1 / 1
1話 配信開始
しおりを挟む「ここはどこ?」
暗闇の中に一人の少女がいた。
手探りで辺りにあるものを確認する。
カチッ
何かの電源が入った。
暗闇の中に少しの光が現れた。
「パソコン?」
モニターには
[配信を開始しますか? YES or YES]
とだけ出た。
彼女は訳がわからなかった。しかし、 YES以外の選択肢がなく不本意ながらYESをクリックした。
[視聴者0人]
少女は首を傾げながらパソコンを見つめている。
[視聴者1人]
[~初見です。暗くて見えないよ]
画面上にコメントが流れた。
「え?そうですよね。暗くて見えませんよね。私も見えないんです」
[~どこにいるの?]
「どこでしょうか?教えてください」
[視聴者0人]
「何で!?」
暗闇は彼女を悲しく包み込んでいる。
「本当にどこなのここ?」
彼女はパソコンの僅かな明かりで周囲を確認した。
周囲は岩に囲まれており前後はどこまでも続いていた。
少し進むとこの空間に似合わない見慣れた物が置いてあった。
「コーラと.....メントス?食料ってこと?」
[視聴者1人]
空腹だった彼女はメントスを頬張りコーラで流し込もうとした。
「おぼぼぼぼぼぼぼ」
彼女はメントスコーラを知らなかった。
「何で...どうして...」
[視聴者5人]
[~何で一緒に口に入れたww]
[~コーラの中に直接入れるんだよw]
「コーラの中に入れる?」
視聴者は彼女がメントスコーラをやりたがっているんだと感じがいしていた。
コーラはボトルから勢いよく飛び出す。それを塞ごうとボトルの先を口で抑える。
「おぼぼぼぼぼ」
[視聴者10人]
[~この子は暗がりで何をやってんだww]
[~鼻に入って痛いだろw]
「何で、普通に飲みたいだけなのに...」
ボトルの中は炭酸が抜けたごく僅かのコーラだけが残っていた。
[~チャンネル登録しました!]
<登録者数1人>
ボトッ
何かが落ちた方向を見ると懐中電灯が落ちていた。
「やった、やっとまともな明かりが手に入った。でも、光るのかな?」
懐中電灯の光る部分を直視しながらボタンを押した。
「目が!!」
[~それ世界一明るいライトじゃん]
[~なぜ顔に向けながらライトを点けるw]
彼女が手にしたライトは黒く少し大きめの爆光のライトだった。
「目がチカチカする。けど、やっと明かりが手に入ったよ」
[~カメラ(俺たち)には向けるなよ]
「このライト、チャンネル登録されたら出てきたよね。もっと増やせばもっといいものが
みんな!チャンネル登録よろしく!」
to be continued
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
もしかして寝てる間にざまぁしました?
ぴぴみ
ファンタジー
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
他国ならうまくいったかもしれない話
章槻雅希
ファンタジー
入り婿が爵位を継いで、第二夫人を迎えて後継者作り。
他国であれば、それが許される国もありましょうが、我が国では法律違反ですわよ。
そう、カヌーン魔導王国には王国特殊法がございますから。
『小説家になろう』『アルファポリス』に重複投稿、自サイトにも掲載
魔王を倒した勇者を迫害した人間様方の末路はなかなか悲惨なようです。
カモミール
ファンタジー
勇者ロキは長い冒険の末魔王を討伐する。
だが、人間の王エスカダルはそんな英雄であるロキをなぜか認めず、
ロキに身の覚えのない罪をなすりつけて投獄してしまう。
国民たちもその罪を信じ勇者を迫害した。
そして、処刑場される間際、勇者は驚きの発言をするのだった。
地味な薬草師だった俺が、実は村の生命線でした
有賀冬馬
ファンタジー
恋人に裏切られ、村を追い出された青年エド。彼の地味な仕事は誰にも評価されず、ただの「役立たず」として切り捨てられた。だが、それは間違いだった。旅の魔術師エリーゼと出会った彼は、自分の能力が秘めていた真の価値を知る。魔術と薬草を組み合わせた彼の秘薬は、やがて王国を救うほどの力となり、エドは英雄として名を馳せていく。そして、彼が去った村は、彼がいた頃には気づかなかった「地味な薬」の恩恵を失い、静かに破滅へと向かっていくのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる