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淫紋のゾラ
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「今までごたごたしていて、一つだけ言い忘れていたことがある。冒険者の基本的な心構えだ」
朝日も少しずつその顔を覗かせ、空を蒼白く染めている。その中でキラキラ美しい金髪を輝かせながらアルグスさんがそう話しだした。
「家に帰るまでが冒険です。ダンジョンを出たからと言って決して油断してはいけません」
なるほど。
「話は済んだか? じゃあ俺と戦え、勇者アルグス。タイマンでも全員一度でもいいぞ」
アルグスさんを挟んで3メートルほど向こうに立っているのは、爽やかなアルグスさんとは対照的に全身に複雑怪奇でおどろおどろしい模様のタトゥーを入れた白髪の若い男。
「セゴーの奴にまたダンジョンに向かったって聞いてこの辺をうろうろしてて正解だったぜ。今度こそ逃がさねえぞ」
狂犬ゾラ。
「お前ヒマなのか」
ドラーガさんの不躾な一言。でも正直言って私も同じ気持ちだ。クラリスさんの話じゃアルテグラはなにやら用事があってここにはいないはずって話だったけど、この人は何もなかったんだな。
まあ正直私が七聖鍵のリーダーだったとしても「狂犬」とか言われてる人に重要な仕事を申し付けようとは思わないけど。
とにかく。
その“狂犬”ゾラが私達の目の前に立ちふさがっていて帰れないのだ。早く帰って体洗いたいのに。全員うんざり顔である。対するゾラは上機嫌。あれからそう時も置かずして目的の勇者アルグスに出会えたんだからそれもそうか。
「フン、この間はうまくいなされて逃げられちまったがな、後からよくよく考えてみればあの時の俺はどうかしていた。ドラーガ、てめえの口車に上手く乗せられちまったぜ」
ちっ、気づいたか。
「さっき四天王のカルナ=カルアとビルギッタが必死で逃げていくのが見えたから『もしかして』と思ったんだ。さすがは勇者アルグスってところだな。四天王如きは問題じゃねーか」
「いや、あれは僕じゃなくてクオスが……」
そう言ってアルグスさんはクオスさんの方に視線を送る。
「なに? この間は戦闘要員じゃねえとか言ってやがってくせに、いったいどうやってあいつらを追い払ったんだ?」
(ちん〇んで追い払いましたとは言えない……)
クオスさんは黙して語らず。私もそれは少し気になってはいた。何であの時四天王は急に逃げ出してしまったんだろう? しかし彼女が話さないのでドラーガさんが会話に割り込んできた。
「やれやれ、本当に暇人なんだな。こっちゃダンジョン帰りで疲れてるっつーのに」
うそつけ、あんた今回何もしてないでしょーが。通路に挟まってただけじゃん。
「まっ、暇人でもなきゃこんな全身にみっちりタトゥーなんて彫らんか」
「別に暇だから彫ったわけじゃねーぞ。これはそれぞれが魔法陣の役割を果たしてる。詠唱を大幅に簡略化できる優れものさ!」
なんかこの二人妙に仲がいいな。傍若無人同士気が合うんだろうか。お友達ってことで今回も見逃してくれないかな。ドラーガさんはゾラに危険性を感じていないのか、近くでまじまじとタトゥーを眺めている。
「お前、このへその下に描いてあるタトゥーさ……」
「あん?」
「淫紋じゃね?」
…………
……いんも……なんて?
