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続・ある男の苦悩
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「くすくすっ。……ふふ…うふふふ」
「そんなに楽しい?」
彼女は満面の笑みを浮かべて、俺を見下ろしているのだ。
「楽しいわ。ふふ…。だって、やっと約束して貰えたのだもの」
「前にも約束させられたのに」
「したけれど、守ってくれなかったわ」
以前、2人の記念日を忘れてしまった俺は、何でもするからと彼女に許しを請うた。その結果、パイプベッドのパイプから手を離すなと厳命されたのだ。結局我慢できずに触れてしまい、彼女の機嫌を損ねてしまった。
今も同じ状況に陥っている。──そう。俺はまたもや、記念日の約束に間に合わなかったのだ。
前回の反省を踏まえた俺は、彼女との記念日は全てカレンダーアプリに入力し、通知が来るようにしてあった。だから今回は忘れた訳ではない。ただただ、運が悪かっただけだ。
──不運の連鎖反応とは、本当に恐ろしいものである。
何があったか話しても言い訳にしか取られないので、男らしく諦め、彼女の言いなりになる約束をした。で、この状況なのである。
あの時と同じベッドに横たわり、両手を上に上げている所までは同じ。ただ違う点は、パイプと俺が手錠で繋がれている所、そしてもう一つ重大な違いがある。
それは前回と違って、俺が全裸な所だった…。
小首を傾げて悪戯っぽく笑う彼女は、妖艶さと子供っぽさを兼ね備えている。しかも真っ白なベビードール姿で、まさに小悪魔である。
触りたい触りたい触りたい! 俺の手で喘ぐ彼女が、見たい!!
かなわない欲望に、体の一部に血が上りそうになるのを抑え込んだ。が、抑え切れる訳がない。彼女がくすくす笑いながらそこに触れた。そっと、撫でるように。
「くっ…」
触れるならもっと思いっきり、そう思っても言い出せる筈がなく、彼女は面白そうにそこを観察している。竿に触れ、根本をやわやわと揉み、先を摘む。
拷問でしかない。
「ふっ…う…」
体の反応を堪え、声を堪《こら》える。徐々に上に移動した彼女は今、俺の首筋を吸い乳首に触れていた。
「気持ちいい?」
「…さっきの方が…気持ちいい…な」
どうも彼女は乳首が気持ちいいと言わせたいらしい。だが、そんな所は感じないのだ。唇は乳首に触れ、手は腹から胸、脇腹を撫でる。じらすようにゆっくりと。
はぁ、と俺は息をはく。
「気持ちいい?」
「…ふっ…くっ……はぁ…」
こらえきれない吐息が漏れる。これは断じて気持ち良さからではないのに、彼女の目は熱を持って俺を見つめている。
「ねぇ。俺は…何をされるの…かな?」
「分からないの?」
彼女は小首を傾げ、何故か不思議そうだ。
「分からないよ」
「本を読んでないの?」
彼女がくれた薄い本。
何度か手に取ったものの、どうしてもページを開く事が出来なかった。手に取ると背筋にぞくっと、寒気が走るのだ。
「ごめん。まだ読んでないんだ」
「そうなの? でもその方がいいのかしら…。何も知らない人の反応が分かるものね。…ふふっ」
微笑む彼女にぞくりとする。思わず身じろぎすると、カチャ…と手錠が鳴った。繋がれているのだと、嫌でも実感させられる。
「どこからこんな物を持ってきたのかなぁ」
