復讐に溺れた少女

まったり

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重い腰

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「しょうがない…」


私は重い腰を上げた。この世界には闇市場というものがある。
そこはなんでも扱っている。
盗まれた芸術品なんかが代表だが時には人間なども売られることがある。

そして闇市場にはすべての人間の情報がある。もちろん戸籍に無い人間もだ。


「はぁ」


ただし欠点が一つ。

とんでもなく高いということ。
安いクラスなら1000万円代だろうが大物クラスとなると金ではなく物で交換となる。
まあそれは置いといて…
私は秘密の回線で秘密の番号でそこに電話をした。
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