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妖精の卵(一年目、晩秋~初冬)
たぶんそのうちやるし、やられそうな気もしている
「ひっ、ぅ」
俺が掴んで押しつけた二匹目のスライムが、レイノルドのペニスをぬるりと包んで。相変わらず、俺の上に跨って逃げようともしないレイノルドは、達したばかりの急所へ与えられた刺激に腰を戦慄かせた。
これくらい、という加減はわかっている。
それよりも少し弱いくらいの力で握って、スライムの上から上下にこすってやると。俺のすることを止められもしないレイノルドは、立て続けに与えられる刺激にばさばさと音がするほど髪を振り乱して身悶えた。
「あぁっ……だめっ。そんな、ぁっ……あ、あっ……」
「何がだめなんだよ。さっきより断然気持ちよさそうじゃん。今日はお前が干からびるまで搾り取ってやるから、イけるならさっさとイっちまえ」
「ううううっ……」
今回は、スライム自体になんの仕掛けも施していないから。本当に、弾力強めのスライムをオナホ代わりに使っているだけ。
滲んでくる先走りもスライムが取り込んでくれるから。レイノルドが二度目の絶頂に達しても、レイノルドに直接触れていない俺の手は綺麗なものだった。
「これ、ベッドがどろどろにならなくて結構よくねぇ?」
「…………」
俺の言葉を否定するのは気が引けるが、断固として同意はしかねるレイノルドの沈黙に、俺はにやにやしながら腰を突き上げた。
「っ……」
「もっとスライム部分の量を減らしてナカにも入れたら完璧だな。終わってそのまま寝落ちしてもまあ許せる」
「シリルさまでは、意味がないのでは……?」
「意味はないけど出したものは吸うはず……あ、でもその分体積が増えるかもな。そうなったらレイノルドが苦しいか……妊婦みたいに腹パンパンにしてるのも、ちょっと見たい気もするけど」
「悪趣味ですよ……」
「それはさすがに今更過ぎるだろ」
二個目の〝卵〟をポイッとその辺りに転がした俺が、三匹目のスライムを手繰り寄せると。すっかり力の抜けてしまったペニスに、レイノルドは大人しくそれを受け入れた。
いじらしいまでに健気な性格も、俺のやることに否と言えないその立場も、かわいそうなのがかわいくて、俺はにっこりとしてしまう。
(ちんこいてー……)
なんならもう一度、レイノルドが俺で気持ち良くなってくれたら、ついでに俺もイけるかもしれない。
俺はわりと、レイノルドに情けない姿を見られても気にならないので。悪趣味ついでに試してみてもいいかもしれないな……と、またろくでもない考えをめぐらせはじめた俺の上で、自分の急所を覆うスライムを微妙な目で見下ろしていたレイノルドが、しどけなく物憂げな息を吐く。
「私だけ、なのですか? シリルさまは……」
「お前な……俺がお前の中に出したら魔力が満ちてキリがないだろうが」
「ですが……」
「それともなにか。今ある〝卵〟のストックがなくなるまで付き合ってくれんの?」
ロフトへ持ち込んだ〝卵スライム〟のストックはあと四つほどなので、実を言うとそれほど無理のある数ではないのだが。俺があえて脅すように言うと、レイノルドは体をどこもかしこも赤くしながら、涙に潤んだ目を伏せた。
こくん、と弱々しく頷いたレイノルドの体が後ろへずれていって。そのままベッドからも降りてしまうと、ベッドの端から足を投げ出している俺の服を脱がしにかかる。
「一緒に気持ち良くなったら手伝いじゃなくて、ただのセックスになっちゃうな」
「ただの、ということにはならないのでは? その……私がこれに、魔力を注ぐのであれば」
「お前、自分で言ってて気付いてねぇの?」
「……?」
「魔力を注ぐって、べつにちんこ突っ込まなくてもできるだろ、普通に。魔法道具に魔力とか入れる要領で」
そのことに、今の今まで思い至らなかったらしい。
はっと息を詰めたレイノルドが、一旦落ち着きかけていた肌色をまた紅潮させる。
「シリルさまが言い出したことですが!?」
「だってどう考えても男にちんこ突っ込ませるのが効率よくて手っ取り早いんだもん。お前が一人でシてるところも見たかったし」
うぐぐぐぐ……という顔をしていたレイノルドは結局、そのまま俺の服をひっぺがして。自分も裸になると、すっかり臨戦態勢、腹につくほど勃ち上がっている俺の愚息に顔を寄せてきた。
食事のマナーだって完璧だし、大口を開けて笑うようなこともない。そんなレイノルドがあ、と大きく口を開け、今のところレイノルドにしゃぶらせるくらいしか使い道のない俺の愚息を咥え込む。
「ん……」
れろーっ、と裏筋を舐め上げて。唾液をだらだら垂らしながらカリ首まで口に含まれると、それだけで腰が震えるほど気持ちが良かった。
「寝転がってるだけで気持ち良くしてもらえるとか、最高か……?」
口で言わなければいいとでも思っているのか、人のナニをしゃぶりながら目元を真っ赤にしたレイノルドが黙れ、と言わんばかりの視線を寄越して。俺の急所を握っているのは自分だと思い知らせるように、ぴったりと唇で覆った先端を吸い上げてくる。
「うっ……」
一人で勝手に焦らされていた俺が、解放への誘惑に抗うのは不可能だった。
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