「友達が資料に持っていたの。是非使って、使用感を教えて欲しいって」
「使用感って…。何だよ、それ…」
「ねぇ、ドキドキする?」
「ドキドキというか、ハラハラだね。何をされるのか、心配で仕方ないよ」
「ハラハラ? ドキドキとは違うのかしら?」
俺の腹をまたいで座っている彼女は、眉をひそめて考え込む。ベビードールの布が局部をくすぐる。
彼女に触れたい、触れられたい。思いがあふれる。──次の瞬間、彼女が取り出した物を見た俺は、邪な欲望がどこかへ飛んで行ってしまった。
「ちょっ!? そ、それ何っ!?」
彼女が取り出した物を見た俺は、盛大に顔をひきつらせた。
黒い皮で作られた、太く小さなベルトが二つ。それが銀色の鎖で繋がっている。見るからに怪しいそれ。正体は予測がつくが、違うと思いたい。是非とも否定して欲しい。
「だって…足も繋がないと暴れるでしょう。足枷も使うべきだって、友達が教えてくれたの」
「さっきと同じ人だよね!? どんな友達なの、その人!?」
「どうやって使うのかしら?」
彼女は首を傾げながら、ベルトを開き、俺の足にはめた。
「それでっ!?」
俺の親友が食い気味に身を乗り出した。
「足枷だけは嫌だって泣いて頼んで、暴れないように必死で自分を押さえてさ…」
「うんうん!」
「いろんな所を触られて、弄られて…。気持ちいいわ、むずむずするわ、痛いわでな」
「………痛い?」
「で、つい我慢できなくて体を捻ったら」
「捻ったら?」
「…彼女がベッドから落ちた」
「…お前…そりゃないわ」
「反射的に体が動いたんだよぉ」
俺は頭を抱えてテーブルに突っ伏した。
いつもの居酒屋。いつもの個室だ。こんな相談が出来るのは親友だけ。親友は突っ伏した俺の頭をぐしゃぐしゃ、と撫でてくれた。
「で? それからどうなったんだ?」
「そのまま放置された…。一時間……」
「全裸で?」
「全裸で」
「そりゃあ…気の毒にな」
「謝って謝って謝って。次は足枷の約束させられた……」
「あー」
「はぁ…。親友の存在がありがたいよ」
「俺は話を聞いてるだけだぜ?」
「吐き出せるだけでも、気持ちが楽になるんだ。何も言わずに聞いてくれてさ。ありがとう」
俺が力なく笑うと、親友は「今日は奢ってやる。好きなもん頼め」とメニューを取ってくれた。
**************
俺は親友の感謝の言葉に、罪悪感がこみ上げてならなかった。
すまんな。例の本が好評だったらしくてな。ネタ用にお前の話を報告するよう厳命されてんだわ。お前の彼女も逐一相談という名の情報提供──もとい、ネタの提供をしているしよ。気の毒にな。
「よぉ。来たぜ」
「待ってたわ」
彼女は喜色満面で俺を迎えてくれた。俺を待っていたというよりは、ネタの提供を待ち望んでいたのだろう。
「もう描いたのか」
「ええ」
「早くね?」
今夜はネタの提供をして欲しい、と呼び出された筈なのだが。
「だってあの二人、ネタの宝庫だもの!」
親友の彼女の話を聞いて筆が乗り、一気に下描きをすませたらしい。
早速原稿の手伝いを始めた。
原稿の内容は、手錠で繋がれた男が、可愛い男の子にいいようにされる話だった。
先日親友に聞いた話がよぎる。俺は手錠の話は、まだ彼女にしていない。と言うことは、情報の提供元は親友の彼女だろう。原稿の中の男は、しっかりと足枷をされていた。
ピンポーン!
