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第15話「犬猿の仲」
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巨大鮭ことデビルサーモンは、ローザの持っていた魔法バッグに収納された。
空間魔法が付与されているこのバッグ、大きさや重さを無視して収納できるらしい。
生物は収納できないとのことだが、今回みたいに狩りや素材集めのときはとても便利だ。
ただ、収納量には上限があるらしく、デビルサーモンを入れたら残りの空きは三分の一くらいになったそうだ。
「少し寄りたいところがあるんだけど、寄ってもいい?」
収納が終わったところで、ローザが聞いてくる。
「行先は任せるよ。ただ、食後に激しい空の旅はちょっと……」
今ドラゴン旋回したら、吐きそうだ。
「じゃあ、私が優しく抱えて走るね」
「えっ!?」
俺が問いかける間もなく、ローザは俺をお姫様抱っこする。
「あっ、ずるいー。あたしもお兄ちゃんを抱えて走りたいのにー」
「来るとき、背中に乗せてたでしょ。今度は私の番よ」
そんなやり取りがありながらも、俺の意見は聞かれることすらなく、森の中の疾走が始まった。
…………。
あれだ……。
車のボンネットに括り付けられて、高速道路を走ったらこんな気分なんだろうか……とか思ったよ。
せめてもの救いは、すぐそばのローザから良い匂いがしていたことだろうか。
ちなみに、マリンは言うまでもなく、フェンリルのシフォンも遅れることなく並走していた。
◇
「着いた~!」
ローザの声で、目的地に到着したことを知る。
「ローザ、ここは何……? なんか家らしいものがいくつか見えるけど……」
なぜか俺が一番ぐったりしている。
「ここは、コボルト族の村よ」
「コボルト?」
コボルトという言葉を聞いて、犬頭の獣人が浮かぶ。
「そう。ほら、私たちに気づいて出てきたよ」
ローザの指差す方を見ると、ほぼ想像していた通りのコボルト族が数人出てくるところだった。
頭部は犬だけど、身体は人族と同じといった姿で、どこか愛嬌が感じられる。
背が、俺よりも少し低めだからか怖い感じは全くしない。
「魔王様っ! 今日は遊びに来てくれたのっ?」
コボルトの中でも小柄なコボルトが、嬉しそうに寄ってくる。
子供コボルトだろうか。
「もう私は魔王じゃないのよ。それに今日はお仕事で来たんだ」
ローザは、ゴメンね、とコボルトの頭を撫でる。
落ち着いた雰囲気のコボルトが、奥からゆったり出てきてローザに声をかける。
なんとなく村長コボルトの予感だ。このコボルト、凄く村長している。
「ローザベル様。お連れの方々は初めて見ますが、皆只者ではありませんな。はっ!? 『魔王ではない』というのは、ついに魔帝になられたということですか!? 古代より、竜の威を借りて繁栄を築いた例は多いと言われていますが」
村長コボルトは大げさによろめきながら、どこかわざとらしい驚きの表情を浮かべている。
わざとらしく見えるのは、このコボルトのキャラなのか、それとも犬顔だからだろうか。
それに、なんだよ魔帝って?
マリンの正体が竜だって気づかれてるみたいだしさ。
「違うわよ、『魔王』の地位はこのイツキに譲ったの。今日は仕事の依頼で寄ったのよ」
ローザは、さあ家の中で話すわよとズンズン歩みを進める。
村長コボルトは、魔王を譲った?どういうこと?みたいな顔をしながらも、家の中に案内してくれた。
◇
「なるほど、仕事の依頼というのは、人手を借りたいということでしたか」
ローザが、コボルトに仕事を頼みたいということを伝えた。
コボルト族は手先が器用で真面目だから、何人かを魔王城に住み込みで雇いたいということだった。
「そうよ、すぐに何人か借りられるかしら?」
「いつもでしたら、人手を出すこと自体は構わないのですが、実は今この村に問題が起こっているのです。それが解決しないことには、なかなか厳しい状況で……」
村長コボルトが心苦しそうに語る。
そういえば、見立て通りこのコボルトは本当に村長だった。
「私に解決できることだったら力を貸すわよ」
ローザが頼もしく見える。
こういうところが国民から好かれるんだろうな。
「ワンワンッ!」
シフォンが村長を励ますように吠える。
「はい、実は……、ハヌマーンが村の近くに出るようになってしまいまして、先日も若い衆が襲われて大ケガをしてしまったのです」
ハヌマーン?
