mk-2の毎日がBLACK HISTORY

mk-2

文字の大きさ
1 / 95

2019年9月24日。オープニング

しおりを挟む
 2019年9月24日。

 以前にも別サイトでエッセイを書いていたことがあったのだが、あまり続かなかった。

 しかし、評判自体はそこそこ良かった気がするのでここでリニューアルしようと思う。

 リニューアルと言ってもそんな晴れ晴れとしたものじゃあない。変わらずいち作家、そしていち病人の戯言やグダのようなものだ。

 そういうことならSNSやブログでやれ、という声も聴こえてきそうだが、まあ、せっかくここにもエッセイを載せる場があるんだからいいじゃあないか、と流すことにする。

 今回もあまり気張らずに書けたらいいな、と思う。長続きするのに越したことはないが、長続きする保証はどこにもないし、自分の気力体力やモチベーションに多分に左右されるし。


 ――さて、何から書いたものか。


 ここ(アルファポリス)内での動きなら、直近ではファンタジー及びSFジャンルの小説大賞で拙作『創成樹』をエントリーしている。

 もうすぐ結果発表になると思うが、これまでの獲得ポイントなどを見れば鳴かず飛ばずで終わりそうだ。それでも、プロデビューだの書籍化だのを目指す前に、まずは一人の創作者として作品づくりを愉しみ、1話1話と積み重ねられるものでありたい。

 そういう意味では、WEB小説大賞などコンテストの開催には感謝の念しかないか。例え選外でも、作品を書き続ける習慣やモチベーションにしやすいのだから。



 このサイトでのことはこれぐらいか。


 僕自身のことは、書き進めることでおいおい語れればいいかな。


 何故エッセイを書こうかと思い立ったのか。理由は2つある。


 1つは、昔から『アナタは文書を書くのが上手い』と身内から言われていて、『アナタ自身の日常の出来事や苦悩、そこから立ち直る過程などを書き出すことが出来れば、読んでくれる人もいるのでは』と声をかけられたから。


 最初はエッセイを書くこと自体億劫で(現に一度筆を折っている)それほどやり甲斐を感じなかった。いや、今も意気に燃えているわけでもなんでもないんだけど。

 それでも、読んでくれる人が1人でも多く存在するのなら、やる価値はありそうだ。奇しくも別サイトで載せているエッセイが他の小説作品よりおしなべてPV数が高い。意外と皆さん、作品そのものよりも作家の頭の中というか、何を普段考えているのかに興味があるのかもしれない。

 これが1つ目の理由。


 2つ目は、僕自身の修行の為だ。

 修行、などと少年漫画で見かけそうなワードを選んだが、別に他の呼び方でもいい。学習、とか、自己推察、とか、トレーニング、とか。或いは単なる暇つぶしかも。


 最近読んだビジネス書に書いてあったのだが、人間は本を読んだり、話を聴いたりする『インプット』よりも、本を書いたり、自ら語ったりする『アウトプット』の方が遥かに知識や情報が身に付くらしい。7:3ぐらいでアウトプットを多くしてやると、効率よく定着するそうだ。

 つまり、エッセイを書くことも自分の普段の日常から拾ってきた体験からくる学びや想念を、自分にとって役立つ血肉として取り込む作業に繋がるかもしれない……という試しだ。

 つい先日、というか昨日か。僕は自分の創作に集中して取り組めず落ち込んでいた。気力体力に乏しく無計画で、意志薄弱な自分を悔しいとさえ思った。


 そんな苦悩を口にすると、何人かは励ましてくれる(真に有難い)。


 創作とは多くの人にとって、癒しや愉しみであること。それで食っていくプロなら話は別だが、それ以外はもっと楽しく気ままにやるのが吉であること。

 創作やアートとは、何も机に向かって座してペンを執って唸っているばかりではなく、極々身近な日常で起きた些細な出来事や変化自体が創作の一部である、ということ。


 そして、他のことが充実しているのだとしたら、今プレッシャーを感じてまでやろうとしていることはむしろ少し距離を置いた方がいいのでは? ということ。(現に、絵を描くとか小説を書くことは充実している。PCによる自作ゲーム制作だけが停滞している)


 試しに思い出した苦悩に対する処置の仕方を書き出してみた。これで1つは自分の学びになった、かな? 


 次回に続く。
しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

とある男の包〇治療体験記

moz34
エッセイ・ノンフィクション
手術の体験記

ママと中学生の僕

キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。

うちのダンナはぽっちゃり男子

つづれ しういち
エッセイ・ノンフィクション
ダンナからのお許しが出たので、書いてみることにしました。 「ぽっちゃり男子」であるうちのダンナの生態と、我が家の日常をのんびりと書いてゆく所存です。 難しい言葉なし。 関西弁。 おやつやすきま時間のお供に、のんびりお楽しみいただければ。 たまに挿絵が入ります。 ※カクヨム・小説家になろう にても同時公開しています。

日々徒然日記

克全
エッセイ・ノンフィクション
 自分の小説を、自力で10冊プリントオンデマンド本と電子書籍にしました。現在日本アマゾンとアメリカアマゾンを中心に販売していますが、その経過と日々感じた事を書いて行こうと思います。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

処理中です...