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start No 3 そして三者は道を開示する。
しおりを挟む『ィヤーハー! 今日はァ! この旬のマスカットを使うぞァー!』
送迎用のバンの後部座席に座る僕達三人。完全に初対面のこの女子はにこにこしながらスマホで動画を再生させていた。その画面に映っているのは。前髪を真っ赤なカチューシャで持ち上げた金髪、チェーン付きサングラス、ゴテゴテとしたピアスを大量にぶら下げながら奇声を発しつつ、そんな見た目に反して初心者にも優しいレシピを出すという、界隈ではそれなりの有名動画配信者のやつだ。……ああ、僕はその人、すごくよくしってるよ。知ってるね。うん。
「あっきーさんのこれ、自分でも試してみたんですよ! すっごいおいしかったです!」
「あはは、ありがとー、もしかして君って『もみじ』ちゃんだったりする?」
「えっ、そそそそうですまさか認知してくれてたんですか!?!?!?」
「毎回結構なスパチャする人は把握するってー」
「わーーーーーー、やばいーーー本当もう死んでもいい位うれしいです!!」
右に遠野くん、センターに謎の女子校生、左に僕が座ってガタガタとバンは走っていく。そして隣の女子も割とガタガタしているから僕はダブルの揺れでガタガタしている。
あの後清掃班が到着してから現場を引き継いで、僕達は今彼女と一緒に本社に戻る途中だ。当然目撃してしまったからこその事情説明やら聴取やら色々あるから了承を得てご同行願ってる……訳なんだけど、なんだ。こう……どこか陽キャの遠足みたいな雰囲気が立ち込めていて不思議な気分になっている。
過去にもこういう目撃者は当然複数出てるけど、大体現場で処理(意味深)で終わってたのに、彼女は遠野くんを知っている事も踏まえて深い説明を求めてきたのでこうなった。ここに関しては色々パターンもあるけどね。さあどうなるかなあ……。
まあ可憐な女子と可憐な相棒が楽しそうな光景はどんな時でもとてもよいものだ。だけど、僕は一応研究職の社員という肩書があるので、さてここからどうしたもんかと軽い頭痛みたいなものが起きてるしでトリプルガタガタまである。まあ単に働きすぎの可能性だってあるけどね。今日も何時になるかなあ……? そろそろ先輩分が足りなくなってきたかもしんない。
「うーん……」
「あ、風見くんが置いてけぼりになって呻いてるよー?」
「あわ、そんなつもりはないんですよ! えと、風見さん、て呼んでいいですか?」
「ああああいや僕にそんな気を遣ってくれなくてもいいんだよ!?」
向こうの遠野くんのいつものアルカイックスマイルの輝きも含まれ、真ん中の女子も似たような笑顔を振りまいていてなんか兄妹みたいな空気になってきているな……。ていうか、僕はすごい不思議に思っていたことがある。
「ていうか、この動画の人とこの遠野くんがよく一緒だって解ったね?」
僕は彼女が持つスマホの画面と、向こう隣の相棒を見比べて聞いた。まさに画面の中の彼は艶めいたマスカットを高速とも言えるスピードで切り刻んでいる光景を映している。
『ファンキー料理実況・akkey』が、その動画の投稿主の名前だ。彼女が『あっきーさん』と呼ぶのは当然その動画のファンだからだろうけど。けど。けどなーーーー。僕は思わず呻く。
「あー、そういえば僕、身バレって初めてだったりするんだよねー」
「だよね。そんな話とか聞いたことないし」
「えーそうなんですか? 遠野、さんとあっきーさんてそんなバレてないんですか??」
「一応ねー。そんな有名じゃないにしても、初めてではあるよー」
遠野くんが動画実況者の活動を始めたのはこの数年からの範囲なんだけど、学生時代から付き合いのある僕がそれを教えてもらって、初めて視聴した時は画面を五度見くらいした記憶がある。それ位リアルの遠野くんと画面内のakkeyの『キャラ』が違いすぎるんだもの。それを、通りがかりの擦れ違いの偶然で看破している彼女には多少の興味が無い訳じゃなかった。
「えへへー褒められちゃった。わたしちょっと人を見る目はあるみたいなんですえへへ」
彼女はスマホの明かりでも解る位に頬を染めながら目を細めて笑った。そういえばもう真っ暗になっちゃったなあ。日が沈むのも随分早くなったなー。
「どこで気づいたのか聞いてみてもいい?」 僕はより興味本位で聞く。
「そうですねー、わたしリアルで視力2.0はあるんですけど、今回は推しを前にした女のカンと、やっぱりあっきーさんの手つき……ですかねえ」
「手つき……?」
「はい! 動画やライブ配信中の言動はちょっと乱暴だけど包丁とかの器具は絶対に乱暴にしない所とかが好きなんですね。その動きと、擦れ違った洋服屋さんで見た手つきが同じだっていうのが決め手でした、あと声!」
「へーそんなとこまでよく見てくれてるんだ、なんか面映ゆいねー」
「まあまだ今の声が地声なのか、動画の方が地声なのかはわたしまだ解らないですけどね! どっちも素敵ですからどっちでもいいですけど」
「……なるほどねえ……」
成程。人を見る目っていうのは伊達じゃないのかもなあと感心さえする着眼点だ。ふとここで遠野くんと目が合うと、彼も何か思惑があるのか、何時もと一寸だけ違う、ニィ、とした笑みを僕に向けた。
「あ、それでですけど、わたしこの後どうなっちゃうんでしょうか?」
動画を再生させつつも彼女が僕に問いかけた。その顔色は怯えるとかそんなのは微塵もない、好奇心とわくわくで凄くキラキラしていた。可憐な顔がより可憐に映る。
いや、滅茶苦茶普通に対応してるけどフツーあの現場見た直後にそんな顔出来ないでしょ? なんて、直接言う気も削がれる位だ。遠野くんという推しが隣にいるからとかそんなもんを超越した『何か』がこの子にはある。
ていうか遠野くんもそれを察しているんだろうな……最初から後ろ付けられてるって言ってくれても良かったのになあほんともう。
「ああ、それも含めてきちんと説明するよ……ほら、着いたよ」
「……わあ……!」
タイミングぴったりにバンは目的地に到着した。警備室の備わった高い門を潜って奥に進んでいく。運転手さんに今日は裏口に、とお願いすると横に長い建物に続く地上駐車場から裏手にある地下駐車場に入っていく。緩いカーブを伴う坂を下りると薄暗くも人工的な明かりに囲まれてちょっと目が痛くなる。
「……あの、風見さん、ここってもしかして」
「そ。知ってると思うけど『株式会社シエロ製薬』本社だね」
「の、地下にあるゾンビハンターギルド『abyss』にご招待だよー!」
「わあ……こんな場所あったんですね……!?」
彼女が純粋に感嘆の声を上げる。だろうなあ普通真っ当な製薬会社の地下になんかあるとか……思われなくもなさそうだけど、詰まるところ世間から隠さなきゃいけない事件を解決していくギルドもその事件同様世間から隠さなきゃいけないって事で、本社地下にその本拠地を構えている。灯台なんとかここに極まれりって世界かもしれない。
「あ、今日の僕の荷物、纏めて保管庫にお願いします」
「解りました、お疲れ様です!」
「有難うございます、じゃ、いこっか」
今日は後作業とお土産保管を運転手兼清掃班のスタッフさんにお願いして、僕達は彼女をつれてバンを降りた。いつもは自分でお土産を詰めに行くんだけどここからだと少し遠回りになっちゃうのがネックなんだよね。結構遅くなってきてるしそういう配慮は忘れないでいたい。
地下側の玄関にしては随分大きなドアに、僕がカードキーを使って先に入り、正面フロントの警備員さんに軽く説明し、続いて遠野くんたちも入った。
「はわ、広……!」
ギルド正面玄関はグレイを基調にしたフロアだ。ここからT字で二手に分かれていて、左側には待機所、食堂、会議室、ジム、そしてギルドといえば武器保管庫! などなど……まあ多少物騒なものまで大小構わず揃ってる。右に行けばそこには豪勢な大浴場と休憩所、仮眠室などががあり左右の空気差は仕事終わりには何も気にせずお風呂に直行出来る仕組みだ。うーん、そういえば僕達軽く着替えてるけど大丈夫かな。ちょっと心配かもしんない。
「製薬会社の地下にこんな漫画みたいな世界があるのって凄いですね……!」
「まあ事案が事案だしね。さ、取り敢えずこっちの会議室に予約入れてるから」
「気になること色々あるでしょー、僕達で説明するからさー」
僕は彼女を挟む形で左側に案内した。清掃の行き届いた綺麗なフロアの途中で、トレーニングに来ているハンターさん複数名とすれ違っていく。うーん今日も結構な人数がいるみたいだな。
その内のひとり、ランニング後だろうやや細身の身体に汗でTシャツを貼り付かせている渋江さんが声をかけてきた。いつでも爽やかだなこのお兄さんは。
「あ、風見さんお疲れさまです」
「こんばんは渋江さん、今日も訓練ですか?」
「うん、少しでも鍛えておかないとなんか不安になっちゃって」
「気苦労かけます、けど今日の素材でまた解る事あると思うから連絡しますね」
「有難うございます、風見さんも気をつけて!」
渋江さんはそう言うと、僕達に軽く会釈して浴場の方に向かっていた。あれ? 僕達の後ろについてる子の目線がしっかり渋江さんを追っているぞー?? この子美形に弱いのかな?
まあ、そんな感じでこの仕事命懸けのシーンも含めるけれど、当然ゾンビハンターの仕事だけで十分に食べていけている人も割と多く、当然日々の訓練が欠かせないと現場仕事がない日でもここに来て鍛錬している人は結構多いし、安くて美味しい食堂も完備されているのでなんならもう住んでいそうなレベルもいる位だ。
つまり、それ位の設備を費やす程に『怪異』は脅威である、って事なんだけど……。
それにうっかり関わってしまった隣の女子。その小柄な身体に大きな瞳で少しそわそわしながら周囲を見回していた。……明るいところでみるとより美少女だな……?
「時間かかってごめんね、ここだよ」
「あ、いえいえいえいえ全然大丈夫です!」
フロアの奥側にある小会議室のひとつの立て札を『使用中』に切り替えてドアを開け、紳士的に先に彼女を通した。ここは打ち合わせなり会議なりをする6畳程のスペースだけど予約すれば誰でも使えるので、防音完備なのをいい事に待機中のハンターがボドゲや読書、TRPGまで楽しむ場所にもなっている。間違いなく会議室なのでそれっぽく真ん中に机、椅子が6脚、ウォーターサーバーがあるまでは普通だけど、壁に沿った本棚にはそんな娯楽品の数々……一般書籍やラノベ、ボドゲ各種に微妙に揃ってない週刊誌各種まで、ハンターさんらが持ち込んだ共有アイテムがごちゃごちゃに収まっている。まあこのカオスさこそゾンビハンターの本質でもあるだろうと僕は勝手に思っているし、なんなら銃系ハンターの犬飼さんにはボドゲではまだ一度も勝てた試しが無くて負ける気しかしないまである。普通に混じってますが?
「はっわ……なんか色々ある……」
「良かったらそっちも紹介するよ? 取りあえずこちらにどうぞ」
「は! ハイ!」
まあここは目移りするものが多い場所なので仕方ない。ひとまず彼女を上座に移動してもらい、僕は向かい合う形で座る。面接みたいな形だけど実質間違ってないんだなあ。遠野くんは席にはつかず、ドア前で微笑んでいる。
「まあ改めて緊張とかしないでいいからねー、そうだ何か飲むー? 前に作った巨峰のジャムがまだあるから何か作ろうかー? ちょっと顔とかも洗ってくるしー」
「あ、じゃあ僕この前貰ったサイダーがいいなーあれ美味しかった」
「りょかー。もみじちゃんはー?」
「ああああああっきーさんの……手作り……!?!??!」
「……多分なんでもいけそうだから僕と同じのでいいかな?」
「だねー、じゃあちょっといってくるねー」
こういう僕達の日常は、彼女の動揺に更に追い打ちをかける如くだ。恐らく2時間は出ないだろう問いだろうし、注文は僕と同一のもので押さえ込んだ。まあ遠野くんが調理した事実さえあればなんでも大丈夫だろうという安心感も含む。
さっきまでのを見てそこそこ慣れたと思っていたけど、やっぱり推しとファンの関係は強いなあ。彼女はまた顔を真っ赤に染めてカタカタ震えていた。
+++
「さて改めて、生徒手帳有難。確かに写真貰いました」
「はい……ていうかこれすっごいおいしいです……葡萄のジュースで感動するの初めてです……」
「はは、そっちも含めてありがとねー」
三者揃い、同じ色のグラスも3つ。甘いものを飲んで少し空気が和らいだところで僕は彼女の身分証明の確保も済ませた。遠野くんお手製の巨峰サイダーに恍惚としているこの子の詳細が多少解った所で、僕はメモ片手ににっこり笑って見せた。
「さて、じゃあお待ちかねのご説明タイムに入るね、宜しくお願いします」
「はわ、お願いします!」
彼女は僕の声で緩んだ頬をさっと引き締め、背筋を伸ばしてこっちを見た。その動きに合わせてツインテールもぴょこりと跳ねた。
「えーと……、まずお名前だけど」
「はい。わたし織堂紅葉っていいます。織物にお堂、コウヨウと書いて、くれは。って読みます」
「しどう、くれは。ね。なら織堂さんて呼ばせてもらうね」
「成程ねー、本名からハンネが来てるんだ」
「ですです。ちなみにどの呼び方でもいいですよっ」
そんな織堂さんは、割と砕けた表情でにっこり笑っている。遠野くんのサイダーも相当影響ありそうまである。
織堂紅葉、私立リーリエ学院2年生。現在17歳。……誕生日、6月28日。……また6月か!? とちょっとだけ思った。僕含め友人達にも何故か6月生まれ多いんですけど……ああでも織堂さんは蟹座になるのか。メモに『リリ学・蟹座』と書いた。
彼女の通う聖リーリア学院、通称リリ学はこの辺りでは結構有名なカトリック系女子校だ。グレイに黒パイピングの施されたジャケットに赤のチェックスカートは着たい制服ランキングの常連だし、なんで僕がそんな事知ってるのかと言えば僕の出身校がここからそう遠くないカトリック系の男子校だったので、リリ学はクラスメイトがよく話題にしていた。だからですよしっかり記憶に残っているんですってば。
しかし、言われてみればこの制服、間近で見るといい生地使ってるのも解るし確かに可愛いなあ。着ている織堂さんが可愛いのもありとてもよく似合っている。
「じゃ、次は僕らだね。遅くなったけど、僕は風見総司。ここシエロ製薬の地域研究部化学班所属……所謂科学者の位置にいるよ」
僕は白衣の胸ポケットに入れてある社員証を出して織堂さんの前に出した。ちょっと堅い表情の証明写真のお約束も含め、僕がここの社員である事をきっちり証明してみた。
ここ、シエロ製薬はバイオテクノロジーの研究を中心とした部署の中に、この謎のイキカエリ事件を未然に防ぐ研究チームが存在している。その名も『地域研究部』。ここから更にいくつかの班に分かれていて、僕は科学班で、一ノ瀬さんは解析班、他に清掃班などがある。
