19 / 211
十字架のガスタルデッロ
しおりを挟む
「ありません」
とうとう恐れていたことが起きてしまった。
「無い筈は無ぇだろう。おい受け付け、隠したってためにならねえぞ?」
「よせドラーガ」
受付嬢に凄むドラーガさんをアルグスさんが制止して、彼女の方に再度話しかける。
「じゃあリーアンさん、確かにボクたちの行き先情報を照会した人は、いないんですね?」
リーアンさんはパラパラと手元の帳簿をめくりながら視線を落とす。
「そうですね……私が担当の時もないですし、記録にも残っていません」
と、いうわけで……危惧した通り、闇の幻影はシロだった。私達の勘違い……というかもはや言いがかりにも近いけれど。
「まっ、これでハッキリしたな」
ドラーガさんも納得してくれたようだ。
「ギルドとテューマ達が裏で結託してるってこった」
ちょほーい!!
「ちょっと待って下さいよ、なんでそんなことになっちゃうんですか! どういう思考回路してるんですか!?」
「マッピさん、声が高い」
ジト目でクオスさんが注意する。たしかに今私達はギルドの一階に併設のトラットリアで食事をしながら作戦会議中。つまり周りはギルドの関係者だらけ。ヘタしたらテューマさん達も食事をとりに来るかもしれない。
そんな中でのドラーガさんの不用意な発言だったってことも考慮してほしい。
「よしッ」
ドラーガさんがガタッと席を立つ。
「ちょっくらセゴーを締め上げて吐かせてみるか」
「おほーい!!」
っていうかお前には無理じゃボケ!
私は必死でドラーガさんを席につかせる。クオスさんの視線も、その他の周りの客の視線も痛い。
「んんんん……」
アルグスさんは難しい顔をして唸りながらフォークでチキンソテーをぶすぶすと差している。
「決め手がないわねぇ」
すでに食事を終えてお茶を飲んでいるアンセさんは腕組みをしながらそう言った。腕を組むとすごいな、おっぱいの圧が。羨ましい。
「ギルドと闇の幻影が繋がってるってどういうこと?」
一瞬何の話かと思ったけど、ドラーガさんの妄言についてアンセさんは質問したのだった。正直この男のいう事に耳を傾ける価値なんかあるのか、とは思うけれども。
「ギルドの職員には二種類いるな。普通に市民が就職した者、受付の女なんかが一つ、もう一つが……」
「専従……ですか?」
ドラーガさんの言葉にクオスさんが答える。
そう言えば私も聞いたことがある。代表的なのはギルドマスターのセゴーさんで、引退した元冒険者や、一時的に冒険者をやめて専属でギルドで働いている人たちの事だ。
冒険者の仕事は当然荒事だ。未開の地への冒険、用心棒、危険なモンスターの討伐、それに傭兵なんかもやったりする。
そういった仕事の仲介や、可能であれば仕事に失敗した冒険者の救助もしたりする。そういう仕事は一般市民にはできないから『専従』の人達の出番だ。
ドラーガさんはぴん、と人差し指を立て、声を落として静かに語った。
「他にもう一つ、ヤミ専従ってのがある」
「聞いたことがあるぞ……」
低い声でアルグスさんがそう言った。怒気を孕んだ視線。普段穏やかなアルグスさんがここまで怒る事なのか……闇専従とは?
