1 / 3
前編
しおりを挟む
ここから遠く遠く離れたところに、魔法の国がありました
その国に、一人の女の子がいました
女の子のお父さんとお母さんは女の子がまだ小さな頃に病気で亡くなってしまいました
しかしその女の子はとても魔力が強く、頭も良かったためあっという間に国一番の魔法使いになりました
なので生活には困りませんでした
あれ?と思った人も居るでしょう
女の子は両親が居ないことよりも生活に困る方が大変だというシビアな考えを持った子供だったのです
しかし、そんな冷めた考え方をする女の子にも人を好きになる気持ちはあります
女の子には大好きな男の子がいました
男の子がいれば他には何もいらないと言い張るくらい、女の子は男の子が大好きでした
男の子も、(男の子の前では)いつも可愛らしくて頑張り屋さんな女の子が大好きでした
女の子は、お父さんとお母さんが居ない分、男の子に存分に甘えて楽しく暮らしていました
ある時、女の子が国一番の魔法使いだと言う噂を聞きつけた王様が数人の家来に女の子を連れてくるように命令しました
家来達は女の子の家に行きました
ちょうど男の子とお昼ご飯を食べていた女の子は邪魔をされてご機嫌ナナメです
しかし家来達はそんなことは知らず、話をするために男の子を追い出そうとしました
女の子は男の子に少し待っているように頼むと家来達を魔法で浮かせ、家の外に出ました
無理やり家から出された家来達は戸惑いながらも咳払いをし、気を取り直してから女の子に城へ来るように言いました
男の子と離れたくない女の子はすぐに断ります
すると家来の一人が怒って女の子に剣を向けました
女の子も怒って魔法で家来達全員ををふっ飛ばしました
剣を抜いていない他の家来達は完全なとばっちりです
それだけでは怒りが収まらなかった女の子は、何処からともなく羽ペンを取り出すと気絶した家来達の顔に何やら書きはじめました
『私は弱いです』『私は脳も筋肉で出来てます』『私は変態です』『私は小さな女の子に剣を向けて負けました』etc...
地味にヒドイです
女の子は書き終わると文字が簡単に消えてしまわないように結界を張りました
ちなみにこの結界は百日経つと勝手に消えます
つまり百日の間、この落書きは消えません
訂正しましょう。かなりヒドイです
女の子は満足そうに頷くと、手を叩いて家来達を城に送り帰しました
女の子は一仕事終えたとばかりに息を吐いて汗をぬぐう仕草をします
そして男の子と食事の続きをしようと家に帰っていきました
女の子は今日も平和に暮らしています
その国に、一人の女の子がいました
女の子のお父さんとお母さんは女の子がまだ小さな頃に病気で亡くなってしまいました
しかしその女の子はとても魔力が強く、頭も良かったためあっという間に国一番の魔法使いになりました
なので生活には困りませんでした
あれ?と思った人も居るでしょう
女の子は両親が居ないことよりも生活に困る方が大変だというシビアな考えを持った子供だったのです
しかし、そんな冷めた考え方をする女の子にも人を好きになる気持ちはあります
女の子には大好きな男の子がいました
男の子がいれば他には何もいらないと言い張るくらい、女の子は男の子が大好きでした
男の子も、(男の子の前では)いつも可愛らしくて頑張り屋さんな女の子が大好きでした
女の子は、お父さんとお母さんが居ない分、男の子に存分に甘えて楽しく暮らしていました
ある時、女の子が国一番の魔法使いだと言う噂を聞きつけた王様が数人の家来に女の子を連れてくるように命令しました
家来達は女の子の家に行きました
ちょうど男の子とお昼ご飯を食べていた女の子は邪魔をされてご機嫌ナナメです
しかし家来達はそんなことは知らず、話をするために男の子を追い出そうとしました
女の子は男の子に少し待っているように頼むと家来達を魔法で浮かせ、家の外に出ました
無理やり家から出された家来達は戸惑いながらも咳払いをし、気を取り直してから女の子に城へ来るように言いました
男の子と離れたくない女の子はすぐに断ります
すると家来の一人が怒って女の子に剣を向けました
女の子も怒って魔法で家来達全員ををふっ飛ばしました
剣を抜いていない他の家来達は完全なとばっちりです
それだけでは怒りが収まらなかった女の子は、何処からともなく羽ペンを取り出すと気絶した家来達の顔に何やら書きはじめました
『私は弱いです』『私は脳も筋肉で出来てます』『私は変態です』『私は小さな女の子に剣を向けて負けました』etc...
地味にヒドイです
女の子は書き終わると文字が簡単に消えてしまわないように結界を張りました
ちなみにこの結界は百日経つと勝手に消えます
つまり百日の間、この落書きは消えません
訂正しましょう。かなりヒドイです
女の子は満足そうに頷くと、手を叩いて家来達を城に送り帰しました
女の子は一仕事終えたとばかりに息を吐いて汗をぬぐう仕草をします
そして男の子と食事の続きをしようと家に帰っていきました
女の子は今日も平和に暮らしています
0
あなたにおすすめの小説
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
世話焼き幼馴染と離れるのが辛いので自分から離れることにしました
小村辰馬
恋愛
乙女ゲームの悪役令嬢、エリス・カーマインに転生した。
幼馴染であるアーロンの傍にに居続けると、追放エンドを迎えてしまうのに、原作では俺様だった彼の世話焼きな一面を開花させてしまい、居心地の良い彼のそばを離れるのが辛くなってしまう。
ならば彼の代わりに男友達を作ろうと画策するがーー
今日の授業は保健体育
にのみや朱乃
恋愛
(性的描写あり)
僕は家庭教師として、高校三年生のユキの家に行った。
その日はちょうどユキ以外には誰もいなかった。
ユキは勉強したくない、科目を変えようと言う。ユキが提案した科目とは。
手が届かないはずの高嶺の花が幼馴染の俺にだけベタベタしてきて、あと少しで我慢も限界かもしれない
みずがめ
恋愛
宮坂葵は可愛くて気立てが良くて社長令嬢で……あと俺の幼馴染だ。
葵は学内でも屈指の人気を誇る女子。けれど彼女に告白をする男子は数える程度しかいなかった。
なぜか? 彼女が高嶺の花すぎたからである。
その美貌と肩書に誰もが気後れしてしまう。葵に告白する数少ない勇者も、ことごとく散っていった。
そんな誰もが憧れる美少女は、今日も俺と二人きりで無防備な姿をさらしていた。
幼馴染だからって、とっくに体つきは大人へと成長しているのだ。彼女がいつまでも子供気分で困っているのは俺ばかりだった。いつかはわからせなければならないだろう。
……本当にわからせられるのは俺の方だということを、この時点ではまだわかっちゃいなかったのだ。
大嫌いな歯科医は変態ドS眼鏡!
霧内杳/眼鏡のさきっぽ
恋愛
……歯が痛い。
でも、歯医者は嫌いで痛み止めを飲んで我慢してた。
けれど虫歯は歯医者に行かなきゃ治らない。
同僚の勧めで痛みの少ない治療をすると評判の歯科医に行ったけれど……。
そこにいたのは変態ドS眼鏡の歯科医だった!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる