異世界ダンジョン

武蔵@龍

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12話

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 次の日俺はミラの装備を揃えようと、二人で鉱山にやって来た。それも、誰も入らないモンスターが徘徊している、奥にやってきたのだ。奥には希少な鉱石が多く取れると言うので、期待しつつ歩いていく。俺は途中で一掘りして、確かめるとミスリルや銀鉱石が多く取れた。

 俺は途中モンスターを退治しつつ、奥に向かって行く。向かう途中ミラのレベル上げも忘れない。そんなことしつつ、最奥にやってきた俺達は、モンスターを警戒しつつ、鉱脈を見つけたので、一応魔法をかける。【サーチメタル】

   サーチメタル: 鉱脈に何の鉱石が有るか解る魔法


 すると、アダマンタイトとオリハルコンがある事が解かったので、つるはしを構えて掘り起こしていく。すると、アダマンタイトが二十キロとオリハルコンが十キロも取れたので、俺達は家に帰って来た。

「これから、工房にミラの装備を作ろうかと、思うんだけど、どんな奴が良いかな?」
「え!? 作れるの? …そうね、武器は細剣が良いわね。防具は動きやすさを重視してくれれば良いかな」
「了解。作るのに時間掛かるから、ソファーに座って寛いでいてね。」
「うん。」

 まず細剣って言うとレイピアだと思うので、早速オリハルコンで、レイピアを作っていく。勿論、作業手順の内に、エンチャットを施していく。いくつかの作業をこなして、出来上がった。それがこれ。


     ホーリーレイピア


     遺物級エンシェント

     自動修復
     物理攻撃80%
     HP吸収
     MP吸収
     経験値倍増

 
  ぶっ飛んだものが出来てしまった。俺はもう自重せず作っていく。防具は鉱山の中で出て来た、ツインバイパーの皮を使い、オリハルコンの板を仕込んだ物を一式作った。


    頭: 黒蛇の鉢がね
    体: 黒蛇の胸当て
    手: 黒蛇の手甲
    腰: 黒蛇のスカートアーマー(腰当て)
    足: 黒蛇の靴


 名前が変わっているが、気にしない。この装備を俺のとミラの分を作った。後は俺の武器を作った。そ

   
     ホーリソード


     遺物級エンシェント

     自動修復
     物理攻撃80%
     経験値倍増
     HP吸収
     MP吸収

 うん。もう何も言わないしどんどん作る。後はスパイダーシルクでシャツを六枚とツインバイパーの皮を加工して、外装を作った。それがこれ…。


     絹のシャツ

    伝説級レジェンド

    汚れ防止
    自動修復
    サイズ自動調整
    物理耐性
    魔法耐性


     黒蛇の外装

    固有級ユニーク
   
    自動修復
    物理耐性
    魔法耐性
    

 それからズボンとミラ用のスパッツを三枚づつ。下着も俺の分とミラの分を作った。下着は作っても良いのか、悩んだけど作っておいて、何か言われたら謝ろうと思って、作ろうかと思ったら…。

「カツヒロ…お腹空いた」
「もうこんな時間か。解かった今支度するから待ってて」
「うん。早くしないと、お腹が背中にくっついちゃうよ…。」
「あはは。それは困るな。」

 俺はキッチンに行き、パスタを作った。味はナポリタン風味。それとサラダは忘れない。パスタを茹で上げてるうちに、サラダを作っていく。中身はキャベツの千切りと、胡瓜とトマトで、ドレッシングはオリーブオイルとちょい乗せ塩。パスタが茹で上がったので、それをフライパンに移し、炒めていく。痛めている間にソーセージと玉ねぎを加え、自家製ケチャップを加えて、良く痛めて、塩コショウで味付けて、出来上がりだ。

 出来上がった食事をお皿に盛りつけて、お腹を空かせている、お嬢様の所に運んでいく。

「わぁ、良い匂い。今日は何にしたの?」
「今日はパスタにしました。」
「へぇー。美味しそう」
「じゃあ、座って食べようか」
「うん。」
「「いただきます」」

  ………………

「「ごちそうさまでした」」
「美味しかった。」
「お粗末様でした。少し休憩したら、先にお風呂入ってていいよ。」
「は~い」

 俺は工房に向かい、作業の続きを行なっていく。ズボン数枚とスパッツを数枚と下着を作る段階で、エンチャットを自動修復とサイズ自動調整を施していく。そして出来上がったので、少し余ったスパイダーシルクでタオルとバスタオルを作り終えたら、ミラが来て、お風呂あがったそうなので、俺も入って行った。

 俺が体を洗い始めた頃…。

 ガラガラガラ

「カツヒロ背中洗ってあげる」
「え!? 何入って来てるんだよ!」
「良いから。」
「良くないだろ。俺達そういう中じゃないだろ?」
「私の事嫌い? 昨日もベットで待っていたのに来ないし…。」
「は? 何言ってるの?」
「昨日、言ったよね? 私の全部あげるって!」
「ん? あれってそう言う事だったの?」
「そうよ。だから来たのよ」
「はぁ。解かったよ。風引かれても、しょうがないから、頼むよ」
「うん。」

 俺は前をタオルで隠して、背中を洗ってもらった。俺は内心ドキドキして洗い終わるのをまっていたら、ミラの手が前に伸びてきた。

「わー待った。前は自分で洗うからさ。」
「うふふ。そんなに緊張しなくても良いのよ」
「ばか、ちげーよ。俺の理性が保てなくなる。」
「解かったわ…。ごめんね」
「いや…。」

 気まずくなった俺は急いでお湯をかぶり、風呂の中に入ってちじまって、ミラを見ないように、背中を向けた。その後ミラが出て行ったので、俺はゆっくり寛いで、風呂を出て、服を着てベットに行ったら、すでにミラがベットに居たので、しょがなく一緒に寝た。一緒に寝て理性が保てなくなり、その後誘われるがまま、たわわに実ったメロンを頂いちゃいました。メロンは良かった。その後二人は抱き合うように眠りにつくのだった。

 次の日、俺は隣で寝ているミラを見て、起こさないように、部屋を出て、食事の支度を始めていると…。

「カツヒロおはよう。」
「おはよう。もうじき出来るから、顔を洗って待っててくれ」
「は~い」

 その後食事を終えて、昨日作った装備品をミラに渡した。

「これはミラの分だから、装備してね」
「わぁ、ありがとう。しかも下着まで…。」
「ん? 後半聞こえなかったけど、何か言ったか?」
「ううん。何も言ってないよ。」
「そうか。なら良いけどね」
「じゃぁ、早速着替えてくるね」
「ああ」

 俺も装備をしてみる。中々の出来で良かったと思いつつ、ミラを待った。

「お待ち同様。どうかな?」
「良いと思うよ。凄く似合ってるよ」
「ありがとう。それで今日はどうするの?」
「ああ。そろそろ、本格的にミラのレベル上げと、中級ダンジョンに挑もうかと思っているんだ。」
「了解。」
「準備が整い次第、行くから準備しといて」
「は~い」

 俺達は、準備をして中級ダンジョンに向けて、歩き出した。
    
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