29 / 211
蘇る姫
しおりを挟む
噴き出す鮮血は少女の石像をくまなく濡らし、祭壇をも紅く染め上げてゆく。
「おお、やっぱこんだけデカいと血の量も多いな。喜べピューマ、お前みたいなザコでもドラゴニュートの姫の復活の糧となれるんだ」
カルナ=カルアはテューマの出血が収まってくると雑巾でも絞るかのように首の裂目の部分を中心に頭と体を捻り、最後の最後まで血を絞り出した。
「こんなもんかな」
そう言って身長2メートル近いテューマの死体をぽい、と人形のように後方に捨てる。
「ちょっと! 汚い! 血が飛ぶじゃない!」
ダークエルフのビルギッタが不満の声をあげるが彼はそんな事には構いはしない。
「搾りかすの方はいらないよね? 貰っていい?」
獣王ヴァンフルフは先ほどのアルグス達との戦闘で体力を使い果たしたせいか、腹が減っているようだった。カルナ=カルアが肯定の意を示すと、荒い息を吐きながらテューマの亡骸に近づき、そしてその肉に牙を突き立てて貪り始めた。
「んん~……何も起きねぇな」
「そうですネ」
カルナ=カルアは答えたリッチのブラックモアの方に振り返り、不快感を表した。
「そうですネ、じゃあねえよ。やっぱりこんなザコじゃだめだったんじゃねえのか?」
「人の命の重さに大小はありませんヨ……多分ですけど」
カルナ=カルアはいまいち納得がいかない。「大小はない」というならなぜ最初は勇者アルグスを生贄として欲したのか。それにも納得がいかないし、彼の考えはやはり他人の命には大小がある。
人間を裏切り私利私欲に走ったセゴーやテューマと、高潔でヴァンフルフを退けるほどの強さを持つ勇者アルグスが同じ価値とは到底思えないからだ。
「勇者アルグス……是非この手でぶっ殺してみてえもんだぜ……」
その独り言には誰も答える者はいなかったが、ふと祭壇の方に視線をやってカルナ=カルアは不自然なことに気付いた。
「ん……血は、どこにいった……?」
違和感の正体。
石像にまんべんなく吹き掛けた筈の血がない。祭壇には血だまりができているが、しかし先ほど噴き出した血の量から考えるとおそらく半分もないように感じられた。
血は一体どこに消えたのか。
カルナ=カルアはふと思いついて、試しに鋭い犬歯で自分の右手親指の皮膚を噛みちぎり、石像の上に血液を垂らしてみた。
ぽたっと落ちた血液は、そのまま石像に染み入る様に消えていった。
「マジか……この石像……やっぱり生きてんのか」
そう呟いて思わずカルナ=カルアは少女の、唇に触れる。その表面はまだ石のようにざらついてはいたが、不思議と弾力が感じられたような気がしたが……
「!?」
思わず触れた手を引っ込める。
魅入られるような、取り込まれるような、そして吸い込まれるような感覚があった。
何か……何かおかしい。
既に絶滅してしまった竜人族と魔族の間にはそれほど大きな違いは無かったと聞いている。
普段の外見は人と変わりないが、魔族と同じように人間の数倍の寿命を持ち、体力と魔力に優れるものの、繁殖力が弱い。そして任意に半竜形態に変身できる。その程度の力しかないと聞いていたはず。
だが今、目の前にいる復活を遂げようとしている少女の石像からは言いようもない恐怖感を彼は受けていた。
「まさカ……カルナ=カルアさん……? 」
その異常事態にブラックモアが気づいたようであった。ヴァンフルフとビルギッタも祭壇の方に近づいていく。しかしブラックモアだけはなぜか祭壇から離れる。
特異点に達したのか、それまで表面はザラザラの意思のようであったが唐突に少女の肌が瑞々しい人のそれへと変貌した。
しばらく眺めていると控えめな少女のふくらみがゆっくりと上下を始める。呼吸が戻ったのだ。
