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4、人命救助は推し活ですか?
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こんばんは、ノリコです。
なんやかんやで更新遅くなってごめんなさい。
実は、事件に巻き込まれまして。
いや、事件に巻き込まれにいったんですけど。
今夜は、あなたならどうしますか?って話、しますね。
みなさん、人命救助ってしたことありますか?
私は自転車でこけたおばあちゃんを助けたくらいしかなかったんですが、この前、なんと推しカプの右(使い方合ってる?)を助ける場面に遭遇したんです。
あの子、見るからに怪しい人の車に乗ったんですよ。
そんなことってある?
高校生って、こんな危機管理能力低いのかな?
順序よく話して行こうと思います。
ミヒロと腐男子の弟に冬服を届けたあと(この話は前回のブログ参照)、公園でおしゃべりし、ミヒロは急遽用事が入っちゃって、A市の街中でいったん別れたんですよ。んで、私は素敵なカフェがあったのでそこで待つことにしました。
そこに、以前2度遭遇した高校生がバイトしてたんです。
ぇえ゛ー!!
やだ、ミヒロにも教えたい。
用事ってなんや。男か。
いやいいんですよ、ミヒロは22才だし。私は適齢期とっくにすぎたアラサーですからしょうがない。
それで、本を読んで(うっすい本ではなく。当たり前や)、ときどき高校生をチラ見たりして過ごし、閉店間際に会計終えて、駐車場でまた少し時間をつぶそうとしたんです。
そしたら、私の車の他に2台停まっていて、1台は従業員の停めそうな奥まったところに駐車してあり、案の定22時前に従業員の方が乗って帰られました。
さてもう1台。
乗っているのは誰だろうか。私が最後の客だったので、私より前からずっと乗ってるってことですよね。(※無断駐車するには場所が悪いとこです)。それでちょっと気になったのもあって、推しのイラスト見るのやめて注視したんですよ。
すると、あの高校生が従業員用のドアから出てきた途端に、車から降りてあの子に近づいて行きました。
そっと窓を開けます。
寒い空気が車内に流れ込んできてブルッと身震いしました。
耳をすますと、
「N町に住むおばあちゃんが亡くなったから、いっしょに通夜にきてほしい」
みたいなことを言ってるんですよ。
風の方向なのか、なぜか声がよく聞こえました。夜で静かだったからかな。
それで、この高校生、「わかりました」だって。
いやいやいや。
例え知り合いだったとしても、夜にいきなり通夜来い、わかりました、はないやろ。
あまりの愚行っぷりにあきれていると、少年、車に乗り込んじゃった。
ウソ!!
今から行くってこと?!
絶対ダメなやつー!!
やだーっ
なんか死亡フラグやら色々立っちゃってる~!!
ここここれはモブがどこまで介入してよいか悩むとこなんだけど、これ、彼氏さんに連絡した方がいいよね?
それぐらいしないと、私のリアルなボーイズラブが終わっちゃううう~ッ
彼氏の本名は知ってるから、慌ててFacebookで探し、乗った車のナンバーやら連れ去った女性の人相を伝えましたよ。
その後、ミヒロと合流し、続報を待ちました。
が、彼氏さんからは連絡は来ず。(当たり前や、バタバタしとったんや)
翌日、彼氏さんが少年の救出に成功したことをニュースで知りました。
相手の女は殺人及び殺人未遂で逮捕。
あの女、まじでヤバい奴やった。
てかさ~、少年も、気付けよ。いやほんと、おばちゃん心配した。彼氏も心配しただろうけどさ。
でもさー、そこで愛が深まっちゃったりね? したりね?
エッチもめちゃくちゃ燃えたりね?
エロエロのグチャグチャの、激しいやついただいたりね?
「お前はオレのものなんだよっ」
「あ゛あ゛♡ごめんなさい゛♡」
「目を離すとすぐこれだグチュッ」
はあ~少年、生きてて良かった。退院したら、激しいやつもらってね♡
モブがこれ以上主人公に近付いてはならぬと思い、私のFacebookは消しました。
もう彼氏さんから連絡来ることはないけれども、おばちゃん陰から応援してるよ( *´艸`)
あなたならどうしますか?
(もちろんあなたもモブやで~(* ̄∇ ̄*))
なんやかんやで更新遅くなってごめんなさい。
実は、事件に巻き込まれまして。
いや、事件に巻き込まれにいったんですけど。
今夜は、あなたならどうしますか?って話、しますね。
みなさん、人命救助ってしたことありますか?
私は自転車でこけたおばあちゃんを助けたくらいしかなかったんですが、この前、なんと推しカプの右(使い方合ってる?)を助ける場面に遭遇したんです。
あの子、見るからに怪しい人の車に乗ったんですよ。
そんなことってある?
高校生って、こんな危機管理能力低いのかな?
順序よく話して行こうと思います。
ミヒロと腐男子の弟に冬服を届けたあと(この話は前回のブログ参照)、公園でおしゃべりし、ミヒロは急遽用事が入っちゃって、A市の街中でいったん別れたんですよ。んで、私は素敵なカフェがあったのでそこで待つことにしました。
そこに、以前2度遭遇した高校生がバイトしてたんです。
ぇえ゛ー!!
やだ、ミヒロにも教えたい。
用事ってなんや。男か。
いやいいんですよ、ミヒロは22才だし。私は適齢期とっくにすぎたアラサーですからしょうがない。
それで、本を読んで(うっすい本ではなく。当たり前や)、ときどき高校生をチラ見たりして過ごし、閉店間際に会計終えて、駐車場でまた少し時間をつぶそうとしたんです。
そしたら、私の車の他に2台停まっていて、1台は従業員の停めそうな奥まったところに駐車してあり、案の定22時前に従業員の方が乗って帰られました。
さてもう1台。
乗っているのは誰だろうか。私が最後の客だったので、私より前からずっと乗ってるってことですよね。(※無断駐車するには場所が悪いとこです)。それでちょっと気になったのもあって、推しのイラスト見るのやめて注視したんですよ。
すると、あの高校生が従業員用のドアから出てきた途端に、車から降りてあの子に近づいて行きました。
そっと窓を開けます。
寒い空気が車内に流れ込んできてブルッと身震いしました。
耳をすますと、
「N町に住むおばあちゃんが亡くなったから、いっしょに通夜にきてほしい」
みたいなことを言ってるんですよ。
風の方向なのか、なぜか声がよく聞こえました。夜で静かだったからかな。
それで、この高校生、「わかりました」だって。
いやいやいや。
例え知り合いだったとしても、夜にいきなり通夜来い、わかりました、はないやろ。
あまりの愚行っぷりにあきれていると、少年、車に乗り込んじゃった。
ウソ!!
今から行くってこと?!
絶対ダメなやつー!!
やだーっ
なんか死亡フラグやら色々立っちゃってる~!!
ここここれはモブがどこまで介入してよいか悩むとこなんだけど、これ、彼氏さんに連絡した方がいいよね?
それぐらいしないと、私のリアルなボーイズラブが終わっちゃううう~ッ
彼氏の本名は知ってるから、慌ててFacebookで探し、乗った車のナンバーやら連れ去った女性の人相を伝えましたよ。
その後、ミヒロと合流し、続報を待ちました。
が、彼氏さんからは連絡は来ず。(当たり前や、バタバタしとったんや)
翌日、彼氏さんが少年の救出に成功したことをニュースで知りました。
相手の女は殺人及び殺人未遂で逮捕。
あの女、まじでヤバい奴やった。
てかさ~、少年も、気付けよ。いやほんと、おばちゃん心配した。彼氏も心配しただろうけどさ。
でもさー、そこで愛が深まっちゃったりね? したりね?
エッチもめちゃくちゃ燃えたりね?
エロエロのグチャグチャの、激しいやついただいたりね?
「お前はオレのものなんだよっ」
「あ゛あ゛♡ごめんなさい゛♡」
「目を離すとすぐこれだグチュッ」
はあ~少年、生きてて良かった。退院したら、激しいやつもらってね♡
モブがこれ以上主人公に近付いてはならぬと思い、私のFacebookは消しました。
もう彼氏さんから連絡来ることはないけれども、おばちゃん陰から応援してるよ( *´艸`)
あなたならどうしますか?
(もちろんあなたもモブやで~(* ̄∇ ̄*))
応援ありがとうございます!
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