「ギルドと癒着して、サポートを受けながら依頼を達成し、報酬の何割かをキックバックする。甚だしくは依頼を公表せずに『受けられる人間がいない』と依頼主に値を吊り上げさせ、十分に報酬が上がったところでギルドの息のかかったパーティーに自分達のサポートの下これを受けさせる、とかな」
そんな人がいるのか。もし本当なら依頼主にとっても他の冒険者にとっても有害な存在だ。
「あまつさえクエスト外でのトレジャー、たとえばダンジョンで見つかる宝だな。これをギルドが優先的に手に入れ、私腹を肥やすこともできる」
「今回はそのヤミ専従が他の冒険者を直接危険に陥れようとしたことになるわ」
アンセさんの声が少し大きくなってきた。どうやら怒りで興奮してるみたい。
「それほどの宝があのダンジョンに眠っているっていう事か……しかもその事実は他の冒険者には公開されていない……」
アルグスさんは怒りのあまりコップを握りつぶしそうだ。
「そんな大発見をすれば、闇の幻影もSランクにレベルアップできるかもしれませんね……」
クオスさんの静かな言葉にも怒気が感じ取れる。
「そして当然テューマ達とギルドが癒着してるってんなら、わざわざ情報を問い合わせるまでもねえってことさ。
それだけじゃない。ギルドってのは領主から見れば冒険者みたいな根無し草への徴税機関でもある。その上顧客情報の守秘義務をうたって実際にいくらの依頼料を受けてるかはギルドにしか分からない」
クオスさんが怯えたような目でドラーガさんの言葉に答える。
「それじゃ、やろうと思えば仲介料のぶっこ抜きも脱税もし放題ってこと? 冒険者のための組合がそんなことしてるなんて……」
いやいやいや、ちょっと待って下さいよ皆さん。
それ全部昨日の罠がテューマさん達の仕業だったら、っていう前提でのお話ですよね? なんかそういうデータあるんですか?
「悪辣な奴らだ……」
それあなたの感想ですよね?
まずいまずいまずい。これ何とかして軌道修正しなきゃ。話がどんどん大きくなっていくよ。
「い、いやまずですね? あの罠が誰の仕業ってことも分からな……」
「これも全て事前にいち早くテューマ達が怪しいという情報を掴んでくれたマッピのおかげだ、ありがとう」
えぅ? いやアルグスさん?
「本当ね、貴方を仲間にして良かったわ。改めてよろしくね、マッピ」
え? えへへ……いやあ、アンセさんにそう言われると……っていやそうじゃなくて。
「まあ、認めてあげなくもないですけど……それとドラーガさんの事は別ですからね」
クオスさんツンデレさんでしたか。いや……もう、どうしたらいいのこれ。
ガタン、とドラーガさん……今回の件の元凶が立ち上がった。
「よし、そうと決まれば今からでもテューマ達をぶっ殺しに行こうぜ。きっとまだその辺にアホ面さげてうろついてるはずだ」
お前ほんまええ加減にしろよ。
とはいえ、もう……
「もうどうにでもなれ」
ドラーガさんにつられて他の人達も席を立って出口に向かって行く。私はぼうっとして何も考えられない頭でトボトボとその後をついていく。
どうしてこんなことに……というかドラーガさんはともかくアルグスさん達も本当にテューマさんを見つけたらぶっ殺すつもりなの? 私はメイスを持つ手に思わず力が入ってしまう。
しかし、天文館の出口のドアを開けた時、まだ昼過ぎのはずなのに闇に包まれた。
何が起きたのか。雨も嵐も来ていない。時間はまだ昼めし時のはず。
逆光でよく分からなかったが、その巨大な闇は、人影だった。
天文館のギルドマスター、セゴーさんは身長が高い。2メートル以上はゆうにある。だがその人影はそのセゴーさんと比べてもさらに頭一つ分は大きい。身長は230センチ以上はある。
思わず全員が立ち止まってしまう。ブロンズゴーレム相手に一歩も引かなかった勇者アルグスさんでさえ、そのあまりの威容にぽかんと口を開けている。
その人影は暫く私達と見つめ合っていたが……いや、その『暫く』がほんの数瞬だったのか、それとも数分だったのか、それすらも曖昧になるほどの衝撃があったんだけども、とにかく黒ずくめの大男は静かに一言だけ口を開いた。
「失礼……」
すぅっと、私達の間をすり抜けるように、足音さえさせずに通り過ぎて行った。巨体に似合わぬ軽やかな身のこなしだったと思う。
「ただ者じゃねーな」
ドラーガさんがそう言うが、まあしかしそれは私にも分かる。とにかくあの大きさだけでただ者じゃないと分かる。そのうえでテューマさんみたいに驕るでも見下すでもなく、何事もなく天文館の奥へと進んでいった。
私達は少し遅れてドアの外に出たけれど、アルグスさんは青い顔をしていた。
「ただ者じゃない……全くその通りだ……あれだけの巨体で、ただすれ違っただけだというのに、重心のブレが全くなかった……」
アンセさんが、すでに閉められた天文館のドアを振り返って呟く。
「キリシアの七聖鍵……」
ん……? どこかで聞いたことがあるような……? 知ってる人なの?
「顔を見たことはないけれど噂には聞いているわ。天を衝く大男で、巨大な十字の両手剣を武器に使う事からこう呼ばれている……」
「十字架のガスタルデッロ」
とうとう恐れていたことが起きてしまった。
「無い筈は無ぇだろう。おい受け付け、隠したってためにならねえぞ?」
「よせドラーガ」
受付嬢に凄むドラーガさんをアルグスさんが制止して、彼女の方に再度話しかける。
「じゃあリーアンさん、確かにボクたちの行き先情報を照会した人は、いないんですね?」
リーアンさんはパラパラと手元の帳簿をめくりながら視線を落とす。
「そうですね……私が担当の時もないですし、記録にも残っていません」
と、いうわけで……危惧した通り、闇の幻影はシロだった。私達の勘違い……というかもはや言いがかりにも近いけれど。
「まっ、これでハッキリしたな」
ドラーガさんも納得してくれたようだ。
「ギルドとテューマ達が裏で結託してるってこった」
ちょほーい!!
「ちょっと待って下さいよ、なんでそんなことになっちゃうんですか! どういう思考回路してるんですか!?」
「マッピさん、声が高い」
ジト目でクオスさんが注意する。たしかに今私達はギルドの一階に併設のトラットリアで食事をしながら作戦会議中。つまり周りはギルドの関係者だらけ。ヘタしたらテューマさん達も食事をとりに来るかもしれない。
そんな中でのドラーガさんの不用意な発言だったってことも考慮してほしい。
「よしッ」
ドラーガさんがガタッと席を立つ。
「ちょっくらセゴーを締め上げて吐かせてみるか」
「おほーい!!」
っていうかお前には無理じゃボケ!
私は必死でドラーガさんを席につかせる。クオスさんの視線も、その他の周りの客の視線も痛い。
「んんんん……」
アルグスさんは難しい顔をして唸りながらフォークでチキンソテーをぶすぶすと差している。
「決め手がないわねぇ」
すでに食事を終えてお茶を飲んでいるアンセさんは腕組みをしながらそう言った。腕を組むとすごいな、おっぱいの圧が。羨ましい。
「ギルドと闇の幻影が繋がってるってどういうこと?」
一瞬何の話かと思ったけど、ドラーガさんの妄言についてアンセさんは質問したのだった。正直この男のいう事に耳を傾ける価値なんかあるのか、とは思うけれども。
「ギルドの職員には二種類いるな。普通に市民が就職した者、受付の女なんかが一つ、もう一つが……」
「専従……ですか?」
ドラーガさんの言葉にクオスさんが答える。
そう言えば私も聞いたことがある。代表的なのはギルドマスターのセゴーさんで、引退した元冒険者や、一時的に冒険者をやめて専属でギルドで働いている人たちの事だ。
冒険者の仕事は当然荒事だ。未開の地への冒険、用心棒、危険なモンスターの討伐、それに傭兵なんかもやったりする。
そういった仕事の仲介や、可能であれば仕事に失敗した冒険者の救助もしたりする。そういう仕事は一般市民にはできないから『専従』の人達の出番だ。
ドラーガさんはぴん、と人差し指を立て、声を落として静かに語った。
「他にもう一つ、ヤミ専従ってのがある」
「聞いたことがあるぞ……」
低い声でアルグスさんがそう言った。怒気を孕んだ視線。普段穏やかなアルグスさんがここまで怒る事なのか……闇専従とは?
「ギルドと癒着して、サポートを受けながら依頼を達成し、報酬の何割かをキックバックする。甚だしくは依頼を公表せずに『受けられる人間がいない』と依頼主に値を吊り上げさせ、十分に報酬が上がったところでギルドの息のかかったパーティーに自分達のサポートの下これを受けさせる、とかな」
そんな人がいるのか。もし本当なら依頼主にとっても他の冒険者にとっても有害な存在だ。
「あまつさえクエスト外でのトレジャー、たとえばダンジョンで見つかる宝だな。これをギルドが優先的に手に入れ、私腹を肥やすこともできる」
「今回はそのヤミ専従が他の冒険者を直接危険に陥れようとしたことになるわ」
アンセさんの声が少し大きくなってきた。どうやら怒りで興奮してるみたい。
「それほどの宝があのダンジョンに眠っているっていう事か……しかもその事実は他の冒険者には公開されていない……」
アルグスさんは怒りのあまりコップを握りつぶしそうだ。
「そんな大発見をすれば、闇の幻影もSランクにレベルアップできるかもしれませんね……」
クオスさんの静かな言葉にも怒気が感じ取れる。
「そして当然テューマ達とギルドが癒着してるってんなら、わざわざ情報を問い合わせるまでもねえってことさ。
それだけじゃない。ギルドってのは領主から見れば冒険者みたいな根無し草への徴税機関でもある。その上顧客情報の守秘義務をうたって実際にいくらの依頼料を受けてるかはギルドにしか分からない」
クオスさんが怯えたような目でドラーガさんの言葉に答える。
「それじゃ、やろうと思えば仲介料のぶっこ抜きも脱税もし放題ってこと? 冒険者のための組合がそんなことしてるなんて……」
いやいやいや、ちょっと待って下さいよ皆さん。
それ全部昨日の罠がテューマさん達の仕業だったら、っていう前提でのお話ですよね? なんかそういうデータあるんですか?
「悪辣な奴らだ……」
それあなたの感想ですよね?
まずいまずいまずい。これ何とかして軌道修正しなきゃ。話がどんどん大きくなっていくよ。
「い、いやまずですね? あの罠が誰の仕業ってことも分からな……」
「これも全て事前にいち早くテューマ達が怪しいという情報を掴んでくれたマッピのおかげだ、ありがとう」
えぅ? いやアルグスさん?
「本当ね、貴方を仲間にして良かったわ。改めてよろしくね、マッピ」
え? えへへ……いやあ、アンセさんにそう言われると……っていやそうじゃなくて。
「まあ、認めてあげなくもないですけど……それとドラーガさんの事は別ですからね」
クオスさんツンデレさんでしたか。いや……もう、どうしたらいいのこれ。
ガタン、とドラーガさん……今回の件の元凶が立ち上がった。
「よし、そうと決まれば今からでもテューマ達をぶっ殺しに行こうぜ。きっとまだその辺にアホ面さげてうろついてるはずだ」
お前ほんまええ加減にしろよ。
とはいえ、もう……
「もうどうにでもなれ」
ドラーガさんにつられて他の人達も席を立って出口に向かって行く。私はぼうっとして何も考えられない頭でトボトボとその後をついていく。
どうしてこんなことに……というかドラーガさんはともかくアルグスさん達も本当にテューマさんを見つけたらぶっ殺すつもりなの? 私はメイスを持つ手に思わず力が入ってしまう。
しかし、天文館の出口のドアを開けた時、まだ昼過ぎのはずなのに闇に包まれた。
何が起きたのか。雨も嵐も来ていない。時間はまだ昼めし時のはず。
逆光でよく分からなかったが、その巨大な闇は、人影だった。
天文館のギルドマスター、セゴーさんは身長が高い。2メートル以上はゆうにある。だがその人影はそのセゴーさんと比べてもさらに頭一つ分は大きい。身長は230センチ以上はある。
思わず全員が立ち止まってしまう。ブロンズゴーレム相手に一歩も引かなかった勇者アルグスさんでさえ、そのあまりの威容にぽかんと口を開けている。
その人影は暫く私達と見つめ合っていたが……いや、その『暫く』がほんの数瞬だったのか、それとも数分だったのか、それすらも曖昧になるほどの衝撃があったんだけども、とにかく黒ずくめの大男は静かに一言だけ口を開いた。
「失礼……」
すぅっと、私達の間をすり抜けるように、足音さえさせずに通り過ぎて行った。巨体に似合わぬ軽やかな身のこなしだったと思う。
「ただ者じゃねーな」
ドラーガさんがそう言うが、まあしかしそれは私にも分かる。とにかくあの大きさだけでただ者じゃないと分かる。そのうえでテューマさんみたいに驕るでも見下すでもなく、何事もなく天文館の奥へと進んでいった。
私達は少し遅れてドアの外に出たけれど、アルグスさんは青い顔をしていた。
「ただ者じゃない……全くその通りだ……あれだけの巨体で、ただすれ違っただけだというのに、重心のブレが全くなかった……」
アンセさんが、すでに閉められた天文館のドアを振り返って呟く。
「キリシアの七聖鍵……」
ん……? どこかで聞いたことがあるような……? 知ってる人なの?
「顔を見たことはないけれど噂には聞いているわ。天を衝く大男で、巨大な十字の両手剣を武器に使う事からこう呼ばれている……」
「十字架のガスタルデッロ」
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR
ばたっちゅ
ファンタジー
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
攻撃魔法を使えないヒーラーの俺が、回復魔法で最強でした。 -俺は何度でも救うとそう決めた-【[完]】
水無月いい人(minazuki)
ファンタジー
【HOTランキング一位獲得作品】
【一次選考通過作品】
---
とある剣と魔法の世界で、
ある男女の間に赤ん坊が生まれた。
名をアスフィ・シーネット。
才能が無ければ魔法が使えない、そんな世界で彼は運良く魔法の才能を持って産まれた。
だが、使用できるのは攻撃魔法ではなく回復魔法のみだった。
攻撃魔法を一切使えない彼は、冒険者達からも距離を置かれていた。
彼は誓う、俺は回復魔法で最強になると。
---------
もし気に入っていただけたら、ブクマや評価、感想をいただけると大変励みになります!
#ヒラ俺
この度ついに完結しました。
1年以上書き続けた作品です。
途中迷走してました……。
今までありがとうございました!
---
追記:2025/09/20
再編、あるいは続編を書くか迷ってます。
もし気になる方は、
コメント頂けるとするかもしれないです。
異世界に転生した俺は英雄の身体強化魔法を使って無双する。~無詠唱の身体強化魔法と無詠唱のマジックドレインは異世界最強~
北条氏成
ファンタジー
宮本 英二(みやもと えいじ)高校生3年生。
実家は江戸時代から続く剣道の道場をしている。そこの次男に生まれ、優秀な兄に道場の跡取りを任せて英二は剣術、槍術、柔道、空手など様々な武道をやってきた。
そんなある日、トラックに轢かれて死んだ英二は異世界へと転生させられる。
グランベルン王国のエイデル公爵の長男として生まれた英二はリオン・エイデルとして生きる事に・・・
しかし、リオンは貴族でありながらまさかの魔力が200しかなかった。貴族であれば魔力が1000はあるのが普通の世界でリオンは初期魔法すら使えないレベル。だが、リオンには神話で邪悪なドラゴンを倒した魔剣士リュウジと同じ身体強化魔法を持っていたのだ。
これは魔法が殆ど使えない代わりに、最強の英雄の魔法である身体強化魔法を使いながら無双する物語りである。
腐った伯爵家を捨てて 戦姫の副団長はじめます~溢れる魔力とホムンクルス貸しますか? 高いですよ?~
薄味メロン
ファンタジー
領地には魔物が溢れ、没落を待つばかり。
【伯爵家に逆らった罪で、共に滅びろ】
そんな未来を回避するために、悪役だった男が奮闘する物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる