「お大事に」とだけ告げて電話を切った。
明日は土曜日で学校は休みだ。月曜日まで会えないと思うと切ない気分になってしまう。

「明日、お見舞いにでも行ってみるか~!」

俺は独り言のように口にして学校へ向かう。


ー土曜日ー
午前中は部活動の練習、午後は親に頼まれた用事で外出する。
親戚の伯父さんに急ぎの届けものがあるらしい。俺の父親の兄になる伯父さんで、達兄の父親でもある。小学生の頃は良く遊びに行っていた。泊まりがけで行った時は、2人で夜中まで騒いで伯母さんに叱られたものだ。達兄が高校生になってからは遊ぶ機会は殆どなくなり、お正月とお盆の時に顔を合わせる程度になってしまった。その達兄も今は社会人となり大阪で頑張っていると聞いている。

バスに乗って30分、そこから歩いて15分程の伯父宅へ向かう。こうして訪ねるのはかなり久し振りだ。出迎えてくれた伯母さんは相変わらずチャキチャキとしていて元気盛り盛りという感じだ。俺が訪ねて行くのを楽しみにしてくれていたようだ。コーヒーとケーキをご馳走になりながら伯父さんと3人で暫く団欒をする。達兄が大阪に行ってから寂しいみたいで、伯母さんの話が長々と続く。ゆっくりしたい気持ちもあるが、剛の事が気になる俺はそこそこで退散することにした。

「ヤッベ~!思ったより遅くなったな。」

その足で急いで剛の自宅に向かう。途中で色々と買い物をして、到着した頃にはかなり日が落ちてしまった。顔を見るだけでもと思いインターホンを鳴らすが返事が無い。

【ピンポーン】

音はすれども返事は無い。3度目も空返事だ。

《誰も居ないのか?もしかして…剛の具合が悪くて病院にでも行ってるのか…?》

お見舞いの品だけ置いて帰ろうとした時、上から声が降って来た。

「弘人か~?!待ってろ~!今、行く!」

2階の窓から剛が顔を出して軽く手を振っている。

暫くして玄関のドアが開いた。Tシャツにグレーのスウェット姿の剛が出迎えてくれる。思っていたよりは元気そうな様子に安心する。剛は、俺を招き入れた後に玄関ドアのカギをかけた。

「悪いな~、弘人。わざわざ来てくれたのか。有り難うな。」

「いや、連絡もせず突然で悪いな。もしかして…、お前だけなのか?」

「ああ、お袋は夜勤で居ない。親父は海外出張中。」

「お袋…ね。」

剛のお母さんはお袋というイメージからは遠くかけ離れている。その言葉は何度聞いても笑ってしまう。

剛の後に続いて2階に上がる。剛の話によると、水曜日の夜から軽い急性腸炎による発熱と腹痛と下痢で苦戦したらしい。点滴と内服薬で症状は治まり今は落ち着いているとのことだった。

「マジで参った~!もう、腹の中はからっ空の空っぽだぜ~!もう、何にも出ねぇ。」

ベッドに腰かけながら明るく笑って言うものの、剛の顔は少しばかりやつれて見える。

「色々と買って来たから、食えそうなら何か腹に入れた方がいいんじゃねぇか?」

俺は、買って来た品をミニテーブルに並べてゆく。スポーツドリンク、オレンジやリンゴジュース、お茶、パックの青汁や野菜ジュース、スタミナドリンク、プリンやゼリー、バナナにリンゴに桃缶までズラリと並ぶ。

「すげぇな~!そんなに食ったら腹がひっくり返りそうだな。」

剛が楽しそうに笑う。

「先ずは何にする?何なら俺が食わしてやろうか~?」

俺は面白がって言う。普段は剛に圧されがちになってしまう事が多いのだ。ここぞとばかりに主導権を握る。


あの日、俺は自分の胸の中の想いをハッキリと知った。そして、俺達の想いが…心が…身体が…熱く深く交わり合った。あれから1年以上経つが、あの日以来…ああいう事はない。お互いに、それ以上は踏みとどまっている。勿論、欲求不満で自慰行為に溺れる日々の繰り返しだ。それは剛も同じなのだろう。それでも、お互いの心が繋がっている…強い絆を感じる…それだけで俺達は満たされているのだ。

俺達の関係は秘密だ。今まで通りでいるためには…踏み込んではならない領域がある。

あれから、お互いの家を行き来する回数は増えた。土日でも部活動の練習で顔を合わせる事は出来るが、少しでも長く一緒に居たいと思ってしまう。部屋で2人きりになると短い時間だけ触れ合う。その時は、お互いのせめぎ合いだ。剛は相変わらずのペースで俺を振り回す。かなり甘い言葉で俺を惑わせるのが楽しくて仕方ないらしい。だが、剛に感化された俺もそれなりに耐性がついた。自分の想いも素直に出せるようになってきた。そして、常に反撃の機会を狙っている。

男同士の恋愛セックスについても少しは知識を得た。どちらが攻めるか…?そこが問題だ。高校時代にそんな機会はないだろうが、今からでも下地は必要だ。


「そうだな…。先ずは、弘人がいいな。」

恥ずかしげもなく剛が言う。俺に向かって軽く腕を広げて指先でクイクイと合図までしてくる。まるで、年下の可愛い彼女を呼ぶ彼氏のような余裕の仕草と表情だ。

《全く…恥ずかしげもなくよくやるもんだ》

俺は胸の中で嘆息する。

「ほら、早く来いよ。俺は病人だから動けねぇ。」

「全く…。甘えん坊かよ。」

俺は照れ隠しに頭を掻きながら立ち上がる。ベッドに座る剛の前に立ち、その頭を優しく抱きしめてやる。剛の腕が腰にまわり俺の胸に顔を擦り寄せてくる。普段は圧しの強い剛だが、時折こうして甘えるような仕草を見せる。それが俺の胸をキュンキュンさせるのだ。俺はその髪の毛を優しく撫でて頭に軽くキスをした。

「うわっ!」

次の瞬間、いきなり強く引き寄せられて剛の膝の上に跨がるよう座らされてしまった。股間が接近して思わず引いた腰をガッチリと抑え込まれる。何とも恥ずかしい体勢だ。

《クッソ~!やられた~》

下から見上げる剛がニヤリと笑う。そして、目を閉じて可愛らしくキスをせがむ。俺は、その口唇にチュッと軽くキスをしてから、剛と並んでベッドに腰かける。

「ほら、飲めよ。」

スポーツドリンクのキャップを開けて剛に手渡す。

「サンキュー!」

剛はそれをほぼ一気飲みしている。余程に喉が渇いていたのだろう。その喉がゴクリゴクリと美味しそうな音をたてる。その喉仏が上下に動くだけでも男の色気を感じる。その首元に光る金の細いネックレスが軽やかに揺れて光る。

昨年のクリスマスに俺がプレゼントしたものだ。今までは誕生日のプレゼント交換さえした事がなかった。俺の恋人への初めての贈り物だ。男が男にネックレスなんておかしいかもしれないが、そのネックレスを見た時に剛に似合いそうだと思った。何の飾り気もないK18の細いチェーンタイプだ。その日から肌身離さず身につけてくれている。

学生服の白いシャツ、形式ばかりのネクタイと無造作に開けられた襟元で時折キラリと光るネックレス。それを見る度に「剛は俺のものだ」と心の中でニヤけてしまう。もしかして、俺は征服欲が強いのかもしれない。
ちなみに、剛からのプレゼントはオシャレな本皮のベルトだった。その時も「これを外すのは俺だけだ」なんて言っていた。思い出しても恥ずかしくなる台詞だ。多分、剛も俺と同じように思っているのだろう。そして、そのベルトは俺の腰にきちんと巻いてある。

《なんか…複雑な関係かも…》

そんな事を思いながらぼんやりと剛の横顔に見惚れてしまう。

「何、見てんだ?」

低く甘い声と少し色気のある眼差しが俺に向けられる。

《うわっ!雰囲気たっぷり剛君の登場だよ~》

俺はこの雰囲気に弱い。凄く色気を感じてドキドキしてしまうのだ。このまま圧されると俺は負けてしまいそうになる。剛の色気には敵わない。剛もそれを知っている。巧みに使い分けては俺を惑わせて楽しんでいる。

「別に~。」

俺は平静を装ってオレンジジュースを手に取る。キャップを開けてグイッと飲む。

「俺にもくれ。」

いつもの剛が言う。

「ん…。」

そのままペットボトルを差し出した俺の耳元で剛が囁く。

「なぁ、お前の口から飲ませてくれよ。」

雰囲気たっぷり剛君が言う。

「んぐぐっ…!グヘッ!ゲホゲホ!」

思わず噴き出しそにうなって激しくムセる俺を見て、剛がお腹を抱えて笑う。

毎回、こんな調子だ。

俺は、何食わぬ顔でオレンジジュースをたっぷりと口に含んでから剛を押し倒す。その顎に手をかけてその口唇に自分の口唇を重ねる。少しずつ口の中のオレンジジュースを流し込んでやる。剛の喉が二度…三度…ゆっくりとそれを飲み込んでゆく。その喉が動くのを手の平に感じるだけで俺の中の征服欲が満たされてゆく。もっと征服して全てを自分のものにしたくなってしまう。

そのまま軽く舌を滑り込ませると、剛の舌がゆったりと絡みついてくる。オレンジの味がするその口唇と舌を俺はゆっくりと味わう。
剛の腕が背中にまわりその指先が俺の身体をなぞってゆく。肩甲骨から脇腹、そして腰へと愛おしそうに切なげにそっと滑ってゆく。そして、腰のベルトに触れて動きが止まる。
俺もゆっくりと口唇を離す。剛の口唇から流れた雫をそっと舌で拭い取る。そして、その瞳を見つめておでこに軽くキスをする。身体を寄せてその名残りに身を浸す。

俺達はお互いを欲している。時折交わす甘い口づけ、そっと舌を絡ませる。脳も身体も痺れるようなその感覚に身を任せると、より深く求めてしまいたくなる。身体の奥の疼きを感じて口唇を離す。そして、その口唇に「ここまで」と軽く小さく口づける。瞳を見つめておでこにチュッとキスをする。それが俺達の合図みたいなものだ。俺がそうする時もあるし、剛がそうする時もある。剛の口唇が離れるのは寂しいが、その後の優しいキスと温かい眼差しが俺の全てを満たしてくれる。


剛の息が微かに震えている。その胸が大きく何度か上下する。そして、熱い息をそっと吐き出してゆく。
軽く重ねたお互いの手、その長い指がゆっくりと動く。手の甲を優しく撫でるように滑り、指をそっとなぞる。優しく包み込んでくる手の温もりが俺の心までも包み込む。汗の臭いと剛の匂い、それを身近に感じて、会えなかった2日間の胸の空白が満たされてゆく。


「剛、お前…風呂入ってないだろ?」

「悪いな…。やっぱ臭うか?」

「いや、お前の匂いがする。俺は、剛の匂い…好きだからな。」

首元に鼻を擦り寄せてクンクンと匂いを嗅ぐ。

「やめろ。嗅ぐなよ。恥ずかしいだろ~。」

そう言って剛も自分の身体をクンクンと嗅いでいる。この2日間、水分しか口にしておらず風呂にも入れていないらしい。

「俺が、身体洗ってやろうか?」

それは剛への労りの気持ち。会えなかった2日間、1人で苦しんだその身体を世話してやりたい俺の想い。

「え…?マジで…?」

ボソリと答える剛の横顔、その頬が少し赤く染まる。

「遠慮すんな!お前の世話ぐらい俺がしてやるよ。ほら、行くぞ!」

軽く笑って剛の胸をポンと叩いて起き上がる。軽やかにベッドから立ち上がった俺の腕を剛が掴んだ。

「今日…。泊まっていけよ。」

その言葉に胸がドキンと大きく鳴る。顔が熱くなるのを感じる。そして身体も熱くなる。身体の奥底で小さな震えが湧き起こる。僅かな緊張とトキメキが入り乱れる。剛の手も僅かに緊張している。その胸の中の複雑に揺れ動く想いが俺の身体に染み込んでくる。

俺は大きく息をしてから笑って振り返る。

「分かったから、早くしろ!」

「了解。」

剛が少し照れくさそうに頭を掻きながら微笑み返してくる。
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