ツキヒカリ

MoonLite

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2章

蓮扉の逮捕

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幸せは長くは続かなかった。
突然の蓮扉の逮捕。

夏休み明け蓮扉のママからの電話

「愛菜。蓮扉今日の朝連れてかれた」
「まだ詳しいことはわからないけど」
「多分、鑑別は確定だわ」

愛菜「何をしたんですか?」


「バイク窃盗して無免許」


愛菜「蓮扉が…」


「ごめんね本当」
「蓮扉とはまだ話せてなくて」
「詳しいことわかったらまた連絡する」



蓮扉が逮捕された。

まだ未成年だったから面会も家族だけだった。
伝言は蓮扉のママを通して伝えてもらった。

蓮扉「待っててほしい」「浮気すんなよ~」

それだけだった。



勝手に捕まっといて自分勝手な蓮扉
学校での行いも悪かった蓮扉は
学校にも見放され一発鑑別所だった。




愛菜はもう一生会えないのかと思うぐらい泣いた



愛菜と蓮扉は何度も文通のやりとりをした
毎週手紙が届くのを楽しみにした。





ところが、他校の生徒や先輩は
愛菜を、放っておくわけがなかった。

愛菜の周りを猛獣の様にバリアを張っていた
蓮扉がいなくなると、
愛菜へ周りからの接触は増えた



「大丈夫?」から始まるやりとり
みんな愛菜を狙っていた。

愛菜は、恋愛感情なんてなかったが
寂しい思いや不安や色々話した


付き合おうと色んな人にいわれた
もちろん断った。









それから3ヶ月、愛菜のケータイが鳴った
蓮扉のママだった

愛菜「もしもし愛菜です」

「あ、俺…」

愛菜「蓮扉…???」

「おう!出てきたぜ」
「でも今日は会えない」

「悪かったな」


愛菜「待ってたよ」
蓮扉「ありがとうな」


愛菜「もう、やめてね?」「次は待たないからね」


蓮扉「おぅ」
「明日久々にデートだな!朝迎えにいくよ」



愛菜「楽しみにしてる」








翌日、蓮扉はいつもの調子でちょっと
照れながら登場した。

「心配かけたな!!」

愛菜「本当だよ」

この日は蓮扉の家に泊まりに行った!
夏休み以来のお泊まりだった。



愛菜は蓮扉の腕の中で、安心して眠りについた。


愛菜のケータイが鳴った。
1件のメール📩  


蓮扉「誰だ?こんな時間に」

蓮扉は愛菜の携帯をみた。


ケータイの中には他校の男子からの
メールだった。




今日蓮扉といるのみたよ~

相変わらず可愛かった♡
蓮扉出てきたみたいだね?
蓮扉より俺を選んだ方絶対いいよ!

いつ会う?



という内容だった。

蓮扉は怒りが込み上げた。
俺がいない間に俺の女に…


蓮扉は電話番号とアドレスを
自分の携帯に移した。

寝ている愛菜には何も言わなかった
メールを見てしまったことも。



「自分が寂しい思いをさせたから」
とぐっと我慢をした。




朝起きると蓮扉は部屋にいなかった。

下へ降りて行くとシャワーからでた蓮扉がいた

「おはよう」

愛菜「朝早いね」「おはよう」

蓮扉「中にいて癖ついちゃって」

部屋に戻ると蓮扉のママが、上がってきた

「蓮扉ーーー!💢ちょっとこい!!」


蓮扉「ちっ。だりぃな」
「なんだようるせぇな」


「この洗濯物の服の血なんなの!!!」「あんたはどこで何してきたの」
「まだ、保護観察ついてるんだよ?」
「あんたは少年院にいきたいんか??」


蓮扉「はいはい」


蓮扉が部屋に戻ってきて会話丸聞こえだった
愛菜は聞いた?

「血って何?」


蓮扉はイライラしていた
「誰だよあいつ!お前のケータイに
たくやって男からメールきてたけど


愛菜「…」「もしかして喧嘩したの?」




蓮扉「待ってるっていってこの始末かよ」
「2度と近寄れない様にぶっとばしただけ」

「しかもお前、snsのやつらもなんなんだよ」

「全員、ゆるさねぇから💢」



愛菜「なんでそんなのことすんの?」
「何もしてないし、近くのゲーセンではたまたまあったりしたけど
話すぐらいでなんにもしてないじゃん!!」


蓮扉「まず、ごめんじゃねーの?」

愛菜「なんなの?勝手にいなくなって!なんで愛菜が謝らなきゃないの?」
「帰る!」


蓮扉「待てよ!」




この日初めて大喧嘩をした
愛菜はこの日から束縛されるようになった。

連絡とるのはもちろん男と話すのも禁止
愛菜は、自分と絡む人みんなが
蓮扉に追い込まれてるのをみて

言うことを聞くことにした。



愛菜は蓮扉のことが本気で好きだった。

中学生3年の冬、受験シーズンだった
愛菜は頭がよく、先生や親は
名門校へ入れるために力を入れ始めた。


担任は蓮扉との接触を避けさせた。
行いの悪い蓮扉は地域では評判はかなりわるかむた

別れる様に担任に言われた
その場だけわかったふりをして
蓮扉と付き合いしていた



蓮扉と絡むと高校に落ちる
そう言われた。


愛菜「愛菜、蓮扉と同じ学校いく」

担任「あいつはどこの高校も入れない」 




愛菜は学校の秘密部屋に登校すると
閉じ込められる様になった。

その部屋は不登校の子が来たり
何かと問題のある子がいくへやだった

蓮扉と接触をさせないための学校の
戦略だった。

そこで勉強や高校にいくための
面接練習などをさせられていた

体育の授業だけ、出れたが
給食も昼休みもそこからでれなかった

先生が廊下で見張ってる。




何度か蓮扉が来ていたが
先生に返される。声だけが聞こえた


ある朝、時間をずらされ
登校してきた愛菜はいつも通り
その部屋にいった。

愛菜はどうしてもその高校に
行かなきゃいけない理由があった
愛菜の親が愛菜を
「そこの学校へいかせるのがずっと夢だった」

それを愛菜はしっていた。

シングルマザーで苦労していたのをしっていたから
それで、お母さんが楽になるなら…


だから愛菜はいうことを聞いた。




「あいなっ!あいなっ!」
蓮扉の声が聞こえた。 廊下には先生がいる

「こっち!!!こっち!!!」
「静かに!!!」



窓を見ると蓮扉がいた。


「っっつ。なにしてんの」「戻って」「バレたらやばい」

あいなは口パクでやめる様に行った!!
蓮扉は「いいから早く窓開けて!!」


愛菜「えっ!!」
愛菜は恐る恐る静かに窓を開けた。


蓮扉は物置の屋根から玄関の屋根に飛び乗り
ベランダへ飛び移り愛菜の教室まできた。


愛菜「オコラレルヨーーー」

蓮扉「はやく、バック持てよ!行こうぜ。」
蓮扉は愛菜の手を引っ張ってベランダへ出した

蓮扉「窓は閉めろよ!!」


愛菜「絶対やばいよ!!」

蓮扉「イイから早く!見つかっちまう!!」

愛菜は蓮扉に手を引かれ
他のクラスに見つからない様に
ベランダを隠れながら進んだ


蓮扉「こいよ!!はやく!!」

玄関の屋根飛び移り 物置の屋根に足をかけ
蓮扉に向かって飛んだ!


なんと、蓮扉と愛菜は脱走をした。
学校から川岸まで蓮扉と手をつないでダッシュした





蓮扉「あーー!やばかった」
愛菜「もう。絶対おわった。」
「脱走なんて…」


愛菜は笑った
「でも、なんかスッキリした」
「会いたかった」


蓮扉は愛菜を抱きしめた。「俺も」
「明日先生に聞かれたら俺のせいにしろよ」

「無理矢理連れ出されたって」
「あとは俺が怒られとくからよっ♪」


愛菜「バカか笑笑」




その日愛菜と蓮扉は思う存分遊んで帰った。


「こら!愛菜どこ行ってたの!?
学校から脱走なんて何考えてんの💢」


玄関に立ってたのは角の生えた鬼


「なんなの!?勉強勉強って
自分の夢押し付けてこないでよ!!!」

「そんなにその高校がいいなら
自分で勉強していけよクソババア!」



愛菜は思ってないことを母親に言ってしまった。





次の日学校には先生が仁王立ちしていた

愛菜は無視して通ろうとした。
担任が愛菜に「ちょっとこい」と言った

蓮扉がすぐきて、やめろよ
俺が悪いといったが担任は蓮扉を無視した

愛菜「大丈夫だよ」と愛菜は蓮扉にピースして
ニコッと笑った。


担任「お前はどうしたい」
「昨日お母さんから電話あって、愛菜の好きな高校に行かせてあげるので」
って言われた。
「昨日もどうせ蓮扉だろ?ベランダから物置まで足跡あった」



愛菜は昨日お母さんに言ってしまったことばを思い出した。
愛菜はその高校しか頭になかった。
行きたくないわけでもなかった。


愛菜「高校はいくよ?その高校にね」
担任「なら、勉強もそうだし、脱走、日頃の行いも、連む相手も考えて行動……」

愛菜「は?蓮扉?」
「昨日のこと??愛菜が蓮扉に頼んだの」
「この豚小屋から出してって」

「もちろん断られたけど、無理なら学校に来ないって言った」


担任「どうしたい」「何に不満がある」

愛菜「その高校にはいくから、縛り付けないでほしい」
「みんなと一緒に卒業まだ普通に学校にきたいし」
「その高校は学力があれば行けるでしょ」

「じゃなきゃ愛菜は学校こないから」「家で勉強するわ」



こうして解放された。

帰って愛菜は「お母さん… 昨日はごめん!
でも愛菜絶対その学校いくし任せて」


「行きたくないなら行かなくていいよ」








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