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横たわるのは全裸のメイド、かき立てるのは不信感
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デデンデンデデン
デデンデンデデン
夕暮れの光も消え入るころ、ティアグラの屋敷の中には霧が立ち込め、やがてそれは人の形をとった。
片手をつき、しゃがんだ姿勢で現れた全裸の男。一糸まとわぬその姿は均整の取れた筋肉質な見事なものである。
ゆっくりと立ち上がり、そして首を振って周辺の確認をする。
「へ、変態―ッ!!」
振り向くと、おそらく水くみに来ていたのか、桶を持ったメイドがこちらを指さして叫んでいる。
「むっ、いきなり見つかってしまった!!」
しかしそこは流石の七聖鍵、一瞬でメイドとの距離を詰め、しなるように腕を振り、目視出来ないほどの速度の拳でメイドの顎先を捉える。一瞬の時間差の後、メイドはどさりとその場に崩れ落ちた。
「見覚えがある……この子も『孤児院』の『卒業生』か……」
侵入した全裸の男性は七聖鍵の一人、“霞の”イチェマルク。忍びとしての技を極め、たとえキツツキの空けた穴からだろうと忍び込めるという潜入のプロフェッショナルである。たった今ド素人に見つかったばかりのような気がしないでもないが。
イチェマルクは気を失ったメイドの上半身を抱きかかえて怪我がないかを確認する。全裸で。
「ひっ……」
「むっ?」
声のした方に振り向く。なんとまたもや見つかってしまった。別のメイドが青い顔をしてこちらを見て、震えている。
「レ、レイプ……」
「とうっ!!」
しかし大声を上げる前にまたも顎先に打撃を加えて昏倒させる。
「まずいな、この格好は目立ちすぎる」
そう。夕暮れ時の暗い時間とはいえ色白の肌に白髪のイチェマルクは目立つ。何か服を着なければならない。それもできれば屋敷の中にいても目立たない服を。
イチェマルクはそう考えて、目の前の昏倒しているメイドを見た。
なんと!
おあつらえ向きではないか。
イチェマルクはいそいそとメイドの服を脱がし始める。全裸で。
これはまずい。さすがに危険である。
しかししばらく思案したのち、最終的にはパンツとブラも含めて彼女の衣服を全て剥ぎ取り、自分の体に着用した。
「神は細部に宿る」と謂う。細かい部分までこだわり抜くことで全体の完成度が向上するという事である。すなわち服を着てしまえば隠れるはずの下着までも着用することで、この屋敷のメイドに擬態し尽くすという事である。
「これでよし」
メイド服を着こんでスッと立ち上がる。日も落ちた薄暗がりの中、大きく息を吸い込んで深呼吸をすると、何か、新しい扉が開いたような感覚があった。
「い……イチェマルク様……?」
いったい何回見つかれば気が済むのか。こいつ忍者向いてないんじゃないのか。
イチェマルクはすぐさま声のした方向に間合いを詰めようとしたが、しかし声の主を見て動きが止まった。
「レタッサ……」
なんと、ご都合主義のような気がしないでもないが、イチェマルクに声をかけたのは目当ての人物、レタッサであった。
「イチェマルク様……こんなところで、一体何を……」
「こんなところでいったい何を」と発言したものの、しかし彼女が質問したいことはそれだけではない。
まず、「そんな恰好でいったい何を」……レタッサの前に仁王立ちのイチェマルク。その服装はメイド服であり、ご丁寧にヘッドドレスまでも着けている。
……なぜ女装を? 当然ながらその疑問が沸き上がる。
そしてもう一つ。
イチェマルクの足元には下着すらつけていない全裸の女性が横たわっている。
いったい何があったのか。
常識的に考えて。いや、少なくとも彼女の頭の中では「敵地に潜入して」「目立たないために」の後に続く文として「女装する」というセンテンスは浮かばないのだ。