魔物の名前かな?
マリンがハヌマーンのことを知っていたようで、話に入ってくる。
「ああー、ウキーって言いながら作物を荒らしたりする魔物だよね。たしかにコボルトの天敵だよね」
猿の魔物だろうか。
こんなところで、犬猿の争いが起こっていたということだろうか。
「そうね、集団で行動するから結構厄介よね」
ローザもハヌマーンのことを知っていたようだ。
「そうなんです。しかもハヌマーンのリーダーが、狂暴で狡猾で……」
村長は思い出したのか、ガックリとうなだれる。
ボス猿みたいなのがいるのだろうか。
村長は、ハヌマーンの被害を語ってくれた。
作物が荒らされ、狩りに出ることもできず困っているということを。
保存してある食糧で、なんとかしのいでいるけど、それもその内限界を迎えるであろうということを。
そんな時にローザがやってきたから、コボルトの大人たちは皆期待しているのだという。
「ウウゥゥ…………」
シフォンが怖い顔をして、うなっている。
何かに対して怒っているかのようだ。
「シフォン、どうしたんだ?」
シフォンに声をかけるが、その怒りは収まらない様子だ。
「あっ、もしかしてシフォンに怪我をさせた魔物って、ハヌマーンなのかも」
マリンが、シフォンの心中を察したかのように呟いた。
そういえば出会った時、シフォンは大ケガをしていた。
「ウー、ワンワンワンッ!!」
その通りだ、許せんとばかりに吠えるシフォン。
まだ子犬?だけど、その心意気は魔狼フェンリルだ。
こうして俺たちは、ハヌマーンの討伐をすることになったのだった――。
空間魔法が付与されているこのバッグ、大きさや重さを無視して収納できるらしい。
生物は収納できないとのことだが、今回みたいに狩りや素材集めのときはとても便利だ。
ただ、収納量には上限があるらしく、デビルサーモンを入れたら残りの空きは三分の一くらいになったそうだ。
「少し寄りたいところがあるんだけど、寄ってもいい?」
収納が終わったところで、ローザが聞いてくる。
「行先は任せるよ。ただ、食後に激しい空の旅はちょっと……」
今ドラゴン旋回したら、吐きそうだ。
「じゃあ、私が優しく抱えて走るね」
「えっ!?」
俺が問いかける間もなく、ローザは俺をお姫様抱っこする。
「あっ、ずるいー。あたしもお兄ちゃんを抱えて走りたいのにー」
「来るとき、背中に乗せてたでしょ。今度は私の番よ」
そんなやり取りがありながらも、俺の意見は聞かれることすらなく、森の中の疾走が始まった。
…………。
あれだ……。
車のボンネットに括り付けられて、高速道路を走ったらこんな気分なんだろうか……とか思ったよ。
せめてもの救いは、すぐそばのローザから良い匂いがしていたことだろうか。
ちなみに、マリンは言うまでもなく、フェンリルのシフォンも遅れることなく並走していた。
◇
「着いた~!」
ローザの声で、目的地に到着したことを知る。
「ローザ、ここは何……? なんか家らしいものがいくつか見えるけど……」
なぜか俺が一番ぐったりしている。
「ここは、コボルト族の村よ」
「コボルト?」
コボルトという言葉を聞いて、犬頭の獣人が浮かぶ。
「そう。ほら、私たちに気づいて出てきたよ」
ローザの指差す方を見ると、ほぼ想像していた通りのコボルト族が数人出てくるところだった。
頭部は犬だけど、身体は人族と同じといった姿で、どこか愛嬌が感じられる。
背が、俺よりも少し低めだからか怖い感じは全くしない。
「魔王様っ! 今日は遊びに来てくれたのっ?」
コボルトの中でも小柄なコボルトが、嬉しそうに寄ってくる。
子供コボルトだろうか。
「もう私は魔王じゃないのよ。それに今日はお仕事で来たんだ」
ローザは、ゴメンね、とコボルトの頭を撫でる。
落ち着いた雰囲気のコボルトが、奥からゆったり出てきてローザに声をかける。
なんとなく村長コボルトの予感だ。このコボルト、凄く村長している。
「ローザベル様。お連れの方々は初めて見ますが、皆只者ではありませんな。はっ!? 『魔王ではない』というのは、ついに魔帝になられたということですか!? 古代より、竜の威を借りて繁栄を築いた例は多いと言われていますが」
村長コボルトは大げさによろめきながら、どこかわざとらしい驚きの表情を浮かべている。
わざとらしく見えるのは、このコボルトのキャラなのか、それとも犬顔だからだろうか。
それに、なんだよ魔帝って?
