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最強龍誕生

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さて、あの後もミアさんに遊んでもらいながらまったりして現実逃避をしていたけど、今日からステラは最強の名を手にする為に猛特訓なのですよ!!フハハハハハハ!!……冗談なのです。
ママン達がステラを本気で自己防衛出来る様に鍛えると張り切っているのですよ。教えてもらう場所もこの庭園でまずは教える為にここに来たらしいのです。芝生もあって怪我もしないだろうって、いつも来る場所なら警戒もせずにくるだろうって、その通りだよドチクショウ!!
ステラの赤ちゃん二ート生活も1ヶ月で終わったのです!!おかしくないです!?
こうなったらとっとと強くなって早くニート生活に戻るのですよ!!

「ピィィッキャ?」

ところで、教えてくれる先生はまだ来ないのです??

「ステラ様、噴水の後ろをよくご覧下さい。実は先程からステラ様に武を教える講師は来ているのですが…その方はとても可愛らしい物が好きなのですが体格が少々よすぎる為に小さな子には逃げられるのでそれを気にしてこちらに中中来られないのだと…とても良い方なのは私が保証しますので怯えない様お願い致します」

「ピィッ!!」

体格が良いってマッチョとか顔に傷があるとかかなぁ??

「全く…ステラ様をいつまでお待たせしているの??早くこちらにいらして下さい。…スティング!!」

「おっおう。だがよぉ、ステラ様はまだ生まれて半月も経ってねえんだろ??絶対俺の顔みたら泣かれるってぇ、今からでも他の奴らで…」

「チッ!…いいからこちらにいらしてください。今、すぐに!!」

「ヒッ!!はっはい!!…あ~、どうも??」


これは……うん、マッチョで顔には傷まであるのです。
………確かに泣かれるですね。
駄菓子菓子!!ステラの目の前にいる彼の頭には!!熊耳があるのですよ!!これが触らないでか!?否!!全力で触るのです!!

「ピッピィ!!(耳!耳をもふもふしたいのです!)」

「嘘だろ…初めて俺泣かれなかったぞ?マジか!今日は記念日だぁぁ!!」




そんな事より耳をもふもふさせやがれなのですよ!!!!




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