「如何なる仕組みで仮死状態になっていたのかは分かりませンけど……どうやら還ってきたようですネ……」
カルナ=カルア達は言葉を失ってそのまま呼吸をする生まれたままの姿の少女を見つめていた。あまりにも美しく、言葉をかけることを忘れてしまっていたのか。
やがて、ゆっくりと少女は目を開ける。
篝火の明るさに瞳孔を広げ、夢か現か、なんとも曖昧な表情を浮かべている。まさしく寝起きで頭がはっきりしないのだろう。やがて自分の周りに人が集まっていることに気付き、その中でも一番近くにいたカルナ=カルアに焦点を定めたようだった。
「ドラゴニュートの姫、イリスウーフだな……? 答えろ、魔剣野風はいったいどこにある」
「かっ、カルナ=カルアさん、寝起きでそんなこと急に聞いても答えられませんヨ……」
ブラックモアの指摘は真っ当なものであったが、しかしカルナ=カルアは興奮を抑えきれない。にっくき人間どもをこの土地から排除するための切り札となるであろう魔剣野風、その在処に繋がる女が、今目の前に姿を現したのだ。
「答えるんだ! 魔剣野風はどこに……!!」
そう言って彼女の肩に手を伸ばした時だった。イリスウーフは彼の手を払って横に避ける。それだけならばなんてことない拒絶の態度であったが、しかしカルナ=カルアはそのままバランスを崩して祭壇に突っ伏してしまった。
「あ? ……なにが……?」
そのまま立ち上がることができない。腰が抜けてしまっている。イリスウーフは何事もなかったかのように祭壇から降りて立ち上がった。射干玉の如く黒く輝く美しい髪は床まで達している。
「てっ、てめえ! なにしやがった!!」
ビルギッタが彼女を睨みつけ、怒鳴るが、しかしイリスウーフは相変わらず曖昧な表情で彼女の顔を見つめるだけ。しかし如何なることか。睨みつけて目を三角にしていた憤怒の表情のビルギッタはすぐに眉をㇵの字にして恐怖の表情を浮かべ、その場にへたり込んでしまった。焦点の合わない目で俯き、自分の肩を抱いてカタカタと震えている。
「ひぃっ! 助けて!!」
二人がへたり込んでしまうとヴァンフルフは即座に後ろにはね跳び、部屋の隅で尻尾を股の間に挟み、両手で自分の頭を隠すように覆って恐怖に震えている。イリスウーフはそれから残る一人、同じように部屋の端に移動しているブラックモアに視線をやった。
「あっ、わ、ワタシもパスです……アンデッドのワタシは、多分それやられると死にます……」
イリスウーフは興味なさげに視線を前に戻すと、ゆっくりと歩き始め、そして鉄製の扉を開ける。
カルナ=カルアとビルギッタの二人を戦闘不能にし、ヴァンフルフとブラックモアを恐怖で支配する。しかしその姿は「強者」には見えなかった。幽鬼の如く頼りない足取りに焦点の定まらない視線。まるで戦火に焼きだされ、何もかもすべて失った孤児のようにふらふらと、部屋から出て通路を歩いて行った。
「おお、やっぱこんだけデカいと血の量も多いな。喜べピューマ、お前みたいなザコでもドラゴニュートの姫の復活の糧となれるんだ」
カルナ=カルアはテューマの出血が収まってくると雑巾でも絞るかのように首の裂目の部分を中心に頭と体を捻り、最後の最後まで血を絞り出した。
「こんなもんかな」
そう言って身長2メートル近いテューマの死体をぽい、と人形のように後方に捨てる。
「ちょっと! 汚い! 血が飛ぶじゃない!」
ダークエルフのビルギッタが不満の声をあげるが彼はそんな事には構いはしない。
「搾りかすの方はいらないよね? 貰っていい?」
獣王ヴァンフルフは先ほどのアルグス達との戦闘で体力を使い果たしたせいか、腹が減っているようだった。カルナ=カルアが肯定の意を示すと、荒い息を吐きながらテューマの亡骸に近づき、そしてその肉に牙を突き立てて貪り始めた。
「んん~……何も起きねぇな」
「そうですネ」
カルナ=カルアは答えたリッチのブラックモアの方に振り返り、不快感を表した。
「そうですネ、じゃあねえよ。やっぱりこんなザコじゃだめだったんじゃねえのか?」
「人の命の重さに大小はありませんヨ……多分ですけど」
カルナ=カルアはいまいち納得がいかない。「大小はない」というならなぜ最初は勇者アルグスを生贄として欲したのか。それにも納得がいかないし、彼の考えはやはり他人の命には大小がある。
人間を裏切り私利私欲に走ったセゴーやテューマと、高潔でヴァンフルフを退けるほどの強さを持つ勇者アルグスが同じ価値とは到底思えないからだ。
「勇者アルグス……是非この手でぶっ殺してみてえもんだぜ……」
その独り言には誰も答える者はいなかったが、ふと祭壇の方に視線をやってカルナ=カルアは不自然なことに気付いた。
「ん……血は、どこにいった……?」
違和感の正体。
石像にまんべんなく吹き掛けた筈の血がない。祭壇には血だまりができているが、しかし先ほど噴き出した血の量から考えるとおそらく半分もないように感じられた。
血は一体どこに消えたのか。
カルナ=カルアはふと思いついて、試しに鋭い犬歯で自分の右手親指の皮膚を噛みちぎり、石像の上に血液を垂らしてみた。
ぽたっと落ちた血液は、そのまま石像に染み入る様に消えていった。
「マジか……この石像……やっぱり生きてんのか」
そう呟いて思わずカルナ=カルアは少女の、唇に触れる。その表面はまだ石のようにざらついてはいたが、不思議と弾力が感じられたような気がしたが……
「!?」
思わず触れた手を引っ込める。
魅入られるような、取り込まれるような、そして吸い込まれるような感覚があった。
何か……何かおかしい。
既に絶滅してしまった竜人族と魔族の間にはそれほど大きな違いは無かったと聞いている。
普段の外見は人と変わりないが、魔族と同じように人間の数倍の寿命を持ち、体力と魔力に優れるものの、繁殖力が弱い。そして任意に半竜形態に変身できる。その程度の力しかないと聞いていたはず。
だが今、目の前にいる復活を遂げようとしている少女の石像からは言いようもない恐怖感を彼は受けていた。
「まさカ……カルナ=カルアさん……? 」
その異常事態にブラックモアが気づいたようであった。ヴァンフルフとビルギッタも祭壇の方に近づいていく。しかしブラックモアだけはなぜか祭壇から離れる。
特異点に達したのか、それまで表面はザラザラの意思のようであったが唐突に少女の肌が瑞々しい人のそれへと変貌した。
しばらく眺めていると控えめな少女のふくらみがゆっくりと上下を始める。呼吸が戻ったのだ。
「如何なる仕組みで仮死状態になっていたのかは分かりませンけど……どうやら還ってきたようですネ……」
カルナ=カルア達は言葉を失ってそのまま呼吸をする生まれたままの姿の少女を見つめていた。あまりにも美しく、言葉をかけることを忘れてしまっていたのか。
やがて、ゆっくりと少女は目を開ける。
篝火の明るさに瞳孔を広げ、夢か現か、なんとも曖昧な表情を浮かべている。まさしく寝起きで頭がはっきりしないのだろう。やがて自分の周りに人が集まっていることに気付き、その中でも一番近くにいたカルナ=カルアに焦点を定めたようだった。
「ドラゴニュートの姫、イリスウーフだな……? 答えろ、魔剣野風はいったいどこにある」
「かっ、カルナ=カルアさん、寝起きでそんなこと急に聞いても答えられませんヨ……」
ブラックモアの指摘は真っ当なものであったが、しかしカルナ=カルアは興奮を抑えきれない。にっくき人間どもをこの土地から排除するための切り札となるであろう魔剣野風、その在処に繋がる女が、今目の前に姿を現したのだ。
「答えるんだ! 魔剣野風はどこに……!!」
そう言って彼女の肩に手を伸ばした時だった。イリスウーフは彼の手を払って横に避ける。それだけならばなんてことない拒絶の態度であったが、しかしカルナ=カルアはそのままバランスを崩して祭壇に突っ伏してしまった。
「あ? ……なにが……?」
そのまま立ち上がることができない。腰が抜けてしまっている。イリスウーフは何事もなかったかのように祭壇から降りて立ち上がった。射干玉の如く黒く輝く美しい髪は床まで達している。
「てっ、てめえ! なにしやがった!!」
ビルギッタが彼女を睨みつけ、怒鳴るが、しかしイリスウーフは相変わらず曖昧な表情で彼女の顔を見つめるだけ。しかし如何なることか。睨みつけて目を三角にしていた憤怒の表情のビルギッタはすぐに眉をㇵの字にして恐怖の表情を浮かべ、その場にへたり込んでしまった。焦点の合わない目で俯き、自分の肩を抱いてカタカタと震えている。
「ひぃっ! 助けて!!」
二人がへたり込んでしまうとヴァンフルフは即座に後ろにはね跳び、部屋の隅で尻尾を股の間に挟み、両手で自分の頭を隠すように覆って恐怖に震えている。イリスウーフはそれから残る一人、同じように部屋の端に移動しているブラックモアに視線をやった。
「あっ、わ、ワタシもパスです……アンデッドのワタシは、多分それやられると死にます……」
イリスウーフは興味なさげに視線を前に戻すと、ゆっくりと歩き始め、そして鉄製の扉を開ける。
カルナ=カルアとビルギッタの二人を戦闘不能にし、ヴァンフルフとブラックモアを恐怖で支配する。しかしその姿は「強者」には見えなかった。幽鬼の如く頼りない足取りに焦点の定まらない視線。まるで戦火に焼きだされ、何もかもすべて失った孤児のようにふらふらと、部屋から出て通路を歩いて行った。
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
英雄召喚〜帝国貴族の異世界統一戦記〜
駄作ハル
ファンタジー
異世界の大貴族レオ=ウィルフリードとして転生した平凡サラリーマン。
しかし、待っていたのは平和な日常などではなかった。急速な領土拡大を目論む帝国の貴族としての日々は、戦いの連続であった───
そんなレオに与えられたスキル『英雄召喚』。それは現世で英雄と呼ばれる人々を呼び出す能力。『鬼の副長』土方歳三、『臥龍』所轄孔明、『空の魔王』ハンス=ウルリッヒ・ルーデル、『革命の申し子』ナポレオン・ボナパルト、『万能人』レオナルド・ダ・ヴィンチ。
前世からの知識と英雄たちの逸話にまつわる能力を使い、大切な人を守るべく争いにまみれた異世界に平和をもたらす為の戦いが幕を開ける!
完結まで毎日投稿!
50代無職、エルフに転生で異世界ざわつく
かわさきはっく
ファンタジー
就職氷河期を生き抜き、数々の職を転々とした末に無職となった50代の俺。
ある日、病で倒れ、気づけば異世界のエルフの賢者に転生していた!?
俺が転生したのは、高位エルフの秘術の失敗によって魂が取り込まれた賢者の肉体。
第二の人生をやり直そうと思ったのも束の間、俺の周囲は大騒ぎだ。
「導き手の復活か!?」「賢者を語る偽物か!?」
信仰派と保守派が入り乱れ、エルフの社会はざわつき始める。
賢者の力を示すため、次々と課される困難な試練。
様々な事件に巻き込まれながらも、俺は異世界で無双する!
