バスターズ

バスターズとは・・・

バスターズとは、
我々を悪（敵）から守ってくれる
心強い正義の味方である。


どこから話しをすれば、よいのだろうか?


まずは、
Nの生い立ちから話しをしよう。

Nは、産まれた時、
1600グラムの低出生体重児、
いわゆる未熟児であった。

医師、看護師、両親に見守られ、
無事この世に産まれてきた強い人物である。

なぜ強いのか、
3000グラムの子でさえ、
赤ちゃんとなるまでに、
数々の試練を乗り越えて来たのである。

それにもかかわらず、
1600グラム約半分の体重で
この世に強く産まれて来たのである。

体重以外は、健康に無事産まれてきた。

Nは、　
鼻などに管をいっぱいつけられ、
気持ち悪いと思いながら？
保育器で育った。

母乳もよく飲み、
すくすくと体重も増え、大きくなった。

最初は、
肌の色も悪かったが、
徐々に肌の色がよくなってきた。

周りのみんなは、大喜びである。

体重も安定して増え、
保育器もいらないようになった。

Nは、
幼稚園に通い始めた。

Nは、
内気で引っ込み思案であったが、
愛があり、優しい心の持ち主であった。


「生きているものが、大好きであった。」


例えば、
サカナ🐟、金魚、カメ、ネコ
などである。

Nには、
友達もできた。
身体を強くするため、
水泳教室に通い始めた。

Nは、
小学校に通い始めた。

Nは、
積極的に小学生をがんばった。
国語の漢字、
算数の計算、
社会（覚えること）、社会科見学、
理科の実験、
体育（カラダを動かすのが好き）、
道徳、
音楽も好きであった。

Nは、
友達と野球をするのが、
とても好きであった。
ゲームも好きであった。

Nは、
小学校6年生の時に、
おとなしかったので、
イジメも受けた。

Nは、
親や先生に支えられ、
歯を食いしばり、
なんとか学校に通った。
小学校を卒業した。

中学校に入学した。

中学に入ると、
なぜか、毎日イライラしていた。
ホルモンのせいであろうか。

親や先生とのケンカも増える!

Nは、
小学生の頃から
野球というものが好きであった。

なので、
野球部に入りたかったが、
勉強がおろそかになると思い、
野球部は入部しなかった。

そこで、
文化部だったらと、
文化部を見てみることにした。

当時では珍しい
コンピュータ部というものに
心が引き寄せられ、
入部することにした。

その当時は、
ワープロに近い
パソコン💻だった。
フロッピーディスク💾と呼ばれる
ものでデータを保存する。

とても懐かしいものであった。

なぜか分からないが、
部長に抜擢される。

Nは、
毎日とても楽しかった。

部活で後輩に教えるというのが、
とても好きであった。

部長として、
責任感も芽生えた。

後輩とケンカすることもあった。

親友もでき、
よく釣り🎣にも出かけた。

中学校を卒業した。

そして、
高校に入学した。

高校では、
自転車で片道40分くらいかけ、
学校に通った。

本当に大変であった。

高校は、
進学校のため、
勉強量がハンパなかった。

宿題の量もたくさん。

部活に入る暇もなかった。

学校から帰って、
ご飯を食べて仮眠し、
宿題をこなした。

好きな娘もできたが、
恋愛には
至らなかった。

でも、
中間、期末テストは、
クラスでもトップクラスであった。

Nは、
記憶力が優れていたため、
中間、期末テストは、
強かった。

実力テストの模試は、
弱かった。
応用問題が弱いのだ。

しかし、
内申点は、
グングン上がった。

大学への推薦もしてもらえる程、
内申点は、良かった。

大学を目指していたので、
理系の大学へ推薦してもらうこととなった。

推薦の面接は、
作文と面接（問題を先生の前で解く、話）
であった。

作文、面接共にでき、
大学に合格できた。

大学へ入学し、
大学1年生が終了後、
学校が休みに入った。

ひたすら、
休みの時は、
ネットサーフィンを行うのが、
好きであった。

大学が始まる頃、
Nは、
ふと、何の為に大学に通っているのだろうか
と疑問に思ってきた。

身体の調子が悪くなってきたのだ。

不規則な生活もあったが、
うつ病に近い症状である。

大学を辞めようと思った。

しかし、
周りは大反対であったため、
休学という形をとることにした。

休学して、
公務員の専門学校にも通った。

歳は違ったが、
皆仲良くしてもらった。

親にもすすめられ、
公務員になろうかと思って入ったが、
なかなか勉強が手につかなった。

やる気が出なかった。

やる気が出ないので、
結果も出ないのである。

公務員試験は、
筆記試験で
すべて落ちた。

意外に筆記試験は、
スピード系が多く、
私には向いていなかったのだ。

その後、
大学に戻ることにした。

うつ病にならないよう、
運動するため、
水泳🏊をすることにした。

とてもスッキリした。

大学へは、
自宅から片道1時間半かけ、
車🚙で通っていた。

こちらも大変であった。

サークルに入る訳も行かず、
大学との往復のみであった。

大学の勉強に精を出した。

なんとか、
大学の卒業論文も終わり、
就活をし始めた。

いろいろな会社に出向いた。

いろいろな会社があった。

世の中広いんだなと改めて、
Nは、
感じた。

Nは、
親が言う通り、
ひたすら勉強してきたが、
何の為に勉強しているのか、
よく分からないまま来てしまっていたのだ。

目標というものがなかったのだ。

何かをしたい。というものが・・・。

Nは、
大学をなんとか卒業した。

誰かの作ったレールは、
卒業した。



「さあ、ここから何をしようかな?」




Nは、
内気だが、
「愛のある、優しい心の持ち主」である。



Nは、
社会へと巣立つのである。

Nには、今から幾度となく、
困難が待ち受けているであろう。

Nは、
どのように困難を切り拓いていくのか
皆、楽しみにしようではないか?


第１章
Nの職業

Nは、
何の職に就くか迷っていた。

「さあ、何をしようかなあ。」