僕は君を探していた

里海金以

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僕は君を探していた

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もう君はいないはずなのに、どこかにいる気がして探している。それぐらい君を僕は・・・。
 僕は、今1人で街を歩いている。すると、なんか暖かい風が吹いた。この日は寒いはずなのに。すると、どこからか
「叶斗(かなと)くん」
「えっ、えっ」
あたりを見渡すが誰もいないのだ。僕は不思議な顔をすると、
「叶斗くん。私のこと忘れたの?阿蘇川真矢(あそがわまや)だよ」
「でもお前もういないんじゃ・・・」
「お話したいなぁて、思ったよ。だから帰ってきた」
と、僕は混乱しながらも冷静に対応するのだ。
「お前今幽霊とかでいるのか?」
「うーん?いないよ」
「じゃぁ。なぜ声がするんだよ」
「うーん。なぜでしょうか?」
「なんの話だ」
「相変わらず冷たいこともあるんだね。今でありがとう。ごめんね。最後に謝れなくて。じゃぁね」
と、言い残し去っていったのだ。それからボートしていたみたい。気づけば、DVD屋さんまで来ていたのだ。そいえば今日は返しに行く日だったから、だから返しに来たのだ。返をすませて、帰りながらさっきの出来事を思い出していたのだ。だけどなかなか解決をしないのだ。どうして真矢が出てきたのか分からないのだ。すると、また温かい風吹くだけど、無視していたのだ。
 その日いらいたまに温かいかぜがふくのだ。僕は、そのたんびに、あの時のごめんてなんだろうって思っていたのだ。
 ある日フッと、真矢との日々を思い出したのだ。
 真矢との出会いは、小さい頃でしかも幼稚園に入る前からなのだ。地域の祭りではなく
じいちゃんばあちゃん関係で出会ったのだ。家もそこまで遠くないがそれでも歩かないといけないのだ。たまたま真矢がおばあちゃんおじいちゃん子で、ついて歩いていて、僕の家が家に呼んだのをきっかけに出会ったのだ。おばあちゃんに僕は呼ばれて出ると、真矢がいたわけだ。最初は互い人知みりだった。だから最初の言葉が僕今でも覚えている。確か僕からで
「は、はずめまして、あすぱら叶斗です。き、君は」
と、本当は明原(あすはら)と言う苗字だ。そして、はずめましてと言っているが、勘のいい人はわかると思うが初めましてだ。真矢は
「私は阿蘇川真矢です。お願いします。何歳?」
「2歳」
「私3歳」
と、言うとおばあちゃんたちが。
「同じだよ。ただうちの叶斗は誕生日来てないからなんだよ。だからまた2歳。真矢ちゃんが先生まれだから。幼稚園でも一緒になるとええなぁ」
と、言ってきたのだ。
「へぇー」
と、言うのだ。
「何する?」
「僕の家男兄弟しかいないから男のおもちゃしか無くてごめん」
「全然。それよりいいなぁ。お勉強のやつあって、実は私も欲しかったやつ」
「やる?」
「うん」
と、楽しんでいたのだ。
 大きなるけど、僕らは何故か離れない。クラス替えとかもあって離れた時もあるが、大きな組織の中には必ずいたのだ。僕は、体育祭とか君が走るとか、出るだけで負けるなぁとか、言いたくなっていたのだ。自分の仲間より君。君をいつから好きかって?好きと気づいたのは小学生の高学年ごろはっきりとは覚えてないのだ。たぶん小学年、中学年、高学年と分けた時、中学年(4年生〔四年生は高学年として見られることも〕)まではない。感じた時にはあいつのこと好きかも?いや好きだって。思ったのだ。僕は真矢のこと。好きだってこと確か言えてなかった。今でさえだ。でも真矢はたまに、僕を見ながら
「どうしたの?何見ているの?私に何か付いている?」
とか、
「私の顔に惚れてんの?」
「私にと何か言いたいわけ。私は聞かないよ。だって・・・。別になんでもないからね。あんたのこと好きってことないから」
と、真矢は好きだって言うこと,素直に言えないみたいだ。僕は好きでも黙っているタイプだ。好き好きってあまりに言わないのだ。そんな2人が友達関係?周りからは恋人同士とか、付き合いなよとか、言われていたのだ。しかし僕らは付き合ってないとか,友達だよとか言い張っていたのだ。まわりは男女が付き合うって、友達関係じゃないなよ。恋人として見るものだって,馬鹿にされ僕は泣いた日もあった。そんな時もいつもそばにいて慰めたのが君である。馬鹿にされても自分たちは、自分らでいい。そういうこともいってくれた。そんなある日、僕と君は喧嘩をしてしまった。どうでもいいことで、僕がたまたま他の子から声をかけられたのだ。少し手伝ってくれると,言われたから手伝っただけなのに、たまたまその子が僕の近くを歩いていて、それを見て君が怒ってきたのだ。なぜか分からない。僕にあの子のこと好きなの?とか攻めてきたのだ。別に好きで歩いているわけじゃ無かったが、君にとってはショックだったみたいだ。僕は否定していたのに、聞いてくれなかったのだ。その僕に声をかけてきた人が謝ってきたのだ。僕は大丈夫だと言い張るのだ。本当に誰も悪くない。
 それから帰り一緒に帰ること無かったのだ。話すこともない。僕は,君を見るだけで気間づい?なんかもやもやする。同じ学校だからさらにもやもやしていた。そんな日々が続いたある日、家でゆったりしていると、電話がかかってきた。君の母親からだ。君が帰ってこないと、知らないかと、僕はしらないこというと、おかしいわ。と、言ってきた。焦っているみたいだからあとあと、喧嘩していたこと言うとするか。と、呑気にしていた。夜の7時くらいだろうか?僕は大体食事でもスマホを持っていることが多いのだ。するといきなりスマホがなり出しでた。でると声が震えている。僕は真剣に聞いたのだ。君が亡くなったと聞いて僕は驚きが隠せなかった。えっ、ど、どういうことなんだ。僕はお母さんに伝え病院へ向かったのだ。向かうと君は白い布的な物を被されていたのだ。僕ははぐることができないのだ。お母さんがはぐってくれた。そこには笑顔にされた?元々その顔だった?分からないがとにかく君はその顔から動かないのだ。僕がこれば怒った顔でも生きていればするはずだ。でもしない。僕は驚きとショックで泣けないのだ。言葉もでない。『ごめん』と。母親は泣き崩れるのだ。僕はただ立ち尽くしていた。
 僕はあまりにもショックすぎるし、謝れななったという後悔から学校を始めの時は休んでいたのだ。だけどこのままでは始まらないと、前向いてまた生き出したのだ。君のお母さんに喧嘩していたことを話せたのは卒業式終わって1週間後だ。きっかけは,母親同士で実は旅行を計画していたらしい。卒業旅行とか色々兼ねてだ。亡くなった今だから旅行をやめるか写真を連れてやるかで,僕の家で話し合っていたのだ。僕は喧嘩してた原因とか説明するとお母さんが
「私の血引いているからね。ごめんね。私もそういうことあったの。今の夫の前に、好きな人がいて,その人とは一緒になれなかったのは向こうの彼女の方がすごい強引的な人でそれで結果的に私と彼が我慢したって感じ。その彼と学生時代・・・」
と、過去についてはなす。たまたま彼も同じようにプリントとか頼まれたらしい。なのに、勘違いして怒ってけんかして仲直りできなくて,卒業式で謝って最後は振られたらしい。まだ仲直りしてなかったのか?あなたたちて大体謝るまでに時間かけすぎよ。過去にも喧嘩あったみたいだ。後ほど。
 旅行は取り消しだ。よかったことに今回は、キャンピングカーでの旅行だったから。しかも2台かりてまだ予約はしていなかった。だからよかったのだ。
 僕は社会人になって働き始めて君の存在を忘れ始めたのだ。なのに君の風を感じた時僕は久しぶりに君の存在を感じたのだ。君の声も聞こえてきたのだ。それ以来君がまだまだ僕の近くにいるのかわからないが、たまに風が吹くのだ。ぼくは君に問いかけたが君は返事をしてくれないのだ。
 僕もなぜ亡くなっているきみをまだまだ意識しているのかは分からない。でもきみを探していた。1つだけ分かるのは、あの時『ごめん』ってなんだということだ。僕も改めて謝りたいのか?そうかもなぁ。あと、僕は何を言いたいだろうか?でも君を求めているのは確かなのだ。僕は時間ある日とか探していたのだ。休みの日とかだけどみつからないのだ。どこなんだ。君はと思っていた。ある日たまたま君のお母さんが家に久しぶりに来ていた。この日は僕も帰ってきていた。僕社会人になって1人暮らしを始めていたのだ。帰ると君の母さんが来たから思い出したのだ。あの時話していた。また喧嘩したの?って前にもあったよね。その時君は川の安らぎが一番心地いいところへきていた。そこで僕は謝った。もしかしたら君はまたあの場所へ行ったのか?向かってみようか。明日でも行ってみるか。と、次の日向かうと、君の風を感じたさらに
「どうしてここに」
「お前と昔喧嘩して確かここで謝って仲直りした。だから今回も仲直りしたくってなぁ。
来たんだよ。僕の本音聞いてくれ、僕は本当にあの子から頼まれたんだ。でもお前が悲しい思いしているなら言う。ごめん。許してくれるかは分からないけど。今更だけど、ぼくは君に恋してた。だから許して欲しい」
「私さぁ。分かっていた。でもどうしても嫉妬してさぁ、怒ったんだよね。叶斗くんが優しいからさぁ助けたがることも知っていた。もしかしてあの時のごめんは何かって思っている。私こそ怒ってごめんと。亡くなってごめんって意味」
「別に謝らなくてもいいし。亡くなるってそんなの仕方がないって、思う。運命は分からないし。いまさらだけど、好きだよ」
「ありがとう。わたしも好き。私のもう帰らなくちゃ、告白聞けたら帰るって約束したから天に」
「そんなんだ」
「頑張ってね。叶斗ならいい人見つけれる。その優しさ忘れずにいてください。いつか、天の国で会いましょう。その日までさようなら」
と、消えていったようにかんじた。僕の目には涙が溢れた。僕は心の中で叫んだ。
『君の分も楽しむよ。ありがとう。好きだー』
と。
 僕は、1人晴れ渡る空の下。歩いていた。
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