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第142話 若さの呪い
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「――――ナニ……あの子…………本当にあのいかつい盗賊のお頭の……ローズ=エヴェルなわけ~…………?」
――目の前の信じられない光景に呆然と、加えてげんなりとするエリー。
いっそ、これは夢で……それも質の悪い悪夢か何かかと思いたくなったが……雄叫びを上げる盗賊たちの松明の炎の熱、キンキン声で甘ったるいアイドルソングを歌う幼女と化したローズの下手な歌声の音圧、そして闘技場の威容や国のあちこちで敢然と戦う冒険者や警備員たちの怒号。その肌をひりつかせる感覚のリアリティが、間違いなくこれは現実のものであると物語っていた。
「――♪ああっあっあ~……アタシは~げ~んき~。お肌も化粧のノリもちゅるっちゅる~☆ ついでに~。ほどほどーに豊かだーった~……胸も、えぐれ♪えぐれ♪気味にすーっきり~し~て~――――って喧しいわああああああアアアアアアァアァアァアッッッ!!」
――突然、ノリノリで飛んで跳ねて踊りながら頭の悪いアイドルソングを歌っていたローズは我に返ったのか、幼女の声とは思えない重圧を込めた魂の怒りの叫び(ややビブラートが入っている)と共に、マイクを思いっ切り足元に投げ落とした。スピーカーから、ごごんっ、と大きな打撃音の直後、キーンとハウリングが生じて、一行は思わず身をすくめて耳を塞ぐ。
ふうーっ、とひと息深呼吸をして冷静になったのか、ローズはマイクを拾い直して口元に掲げ、エリーたちに耳をつんざくやたら圧の強いロリボイスで話し始める。
「――ふふん!! また会っちまったねエ。ピンク髪の踊り子風情が!! まさか、行き先が同じここ要塞都市・アストラガーロとは思いもしなかったよ……全く、不幸な巡り合わせだァねエ!! 主にアタシが。」
「……あの馬鹿高えテンションに、あの口調……間違いねえ、ってか、忘れもしねえ。あいつがあのクリムゾンローズ盗賊団のボスのローズで間違いなさそうだぜ。どういうわけか若返ってやがるが…………」
ガイがそう呟く。なかなかいないキャラクターを爆裂させているあの女傑は2人といないだろう。ローズ=エヴェル本人だという事実を皆が認識する。
エリーが両掌を口の横に当て、遠くのローズに聴こえる声で呼びかける。
「――あんたみたいな人ってさー! 忘れたくっても忘れられないキャラしてるわよー!! でもさー! どうやってシャンバリアから脱獄したのー!?」
――ローズは不敵に、ふっと笑いながらマイク越しに話す。
「――ハッ! あの程度の牢獄……アタシが……アタシらが抜け出せないモンかい!! あんたにぶちのめされた怪我が治ってきたあたりで、すり抜けて鍵を開けてやったワ!! アタシのかわいい息子たちの牢の鍵、全部!! ズゥェェエエンンンブ、なァ!!」
声高に、意気揚々と脱獄した旨を叫ぶローズだが――――
「――じゃあさー!! その、幼いアイドルみたいな女の子の姿になってんのはー!? どういう仕組みなわけぇー!?」
――不敵に笑っていたローズだが、この問いかけには少々苦い表情を浮かべた。自分の中の、あまり触れられたくない核に通ずることのように。
「――――フン!! アタシぁねえ……本当はこンンンンんなみっともない幼子の姿になんざなりたくなかったさね。出来るモンなら、成熟した力強いあの女の姿のままでいたかった…………だが、かわいい息子たちを見捨てずに抜け出すには、こうするしかなかったんだい!!」
「……どゆことー!?」
エリーが続けて問うと、ローズは――――俄かに涙ぐみ、鼻をすすり始めた。すかさず、傍にいる気の利く下僕が懐紙を持ってくる。
「――――ぐすっ……どうもこうもあるもんかい。アタシぁねえ……生まれながらに『呪われ』てんだい…………幼い頃に……ガラテアの糞共がアタシを人体実験にかけて……アタシが念じれば幼女の姿に変身できるような、妙な能力を与えやがったのさ…………命からがら逃げ出したモンの、一度『この』姿になっちまうと……10年以上は元の姿に戻れなくなっちまうのさ――――いつでも女盛りで……この子たちのママでいたいアタシにとって……こンンンンンンんな惨めなことがあるかい!!」
「――――『呪われてる』? 人体実験…………」
――すかさずテイテツが端末を操作し、確かめる。
「――過去のガラテア帝国の研究の中に、サイボーグや狂戦士化の他に、『若返り』の研究がありました。前線の兵士たちが、多彩な戦闘経験を積んだベテラン兵士のまま若さを保ち……また、ガラテア帝国の上層部を中心に永遠の若さを得る為に便宜を図っていると――――そういえば、私の身体にも、一部その技術を用いています。」
「――へッ!? 嘘、マジで! テイテツ、若作りしてたの!?」
「……マジか。今更知ったぜ。道理で最初にガキの頃の俺たちと出会ってから、『こいつ、あんま歳取んねえな』と思ったぜ……」
「――はい。今も老化による衰弱や美容の劣化に苦しむ、云わば人類の夢のひとつとして若返りの研究は続いているとは思いますが…………あのように、幼い肉体から戻るのに時間がかかったり……何より若返った際の脳へのショックによる精神面へのリスクが危惧されている為、計画は規模を縮小しています。現在でもその技術は、ガラテア内部でなるべく心身に負担の無い範囲で施されている者も多いとは思いますが――――その研究の生贄にも等しく、亡国の姫などもガラテア軍の蹂躙を避けるために身柄を差し出されたと聞きます――」
――エリーやガイも知らなかった、意外なテイテツの肉体の謎と、ガラテアの技術。そして、もしかするとローズの本来の身分や年齢は――――
「――ちーん!! ぐずっ……ずずずっ…………ハッ!! お、お前たちなんかに馬鹿丁寧に教えてやる筋合いはこれっぽっちもないさね!! バーカバーカ、ヴァアアアカめがぁ!!」
「うん。もう大体解ったから充分よ。あんたも苦労してんのねー……子供に若返る技術かあ……あたしらも歳取ったら欲しいなー……今のテイテツレベルだけでもなー……」
「今後、実行可能な環境や設備が調えば実行も視野に入れておきますね。」
「――う、う、うるっせええわああいいいっ!! そんなことはいい!! アタシがガキの姿まで縮むことで牢を抜け出した。牢番に気付かれてもアタシだとバレずに済んだ。そんでかわいい息子たちの鍵を開けた。ネタを割ればそんだけさ!! いい加減……やること、おっぱじめるだけさね!! ――――刻んじまいなァ、アタシのかわいい息子たちッ!!」
「――――オオオオオオオオオオーーーッッッ!!」
――本人曰く、ガラテアに受けた『呪い』によって幼女の姿に変身することを余儀なくされたローズ。しかし、そんな過去など問題ではないと言わんばかりに号令を掛け、下僕たちは雄叫びを上げ、襲い掛かってきた――――クリムゾンローズ盗賊団との、第2ラウンドだ――――
――目の前の信じられない光景に呆然と、加えてげんなりとするエリー。
いっそ、これは夢で……それも質の悪い悪夢か何かかと思いたくなったが……雄叫びを上げる盗賊たちの松明の炎の熱、キンキン声で甘ったるいアイドルソングを歌う幼女と化したローズの下手な歌声の音圧、そして闘技場の威容や国のあちこちで敢然と戦う冒険者や警備員たちの怒号。その肌をひりつかせる感覚のリアリティが、間違いなくこれは現実のものであると物語っていた。
「――♪ああっあっあ~……アタシは~げ~んき~。お肌も化粧のノリもちゅるっちゅる~☆ ついでに~。ほどほどーに豊かだーった~……胸も、えぐれ♪えぐれ♪気味にすーっきり~し~て~――――って喧しいわああああああアアアアアアァアァアァアッッッ!!」
――突然、ノリノリで飛んで跳ねて踊りながら頭の悪いアイドルソングを歌っていたローズは我に返ったのか、幼女の声とは思えない重圧を込めた魂の怒りの叫び(ややビブラートが入っている)と共に、マイクを思いっ切り足元に投げ落とした。スピーカーから、ごごんっ、と大きな打撃音の直後、キーンとハウリングが生じて、一行は思わず身をすくめて耳を塞ぐ。
ふうーっ、とひと息深呼吸をして冷静になったのか、ローズはマイクを拾い直して口元に掲げ、エリーたちに耳をつんざくやたら圧の強いロリボイスで話し始める。
「――ふふん!! また会っちまったねエ。ピンク髪の踊り子風情が!! まさか、行き先が同じここ要塞都市・アストラガーロとは思いもしなかったよ……全く、不幸な巡り合わせだァねエ!! 主にアタシが。」
「……あの馬鹿高えテンションに、あの口調……間違いねえ、ってか、忘れもしねえ。あいつがあのクリムゾンローズ盗賊団のボスのローズで間違いなさそうだぜ。どういうわけか若返ってやがるが…………」
ガイがそう呟く。なかなかいないキャラクターを爆裂させているあの女傑は2人といないだろう。ローズ=エヴェル本人だという事実を皆が認識する。
エリーが両掌を口の横に当て、遠くのローズに聴こえる声で呼びかける。
「――あんたみたいな人ってさー! 忘れたくっても忘れられないキャラしてるわよー!! でもさー! どうやってシャンバリアから脱獄したのー!?」
――ローズは不敵に、ふっと笑いながらマイク越しに話す。
「――ハッ! あの程度の牢獄……アタシが……アタシらが抜け出せないモンかい!! あんたにぶちのめされた怪我が治ってきたあたりで、すり抜けて鍵を開けてやったワ!! アタシのかわいい息子たちの牢の鍵、全部!! ズゥェェエエンンンブ、なァ!!」
声高に、意気揚々と脱獄した旨を叫ぶローズだが――――
「――じゃあさー!! その、幼いアイドルみたいな女の子の姿になってんのはー!? どういう仕組みなわけぇー!?」
――不敵に笑っていたローズだが、この問いかけには少々苦い表情を浮かべた。自分の中の、あまり触れられたくない核に通ずることのように。
「――――フン!! アタシぁねえ……本当はこンンンンんなみっともない幼子の姿になんざなりたくなかったさね。出来るモンなら、成熟した力強いあの女の姿のままでいたかった…………だが、かわいい息子たちを見捨てずに抜け出すには、こうするしかなかったんだい!!」
「……どゆことー!?」
エリーが続けて問うと、ローズは――――俄かに涙ぐみ、鼻をすすり始めた。すかさず、傍にいる気の利く下僕が懐紙を持ってくる。
「――――ぐすっ……どうもこうもあるもんかい。アタシぁねえ……生まれながらに『呪われ』てんだい…………幼い頃に……ガラテアの糞共がアタシを人体実験にかけて……アタシが念じれば幼女の姿に変身できるような、妙な能力を与えやがったのさ…………命からがら逃げ出したモンの、一度『この』姿になっちまうと……10年以上は元の姿に戻れなくなっちまうのさ――――いつでも女盛りで……この子たちのママでいたいアタシにとって……こンンンンンンんな惨めなことがあるかい!!」
「――――『呪われてる』? 人体実験…………」
――すかさずテイテツが端末を操作し、確かめる。
「――過去のガラテア帝国の研究の中に、サイボーグや狂戦士化の他に、『若返り』の研究がありました。前線の兵士たちが、多彩な戦闘経験を積んだベテラン兵士のまま若さを保ち……また、ガラテア帝国の上層部を中心に永遠の若さを得る為に便宜を図っていると――――そういえば、私の身体にも、一部その技術を用いています。」
「――へッ!? 嘘、マジで! テイテツ、若作りしてたの!?」
「……マジか。今更知ったぜ。道理で最初にガキの頃の俺たちと出会ってから、『こいつ、あんま歳取んねえな』と思ったぜ……」
「――はい。今も老化による衰弱や美容の劣化に苦しむ、云わば人類の夢のひとつとして若返りの研究は続いているとは思いますが…………あのように、幼い肉体から戻るのに時間がかかったり……何より若返った際の脳へのショックによる精神面へのリスクが危惧されている為、計画は規模を縮小しています。現在でもその技術は、ガラテア内部でなるべく心身に負担の無い範囲で施されている者も多いとは思いますが――――その研究の生贄にも等しく、亡国の姫などもガラテア軍の蹂躙を避けるために身柄を差し出されたと聞きます――」
――エリーやガイも知らなかった、意外なテイテツの肉体の謎と、ガラテアの技術。そして、もしかするとローズの本来の身分や年齢は――――
「――ちーん!! ぐずっ……ずずずっ…………ハッ!! お、お前たちなんかに馬鹿丁寧に教えてやる筋合いはこれっぽっちもないさね!! バーカバーカ、ヴァアアアカめがぁ!!」
「うん。もう大体解ったから充分よ。あんたも苦労してんのねー……子供に若返る技術かあ……あたしらも歳取ったら欲しいなー……今のテイテツレベルだけでもなー……」
「今後、実行可能な環境や設備が調えば実行も視野に入れておきますね。」
「――う、う、うるっせええわああいいいっ!! そんなことはいい!! アタシがガキの姿まで縮むことで牢を抜け出した。牢番に気付かれてもアタシだとバレずに済んだ。そんでかわいい息子たちの鍵を開けた。ネタを割ればそんだけさ!! いい加減……やること、おっぱじめるだけさね!! ――――刻んじまいなァ、アタシのかわいい息子たちッ!!」
「――――オオオオオオオオオオーーーッッッ!!」
――本人曰く、ガラテアに受けた『呪い』によって幼女の姿に変身することを余儀なくされたローズ。しかし、そんな過去など問題ではないと言わんばかりに号令を掛け、下僕たちは雄叫びを上げ、襲い掛かってきた――――クリムゾンローズ盗賊団との、第2ラウンドだ――――
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