異世界ざわつき転生譚、ここに開幕!
※話数は多いですが、一話ごとのボリュームは少なめです。
※「小説家になろう」「カクヨム」「Caita」にも掲載しています。
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
世界最強の賢者、勇者パーティーを追放される~いまさら帰ってこいと言われてももう遅い俺は拾ってくれた最強のお姫様と幸せに過ごす~
aoi
ファンタジー
「なぁ、マギそろそろこのパーティーを抜けてくれないか?」
勇者パーティーに勤めて数年、いきなりパーティーを戦闘ができずに女に守られてばかりだからと追放された賢者マギ。王都で新しい仕事を探すにも勇者パーティーが邪魔をして見つからない。そんな時、とある国のお姫様がマギに声をかけてきて......?
お姫様の為に全力を尽くす賢者マギが無双する!?
この争いの絶えない世界で ~魔王になって平和の為に戦いますR
ばたっちゅ
ファンタジー
相和義輝(あいわよしき)は新たな魔王として現代から召喚される。
だがその世界は、世界の殆どを支配した人類が、僅かに残る魔族を滅ぼす戦いを始めていた。
無為に死に逝く人間達、荒廃する自然……こんな無駄な争いは止めなければいけない。だが人類にもまた、戦うべき理由と、戦いを止められない事情があった。
人類を会話のテーブルまで引っ張り出すには、結局戦争に勝利するしかない。
だが魔王として用意された力は、死を予感する力と全ての文字と言葉を理解する力のみ。
自分一人の力で戦う事は出来ないが、強力な魔人や個性豊かな魔族たちの力を借りて戦う事を決意する。
殺戮の果てに、互いが共存する未来があると信じて。
巻き込まれ異世界召喚、なぜか俺だけ竜皇女の推しになった
ノラクラ
ファンタジー
俺、霧島悠斗は筋金入りの陰キャ高校生。
学校が終わったら即帰宅して、ゲームライフを満喫するのが至福の時間――のはずだった。
だがある日の帰り道、玄関前で学園トップスターたちの修羅場に遭遇してしまう。
暴君・赤城獅童、王子様系イケメン・天条院義孝、清楚系美少女・柊奏、その親友・羽里友莉。
よりによって学園の顔ぶれが勢ぞろいして大口論!?
……陰キャ代表の俺に混ざる理由なんて一ミリもない。見なかったことにしてゲームしに帰りたい!
そう願った矢先――空気が変わり、街に巨大な魔法陣が出現。
赤城たちは光に呑まれ、異世界へと召喚されてしまった。
「お~、異世界召喚ね。ラノベあるあるだな」
そう、他人事のように見送った俺だったが……。
直後、俺の足元にも魔法陣が浮かび上がる。
「ちょ、待て待て待て! 俺は陰キャだぞ!? 勇者じゃないんだぞ!?」
――かくして、ゲームライフを愛する陰キャ高校生の異世界行きが始まる。
【改稿版】休憩スキルで異世界無双!チートを得た俺は異世界で無双し、王女と魔女を嫁にする。
ゆう
ファンタジー
剣と魔法の異世界に転生したクリス・レガード。
剣聖を輩出したことのあるレガード家において剣術スキルは必要不可欠だが12歳の儀式で手に入れたスキルは【休憩】だった。
しかしこのスキル、想像していた以上にチートだ。
休憩を使いスキルを強化、更に新しいスキルを獲得できてしまう…
そして強敵と相対する中、クリスは伝説のスキルである覇王を取得する。
ルミナス初代国王が有したスキルである覇王。
その覇王発現は王国の長い歴史の中で悲願だった。
それ以降、クリスを取り巻く環境は目まぐるしく変化していく……
※アルファポリスに投稿した作品の改稿版です。
ホットランキング最高位2位でした。
カクヨムにも別シナリオで掲載。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる