最強猫科のベヒーモス ~モフりたいのに、モフられる~

メイン君

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第二章 

第65話「グリフォンも夢を見る」

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 グーリはシュンにめられた日、幸せな気持ちで眠りについた。
 見張りに立っていたグリフォンは、「(姫様、良かったですね……)」とグーリがニヤニヤしながら寝ているところを微笑ましく見守っていたのだった。

 これはグーリの夢の中のお話。
(※注)彼女の妄想が多分に混じっているかもしれません。

……
…………
………………

「グーリ! 覚悟はできているか!」

 シュン様が、戦いを前に問いかけてきます。

「はい! どこまでもお供させていただきます!!」

 私の覚悟は、シュン様の剣になると誓った時からできています。

 懐かしいあの出会いの日を思い出すと、今でも私は胸が熱くなります。
 あの日の心身ともにしびれた話をすると、シュン様は何かのスキルを使っている雰囲気になります。
 決して戦闘用のスキルではないのですが、聞いても何のスキルを使ってるのか教えてくれません。 

 目の前には地平線を埋め尽くすほどの魔物と魔族の軍勢が見えます
 空を飛んでいる魔物も数多いて、大体の数すら数えるのが馬鹿らしくなります。
 シュン様が「魔物図鑑でも作れそうだな」と不敵な笑みを浮かべながらこぼしています。

 今回の戦いは、私とシュン様だけで臨むことになります。
 他の仲間たちは遠くの地で用事があって手が離せないのです。

 シュン様が一歩前に踏み出す。

 今はシュン様の神技ともいうべき魔法で、シュン様と私は人の姿をとっています。
 シュン様の高次元かつ精緻な魔法だからこそ可能なのです。

 目の前に見えるのはシュン様の後姿。
 黒く美しい尻尾がファサファサと揺れています。
 人型を取っても尻尾を残すのがシュン様のこだわりです。
 
 いつも思うのですが、きっとこの尻尾には魅了チャーム常時発動効果パッシブスキルがあるに違いありません。
 シュン様の尻尾に見とれて、ボーっとしてしまい……。

「ち、ちょっとグーリ!? 何するんだ!?」

 気づいたら、シュン様の尻尾に飛びついていました。
 自分が人型を取っていても、魅了されるのは変わりません。

「すみません、つ、つい!?」

 つい、では済まない失礼をしてしまいました。
 はしたないと怒られるでしょうか。
 いつもは魅了されつつも、耐えられることが多いのですが、戦闘前の興奮からか自制がきかなかったようです。

「まったく……、敵を目の前にしてるのに、しょうがないなあ……。……(俺も経験あるからな)」

 私の失礼を、優しく微笑んで許してくれました。
 シュン様はいつも寛大です。
 最後の方のつぶやきはよく聞こえなかったけど、戦闘に向けて意識を集中しようとしているのでしょう。

「シュン様から賜った魔剣を使ってもよろしいでしょうか」

 戦闘の準備をしようと、伺いを立てます。

「ああ、もちろんだ。準備はいいか?」

 シュン様の問いかけをうけて、私は本来のグリフォンの姿に戻ります。

「ガルルゥウ!!(いつでも大丈夫です!)」

 やはり、戦闘はこの姿の方が向いています。
 特に人型の時の大きな胸は、戦闘の邪魔です……。
 たまにシュン様の視線が向いたりするのは、ちょっと気持ち良いのですが……。

「――魔剣組成。――概念すら焼き尽くす炎の化身、我が剣となりて全てを滅せ『魔剣レーヴァテイン』」

 グリフォンに戻る時に、さやごと地面に下ろしていた魔剣レーヴァテインを、シュン様が魔法によって私に一体化させてくれます。
 体の奥底から燃え上がるような力が湧いてきます。

 魔剣との一体化の魔法は、私の全てがシュン様の剣となるような感覚を与えてくれます。
 戦力面で良し、精神面でも良し、というのがライミーさんの解説です

「クルニャン!(さて、行こうか!)」

 シュン様の鈴が鳴るような鳴き声です。
 いつの間にか、シュン様も猫の姿に戻っていました。
 戦いやすいようにか、大きさは私と同じくらいの大きさにしたようです。

 シュン様の毛足の長い黒毛が、陽の光を浴びて魔性ともいうべき神秘的な輝きを発しています。
 自然界に存在しないようなその魔性は、まるでそこだけ神話を体現しているかのようだといつも内心思ってます。