「おまっ、言うに事欠いて……!! 言っていいことと悪い事が……淫紋!?」
突如として激怒したゾラは即座にドラーガさんを殴りつけようとしたが、慌てて自分の下腹部を見て、そして顔を青くした。この人自分に彫られてるタトゥー把握してないのかな。
― 淫紋
― 性的な意図や意味を持って主に女性の下腹部に彫られるタトゥー、紋章や魔法陣の一種であり、子宮や卵管、卵巣をかたどった意匠となっていることが多い。
― 効果としては淫らな気持ちにさせる、快感を増幅させるなど一意でなく、効果の発動も永続的なものであったり何かがスイッチとなって起動したりなどやはり一定でなく、今後の研究が期待される分野である。
……た、確かに、なんかおへその下あたりにハートマークから蔓が両側に生えたような意匠がある。他のタトゥーと混じってかなり判別しづらいけれど、確かに淫紋だ。
「淫紋じゃねーわボケ!!」
今度は顔を真っ赤にして大声で叫ぶ。
「いいか!? おまっ……普通さ! 男が下腹部に淫紋わざわざ刻むと思うか!?」
女も刻まないと思いますけど。
「お前普通じゃねーじゃん」
「いや普通じゃねーよ!? 普通じゃねーけどさ!! 俺の『普通じゃない』はそういう『普通じゃない』じゃねーから! 戦いが好きとか、スリルを味わうのが好きとかであって! そういう、あの、アレだ、淫らとかのアレじゃねーから!! 狂犬……」
「ふひゅっ……フヒヒヒヒヒ……」
その時ゾラの言葉を遮ってドラーガさんの方から笑い声が聞こえた。しかしドラーガさんは笑ってはいない。
「お前の方こそ腹になんか隠してんだろ!? 見せてみろ!! お前も淫も……クラリス!?」
やっぱ淫紋なんじゃん。
「ふひ、ふひひひ……み、見つかっちゃった……じ、実は、ずっと前から、わ、私も気になってた。やっぱり淫紋だったんだソレ」
笑いを押さえきれなかったクラリスさんか。裏切りがバレちゃったけど、なんか今淫紋祭りでそれどころじゃない雰囲気。
「淫紋じゃねぇーって言ってんだろうが!! これはあれだ! 破壊の力を行使する俺の魔力とバランスをとるために……その、命の象徴というか、しきゅ……そういうもので、それをその、彫ることで、かろうじて俺の力を抑え込んで……」
やっぱ淫紋なんじゃん。
「お前何? 本当は女の子になりたかったの?」
「なんでそうな……」
とうとうブチ切れたゾラがドラーガさんに殴りかかろうとするところを、アンセさんが止めた。
「ちょっと待って! そういうことなの!?」
そういうことってどういうことだ。
「アルグスにこだわってたのって……そういう……えっ? 『戦う』って……ベッドの上で……?」
「なんでそうなるんだよ!! 性に多感な少年かお前は!? もしくはセクハラおやじか!!」
「あっいいのよ! 大丈夫! 大丈夫だから!! 分かってるから!!」
「大丈夫じゃねーよ! っていうか大丈夫なんだよ!! あと多分お前何も分かってねーから!!」
大分興奮してるなあ、ゾラさん。
「ホント大丈夫だから。私そういうの理解あるタイプだから!!
っていうかむしろ二人の恋を応援するタイプだから!」
「恋じゃねーって言ってんだろうがあ!!」
「僕も勝手に応援しないで欲しいんだけど」
「まだ自分の気持ちに戸惑っていて、それが恋だと気づいていない、ってことですか」
クオスさんが的確なアシストを決める。さすが経験者は違うなあ……
「狂犬でホモで淫紋彫っててストーカーって、お前ちょっと属性盛りすぎじゃないか?」
「ホモでも淫紋でもねーって……」
「じゃあなんでさっきからお腹隠してんだよ」
ドラーガさんの冷静なツッコミによってゾラは黙り込んでしまった。これどういう流れなんだろう。このテンションで戦うつもりなんだろうか。お腹隠しながら? もう帰れば?
ゾラが何もしゃべらないからか、ドラーガさんは私の方に寄ってきて耳打ちをした。
「今、多分淫紋が光ってるんだと思う……」
「プフッ」
「光ってねーわ!!!! よく見ろ!!」
涙目でゾラが両手を広げてお腹を見せると、ドラーガさんは今度は彼のお腹を指さして解説を始める。
「いいか? このハートマークみたいのが子宮で左右に伸びてるのが卵管……」
「見るなあああああぁぁ!!」
再びお腹を隠す。忙しい人だなあ。
「もういい!! お前らホント……ッ!! ホント覚えとけよ!!」
そう叫んでゾラは泣きながら走り去っていった。
「何しに来たんだあの人……」
朝日も少しずつその顔を覗かせ、空を蒼白く染めている。その中でキラキラ美しい金髪を輝かせながらアルグスさんがそう話しだした。
「家に帰るまでが冒険です。ダンジョンを出たからと言って決して油断してはいけません」
なるほど。
「話は済んだか? じゃあ俺と戦え、勇者アルグス。タイマンでも全員一度でもいいぞ」
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「セゴーの奴にまたダンジョンに向かったって聞いてこの辺をうろうろしてて正解だったぜ。今度こそ逃がさねえぞ」
狂犬ゾラ。
「お前ヒマなのか」
ドラーガさんの不躾な一言。でも正直言って私も同じ気持ちだ。クラリスさんの話じゃアルテグラはなにやら用事があってここにはいないはずって話だったけど、この人は何もなかったんだな。
まあ正直私が七聖鍵のリーダーだったとしても「狂犬」とか言われてる人に重要な仕事を申し付けようとは思わないけど。
とにかく。
その“狂犬”ゾラが私達の目の前に立ちふさがっていて帰れないのだ。早く帰って体洗いたいのに。全員うんざり顔である。対するゾラは上機嫌。あれからそう時も置かずして目的の勇者アルグスに出会えたんだからそれもそうか。
「フン、この間はうまくいなされて逃げられちまったがな、後からよくよく考えてみればあの時の俺はどうかしていた。ドラーガ、てめえの口車に上手く乗せられちまったぜ」
ちっ、気づいたか。
「さっき四天王のカルナ=カルアとビルギッタが必死で逃げていくのが見えたから『もしかして』と思ったんだ。さすがは勇者アルグスってところだな。四天王如きは問題じゃねーか」
「いや、あれは僕じゃなくてクオスが……」
そう言ってアルグスさんはクオスさんの方に視線を送る。
「なに? この間は戦闘要員じゃねえとか言ってやがってくせに、いったいどうやってあいつらを追い払ったんだ?」
(ちん〇んで追い払いましたとは言えない……)
クオスさんは黙して語らず。私もそれは少し気になってはいた。何であの時四天王は急に逃げ出してしまったんだろう? しかし彼女が話さないのでドラーガさんが会話に割り込んできた。
「やれやれ、本当に暇人なんだな。こっちゃダンジョン帰りで疲れてるっつーのに」
うそつけ、あんた今回何もしてないでしょーが。通路に挟まってただけじゃん。
「まっ、暇人でもなきゃこんな全身にみっちりタトゥーなんて彫らんか」
「別に暇だから彫ったわけじゃねーぞ。これはそれぞれが魔法陣の役割を果たしてる。詠唱を大幅に簡略化できる優れものさ!」
なんかこの二人妙に仲がいいな。傍若無人同士気が合うんだろうか。お友達ってことで今回も見逃してくれないかな。ドラーガさんはゾラに危険性を感じていないのか、近くでまじまじとタトゥーを眺めている。
「お前、このへその下に描いてあるタトゥーさ……」
「あん?」
「淫紋じゃね?」
…………
……いんも……なんて?
「おまっ、言うに事欠いて……!! 言っていいことと悪い事が……淫紋!?」
突如として激怒したゾラは即座にドラーガさんを殴りつけようとしたが、慌てて自分の下腹部を見て、そして顔を青くした。この人自分に彫られてるタトゥー把握してないのかな。
― 淫紋
― 性的な意図や意味を持って主に女性の下腹部に彫られるタトゥー、紋章や魔法陣の一種であり、子宮や卵管、卵巣をかたどった意匠となっていることが多い。
― 効果としては淫らな気持ちにさせる、快感を増幅させるなど一意でなく、効果の発動も永続的なものであったり何かがスイッチとなって起動したりなどやはり一定でなく、今後の研究が期待される分野である。
……た、確かに、なんかおへその下あたりにハートマークから蔓が両側に生えたような意匠がある。他のタトゥーと混じってかなり判別しづらいけれど、確かに淫紋だ。
「淫紋じゃねーわボケ!!」
今度は顔を真っ赤にして大声で叫ぶ。
「いいか!? おまっ……普通さ! 男が下腹部に淫紋わざわざ刻むと思うか!?」
女も刻まないと思いますけど。
「お前普通じゃねーじゃん」
「いや普通じゃねーよ!? 普通じゃねーけどさ!! 俺の『普通じゃない』はそういう『普通じゃない』じゃねーから! 戦いが好きとか、スリルを味わうのが好きとかであって! そういう、あの、アレだ、淫らとかのアレじゃねーから!! 狂犬……」
「ふひゅっ……フヒヒヒヒヒ……」
その時ゾラの言葉を遮ってドラーガさんの方から笑い声が聞こえた。しかしドラーガさんは笑ってはいない。
「お前の方こそ腹になんか隠してんだろ!? 見せてみろ!! お前も淫も……クラリス!?」
やっぱ淫紋なんじゃん。
「ふひ、ふひひひ……み、見つかっちゃった……じ、実は、ずっと前から、わ、私も気になってた。やっぱり淫紋だったんだソレ」
笑いを押さえきれなかったクラリスさんか。裏切りがバレちゃったけど、なんか今淫紋祭りでそれどころじゃない雰囲気。
「淫紋じゃねぇーって言ってんだろうが!! これはあれだ! 破壊の力を行使する俺の魔力とバランスをとるために……その、命の象徴というか、しきゅ……そういうもので、それをその、彫ることで、かろうじて俺の力を抑え込んで……」
やっぱ淫紋なんじゃん。
「お前何? 本当は女の子になりたかったの?」
「なんでそうな……」
とうとうブチ切れたゾラがドラーガさんに殴りかかろうとするところを、アンセさんが止めた。
「ちょっと待って! そういうことなの!?」
そういうことってどういうことだ。
「アルグスにこだわってたのって……そういう……えっ? 『戦う』って……ベッドの上で……?」
「なんでそうなるんだよ!! 性に多感な少年かお前は!? もしくはセクハラおやじか!!」
「あっいいのよ! 大丈夫! 大丈夫だから!! 分かってるから!!」
「大丈夫じゃねーよ! っていうか大丈夫なんだよ!! あと多分お前何も分かってねーから!!」
大分興奮してるなあ、ゾラさん。
「ホント大丈夫だから。私そういうの理解あるタイプだから!!
っていうかむしろ二人の恋を応援するタイプだから!」
「恋じゃねーって言ってんだろうがあ!!」
「僕も勝手に応援しないで欲しいんだけど」
「まだ自分の気持ちに戸惑っていて、それが恋だと気づいていない、ってことですか」
クオスさんが的確なアシストを決める。さすが経験者は違うなあ……
「狂犬でホモで淫紋彫っててストーカーって、お前ちょっと属性盛りすぎじゃないか?」
「ホモでも淫紋でもねーって……」
「じゃあなんでさっきからお腹隠してんだよ」
ドラーガさんの冷静なツッコミによってゾラは黙り込んでしまった。これどういう流れなんだろう。このテンションで戦うつもりなんだろうか。お腹隠しながら? もう帰れば?
ゾラが何もしゃべらないからか、ドラーガさんは私の方に寄ってきて耳打ちをした。
「今、多分淫紋が光ってるんだと思う……」
「プフッ」
「光ってねーわ!!!! よく見ろ!!」
涙目でゾラが両手を広げてお腹を見せると、ドラーガさんは今度は彼のお腹を指さして解説を始める。
「いいか? このハートマークみたいのが子宮で左右に伸びてるのが卵管……」
「見るなあああああぁぁ!!」
再びお腹を隠す。忙しい人だなあ。
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