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老いた狼は嗤う 3
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城塞都市顎門
次元の狭間『聖櫃』
”あの日…若君が生まれた日、深夜に何かが起こった。”
選ばれしシュバリエ…これが本当に揃ったピースなのだろうか。
ダーチベルの視線は、お館様でなく主治医のタンタに向けられていた。
ダーチベルの脳裏に一瞬の閃きが舞い降りた。
”まさか…若君は、…若君もか?母君であるアブローラ様は…そうだ、間違いない。”
ダーチベルの脳裏に、若かりし時見た…黒き翼を広げ恐怖を撒き散らす幻影が浮かんだ。
天使だ。
”クナイツァー家にとって、千載一遇の機会を逃すなど…同じ失敗を繰り返すなど許されない。これは、お屋形様の思惑に答えられねば筆頭文官の名折れである。”
ダーチベルは意を決して物申す。
例え、お屋形様の手のひらで踊らせているとしてもだ。
「…それは問題になりませんか?」
それを聞いた家臣達が家宰ダーチベルを見つめる。
「問題?」
「どういうことだ?ダーチベル!」
ザワザワと浮き足出す、室内に駆け巡る剣呑な気配。
「複数属性持ち…アブローラ様の時は女子であり…御実家…帝都にあるアルスロップ侯爵家で養育を行うということで、教会に…帝国の監視下ということもあり取られはしませんでしたが…その、なんというか」
クナイツァー家の血筋なのに、反クナイツァー側の人間に育てられてしまったではないか…と言い切るのは問題があると思い言葉を探す。
ダーチベルの役職上知っている範囲内で、レインには二つ問題があると考えていた。
1.父親不明の問題…地の属性持ち
2.アブローラと同じく天使持ちなのではないか
帝国府は、クナイツァー家に高ランクのシュバリエで、しかも男子だ。
生まれたことを疎ましく思うことだろう。
もし、噂通りの父親…帝家の血筋の若君で、アブローラ同様に天使持ちだとしたら…
帝国府は、帝家の正当なる血筋を持つとして、レインの身柄を要求するだろう。
喉から手が出るほどの欲しい複数属性持ちのシュバリエの男子。
しかも、救国の英雄アブローラから産まれた帝家の血統書付きのシュバリエ。
帝国の狂狼に育てられたら、どうなる?
帝国府は心胆を奪われることに違いない。
帝家の血筋の若君が…帝位後継者の若君が、帝国に牙を剝く…クナイツァー家の嫡男として、帝国に怨みを抱くように育てられた最強のシュバリエの存在を看過できるはずがない。
ならば…
「帝国府は、クナイツァー家に反帝国のシュバリエが生まれるのを彼らはよく思いません。」
ダーチバルの描くピースが揃った。
彼の眼差しは、教師の期待する模範解答を導き出せた学生の様だ。
「うむ、続けよ」
「侯爵家は…その…寄り親である大公家より、帝家側に重きを置いてるスタンスでしたので教会に取られることなく育てることが出来ました。」
ダーチバルは言葉を選びながら…次代様の母親であるアブローラ様の父方の実家を誹謗中傷していると言われかねない言動に気を付けているのだが、言った、言ってやった。
「帝国に…取られる同じ失敗を避けるために…隠すべきです。」
”同じ失敗”と言うワードに、シロウドの広角が再び上がる。
筆頭文官として、ライネルと個人的に交渉をすることがあるせいか、余計感じ入ることがあった。
”アルスロップ家は…ライネルの野郎は!我らクナイツァーの敵だ!クナイツァーが不利になることばかりする。わざとやってるだろう、こん畜生め!”