しかも仮に変装するためにメイドの服を奪ったとしても、何故女が下着までつけていないのか。この説明が彼女の中ではつかない。
「レタッサ……君を助けに来た」
と、言われても。
不信感がぬぐえない。
彼女は確かにこの屋敷から出ることができず、実質上の軟禁に近い形であった。そこに救出に来た、というのは分かるのだが。
さすがにこの間の様にミニスカートにはなっていないものの、ぴちぴちのメイド服。スカートから覗く筋肉質な足、真剣な表情の上に鎮座するヘッドドレス。そして足元に転がる全裸の女性。
その全てが不信感をかき立てるには十分な要素であった。
彼女は一度はドラーガの説得によりティアグラを裏切る決断をしていたが、しかしここ数日のティアグラからのマインドコントロールによって、ティアグラとイチェマルクのどちらについていくのか大いに揺れている状態であった。
であったのだが、この意味不明なイチェマルクの登場によって大きくティアグラの方に傾いてしまったのだ。
「そ……その、いいですか? 落ち着いてくださいね」
「落ち着いている」
両手を前に出してイチェマルクと距離をとろうとするレタッサ。自分はあんな風になりたくない。具体的に言うとイチェマルクの足元に転がっている女性の様にレイプされたくない。
彼女がどうやら自分と距離を置きたがっているようだ、という事にさすがのイチェマルクも気付いてすぐさま本題に入るべく声をかける。
「ティアグラは君を次の転生先にするつもりだ」
唐突だ……レタッサの戸惑いはさらに加速する。
このロリコンを信じていいのか……しかもこいつは成人女性もいけるという事が分かった(と、レタッサは思い込んでいる)。
何故そんな話になったのかが分からない。七聖鍵が「転生法」によって体を移り、渡ることは知っているが、しかしまだ若い体のティアグラが急に自分の体を欲しているという事が理解できない。
自分は特段目を見張る美人というわけでもないし、ティアグラに気に入られる理由が分からない。しかもここに囲われている間、彼女からそれを匂わせるような発言もなかった。ただひたすらに自分の身を案じてくれていただけだった。申し訳ないほどに。
「それが分かったから、俺は君を救助に来たんだ」
潜入は得意ではあるが、しかし独特な行動原理と自分が目立つことを理解していないため往々にしてすぐに発見されてしまうイチェマルク。それゆえ彼は焦っていた。また誰か他の使用人か警備兵に見つかってしまうのではないかと。
さらに言うならイチェマルクの立場からすると、この屋敷に詰めている人間とは戦えない。守るべき対象なのである。使用人ならともかく、警備兵に囲まれれば自分は攻撃できず、一方的に不利な状況に陥ってしまう。
それゆえ結論を急ぎ過ぎている。説明足らずなのだ。
本来ならその情報の入手先を先に明かして彼女の信頼を得るべきであった。しかし「彼女は身内だ」という思い込みと、焦りから必要な手順を怠ってしまっていた。レタッサを次の転生先にしようとしている。それはアルテグラから得た情報だったのだが、それを先に明かすべきであった。
しかもレタッサが自分に不信感を抱いているという事にも気づいていない。
というか普通大真面目な顔でぴちぴちのメイドコスプレしている男は信用されないのだ。読者の方々もメイド服を着るときは注意してほしい。
「それと、この屋敷にクオスが囚われているらしいのだが、見ていないか?」
挙句の果てにはその不安定な状態で次の要求を突きつける始末。
「クオスさんって、この間会った……エルフの女性……」
これもレタッサにとっては唐突な言葉である。そんな女は見ていない。そもそも今のクオスはエルフの姿をしていないのだが、その事実は両者とも知らない事である。
とにかく、レタッサはイチェマルクの話の展開の仕方に全くついていけなかった。そして、ある決断を下す。
彼女はすぅっと、大きく息を吸い込んだ。何か有用な情報を教えてくれるのか、とイチェマルクは少し表情が明るくなったが、爆発したのは彼女の不信感であった。
「誰かーーーッ!! 不審者ですッ!!」
デデンデンデデン
夕暮れの光も消え入るころ、ティアグラの屋敷の中には霧が立ち込め、やがてそれは人の形をとった。
片手をつき、しゃがんだ姿勢で現れた全裸の男。一糸まとわぬその姿は均整の取れた筋肉質な見事なものである。
ゆっくりと立ち上がり、そして首を振って周辺の確認をする。
「へ、変態―ッ!!」
振り向くと、おそらく水くみに来ていたのか、桶を持ったメイドがこちらを指さして叫んでいる。
「むっ、いきなり見つかってしまった!!」
しかしそこは流石の七聖鍵、一瞬でメイドとの距離を詰め、しなるように腕を振り、目視出来ないほどの速度の拳でメイドの顎先を捉える。一瞬の時間差の後、メイドはどさりとその場に崩れ落ちた。
「見覚えがある……この子も『孤児院』の『卒業生』か……」
侵入した全裸の男性は七聖鍵の一人、“霞の”イチェマルク。忍びとしての技を極め、たとえキツツキの空けた穴からだろうと忍び込めるという潜入のプロフェッショナルである。たった今ド素人に見つかったばかりのような気がしないでもないが。
イチェマルクは気を失ったメイドの上半身を抱きかかえて怪我がないかを確認する。全裸で。
「ひっ……」
「むっ?」
声のした方に振り向く。なんとまたもや見つかってしまった。別のメイドが青い顔をしてこちらを見て、震えている。
「レ、レイプ……」
「とうっ!!」
しかし大声を上げる前にまたも顎先に打撃を加えて昏倒させる。
「まずいな、この格好は目立ちすぎる」
そう。夕暮れ時の暗い時間とはいえ色白の肌に白髪のイチェマルクは目立つ。何か服を着なければならない。それもできれば屋敷の中にいても目立たない服を。
イチェマルクはそう考えて、目の前の昏倒しているメイドを見た。
なんと!
おあつらえ向きではないか。
イチェマルクはいそいそとメイドの服を脱がし始める。全裸で。
これはまずい。さすがに危険である。
しかししばらく思案したのち、最終的にはパンツとブラも含めて彼女の衣服を全て剥ぎ取り、自分の体に着用した。
「神は細部に宿る」と謂う。細かい部分までこだわり抜くことで全体の完成度が向上するという事である。すなわち服を着てしまえば隠れるはずの下着までも着用することで、この屋敷のメイドに擬態し尽くすという事である。
「これでよし」
メイド服を着こんでスッと立ち上がる。日も落ちた薄暗がりの中、大きく息を吸い込んで深呼吸をすると、何か、新しい扉が開いたような感覚があった。
「い……イチェマルク様……?」
いったい何回見つかれば気が済むのか。こいつ忍者向いてないんじゃないのか。
イチェマルクはすぐさま声のした方向に間合いを詰めようとしたが、しかし声の主を見て動きが止まった。
「レタッサ……」
なんと、ご都合主義のような気がしないでもないが、イチェマルクに声をかけたのは目当ての人物、レタッサであった。
「イチェマルク様……こんなところで、一体何を……」
「こんなところでいったい何を」と発言したものの、しかし彼女が質問したいことはそれだけではない。
まず、「そんな恰好でいったい何を」……レタッサの前に仁王立ちのイチェマルク。その服装はメイド服であり、ご丁寧にヘッドドレスまでも着けている。
……なぜ女装を? 当然ながらその疑問が沸き上がる。
そしてもう一つ。
イチェマルクの足元には下着すらつけていない全裸の女性が横たわっている。
いったい何があったのか。
常識的に考えて。いや、少なくとも彼女の頭の中では「敵地に潜入して」「目立たないために」の後に続く文として「女装する」というセンテンスは浮かばないのだ。
しかも仮に変装するためにメイドの服を奪ったとしても、何故女が下着までつけていないのか。この説明が彼女の中ではつかない。
「レタッサ……君を助けに来た」
と、言われても。
不信感がぬぐえない。
彼女は確かにこの屋敷から出ることができず、実質上の軟禁に近い形であった。そこに救出に来た、というのは分かるのだが。
さすがにこの間の様にミニスカートにはなっていないものの、ぴちぴちのメイド服。スカートから覗く筋肉質な足、真剣な表情の上に鎮座するヘッドドレス。そして足元に転がる全裸の女性。
その全てが不信感をかき立てるには十分な要素であった。
彼女は一度はドラーガの説得によりティアグラを裏切る決断をしていたが、しかしここ数日のティアグラからのマインドコントロールによって、ティアグラとイチェマルクのどちらについていくのか大いに揺れている状態であった。
であったのだが、この意味不明なイチェマルクの登場によって大きくティアグラの方に傾いてしまったのだ。
「そ……その、いいですか? 落ち着いてくださいね」
「落ち着いている」
両手を前に出してイチェマルクと距離をとろうとするレタッサ。自分はあんな風になりたくない。具体的に言うとイチェマルクの足元に転がっている女性の様にレイプされたくない。
彼女がどうやら自分と距離を置きたがっているようだ、という事にさすがのイチェマルクも気付いてすぐさま本題に入るべく声をかける。
「ティアグラは君を次の転生先にするつもりだ」
唐突だ……レタッサの戸惑いはさらに加速する。
このロリコンを信じていいのか……しかもこいつは成人女性もいけるという事が分かった(と、レタッサは思い込んでいる)。
何故そんな話になったのかが分からない。七聖鍵が「転生法」によって体を移り、渡ることは知っているが、しかしまだ若い体のティアグラが急に自分の体を欲しているという事が理解できない。
自分は特段目を見張る美人というわけでもないし、ティアグラに気に入られる理由が分からない。しかもここに囲われている間、彼女からそれを匂わせるような発言もなかった。ただひたすらに自分の身を案じてくれていただけだった。申し訳ないほどに。
「それが分かったから、俺は君を救助に来たんだ」
潜入は得意ではあるが、しかし独特な行動原理と自分が目立つことを理解していないため往々にしてすぐに発見されてしまうイチェマルク。それゆえ彼は焦っていた。また誰か他の使用人か警備兵に見つかってしまうのではないかと。
さらに言うならイチェマルクの立場からすると、この屋敷に詰めている人間とは戦えない。守るべき対象なのである。使用人ならともかく、警備兵に囲まれれば自分は攻撃できず、一方的に不利な状況に陥ってしまう。
それゆえ結論を急ぎ過ぎている。説明足らずなのだ。
本来ならその情報の入手先を先に明かして彼女の信頼を得るべきであった。しかし「彼女は身内だ」という思い込みと、焦りから必要な手順を怠ってしまっていた。レタッサを次の転生先にしようとしている。それはアルテグラから得た情報だったのだが、それを先に明かすべきであった。
しかもレタッサが自分に不信感を抱いているという事にも気づいていない。
というか普通大真面目な顔でぴちぴちのメイドコスプレしている男は信用されないのだ。読者の方々もメイド服を着るときは注意してほしい。
「それと、この屋敷にクオスが囚われているらしいのだが、見ていないか?」
挙句の果てにはその不安定な状態で次の要求を突きつける始末。
「クオスさんって、この間会った……エルフの女性……」
これもレタッサにとっては唐突な言葉である。そんな女は見ていない。そもそも今のクオスはエルフの姿をしていないのだが、その事実は両者とも知らない事である。
とにかく、レタッサはイチェマルクの話の展開の仕方に全くついていけなかった。そして、ある決断を下す。
彼女はすぅっと、大きく息を吸い込んだ。何か有用な情報を教えてくれるのか、とイチェマルクは少し表情が明るくなったが、爆発したのは彼女の不信感であった。
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