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なんとなく釈然としない
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「お腹がすきました……」
「…………」
声の主は、イリスウーフさんだった。
おばあちゃんご飯ならさっき食べたばっかりでしょ。三百年も石化してたから満腹中枢ぶっ壊れちゃったのかな?
「お前この非常事態にいきなり何言いだすんだ」
珍しくドラーガさんが正論を口にする。私とドラーガさんの意見が合う事なんてなかなかないよ。
「そ、そうですよ、おば……イリスウーフさん。それにご飯ならさっき食べたばっかりじゃないですか。なんか……大丈夫です?」
しかし私がそう言うとイリスウーフさんは首を左右に振った。
「あんなものでは足りないんです……私は、みんなのために戦いたいんです!」
まいったぞ……これはかなり……アレだぞ。
「ボケたのかお前」
ああ言っちゃった。でも確かに、意味不明だし、話の前後が繋がっていない。
「ドラゴニュートには半竜化する能力があります。その力を使えば私も戦うことができます」
んん? まあ……それはいいんだけど、「お腹が空いた」っていうのは……?
「ですが、半竜化には膨大な魔力を消費します。石化から解けて、私の身体は慢性的に魔力不測の状態が続いているんです。まずはその魔力枯渇状態を克服しなければなりません」
「お前の言ってること分かりづれえんだよ、何が言いてえんだよ」
まあ確かに回りくどくてちょっと分かりづらい。
「つまり、『オラ、腹が減って力が出ねえ』状態なのです」
分かりやすすぎる。
しかし幸いにも天文館一階の食堂の店員は非戦闘員なので全員この建物に残っている。私は二人をとりあえずテーブルにつかせて、魔物の襲撃という事態におろおろしているだけの食堂の店員に事情を伝えてオーダーを取りに来てもらった。
「すいません、こんな時だというのに……」
「いえ、それで少しでも戦う人たちの力になれるんでしたら、私達も協力を惜しみません」
幸いにもウェイトレスの女の人は快く協力を申し出てくれた。協力と言ってもお金払って食事をするんだけれど。
しかしアルグスさん達が町を守るために戦いに行っているというのに暢気に食事かあ……なんとなく後ろめたい。
「では早速オーダーを……ええと、このページと、このページと……それとこのページの食事を下さい」
「ページ単位!? そんなオーダーの仕方初めて聞いたんだけど!!」
「すいません……」
「あ、いや……謝ることは……」
「すいません、ピクルスは抜きでお願いします」
「状況分かってます!?」
しまった、思わず本気で突っ込んでしまった。大丈夫、私は分かってる。一見一人フードファイトが始まったかのように見えるけど、これは必要な事なんだ。イリスウーフさんが戦えれば……どの程度の力があるのかは知らないけれど、きっとみんなの助けになる。そのためには食事が必要なんだ。ページ単位で頼むのには引いたけど。
「お前戦いが嫌なんじゃなかったのか?」
料理が作られている間、テーブルに頬杖をついたドラーガさんがそう尋ねた。
しかしそう言えばそうだ。あれだけ戦いを厭うような発言をしていたのに今回急に態度を変えたのは何故なんだろうか。
「戦いは相変わらず嫌ですよ……ただ、それが何か大切なものを守るためなら……敵を追い払うくらいなら、私にもできます」
「まっ、お手並み拝見といこうか」
そんな会話をしていると早速最初の皿が運ばれてきた。トマトのスライスに水牛のチーズが乗った美味しそうなサラダ、チキンのソテーにオニオンスープ、牛のステーキにポークチョップのフライ。ページごと頼んだので似たような種類の料理が続々と運ばれてくる。
普段ならよだれが出るほどに美味しそうな料理なのだが、なんにしろ私はさっき食事をしたばかりだし、こうしている今もアルグスさんが必死で戦っているのだろうな、と思うと全く食欲はわかない。
しかしイリスウーフさんはまるで久方ぶりの食事とばかりに肉やサラダに齧り付いていく。この人こんなキャラだったのか……