と、喉元まで出かけた言葉をぐっと堪えた。
重臣のみの会議とは言え…次代様の代で、家臣の席次が入れ替わるのは明白なのに…ライバルに塩を送ってしまったと悔いるのだが、
”自分の主人は、シロウドレイ様であってアブローラ殿ではない。”
と己を叱咤する。
ダーチベルは、自分の発言に何一つ恥じることはないと言わんばかりに胸を張った。
”帝国に…”
含みのある意味深の言葉である。
全員が、レインの父親が誰であるか知っているわけではない。
だが、ダーチベルは情報部を統括する立場にあり、アブローラのボーイフレンドの中に帝家の人間がいることを知っていた。
そして、
その中には…シロウドレイが、いや北部の敵の血をひく者がいることを。
この情報が上がって来た時、ダーチベルは頭を抱えた。
どう報告をあげるべきか…疑われるのを恐れ決死の思いで報告を上げた時だ。
その時の恐怖を十年経った今でも忘れられない。
報告時、置物ように椅子に座っていたシロウドの表情が一変した。
「で、あるか…」
シロウドの全身から負の波動が溢れ出した。
「以後、『牡丹』に面倒を見させる。」
ギロリとダーチベルを睨んだ。
ダーチベルは、怒りの魔力波動を浴び失神した。
気がついたのは翌日の医務室のベットの上だ。
その日、多くのシュバリエが失神してしまい顎門は大混乱となった。
誰もがシロウドの怒りに触れるのを恐れ、何があったのかは確認しなかった。
『牡丹』は、シロウド直属の暗殺諜報活動を行う影の部隊である。
水の一族の家であるクナイツァー…
アブローラは水の属性門の支配者であり、風の属性持ちでもある。
複属性持ちのシュバリエなのだ。
アブローラの父親であるアルスロップ侯爵家は、風の一族の家であり源流は西部出身の家柄だ。
ダーチベルは湧き上がる疑念を整理する。
若様は、水と風の属性を持つ…帝国貴族院提出の書類ではそうなると言う、男子で複数属性なると何十年ぶりになることか。
帝国府の公式記録によると30数年ぶりになるはずだ…ブルームレイ様以来のシュバリエになるはずだ。
三門の属性持ちとお屋形様は言った。
そう…若様が地属性を持っている事自体は問題ではない、地属性持ちは探せば北部でも少数ながらいる。
地属性は、父親からの引き継いだものだろう問題ではない…帝家にはいくらでも言い訳出来る。
だが、一つ問題になることがある。
クナイツァーの血筋で属性持ちで属性支配者でない者は、未だかつていなかった。
これが、名門帝国貴族たる所以である。
若君が水属性の支配者ではない…支配者であれば、この場で宣言されるはずだ。
水でも風でもない…属性支配者。
消去法で、残り一つだ。
地の属性門の支配者の可能性が高い。
ダーチバルが、その結論に至った理由はシンプルだった。
水の新たな属性門持ちの誕生と思われた日に、水龍帝は咆哮をあげなかったのだ。
だが、
その日、帝都で数十年ぶりの地震が発生しパニックになったという。
地震は偶然だったのだろうか?
ダーチベルは、偶然では無いと考えていた。
それの意味することは、クナイツァー家にとっては朗報にはならないのだ。
地の属性支配者ということは、若君の守護龍は水の守護神である『水龍帝』ではない。
クナイツァー家の次代の主人が水の守護者でないことになる。
若君の守護龍は、地の守護龍である『覇王弩竜』であろう…弩竜は、帝国の…帝家の守護龍だ。
水龍帝の声が聞こえない現状で弩竜の存在は、クナイツァー家に対する抑止力として十二分に効果を出している。
今、帝国で弩竜を守護龍としているのは…帝家の一族である。
アブローラ殿にお相手はどなたですかなどと聞けるはずがない…お屋形様はどう考えておられるのだろうか。
もし、若様が弩竜と心通わし制御出来るのならば、一気に帝国を…
そのあとはどうする?
若君の処遇は?
地の守護者を、主人に掲げる水の一族…どうなってしまうのだ?
お屋形様は、待望の若君さえ使い潰すつもりなのか?
ダーチバルは、この疑念をぐっと飲み込んだ。
次元の狭間『聖櫃』
”あの日…若君が生まれた日、深夜に何かが起こった。”
選ばれしシュバリエ…これが本当に揃ったピースなのだろうか。
ダーチベルの視線は、お館様でなく主治医のタンタに向けられていた。
ダーチベルの脳裏に一瞬の閃きが舞い降りた。
”まさか…若君は、…若君もか?母君であるアブローラ様は…そうだ、間違いない。”
ダーチベルの脳裏に、若かりし時見た…黒き翼を広げ恐怖を撒き散らす幻影が浮かんだ。
天使だ。
”クナイツァー家にとって、千載一遇の機会を逃すなど…同じ失敗を繰り返すなど許されない。これは、お屋形様の思惑に答えられねば筆頭文官の名折れである。”
ダーチベルは意を決して物申す。
例え、お屋形様の手のひらで踊らせているとしてもだ。
「…それは問題になりませんか?」
それを聞いた家臣達が家宰ダーチベルを見つめる。
「問題?」
「どういうことだ?ダーチベル!」
ザワザワと浮き足出す、室内に駆け巡る剣呑な気配。
「複数属性持ち…アブローラ様の時は女子であり…御実家…帝都にあるアルスロップ侯爵家で養育を行うということで、教会に…帝国の監視下ということもあり取られはしませんでしたが…その、なんというか」
クナイツァー家の血筋なのに、反クナイツァー側の人間に育てられてしまったではないか…と言い切るのは問題があると思い言葉を探す。
ダーチベルの役職上知っている範囲内で、レインには二つ問題があると考えていた。
1.父親不明の問題…地の属性持ち
2.アブローラと同じく天使持ちなのではないか
帝国府は、クナイツァー家に高ランクのシュバリエで、しかも男子だ。
生まれたことを疎ましく思うことだろう。
もし、噂通りの父親…帝家の血筋の若君で、アブローラ同様に天使持ちだとしたら…
帝国府は、帝家の正当なる血筋を持つとして、レインの身柄を要求するだろう。
喉から手が出るほどの欲しい複数属性持ちのシュバリエの男子。
しかも、救国の英雄アブローラから産まれた帝家の血統書付きのシュバリエ。
帝国の狂狼に育てられたら、どうなる?
帝国府は心胆を奪われることに違いない。
帝家の血筋の若君が…帝位後継者の若君が、帝国に牙を剝く…クナイツァー家の嫡男として、帝国に怨みを抱くように育てられた最強のシュバリエの存在を看過できるはずがない。
ならば…
「帝国府は、クナイツァー家に反帝国のシュバリエが生まれるのを彼らはよく思いません。」
ダーチバルの描くピースが揃った。
彼の眼差しは、教師の期待する模範解答を導き出せた学生の様だ。
「うむ、続けよ」
「侯爵家は…その…寄り親である大公家より、帝家側に重きを置いてるスタンスでしたので教会に取られることなく育てることが出来ました。」
ダーチバルは言葉を選びながら…次代様の母親であるアブローラ様の父方の実家を誹謗中傷していると言われかねない言動に気を付けているのだが、言った、言ってやった。
「帝国に…取られる同じ失敗を避けるために…隠すべきです。」
”同じ失敗”と言うワードに、シロウドの広角が再び上がる。
筆頭文官として、ライネルと個人的に交渉をすることがあるせいか、余計感じ入ることがあった。
”アルスロップ家は…ライネルの野郎は!我らクナイツァーの敵だ!クナイツァーが不利になることばかりする。わざとやってるだろう、こん畜生め!”
と、喉元まで出かけた言葉をぐっと堪えた。
重臣のみの会議とは言え…次代様の代で、家臣の席次が入れ替わるのは明白なのに…ライバルに塩を送ってしまったと悔いるのだが、
”自分の主人は、シロウドレイ様であってアブローラ殿ではない。”
と己を叱咤する。
ダーチベルは、自分の発言に何一つ恥じることはないと言わんばかりに胸を張った。
”帝国に…”
含みのある意味深の言葉である。
全員が、レインの父親が誰であるか知っているわけではない。
だが、ダーチベルは情報部を統括する立場にあり、アブローラのボーイフレンドの中に帝家の人間がいることを知っていた。
そして、
その中には…シロウドレイが、いや北部の敵の血をひく者がいることを。
この情報が上がって来た時、ダーチベルは頭を抱えた。
どう報告をあげるべきか…疑われるのを恐れ決死の思いで報告を上げた時だ。
その時の恐怖を十年経った今でも忘れられない。
報告時、置物ように椅子に座っていたシロウドの表情が一変した。
「で、あるか…」
シロウドの全身から負の波動が溢れ出した。
「以後、『牡丹』に面倒を見させる。」
ギロリとダーチベルを睨んだ。
ダーチベルは、怒りの魔力波動を浴び失神した。
気がついたのは翌日の医務室のベットの上だ。
その日、多くのシュバリエが失神してしまい顎門は大混乱となった。
誰もがシロウドの怒りに触れるのを恐れ、何があったのかは確認しなかった。
『牡丹』は、シロウド直属の暗殺諜報活動を行う影の部隊である。
水の一族の家であるクナイツァー…
アブローラは水の属性門の支配者であり、風の属性持ちでもある。
複属性持ちのシュバリエなのだ。
アブローラの父親であるアルスロップ侯爵家は、風の一族の家であり源流は西部出身の家柄だ。
ダーチベルは湧き上がる疑念を整理する。
若様は、水と風の属性を持つ…帝国貴族院提出の書類ではそうなると言う、男子で複数属性なると何十年ぶりになることか。
帝国府の公式記録によると30数年ぶりになるはずだ…ブルームレイ様以来のシュバリエになるはずだ。
三門の属性持ちとお屋形様は言った。
そう…若様が地属性を持っている事自体は問題ではない、地属性持ちは探せば北部でも少数ながらいる。
地属性は、父親からの引き継いだものだろう問題ではない…帝家にはいくらでも言い訳出来る。
だが、一つ問題になることがある。
クナイツァーの血筋で属性持ちで属性支配者でない者は、未だかつていなかった。
これが、名門帝国貴族たる所以である。
若君が水属性の支配者ではない…支配者であれば、この場で宣言されるはずだ。
水でも風でもない…属性支配者。
消去法で、残り一つだ。
地の属性門の支配者の可能性が高い。
ダーチバルが、その結論に至った理由はシンプルだった。
水の新たな属性門持ちの誕生と思われた日に、水龍帝は咆哮をあげなかったのだ。
だが、
その日、帝都で数十年ぶりの地震が発生しパニックになったという。
地震は偶然だったのだろうか?
ダーチベルは、偶然では無いと考えていた。
それの意味することは、クナイツァー家にとっては朗報にはならないのだ。
地の属性支配者ということは、若君の守護龍は水の守護神である『水龍帝』ではない。
クナイツァー家の次代の主人が水の守護者でないことになる。
若君の守護龍は、地の守護龍である『覇王弩竜』であろう…弩竜は、帝国の…帝家の守護龍だ。
水龍帝の声が聞こえない現状で弩竜の存在は、クナイツァー家に対する抑止力として十二分に効果を出している。
今、帝国で弩竜を守護龍としているのは…帝家の一族である。
アブローラ殿にお相手はどなたですかなどと聞けるはずがない…お屋形様はどう考えておられるのだろうか。
もし、若様が弩竜と心通わし制御出来るのならば、一気に帝国を…
そのあとはどうする?
若君の処遇は?
地の守護者を、主人に掲げる水の一族…どうなってしまうのだ?
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