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私有地です
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「おー、いててて……」
ドラーガさんが頭を押さえている。クオスさんも同様に痛そうに体をさすってまだ地に伏している。
一方私は、ため息をつく。
正直、想像以上の逸材だった。
このドラーガという男。
要所要所でとんでもないポカをやらかし、的確にパーティーを危機に陥れる。それこそアンセさんの言葉ではないが本当にギルドのスパイなのではないかという気がしてくる。だがもしスパイならカルゴシアの町で迷子になるなどという意味のない行為はしないだろうし、セゴーのこの男を見る目は「嫌悪」の一言だった。
……そして
「さ、さっき……触りましたよね」
落とし穴に落ちる瞬間、私の胸を揉みしだきやがった……まだ男の人と愛を語り合ったこともキスをしたこともないのに! どさくさに紛れて乙女の純血を汚すような真似を! 異性に興味が無いような顔してとんでもないセクハラ野郎だ!
「なんか触ったか……?」
挙句の果てには誤魔化そうとしている。たとえ落とし穴に驚いてこちらを見ていなかったとしても、絶対に触った感触で分かったはずなのに。
「ああ、もしかしてさっき落とし穴に落ちる瞬間にお前の……」
そうだよ、それだよ! 謝りやがれ!
「背中を触ったことか」
「胸じゃボケ!!」
私の鉄拳がドラーガさんの頬を捉え、ダンジョンの壁に叩きつける。
その時、何か異様な気配に私は気づいてクオスさんの方を見た。
「いいいいいいいい……ああああ……」
目を向いて、変な声を出しながらガタガタと震えている。此は何事ぞ。
「どうしたんですか、クオスさん!?」
「ああああああ、もう駄目だぁ……アルグスさんとはぐれちゃったああああ……こんなダンジョンの深いところで、私たちもう駄目だ、死んじゃうんだあああああ」
え、ナニコレ、怖いんですけれども。
「始まったか……」
ドラーガさんが呆れ顔でそう呟く。何が始まったの? 彼女は今どういう状態なの?
「こいつは冒険者のくせにどうしてもメンタルが弱くてよ。最大戦力のアルグスとアンセがいない状態に焦って恐慌状態になっちまったか」
え? こんなにメンタル弱い人だったの? 私に向かって「調子乗るなよ」とか言ってたのに。
「ひっ、何か来る……!」
クオスさんが小さい悲鳴を上げて、私とドラーガさんに抱きついてダンジョンの壁に体を押し付けた。
現在私達が滑落してきた場所は石壁で作られた長い通路のような場所。クオスさんは涙を流しながら通路の一方に視線をやり、カチカチと歯を鳴らしている。な、なんだか可哀そうになってきた。こんなに怯えて……
それにしても来るって何が? クオスさんの手に矢が握られ、私にも緊張が走る。何かもやが、空気のゆがみが凄い速度で近づいてきて、そして私達をスルーして通り過ぎて行った。
「……いぅ……行ったか。随分鬼気迫る気配だったけど、て、敵意は無かったみたい……むしろ、恐怖に支配されていたのか……」
「また、魔族か何かですか?」
緊張を弛緩させるとともにへなへなと地面に座り込んだクオスさんに私は尋ねる。クオスさんは少し思案してからこれに答えた。
「いや、逃走用の幻惑魔法……あの匂いは……覚えがある。た、多分魔導士のフービエさん……」
フービエさん? さっきアンセさんの魔法で情けなく一撃でやられたヘタレパーティーの魔導士がなぜこんなところに?
私はフービエさんが逃げてきた方の通路の先を見てみる。行き止まり? ドア? とにかく何かがあるのは確かだ。
「行ってみましょうか」
「えっ、いっ、行くの? 怖いよ……」
「本気か?」
通路の先を確認すべきという提案をした私に、クオスさんは戸惑いの表情を見せ、ドラーガさんは心底嫌そうな表情をする。
最初からやる気のないドラーガさんだけでなく、クオスさんも乗り気でないようだ。しかし私には何か確信めいたものがあった。この通路の先に、何かこのダンジョンの重要な謎があるような気がして。
私はドラーガさんとクオスさんの手を引っ張って通路を進む。少々強引だけど、虎穴に入らずんば虎子を得ず。冒険者ならここは退く目は無い筈。
「ちょっと本当にさぁ……本気で疲れてんだけどさぁ……」
引っ張られながらもドラーガさんは文句たらたら。この人本当に冒険者なのかな。しばらくそうして歩いていると、通路の奥が見えた。それはやはり扉であり、さっき遠くから見た時は開いていたように見えたが、今は固く閉ざされており、そして看板が掛けられている。
― 私有地です 入らないで下さい ―
「…………」
「…………」
「……ほら」
何が「ほら」だ。
「ま、禍々しい気配を、こっ、この奥から感じます……」
「感じるからなんだっつうんだよ。見えるだろ? 私有地なんだよ。許可なく入っちゃダメだろ、常識ないのかお前ら」
クオスさんの言葉に、ドラーガさんは「帰りたいオーラ」全開で答える。。しかしほぼ偶然とはいえ、私達は今おそらくこのダンジョンの最重要区画に差し掛かっているのは私にも分かる。私はドラーガさんを説得しようと試みた。
「ドラーガさん、魔族の四天王と協力して私達を嵌めようとしてたフービエさんがこの先から必死で逃げてきたんですよ? この先に何があるか気にならないんですか? クオスさんも何か感じ取ってるようですし、ここで手柄をあげれば大金星ですよ。せめて中の様子だけでも探ってみましょうよ」
クオスさんは恐怖に震えながらも私の言葉に何か感じ入ることがあるようだった。
「て、手柄? いつも助けられてばかりのゴミみたいな私でも、アルグスさん達に恩返しができる……? でも、怖い……ああ、でも、この機を逃したら、私がみんなに恩を返せる機会なんて一生こないかも……」
クオスさんこんな人だったのか? 自己評価が低すぎないだろうか。しかしここで敵の情報を少しでも知ることができれば、はっきり言って大手柄だ。というかそれ以上に私の好奇心が私を止められない。知りたい。この先で何が起きているのかを。
「あのなぁ、その『禍々しい者』にこのメンバーで何ができるってんだよ。うちのチームのアタッカーはアルグスとアンセ、ここにはいないんだぞ? クオスは斥候兼補助役、お前は回復、そして俺は荷物持ち。絶対に引き返すべきだ! 今ならフービエの後を追っていけば逃げるのも簡単なんだぞ!?」
信じられない。こんな目の前にダンジョンの真実が眠っているという状態で、よく平気で「引き返すべき」なんて言える。この人には冒険者としての矜持は無いのか。
とはいうものの、クオスさんの恐慌状態も回復の兆しがない。ここはどうすべきなんだろうか。こういう時こそ年長者、ダンジョンの探索にたけたベテランの意見を聞きたいところなんだけれども、しかし私の前にいるのは恐慌状態のクオスさんと「あの」ドラーガさんだ。どうしたものか。
「いいか? マッピ。冒険者の先輩としてお前に一つ教えておかなきゃいけないことがある」
ドラーガさんが急に先輩風を吹かせながら語り始めた。
「これからお前の冒険者人生で、多くの選択を迫られることになるだろう。
だが、そういう時に難しく考える必要はないんだ。冒険者の考えなきゃいけないことはいつもたった一つ。その一つの判断基準に従って選択していけば、間違うことは決してない。断言できる。これこそが冒険者の心構えなんだ」
そうそう、そういう話が聞きたかった。しかし語り手がドラーガさんという事だけが不安だ。
「いいか? 冒険者が選択肢に迷った時はな……」
「迷った時は……?」
「よりお得な方を選べ」
ドラーガさんが頭を押さえている。クオスさんも同様に痛そうに体をさすってまだ地に伏している。
一方私は、ため息をつく。
正直、想像以上の逸材だった。
このドラーガという男。
要所要所でとんでもないポカをやらかし、的確にパーティーを危機に陥れる。それこそアンセさんの言葉ではないが本当にギルドのスパイなのではないかという気がしてくる。だがもしスパイならカルゴシアの町で迷子になるなどという意味のない行為はしないだろうし、セゴーのこの男を見る目は「嫌悪」の一言だった。
……そして
「さ、さっき……触りましたよね」
落とし穴に落ちる瞬間、私の胸を揉みしだきやがった……まだ男の人と愛を語り合ったこともキスをしたこともないのに! どさくさに紛れて乙女の純血を汚すような真似を! 異性に興味が無いような顔してとんでもないセクハラ野郎だ!
「なんか触ったか……?」
挙句の果てには誤魔化そうとしている。たとえ落とし穴に驚いてこちらを見ていなかったとしても、絶対に触った感触で分かったはずなのに。
「ああ、もしかしてさっき落とし穴に落ちる瞬間にお前の……」
そうだよ、それだよ! 謝りやがれ!
「背中を触ったことか」
「胸じゃボケ!!」
私の鉄拳がドラーガさんの頬を捉え、ダンジョンの壁に叩きつける。
その時、何か異様な気配に私は気づいてクオスさんの方を見た。
「いいいいいいいい……ああああ……」
目を向いて、変な声を出しながらガタガタと震えている。此は何事ぞ。
「どうしたんですか、クオスさん!?」
「ああああああ、もう駄目だぁ……アルグスさんとはぐれちゃったああああ……こんなダンジョンの深いところで、私たちもう駄目だ、死んじゃうんだあああああ」
え、ナニコレ、怖いんですけれども。
「始まったか……」
ドラーガさんが呆れ顔でそう呟く。何が始まったの? 彼女は今どういう状態なの?
「こいつは冒険者のくせにどうしてもメンタルが弱くてよ。最大戦力のアルグスとアンセがいない状態に焦って恐慌状態になっちまったか」
え? こんなにメンタル弱い人だったの? 私に向かって「調子乗るなよ」とか言ってたのに。
「ひっ、何か来る……!」
クオスさんが小さい悲鳴を上げて、私とドラーガさんに抱きついてダンジョンの壁に体を押し付けた。
現在私達が滑落してきた場所は石壁で作られた長い通路のような場所。クオスさんは涙を流しながら通路の一方に視線をやり、カチカチと歯を鳴らしている。な、なんだか可哀そうになってきた。こんなに怯えて……
それにしても来るって何が? クオスさんの手に矢が握られ、私にも緊張が走る。何かもやが、空気のゆがみが凄い速度で近づいてきて、そして私達をスルーして通り過ぎて行った。
「……いぅ……行ったか。随分鬼気迫る気配だったけど、て、敵意は無かったみたい……むしろ、恐怖に支配されていたのか……」
「また、魔族か何かですか?」
緊張を弛緩させるとともにへなへなと地面に座り込んだクオスさんに私は尋ねる。クオスさんは少し思案してからこれに答えた。
「いや、逃走用の幻惑魔法……あの匂いは……覚えがある。た、多分魔導士のフービエさん……」
フービエさん? さっきアンセさんの魔法で情けなく一撃でやられたヘタレパーティーの魔導士がなぜこんなところに?
私はフービエさんが逃げてきた方の通路の先を見てみる。行き止まり? ドア? とにかく何かがあるのは確かだ。
「行ってみましょうか」
「えっ、いっ、行くの? 怖いよ……」
「本気か?」
通路の先を確認すべきという提案をした私に、クオスさんは戸惑いの表情を見せ、ドラーガさんは心底嫌そうな表情をする。
最初からやる気のないドラーガさんだけでなく、クオスさんも乗り気でないようだ。しかし私には何か確信めいたものがあった。この通路の先に、何かこのダンジョンの重要な謎があるような気がして。
私はドラーガさんとクオスさんの手を引っ張って通路を進む。少々強引だけど、虎穴に入らずんば虎子を得ず。冒険者ならここは退く目は無い筈。
「ちょっと本当にさぁ……本気で疲れてんだけどさぁ……」
引っ張られながらもドラーガさんは文句たらたら。この人本当に冒険者なのかな。しばらくそうして歩いていると、通路の奥が見えた。それはやはり扉であり、さっき遠くから見た時は開いていたように見えたが、今は固く閉ざされており、そして看板が掛けられている。
― 私有地です 入らないで下さい ―
「…………」
「…………」
「……ほら」
何が「ほら」だ。
「ま、禍々しい気配を、こっ、この奥から感じます……」
「感じるからなんだっつうんだよ。見えるだろ? 私有地なんだよ。許可なく入っちゃダメだろ、常識ないのかお前ら」
クオスさんの言葉に、ドラーガさんは「帰りたいオーラ」全開で答える。。しかしほぼ偶然とはいえ、私達は今おそらくこのダンジョンの最重要区画に差し掛かっているのは私にも分かる。私はドラーガさんを説得しようと試みた。
「ドラーガさん、魔族の四天王と協力して私達を嵌めようとしてたフービエさんがこの先から必死で逃げてきたんですよ? この先に何があるか気にならないんですか? クオスさんも何か感じ取ってるようですし、ここで手柄をあげれば大金星ですよ。せめて中の様子だけでも探ってみましょうよ」
クオスさんは恐怖に震えながらも私の言葉に何か感じ入ることがあるようだった。
「て、手柄? いつも助けられてばかりのゴミみたいな私でも、アルグスさん達に恩返しができる……? でも、怖い……ああ、でも、この機を逃したら、私がみんなに恩を返せる機会なんて一生こないかも……」
クオスさんこんな人だったのか? 自己評価が低すぎないだろうか。しかしここで敵の情報を少しでも知ることができれば、はっきり言って大手柄だ。というかそれ以上に私の好奇心が私を止められない。知りたい。この先で何が起きているのかを。
「あのなぁ、その『禍々しい者』にこのメンバーで何ができるってんだよ。うちのチームのアタッカーはアルグスとアンセ、ここにはいないんだぞ? クオスは斥候兼補助役、お前は回復、そして俺は荷物持ち。絶対に引き返すべきだ! 今ならフービエの後を追っていけば逃げるのも簡単なんだぞ!?」
信じられない。こんな目の前にダンジョンの真実が眠っているという状態で、よく平気で「引き返すべき」なんて言える。この人には冒険者としての矜持は無いのか。
とはいうものの、クオスさんの恐慌状態も回復の兆しがない。ここはどうすべきなんだろうか。こういう時こそ年長者、ダンジョンの探索にたけたベテランの意見を聞きたいところなんだけれども、しかし私の前にいるのは恐慌状態のクオスさんと「あの」ドラーガさんだ。どうしたものか。
「いいか? マッピ。冒険者の先輩としてお前に一つ教えておかなきゃいけないことがある」
ドラーガさんが急に先輩風を吹かせながら語り始めた。
「これからお前の冒険者人生で、多くの選択を迫られることになるだろう。
だが、そういう時に難しく考える必要はないんだ。冒険者の考えなきゃいけないことはいつもたった一つ。その一つの判断基準に従って選択していけば、間違うことは決してない。断言できる。これこそが冒険者の心構えなんだ」
そうそう、そういう話が聞きたかった。しかし語り手がドラーガさんという事だけが不安だ。
「いいか? 冒険者が選択肢に迷った時はな……」
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