いやいや違う、別に食いしん坊キャラというわけじゃないんだ。半竜化するためにエネルギーが必要なんであって、決して腹ペコというわけではないのよ。いや腹ペコかもしれないけれど。
しかしまあ傍目には腹ペコにしか見えないわけで。
……なんか、見てるだけで胸焼けしてくる光景だ。次々と料理を運んでくるウェイトレスさんもその異様ながっつき様に目を剝きながら料理を置き、そして空になった皿を回収していく。
テーブルいっぱいに並べられた料理を見てさすがのドラーガさんも呆れ顔だ。
「なんちゅう燃費の悪い奴らだ……そりゃ人間と戦争にもなるわ……」
「すいません……」
「別に謝れってんじゃ……」
「すいません、店員さん。これと同じ料理、あと三皿下さい」
「まだ食うのかよ!!」
ううむ、ドラーガさんがツッコミ役に回っている……これは相当だぞ。
しかし他に客がいないこともあって、注文した料理は次々と運ばれてくる。そして次々とイリスウーフさんの口の中に放り込まれていく。なんか、食事風景を見ているというよりはちょっと変わったデザインのゴミ箱に料理がどんどん捨てられていってるみたいだ。
いやしかしイリスウーフさんもきっと努力しているんだ。少しでも早くアルグスさん達を助けるために急いで食事をしてくれているんだ。
「ふぅ……」
そうこうしているうちに全ての料理がイリスウーフさんの胃の中に収まった。いったいこの細い体のどこに入ったんだろう? しかし、それはともかくこれでアルグスさん達を助けに行ける。
「じゃあ、イリスウーフさん、早くアルグスさん達を追いかけましょう! 外の状況も知りたいし……」
「待って下さい」
何だろう? 半竜化するために何かほかに準備が必要なんだろうか。
「食休みです」
「おいぃ!!」
っと、思わず乙女にあるまじき大声を出してしまった。
ツッコんではしまったが……確かにイリスウーフさんのいう事は正しい。戦ってる最中にゴミ箱よろしく胃の中に放り込んだ物を吐き出されでもしたらたまったもんじゃない。
それに食べたからってすぐにそれがエネルギーに変わるわけじゃないしね。
しかしまあ……なんだろう。この人こんな図太いキャラだったのか。なんかちょっと幻滅してきた。
それにしてももどかしい。
食休みってどれくらいとればいいんだろう。
「マッピさん……これで食事はとれましたが、さすがに三百年ぶりの半竜化、体が思い通りに動くかどうか……」
そんなことをいまさら言われてもなあ……
「マッピさん、もしよろしければ肩を揉んで、体をほぐしてもらえますか?」
なんだとこの女。
……とはいうものの。
とはいうもののだ。
まあ一理ある。正直今の私にできることは何もないし、それで生き残る確率が少しでも上がるならやるに越したことはない。私は席から立ち上がり、ダストボックスの肩を揉み始めた。
どれくらい揉んでいただろうか。ほんの数分なのか、数十分なのか。とにかくもどかしい気持ちでいっぱいの私にはそれはとても長く感じられていたが、イリスウーフさんが急に声をあげた。
「しまった! 忘れていました!」
「ど、どうしたんですか、イリスウーフさん!」
「こんなに食事をたくさん頼んだのに、食後のデザートを頼んでいませんでした!」
なんだかなあ……
こう、なんだろう?
なんだろうなあ……ホントになんなんだろう。釈然としない。
「…………」
声の主は、イリスウーフさんだった。
おばあちゃんご飯ならさっき食べたばっかりでしょ。三百年も石化してたから満腹中枢ぶっ壊れちゃったのかな?
「お前この非常事態にいきなり何言いだすんだ」
珍しくドラーガさんが正論を口にする。私とドラーガさんの意見が合う事なんてなかなかないよ。
「そ、そうですよ、おば……イリスウーフさん。それにご飯ならさっき食べたばっかりじゃないですか。なんか……大丈夫です?」
しかし私がそう言うとイリスウーフさんは首を左右に振った。
「あんなものでは足りないんです……私は、みんなのために戦いたいんです!」
まいったぞ……これはかなり……アレだぞ。
「ボケたのかお前」
ああ言っちゃった。でも確かに、意味不明だし、話の前後が繋がっていない。
「ドラゴニュートには半竜化する能力があります。その力を使えば私も戦うことができます」
んん? まあ……それはいいんだけど、「お腹が空いた」っていうのは……?
