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最初の夜〈1〉
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俺はキッチンに立ち夕食作りの準備を始める。後ろから剛が嬉しそうに覗き込んでくる。
「何?何?何、作ってくれるんだ~?」
ウキウキと弾む声、戯れる子供のようにまとわりついてくる。
「あ~!邪魔だ~どけ!剛、向こうに行ってろ!」
それでなくても狭いキッチンスペースだ。身体のデカイ男が傍に居ては作業がはかどらない。
「剛?お前、また背が伸びたんじゃねぇか?」
背後から抱きつくように腕をまわしてきた剛が、軽々と頭の上に顎を乗せてくる。俺はまるでトーテムポールの気分だ。
「そうかな?測ってないから分かんねぇ。188か189cmかな…?」
軽く言ってのける剛の言葉に少しムッとなる。俺の身長は167cmで止まっている。
《クッソ~、全く羨ましい限りだな!》
「いいから向こうに行ってろ!」
「ん~?分かった。じゃあ、キスしてくれ。」
肩越しにヒョイと覗き込んで来た剛が甘えるようにキスをせがむ。まるで、新婚夫婦みたいだ。振り向きざまにチュッとキスをしてやると、嬉しそうに微笑んで頬を染める。そして、お返しとばかりに頬にチュッとキスをしてくる。イチャイチャでラブラブな恋人同士だ。
「じゃあ、楽しみに待ってるぜ。何か手伝う事があったら言ってくれよな。」
素直に引き下がった剛はパソコンに向かってキーを叩き始めた。軽やかでリズミカルなその音を聴きながら調理を進める。
《なんか幸せ~!一緒に暮らし始めたら毎日こんな感じ…?》
ニヤける自分に対して込み上げる笑いを堪える。
「おい、剛~!出来たぞ~!」
次々に盛り付ける料理を剛が嬉しそうに運んでゆく。
「おお~!すげぇ美味そう~!弘人、ありがとな!」
満面の笑みで感嘆の声を上げる。その喜ぶ顔が嬉しくて俺の気分も最高潮だ。剛に美味しい手料理を食べさせてやりたい一心で日々励んでいるのだ。
「どんどん食え!腹一杯食え!」
「おう!じゃあ、遠慮なく。いただきま~す!」
2人で一緒に手を合わせて頂きますのご挨拶。顔を見合わせて小さく笑う。
「弘人~、美味い!やっぱ、すげぇ~!お前、天才だろ!やっぱ、料理人に向いてるぜ~!」
「そうか~!剛が美味そうに食ってくれると作り甲斐もあるな。毎日でも食わせてやりたい!」
「俺も、毎日食べたい!」
大袈裟とも言えるほどに絶賛してくれる剛。美味しそうに頬張る姿を眺めながら胸が一杯になる。
後片付けを終えてから、暫しの間のんびりと寛ぐ。満腹感が眠気を誘い何度も欠伸が出てしまう。
「弘人、先に風呂入れよ。お湯は溜めておいたから。そのまま中で身体を洗え。最後に湯を抜いてシャワーで流すんだ。俺はシャワーだけでいいから、後はそのままでいい。バスタオルとか置いてあるから使え。」
「ああ、有り難う。」
剛に促されて浴室へ向かう。小さめの3点ユニットバスだ。湯気が立ち昇る浴槽、それを仕切るカーテン、小さな洗面台、そして様式便器が並んでいる。派手な音をたてる換気口に湯気が吸い込まれてゆく。
《洗い場が無いのはちょっと不便だよな。それに、家の風呂より狭いな…。でも、独り暮らし用だって言ってたよな…?》
とある会社が独身寮として建てたものらしい。男だけの独身寮だけあってオシャレ感などは一切無い。頑丈なのが取り柄だけの無愛想な造りだ。建物もかなり古くなっており、入寮者が少なくなった事もあって、3階の空き部屋を間貸ししてくれているとの事だった。あくまでも、社長さんのご厚意によるものだとか。
独り暮らしなら脱衣所なども必要無いのだろう。部屋で裸になれば良いだけの事なのだが、剛の前で裸になるのは何だか恥ずかしい。洗面台の上に置かれたカゴにバスタオルが準備されている。俺はそこで裸になる。
《便器の前で全裸ってのも変な気分だよな…。でも…これならやりやすいかも…?》
俺は剛に抱かれる決心をして東京に来た。それは俺自身が望んだ事だ。勿論、その準備もしてある。風呂とトイレが一体型なのは有り難い。だが、前準備をいつやるのかが問題になる。物事にはタイミングというものがある。俺の人生の一大決心だ。それを、未だ剛には伝えられていない。
《ああ~!どうしよう?!最初に迫られた時に言えば良かったのか~?!もう、タイミング外してる気がする~!》
俺の決心を早く伝えた方が剛は喜ぶのだろう。だが、なかなか言い出すタイミングがなかった。俺が迫れば剛が応えてくれるのは分かっているのだが、やはり、自分からは上手く誘えない。それどころか、迫られただけで胸が爆発しそうなほどにドキドキしてしまったのだ。
《うわ~、俺に出来るわけねぇだろ~!考えただけでドキドキする~!もう、分かんねぇ~!》
湯船の中で身悶えるように頭を抱え込む。心臓が派手に騒いで頭に血が上る。息を止めて熱いお湯に顔を浸す。
《ヤバイ…、何か…頭が……、身体が……、熱い………、剛………、助けてくれ………》
どうやら俺はノボセてしまったらしい。浴槽のヘリに頭をもたせかけ、ダラリと腕を投げ出す。脳がグラグラして浴槽から立ち上がる事が出来ず…そのままグッタリと項垂れた。
「弘人…!」
慌てた剛の声が聞こえる。目を開けた視界にぼんやりと見える動揺した表情。バシャバシャと激しい水音と共に、俺の身体は力強い腕に引き上げられる。
「剛…、悪い……。」
それだけ言うのが精一杯だった。
殆ど抱き抱えられるようにして引き摺り出される。よろつく足で剛の身体に掴まりながらどうにか歩く。素早くバスタオルで身体を覆ってくれた剛が俺を強く抱きしめてくる。
「弘人、大丈夫か?ベッドまで歩けるか?」
「うぅ……、ノボセた……。」
どうにかベッドに辿り着き横になる。剛が冷たいタオルを額に乗せてくれたのだろう、ヒンヤリ感が気持ち良くてそのまま意識が薄れてゆく。
「弘人、水飲めるか?」
「弘人…?」
「……弘人……」
優しい剛の声を遠くに聞きながら、心の中でその名を呟く。
《……剛……》
そっと口唇に触れてきた柔らかな感触。そこから流れ込んでくる水が口内を満たしてゆく。俺はそれをコクン、コクンと飲み干した。
「……弘人…、弘人……」
優しい声と優しい手が俺の頬を包み込み、髪の毛を撫でてくれる。
《剛……、剛……、俺の大好きな剛……》
俺はそのまま深い眠りに落ちてゆく。
「何?何?何、作ってくれるんだ~?」
ウキウキと弾む声、戯れる子供のようにまとわりついてくる。
「あ~!邪魔だ~どけ!剛、向こうに行ってろ!」
それでなくても狭いキッチンスペースだ。身体のデカイ男が傍に居ては作業がはかどらない。
「剛?お前、また背が伸びたんじゃねぇか?」
背後から抱きつくように腕をまわしてきた剛が、軽々と頭の上に顎を乗せてくる。俺はまるでトーテムポールの気分だ。
「そうかな?測ってないから分かんねぇ。188か189cmかな…?」
軽く言ってのける剛の言葉に少しムッとなる。俺の身長は167cmで止まっている。
《クッソ~、全く羨ましい限りだな!》
「いいから向こうに行ってろ!」
「ん~?分かった。じゃあ、キスしてくれ。」
肩越しにヒョイと覗き込んで来た剛が甘えるようにキスをせがむ。まるで、新婚夫婦みたいだ。振り向きざまにチュッとキスをしてやると、嬉しそうに微笑んで頬を染める。そして、お返しとばかりに頬にチュッとキスをしてくる。イチャイチャでラブラブな恋人同士だ。
「じゃあ、楽しみに待ってるぜ。何か手伝う事があったら言ってくれよな。」
素直に引き下がった剛はパソコンに向かってキーを叩き始めた。軽やかでリズミカルなその音を聴きながら調理を進める。
《なんか幸せ~!一緒に暮らし始めたら毎日こんな感じ…?》
ニヤける自分に対して込み上げる笑いを堪える。
「おい、剛~!出来たぞ~!」
次々に盛り付ける料理を剛が嬉しそうに運んでゆく。
「おお~!すげぇ美味そう~!弘人、ありがとな!」
満面の笑みで感嘆の声を上げる。その喜ぶ顔が嬉しくて俺の気分も最高潮だ。剛に美味しい手料理を食べさせてやりたい一心で日々励んでいるのだ。
「どんどん食え!腹一杯食え!」
「おう!じゃあ、遠慮なく。いただきま~す!」
2人で一緒に手を合わせて頂きますのご挨拶。顔を見合わせて小さく笑う。
「弘人~、美味い!やっぱ、すげぇ~!お前、天才だろ!やっぱ、料理人に向いてるぜ~!」