マリンの正体が竜だって気づかれてるみたいだしさ。
「違うわよ、『魔王』の地位はこのイツキに譲ったの。今日は仕事の依頼で寄ったのよ」
ローザは、さあ家の中で話すわよとズンズン歩みを進める。
村長コボルトは、魔王を譲った?どういうこと?みたいな顔をしながらも、家の中に案内してくれた。
◇
「なるほど、仕事の依頼というのは、人手を借りたいということでしたか」
ローザが、コボルトに仕事を頼みたいということを伝えた。
コボルト族は手先が器用で真面目だから、何人かを魔王城に住み込みで雇いたいということだった。
「そうよ、すぐに何人か借りられるかしら?」
「いつもでしたら、人手を出すこと自体は構わないのですが、実は今この村に問題が起こっているのです。それが解決しないことには、なかなか厳しい状況で……」
村長コボルトが心苦しそうに語る。
そういえば、見立て通りこのコボルトは本当に村長だった。
「私に解決できることだったら力を貸すわよ」
ローザが頼もしく見える。
こういうところが国民から好かれるんだろうな。
「ワンワンッ!」
シフォンが村長を励ますように吠える。
「はい、実は……、ハヌマーンが村の近くに出るようになってしまいまして、先日も若い衆が襲われて大ケガをしてしまったのです」
ハヌマーン?
魔物の名前かな?
マリンがハヌマーンのことを知っていたようで、話に入ってくる。
「ああー、ウキーって言いながら作物を荒らしたりする魔物だよね。たしかにコボルトの天敵だよね」
猿の魔物だろうか。
こんなところで、犬猿の争いが起こっていたということだろうか。
「そうね、集団で行動するから結構厄介よね」
ローザもハヌマーンのことを知っていたようだ。
「そうなんです。しかもハヌマーンのリーダーが、狂暴で狡猾で……」
村長は思い出したのか、ガックリとうなだれる。
ボス猿みたいなのがいるのだろうか。
村長は、ハヌマーンの被害を語ってくれた。
作物が荒らされ、狩りに出ることもできず困っているということを。
保存してある食糧で、なんとかしのいでいるけど、それもその内限界を迎えるであろうということを。
そんな時にローザがやってきたから、コボルトの大人たちは皆期待しているのだという。
「ウウゥゥ…………」
シフォンが怖い顔をして、うなっている。
何かに対して怒っているかのようだ。
「シフォン、どうしたんだ?」
シフォンに声をかけるが、その怒りは収まらない様子だ。
「あっ、もしかしてシフォンに怪我をさせた魔物って、ハヌマーンなのかも」
マリンが、シフォンの心中を察したかのように呟いた。
そういえば出会った時、シフォンは大ケガをしていた。
「ウー、ワンワンワンッ!!」
その通りだ、許せんとばかりに吠えるシフォン。
まだ子犬?だけど、その心意気は魔狼フェンリルだ。
こうして俺たちは、ハヌマーンの討伐をすることになったのだった――。
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ありがとうございます!
ありがとうございます(*^^*)
エビ……、それヤバい魔物が出てきそうですね……
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