「ですが、半竜化には膨大な魔力を消費します。石化から解けて、私の身体は慢性的に魔力不測の状態が続いているんです。まずはその魔力枯渇状態を克服しなければなりません」
「お前の言ってること分かりづれえんだよ、何が言いてえんだよ」
まあ確かに回りくどくてちょっと分かりづらい。
「つまり、『オラ、腹が減って力が出ねえ』状態なのです」
分かりやすすぎる。
しかし幸いにも天文館一階の食堂の店員は非戦闘員なので全員この建物に残っている。私は二人をとりあえずテーブルにつかせて、魔物の襲撃という事態におろおろしているだけの食堂の店員に事情を伝えてオーダーを取りに来てもらった。
「すいません、こんな時だというのに……」
「いえ、それで少しでも戦う人たちの力になれるんでしたら、私達も協力を惜しみません」
幸いにもウェイトレスの女の人は快く協力を申し出てくれた。協力と言ってもお金払って食事をするんだけれど。
しかしアルグスさん達が町を守るために戦いに行っているというのに暢気に食事かあ……なんとなく後ろめたい。
「では早速オーダーを……ええと、このページと、このページと……それとこのページの食事を下さい」
「ページ単位!? そんなオーダーの仕方初めて聞いたんだけど!!」
「すいません……」
「あ、いや……謝ることは……」
「すいません、ピクルスは抜きでお願いします」
「状況分かってます!?」
しまった、思わず本気で突っ込んでしまった。大丈夫、私は分かってる。一見一人フードファイトが始まったかのように見えるけど、これは必要な事なんだ。イリスウーフさんが戦えれば……どの程度の力があるのかは知らないけれど、きっとみんなの助けになる。そのためには食事が必要なんだ。ページ単位で頼むのには引いたけど。
「お前戦いが嫌なんじゃなかったのか?」
料理が作られている間、テーブルに頬杖をついたドラーガさんがそう尋ねた。
しかしそう言えばそうだ。あれだけ戦いを厭うような発言をしていたのに今回急に態度を変えたのは何故なんだろうか。
「戦いは相変わらず嫌ですよ……ただ、それが何か大切なものを守るためなら……敵を追い払うくらいなら、私にもできます」
「まっ、お手並み拝見といこうか」
そんな会話をしていると早速最初の皿が運ばれてきた。トマトのスライスに水牛のチーズが乗った美味しそうなサラダ、チキンのソテーにオニオンスープ、牛のステーキにポークチョップのフライ。ページごと頼んだので似たような種類の料理が続々と運ばれてくる。
普段ならよだれが出るほどに美味しそうな料理なのだが、なんにしろ私はさっき食事をしたばかりだし、こうしている今もアルグスさんが必死で戦っているのだろうな、と思うと全く食欲はわかない。
しかしイリスウーフさんはまるで久方ぶりの食事とばかりに肉やサラダに齧り付いていく。この人こんなキャラだったのか……
いやいや違う、別に食いしん坊キャラというわけじゃないんだ。半竜化するためにエネルギーが必要なんであって、決して腹ペコというわけではないのよ。いや腹ペコかもしれないけれど。
しかしまあ傍目には腹ペコにしか見えないわけで。
……なんか、見てるだけで胸焼けしてくる光景だ。次々と料理を運んでくるウェイトレスさんもその異様ながっつき様に目を剝きながら料理を置き、そして空になった皿を回収していく。
テーブルいっぱいに並べられた料理を見てさすがのドラーガさんも呆れ顔だ。
「なんちゅう燃費の悪い奴らだ……そりゃ人間と戦争にもなるわ……」
「すいません……」
「別に謝れってんじゃ……」
「すいません、店員さん。これと同じ料理、あと三皿下さい」
「まだ食うのかよ!!」
ううむ、ドラーガさんがツッコミ役に回っている……これは相当だぞ。
しかし他に客がいないこともあって、注文した料理は次々と運ばれてくる。そして次々とイリスウーフさんの口の中に放り込まれていく。なんか、食事風景を見ているというよりはちょっと変わったデザインのゴミ箱に料理がどんどん捨てられていってるみたいだ。
いやしかしイリスウーフさんもきっと努力しているんだ。少しでも早くアルグスさん達を助けるために急いで食事をしてくれているんだ。
「ふぅ……」
そうこうしているうちに全ての料理がイリスウーフさんの胃の中に収まった。いったいこの細い体のどこに入ったんだろう? しかし、それはともかくこれでアルグスさん達を助けに行ける。
「じゃあ、イリスウーフさん、早くアルグスさん達を追いかけましょう! 外の状況も知りたいし……」
「待って下さい」
何だろう? 半竜化するために何かほかに準備が必要なんだろうか。
「食休みです」
「おいぃ!!」
っと、思わず乙女にあるまじき大声を出してしまった。
ツッコんではしまったが……確かにイリスウーフさんのいう事は正しい。戦ってる最中にゴミ箱よろしく胃の中に放り込んだ物を吐き出されでもしたらたまったもんじゃない。
それに食べたからってすぐにそれがエネルギーに変わるわけじゃないしね。
しかしまあ……なんだろう。この人こんな図太いキャラだったのか。なんかちょっと幻滅してきた。
それにしてももどかしい。
食休みってどれくらいとればいいんだろう。
「マッピさん……これで食事はとれましたが、さすがに三百年ぶりの半竜化、体が思い通りに動くかどうか……」
そんなことをいまさら言われてもなあ……
「マッピさん、もしよろしければ肩を揉んで、体をほぐしてもらえますか?」
なんだとこの女。
……とはいうものの。
とはいうもののだ。
まあ一理ある。正直今の私にできることは何もないし、それで生き残る確率が少しでも上がるならやるに越したことはない。私は席から立ち上がり、ダストボックスの肩を揉み始めた。
どれくらい揉んでいただろうか。ほんの数分なのか、数十分なのか。とにかくもどかしい気持ちでいっぱいの私にはそれはとても長く感じられていたが、イリスウーフさんが急に声をあげた。
「しまった! 忘れていました!」
「ど、どうしたんですか、イリスウーフさん!」
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なんだかなあ……
こう、なんだろう?
なんだろうなあ……ホントになんなんだろう。釈然としない。
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