「そうか~!剛が美味そうに食ってくれると作り甲斐もあるな。毎日でも食わせてやりたい!」
「俺も、毎日食べたい!」
大袈裟とも言えるほどに絶賛してくれる剛。美味しそうに頬張る姿を眺めながら胸が一杯になる。
後片付けを終えてから、暫しの間のんびりと寛ぐ。満腹感が眠気を誘い何度も欠伸が出てしまう。
「弘人、先に風呂入れよ。お湯は溜めておいたから。そのまま中で身体を洗え。最後に湯を抜いてシャワーで流すんだ。俺はシャワーだけでいいから、後はそのままでいい。バスタオルとか置いてあるから使え。」
「ああ、有り難う。」
剛に促されて浴室へ向かう。小さめの3点ユニットバスだ。湯気が立ち昇る浴槽、それを仕切るカーテン、小さな洗面台、そして様式便器が並んでいる。派手な音をたてる換気口に湯気が吸い込まれてゆく。
《洗い場が無いのはちょっと不便だよな。それに、家の風呂より狭いな…。でも、独り暮らし用だって言ってたよな…?》
とある会社が独身寮として建てたものらしい。男だけの独身寮だけあってオシャレ感などは一切無い。頑丈なのが取り柄だけの無愛想な造りだ。建物もかなり古くなっており、入寮者が少なくなった事もあって、3階の空き部屋を間貸ししてくれているとの事だった。あくまでも、社長さんのご厚意によるものだとか。
独り暮らしなら脱衣所なども必要無いのだろう。部屋で裸になれば良いだけの事なのだが、剛の前で裸になるのは何だか恥ずかしい。洗面台の上に置かれたカゴにバスタオルが準備されている。俺はそこで裸になる。
《便器の前で全裸ってのも変な気分だよな…。でも…これならやりやすいかも…?》
俺は剛に抱かれる決心をして東京に来た。それは俺自身が望んだ事だ。勿論、その準備もしてある。風呂とトイレが一体型なのは有り難い。だが、前準備をいつやるのかが問題になる。物事にはタイミングというものがある。俺の人生の一大決心だ。それを、未だ剛には伝えられていない。
《ああ~!どうしよう?!最初に迫られた時に言えば良かったのか~?!もう、タイミング外してる気がする~!》
俺の決心を早く伝えた方が剛は喜ぶのだろう。だが、なかなか言い出すタイミングがなかった。俺が迫れば剛が応えてくれるのは分かっているのだが、やはり、自分からは上手く誘えない。それどころか、迫られただけで胸が爆発しそうなほどにドキドキしてしまったのだ。
《うわ~、俺に出来るわけねぇだろ~!考えただけでドキドキする~!もう、分かんねぇ~!》
湯船の中で身悶えるように頭を抱え込む。心臓が派手に騒いで頭に血が上る。息を止めて熱いお湯に顔を浸す。
《ヤバイ…、何か…頭が……、身体が……、熱い………、剛………、助けてくれ………》
どうやら俺はノボセてしまったらしい。浴槽のヘリに頭をもたせかけ、ダラリと腕を投げ出す。脳がグラグラして浴槽から立ち上がる事が出来ず…そのままグッタリと項垂れた。
「弘人…!」
慌てた剛の声が聞こえる。目を開けた視界にぼんやりと見える動揺した表情。バシャバシャと激しい水音と共に、俺の身体は力強い腕に引き上げられる。
「剛…、悪い……。」
それだけ言うのが精一杯だった。
殆ど抱き抱えられるようにして引き摺り出される。よろつく足で剛の身体に掴まりながらどうにか歩く。素早くバスタオルで身体を覆ってくれた剛が俺を強く抱きしめてくる。
「弘人、大丈夫か?ベッドまで歩けるか?」
「うぅ……、ノボセた……。」
どうにかベッドに辿り着き横になる。剛が冷たいタオルを額に乗せてくれたのだろう、ヒンヤリ感が気持ち良くてそのまま意識が薄れてゆく。
「弘人、水飲めるか?」
「弘人…?」
「……弘人……」
優しい剛の声を遠くに聞きながら、心の中でその名を呟く。
《……剛……》
そっと口唇に触れてきた柔らかな感触。そこから流れ込んでくる水が口内を満たしてゆく。俺はそれをコクン、コクンと飲み干した。
「……弘人…、弘人……」
優しい声と優しい手が俺の頬を包み込み、髪の毛を撫でてくれる。
《剛……、剛……、俺の大好きな剛……》
俺はそのまま深い眠りに落ちてゆく。
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