 シュン様の強さに追いつこうと、ひたすらに強さを追い求めてますけど、シュン様はいつも更なる先へと行ってしまいます。
 それでも、この可愛らしい鳴き声はずっと変わらないということが、私の心の励みになっているとシュン様は知っておいででしょうか。

「ガルガルッ!(まいりましょう!)」

 前代未聞と言われるほど、数が多く強敵ばかりの軍勢が相手ですが、私はどこかワクワクした気持ちでした。
 シュン様と二人だけの冒険アヴァンチュール、それはとても甘美なものだからです。

 肩をならべて戦える、それは私がずっと待ち望んだものでした。


◇   


 魔物と魔族の大軍に向けて、真っすぐ駆ける。

「クルニャー!(正面から行くぞ! 罠があっても蹴散らすからついてこい!)」
 
 シュン様が頼もしい言葉を発しながら、先に斬り込もうとします。
 だけど今回は、私が先に行かせていただきます。

「ガルルッ!(露払いは私の役目です! シュン様は私の後ろを悠々とお通りください!)」

 私はシュン様を追い抜き、前に出る。

 敵の戦列の一番前はゴブリンの集団。
 ナイフや短槍を構えているけど、そんなものでは私たちには傷一つつけられません。

「クルルニャー!!(ち、ちょっと、グーリ! 焦るな!!)」

 シュン様の後方からの声が心地良いです。

 シュン様は優しいから、いつも仲間より先に危険に飛び込むのです。
 仲間が傷つくことを、自分の傷よりも痛がり嫌がるのです。。
 今回だって、シュン様自身が罠を蹴散らしてから、私がついて来るようにするつもりだったのでしょう。

 いつまでも守られているばかりではありませんよ!
 いっぱい頑張って、シュン様にめてもらうんですから!

「ガルガルゥウ!!(さあ! 道を開けなさい!! シュン様の前を塞ぐなんて不敬ですよっ!!)」

 駆けながら、魔剣レーヴァテインの力を引き出すように意識を集中する。

 (私こそが剣、剣こそが私……)

――――鷲獅子奮迅グリフォニール

 技の威力、完成度は過去最高だったかもしれない。
 煉獄れんごくの炎をまとった我が身が戦列に突っ込む。

 最前列のゴブリンを貫通して、その後ろにいたリッチの集団が消し飛ぶ。
 リッチは魔法抵抗力が強いけど、魔剣の炎の前ではそんなものは意味のないことです。

 百に近い魔物を一撃で滅することができました。
 以前に三百の魔物を倒すことに苦労していたことが、一瞬頭をよぎりました。
 戦闘中は他のことに意識を取られるのは危険だと、無理やり戦闘に意識を戻す。
 
 魔物の怒号やら咆哮やらが周囲を満たす。
 今の私の一撃による影響で、焦げた臭いも漂っている。

 この時、私は少し調子に乗って油断していたかもしれません。
 空を飛ぶ魔物のことが、頭からすっぽり抜け落ちていました。
 
 戦闘時の緊張感は、時として予想外の事態を引き起こします。
 普段よりできることもあれば、普段できることができなくなったりします。
 訓練は大事だけど実戦もそれ以上に大事という、シュン様の教えはもっともです。

 気づいた時には近くに来ていたワイバーンの編隊、十体ほどから同時に魔法が放たれていました。
 ここまで接近に気づかなかったのは、相手を甘くみていたかもしれません。

「ガルルッ……(まずい……)」

 これくらいの攻撃では動けなくなるほどのダメージを負うことはないですが、結構痛いのです。 
 人型の時に、足の小指を思い切り家具の角にぶつけるくらいには痛いです。
 
 数瞬後に来る痛みを覚悟して、構えたときのことでした。

「クルニャーン!(グーリ、油断してるからだぞ!)」

 シュン様の声が聞こえると同時に、ワイバーンの放った魔法が全て掻き消えました。
 さらに、ワイバーン自体も撃墜され、それぞれ少し離れた魔物の集団の中に墜落していきました。

 シュン様は空に浮かんでいます。

 返す言葉もありません……。
 大口叩いて特攻をかけたのが少し恥ずかしくなりました。

 せめて、ここからの戦いぶりで挽回しなくては……。

「ガルガルッ!(シュン様に敵対する者は、虫一匹すら残しません!)」

 自分に気合を入れる意味も込めて、咆哮しました。

「クルニャーン!(一々全部を相手にしていたらキリがないぞ! それぞれの集団の指揮官というべき長を狙うんだ!)」

 シュン様が私に注意をしてくれます。

 なるほど、言われてみればその通りです。
 私はてっきり、二人で全ての魔物と魔族を灰にするのだと思っていました。

 よく見ると、どの集団にも長らしきものがうかがえます。
 リッチの長は、ちょうど今私の爪の餌食になったところです。
 リッチの集団の動揺が伝わってきました。
 背を向け始めた個体もいるようです。

 具体的にやることが見えてくると、必然的にゴールまでに道のりが見えてきます。
 延々と戦うことを覚悟していましたが、考えていた労力の半分で済むかもしれません。

 …………。
 きっとそういう油断がいけないのでしょう。

 冷静かつ大胆にいきましょうか。
 




 どれくらいの時間戦っているでしょうか。
 すでに結構な数の魔物とその長を葬りました。

 今、目の前にはドラゴンがいて、こちらを睨んでいます。
 城壁の高さはあろうかというその大きさから見下ろされるのは、なかなか迫力があります。
 他の魔物は、ドラゴンの戦闘に巻き込まれるのを恐れてか、距離をおいて大人しくしています。
 魔物の中でも頂点に君臨する存在。
 そういえば、亜竜とされるワイバーンはともかく、ドラゴンは今まで戦ったことがありませんでした……。

 シュン様は、大量の虫型魔物に囲まれていて、少し手が離せない様子です。
 苦労している様子はありませんが、時間はかかってしまうでしょう。
 
「ガルルッ!!(一人で倒して、その肉をシュン様の供物にしてくれます!!)」

 シュン様は結構以前にドラゴンを倒しています。
 私自身の戦闘技術向上のために、対ドラゴン戦の話は何度もねだって聞かせてもらいました。
 そういう意味で、対ドラゴン戦はシミュレーション済みです。

「ゴルゥアアーー!!」

 ドラゴンの咆哮が大気を震わせる。
 周囲にいた魔物で、咆哮だけで気絶してしまった魔物もいる始末です。 

 さすがにあの爪の直撃を食らったら、ただでは済まないかもしれません。
 戦闘において、位置取りや動きで失敗すると、“詰む”という状態に陥ることがあります。
 その状態になると、その先どう動いても攻撃を食らったり、場合によっては死が不可避になります。
 実力が近いと詰む可能性が出てきて、相手の方が遥かに強いとその状態になりやすいです。

 逆に、いかに相手を詰んだ・・・状態にできるかが、戦闘技術の在り方とも言えるでしょう。
 詰まないように動きには気をつけなくては、ドラゴンはそんなことを強く意識させられる強敵です。
 
 そんな手に汗を握っている時のことでした。

 ドラゴンの頭の上に、一人の男が降り立ちました。
 背中から広げている翼とその雰囲気から察するに、その男は魔族でしょう。
 しかも、上位魔族です。

「お前ら、たった二体でなかなかやるなあ。しかしそれもここまでだ。このドラゴンこそは、かの有名なドラゴン、竜王テュポーンの子供の妻の友達のさらにその近所に住む雄ドラゴンだ。どうだ恐れ入っただろう!」

「…………(…………)」

 魔族の男が何やら口上を述べましたが、全然頭に入ってきませんでした。
 戦いの最中だというのに、口を開けてポカーンとしてしまったのは不覚です。

 さらに、さっきまで恐ろしく見えたドラゴンも、なんだか倒せそうな気がしてきました。
 油断することは良くないけれど、自信を持つことは大事だと、シュン様からも教わっています。