「ごめん! 荷物受け取ってくれる?」
「おぅ」
彼女の代わりに受け取った荷物は、小さめの段ボール。片手で持てる軽い荷物だった。
「開けていいよー」と言われ、自分へのプレゼントか何かだろうか、そう楽しみに思って箱を開けた俺は絶句した。
彼女はそんな俺を、ニヤニヤと見つめている。
「何だよ…これ…」
「資料よ」
「何というか…」
「うちにあった資料は彼女にあげちゃったし、いい機会だから色々と頼んでみたの」
箱の中身は手錠、足枷、首輪等々の拘束グッズだったのだ。
他にも怪しげな物が見え、血の気が引いた。親友の悩みが自分にも降りかかって来そうな予感がした。
「……資料…だよな?」
「そうよ。ねぇ、今夜は泊って行くでしょう?」
「そのつもりだったがな」
「試してみない?」
「お前で?」
「あなたで」
妖艶に微笑む彼女にぞくりとした。俺は、蛇に睨まれた蛙のように動けない。
カチャリ、と手錠がはめられた。
──親友の処女より先に、俺の方が危険な気がしてならない。
「そんなに楽しい?」
彼女は満面の笑みを浮かべて、俺を見下ろしているのだ。
「楽しいわ。ふふ…。だって、やっと約束して貰えたのだもの」
「前にも約束させられたのに」
「したけれど、守ってくれなかったわ」
以前、2人の記念日を忘れてしまった俺は、何でもするからと彼女に許しを請うた。その結果、パイプベッドのパイプから手を離すなと厳命されたのだ。結局我慢できずに触れてしまい、彼女の機嫌を損ねてしまった。
今も同じ状況に陥っている。──そう。俺はまたもや、記念日の約束に間に合わなかったのだ。
前回の反省を踏まえた俺は、彼女との記念日は全てカレンダーアプリに入力し、通知が来るようにしてあった。だから今回は忘れた訳ではない。ただただ、運が悪かっただけだ。
──不運の連鎖反応とは、本当に恐ろしいものである。
何があったか話しても言い訳にしか取られないので、男らしく諦め、彼女の言いなりになる約束をした。で、この状況なのである。
あの時と同じベッドに横たわり、両手を上に上げている所までは同じ。ただ違う点は、パイプと俺が手錠で繋がれている所、そしてもう一つ重大な違いがある。
それは前回と違って、俺が全裸な所だった…。
小首を傾げて悪戯っぽく笑う彼女は、妖艶さと子供っぽさを兼ね備えている。しかも真っ白なベビードール姿で、まさに小悪魔である。
触りたい触りたい触りたい! 俺の手で喘ぐ彼女が、見たい!!
かなわない欲望に、体の一部に血が上りそうになるのを抑え込んだ。が、抑え切れる訳がない。彼女がくすくす笑いながらそこに触れた。そっと、撫でるように。
「くっ…」
触れるならもっと思いっきり、そう思っても言い出せる筈がなく、彼女は面白そうにそこを観察している。竿に触れ、根本をやわやわと揉み、先を摘む。
拷問でしかない。
「ふっ…う…」
体の反応を堪え、声を堪《こら》える。徐々に上に移動した彼女は今、俺の首筋を吸い乳首に触れていた。
「気持ちいい?」
「…さっきの方が…気持ちいい…な」
どうも彼女は乳首が気持ちいいと言わせたいらしい。だが、そんな所は感じないのだ。唇は乳首に触れ、手は腹から胸、脇腹を撫でる。じらすようにゆっくりと。
はぁ、と俺は息をはく。
「気持ちいい?」
「…ふっ…くっ……はぁ…」
こらえきれない吐息が漏れる。これは断じて気持ち良さからではないのに、彼女の目は熱を持って俺を見つめている。
「ねぇ。俺は…何をされるの…かな?」
「分からないの?」
彼女は小首を傾げ、何故か不思議そうだ。
「分からないよ」
「本を読んでないの?」
彼女がくれた薄い本。
何度か手に取ったものの、どうしてもページを開く事が出来なかった。手に取ると背筋にぞくっと、寒気が走るのだ。
「ごめん。まだ読んでないんだ」
「そうなの? でもその方がいいのかしら…。何も知らない人の反応が分かるものね。…ふふっ」
微笑む彼女にぞくりとする。思わず身じろぎすると、カチャ…と手錠が鳴った。繋がれているのだと、嫌でも実感させられる。
「どこからこんな物を持ってきたのかなぁ」
「友達が資料に持っていたの。是非使って、使用感を教えて欲しいって」
「使用感って…。何だよ、それ…」
「ねぇ、ドキドキする?」
「ドキドキというか、ハラハラだね。何をされるのか、心配で仕方ないよ」
「ハラハラ? ドキドキとは違うのかしら?」
俺の腹をまたいで座っている彼女は、眉をひそめて考え込む。ベビードールの布が局部をくすぐる。
彼女に触れたい、触れられたい。思いがあふれる。──次の瞬間、彼女が取り出した物を見た俺は、邪な欲望がどこかへ飛んで行ってしまった。
「ちょっ!? そ、それ何っ!?」
彼女が取り出した物を見た俺は、盛大に顔をひきつらせた。
黒い皮で作られた、太く小さなベルトが二つ。それが銀色の鎖で繋がっている。見るからに怪しいそれ。正体は予測がつくが、違うと思いたい。是非とも否定して欲しい。
「だって…足も繋がないと暴れるでしょう。足枷も使うべきだって、友達が教えてくれたの」
「さっきと同じ人だよね!? どんな友達なの、その人!?」
「どうやって使うのかしら?」
彼女は首を傾げながら、ベルトを開き、俺の足にはめた。
「それでっ!?」
俺の親友が食い気味に身を乗り出した。
「足枷だけは嫌だって泣いて頼んで、暴れないように必死で自分を押さえてさ…」
「うんうん!」
「いろんな所を触られて、弄られて…。気持ちいいわ、むずむずするわ、痛いわでな」
「………痛い?」
「で、つい我慢できなくて体を捻ったら」
「捻ったら?」
「…彼女がベッドから落ちた」
「…お前…そりゃないわ」
「反射的に体が動いたんだよぉ」
俺は頭を抱えてテーブルに突っ伏した。
いつもの居酒屋。いつもの個室だ。こんな相談が出来るのは親友だけ。親友は突っ伏した俺の頭をぐしゃぐしゃ、と撫でてくれた。
「で? それからどうなったんだ?」
「そのまま放置された…。一時間……」
「全裸で?」
「全裸で」
「そりゃあ…気の毒にな」
「謝って謝って謝って。次は足枷の約束させられた……」
「あー」
「はぁ…。親友の存在がありがたいよ」
「俺は話を聞いてるだけだぜ?」
「吐き出せるだけでも、気持ちが楽になるんだ。何も言わずに聞いてくれてさ。ありがとう」
俺が力なく笑うと、親友は「今日は奢ってやる。好きなもん頼め」とメニューを取ってくれた。
**************
俺は親友の感謝の言葉に、罪悪感がこみ上げてならなかった。
すまんな。例の本が好評だったらしくてな。ネタ用にお前の話を報告するよう厳命されてんだわ。お前の彼女も逐一相談という名の情報提供──もとい、ネタの提供をしているしよ。気の毒にな。
「よぉ。来たぜ」
「待ってたわ」
彼女は喜色満面で俺を迎えてくれた。俺を待っていたというよりは、ネタの提供を待ち望んでいたのだろう。
「もう描いたのか」
「ええ」
「早くね?」
今夜はネタの提供をして欲しい、と呼び出された筈なのだが。
「だってあの二人、ネタの宝庫だもの!」
親友の彼女の話を聞いて筆が乗り、一気に下描きをすませたらしい。
早速原稿の手伝いを始めた。
原稿の内容は、手錠で繋がれた男が、可愛い男の子にいいようにされる話だった。
先日親友に聞いた話がよぎる。俺は手錠の話は、まだ彼女にしていない。と言うことは、情報の提供元は親友の彼女だろう。原稿の中の男は、しっかりと足枷をされていた。
ピンポーン!
「ごめん! 荷物受け取ってくれる?」
「おぅ」
彼女の代わりに受け取った荷物は、小さめの段ボール。片手で持てる軽い荷物だった。
「開けていいよー」と言われ、自分へのプレゼントか何かだろうか、そう楽しみに思って箱を開けた俺は絶句した。
彼女はそんな俺を、ニヤニヤと見つめている。
「何だよ…これ…」
「資料よ」
「何というか…」
「うちにあった資料は彼女にあげちゃったし、いい機会だから色々と頼んでみたの」
箱の中身は手錠、足枷、首輪等々の拘束グッズだったのだ。
他にも怪しげな物が見え、血の気が引いた。親友の悩みが自分にも降りかかって来そうな予感がした。
「……資料…だよな?」
「そうよ。ねぇ、今夜は泊って行くでしょう?」
「そのつもりだったがな」
「試してみない?」
「お前で?」
「あなたで」
妖艶に微笑む彼女にぞくりとした。俺は、蛇に睨まれた蛙のように動けない。
カチャリ、と手錠がはめられた。
──親友の処女より先に、俺の方が危険な気がしてならない。
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