「えっ、風見さんってそのー、ゾンビハンター? ……じゃなかったんですか?」
「一応ガチな方の研究職だよ。あんまり見えないっぽいらしいけどね」
「はは、でもアレ見たら誰だってそう思っちゃうよねー。んで僕が本名遠野彰。ここabyss所属の個人事業主だよー」
「え、えええあっきーさんの……本名!? そこまで聞いていいんですか!?」
「まあそんなコダワリとかないからいいよーちなみに僕のはこんな感じー」
隣の遠野くんが織堂さんの生きのいい反応にくすくす笑いながら自分のギルドカードを僕の社員証と並べて出してくれた。白地に青ラインのシエロ製薬社員証と、黒地に赤ラインのabyssギルドカードは対のデザインになっている。どちらもこの巨大な施設に入るカードキーの役割を持っているけど、シエロ製薬側は会社とギルド両方に入れるけれどギルドカードはこの地下エリアしか入れない特性もある。
様は僕が籍を置いている地域研究部の直属の位置に、定期的に発生する怪異現象……ゾンビ発生の話をせめて噂レベルでくい止める為、出現したそいつらを縦横無尽に駆逐する機密機関のハンターギルド、その名も『Abyss』というチームを抱えているってコトだ。
「わーデザインかっこいいですねー! なんかわくわくしちゃいますねこういうシンメって」
「ははは、実際結構好評だよねー」
そんな織堂さんのきらきらした目が僕たちのカードを右往左往しててなかなか面白い。けどまあ言ってしまえば研究担当は製薬会社の社員、その社員の指示の元でゾンビハンターとして活躍するabyss所属の個人事業主と、形式上はかなりはっきりと区別されている。だからか一部社員にはハンターを見下す連中もいるけどそういうのを聞いたら僕がすぐ殴りにいっているし、そういうのを黙らせるためにも僕みたいにどっちにも籍を置いて現場に直接研究素材を狩りにいく研究員も結構いたりはする。だって自分が調べたいものは自分で取る方が正確だしな!
「風見くんは最初、僕の気軽なお誘いでハンターをやり出したんだけど、頭良かったから就職して研究側にも回ったんだよねー。ここの就職ってレベル高いのにすっとパスしちゃうし」
「はは、ハンター経験有りって事で多少優遇されたと思ってるけどね」
「またまた謙遜しちゃってー。て、こんな感じで風見くんとは学生の頃からのお友達ってやつー」
「へぁーぁ」
織堂さんはグラスを両手で持ってちょっとだけ呆けた顔をしてみせた。の、後に、ハッと何かに気づいたように口を開けた笑顔になって。
「ああーーー成程、だから風見さんはどこぞの誰かの内臓をきゃっきゃしながらもぎ取ってたんですね?」
「織堂さん急に言葉が鋭利になってない? 大丈夫? 疲れちゃった?」
「えへへー、風見さんこういう突っ込み上手そうだなと思ってやってみました」
「いきなり人の趣味性癖読むのやめて??? しかもちょう否定出来ないから」
カラカラ笑う織堂さんは、本当に凄く自然に可愛い笑顔でほんの少しの毒を見せてきて軽く負けた気持ちになるけど、良くも悪くもここからこの子がどんな顔するのか……なんて、余り人道的じゃない思考だって過ぎる。ただまあ、現場を見ている以上もう十二分に人道的じゃない道を知った訳だから遠慮はいらないだろう。
僕と隣の遠野くんが一度目を合わせる。遠野くんは目を細めてから、小さく頷いた。
「さてじゃあ織堂さんにニ択の選択肢だよ」
「はい、なんですか?」
僕はすっと、ピースサインを前に出す。
「ここまでの僕達の出会いを全部なかった事にするか、これから命懸けの戦闘に挑んでいくか。どっちがいいかな?」
「………………、はぇ?」
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