「お前たちを倒して、その先にいる人族を蹂躙して、俺はさらに出世させてもらおうか!」

 聞いてもいないことをペラペラ喋る魔族に、イライラがつのります。
 これが奴の作戦だとしたら、とりあえず成功でしょう。

「ガルルゥ……(今こそ力を振り絞る時でしょうか……)」

 私が罠かどうかを見極めようと悩んでいるときでした。

 魔族の男は、シュン様の方を見ながらつぶやきました

「あそこで虫と戯れている猫から片づけてやろうか。ドラゴンよ、虫ごとでかまわないからブレ――」


――――炎魔剣・鷲獅子奮迅レーヴァン・グリフォニール

 私は、その一撃にありったけの魔力を注ぎ込みました。
 ほぼ無意識でした。

 地上から空に向かって、一筋の赤い閃光が走る。

 戦闘において集中力が極限に達すると、意識に変化が起こることがあるとシュン様から聞いていました。
 まるで客観的に自分の戦闘を俯瞰ふかんするように、見えることがあると。
 今回がまさにそれでした。

 ドラゴンの頭部と魔族の男は、赤い閃光に飲み込まれました。
 そして、その魂までも蒸発させるだろう煉獄の炎によって、ちりすら残さず存在を消しました。

 頭部を無くしたドラゴンが轟音を立てて、その場に倒れる。

「ガルルゥ……(意外になんとかなるものですね……。いえ、シュン様からの魔剣のおかげですね……)」

 倒れたドラゴンの上に降り立ち、独りごちる。

 シュン様も、ちょうど虫型魔物を殲滅してようで、こちらに向かって飛んできました。

「クルニャーン……(今の一撃は凄かったな。グーリがしのいでる間に、虫を片付けてくるはずが、まさか倒してしまうとは……)」

 シュン様が、驚いてくれてます。
 ほおが緩むのを止められません。

「ガルルッ(大したことではないですよ。なんか、近所に住んでたドラゴン?みたいですし)」

 きっとドラゴンの中でも、下位の存在だったのでしょう。
 そうです、私は調子に乗らないと決めたのです。
 
「クルニャー!(いやいやいや! 近所って何のことだか分からないけど、こいつは間違いなく上位のドラゴンだぞ!)」

 シュン様がドラゴンをツンツンと確かめながら、私に伝えてきます。
 その必死な様子がちょっと可愛かったのは内緒です。

 どうやら、ご近所さんは上位さんだったようです……。
 あとで持ち帰って皆でいただきましょう。
 上位のドラゴンは、至高の美味しさで、食した者は力を得ることがあるとも言われてますからね。

 歴史上、上位ドラゴンの肉を巡って、国家間の争いが起こったこともあるみたいですが、私はグリフォンですので知りません。

 ドラゴンを凍らせようと思ったら、魔法が発動しませんでした。

「クルルゥ……(まったく、すぐに無茶するんだから……)」

 シュン様は、そう言って魔力切れの私に魔力供給してくれました。
 シュン様は、片手を私の肩に置いて魔力供給、もう片方の手でドラゴンを凍らせていきます。
 惚れ惚れするくらいに、天才的な御業です。
 それでいて、周囲の警戒も怠っていないのですから、頭が下がる思いです。

 …………肩に置かれてるシュン様の肉球がプニプニしていて気持ち良いです。

 ドラゴンと魔族の男が、今回の軍勢の総大将的な存在だったのでしょうか。
 魔物の軍勢は蜘蛛の子散らすように、退散を始めました。
 実際に蜘蛛の魔物も見えます。

 シュン様と私は、ある程度追撃を加えて、今回の戦いの勝利を確定的なものにしました。

「クルルゥ(グーリ、おつかれさま。今回の戦いの一番手柄は間違いなくグーリだな)」

 いつも謙虚な私の主様は、そんなことをおっしゃっています。
 私の活躍はシュン様のおかげですが、チャンスとばかりに今はちょっと我儘わがままを言わせてもらうことにしました。

「ガルルゥ……(では一つお願いをいいですか? 家までは歩いて帰りましょう。あと、シュン様は小さくなってもらって、私の背中の上でもいいですか? 寝てしまわれても構いませんので……)」
 
 シュン様は、照れながらもお願いを聞いてくれました。
 ドラゴンの肉は明日皆で取りに来ましょう。
 シュン様が本気で凍らせたら、数日は溶けませんし、野良魔物では砕くことなどできませんからね。

「クルニャーン……(なんだか、ちょっと照れるんだけど……)」

 私の背中の上で、シュン様がつぶやいている。

「ガルルゥ(私は以前から、シュン様を背中に乗せると幸せな気持ちになるのですよ)」

 戦闘の疲れなんて吹っ飛ぶくらい、幸せな気持ちでの帰路でした――。


………………
…………
……
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