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11章 タレク島の決戦!!
STORY173 アンデッド魔族
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「しょうがない。バゼルはゼルアルに任せるか……。周りのアンデッドは俺に任せてもらうぜ」
ウラボスが周りを取り囲むゾンビ魔族やらスケルトン魔族を一瞥する。
「火炎矢魔術」
ウラボスは魔術名を詠唱する。飛び出した炎の矢はアンデッドたちを焼き捨てていく。
「光線渦魔術」
続け様に魔術を詠唱発動させて光の渦を巻き起こし、アンデッド魔族を巻き込んでは粉砕する。
「ねぇ、ウラボス。ここで魔力を使いすぎると後で辛くならない?」
リアーナが当然の質問をする。
「リア・ファルの杖が放出している魔力を使ってるから問題ないさ。実質的には俺の魔力は消費していない」
ウラボスは小爆発魔術を無詠唱発動させながら説明する。
「そ、そうなんだ……」
「なんか、すごいですね……」
「すごいというか、反則的な武器ニャ……」
リアーナたちは、みるみる数を減らしていくアンデッド魔族に同情の眼差しを向ける。
その後も火炎渦魔術、小爆発魔術、火炎矢魔術、光線魔術、光線渦魔術とウラボスによる鬼神のような猛攻は続いた。アンデッド魔族は暁の渡り鳥に近付くことさえできずに全滅するしかなかった。
「鬼ニャ、悪魔ニャ。情け容赦が全くないニャ……」
リャッカが顔を引きつらせる。
「しかたないだろ。襲いかかってくる相手にはそれなりの対応をするさ」
「でも、後半のはほとんど動く前に消滅していってた気がするニャ……」
「まっ、細かいことはいいだろ。それにバゼルに利用され続けるよりはいいんじゃないか?」
「それは、きっとそうですよね」
「うん、わたしもそう思うよ」
グランザとリアーナがウラボスの意見に賛同する。
リャッカは、ウラボスが味方で良かったと心の底から思わずにはいられなかった。
ウラボスが周りを取り囲むゾンビ魔族やらスケルトン魔族を一瞥する。
「火炎矢魔術」
ウラボスは魔術名を詠唱する。飛び出した炎の矢はアンデッドたちを焼き捨てていく。
「光線渦魔術」
続け様に魔術を詠唱発動させて光の渦を巻き起こし、アンデッド魔族を巻き込んでは粉砕する。
「ねぇ、ウラボス。ここで魔力を使いすぎると後で辛くならない?」
リアーナが当然の質問をする。
「リア・ファルの杖が放出している魔力を使ってるから問題ないさ。実質的には俺の魔力は消費していない」
ウラボスは小爆発魔術を無詠唱発動させながら説明する。
「そ、そうなんだ……」
「なんか、すごいですね……」
「すごいというか、反則的な武器ニャ……」
リアーナたちは、みるみる数を減らしていくアンデッド魔族に同情の眼差しを向ける。
その後も火炎渦魔術、小爆発魔術、火炎矢魔術、光線魔術、光線渦魔術とウラボスによる鬼神のような猛攻は続いた。アンデッド魔族は暁の渡り鳥に近付くことさえできずに全滅するしかなかった。
「鬼ニャ、悪魔ニャ。情け容赦が全くないニャ……」
リャッカが顔を引きつらせる。
「しかたないだろ。襲いかかってくる相手にはそれなりの対応をするさ」
「でも、後半のはほとんど動く前に消滅していってた気がするニャ……」
「まっ、細かいことはいいだろ。それにバゼルに利用され続けるよりはいいんじゃないか?」
「それは、きっとそうですよね」
「うん、わたしもそう思うよ」
グランザとリアーナがウラボスの意見に賛同する。
リャッカは、ウラボスが味方で良かったと心の底から思わずにはいられなかった。
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