私立桃華学園! ~性春謳歌の公式認可《フリーパス》~

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激闘! 揺れるたわわな乳袋

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『さぁやって参りましたっ! これより、桃華学園の熱き伝統! 決闘を開催したいと思いますっ! 銃火器以外、全ての武器の使用を認め、戦意喪失、もしくは戦闘不能によって締めくくるモノとします! 見届け人は私、シスターマリ! 今日は特別に校内放送を使っての実況ですっ!』
 シスターのハイテンションの声がスピーカーから鳴り響く。
 全ての授業が終わった放課後と言う事もあって、ギャラリーは前回の比ではない。

『決闘を申し込んだのは、ご存知この男! 天使の住まいに忍び込み、淫らな行為を繰り返すっ! 神をも恐れぬその所業はまさに鬼畜! 歩く変態っ! 愛染――武!』
 悲鳴交じりのブーイングは悪魔の叫びにも聞こえる。
 ってか選手紹介おかしいだろ。

『受けたのはこの人! 学園一の爆乳の持ち主! 彼女が歩けばお乳が揺れる! 自分のつま先は見えません! 混じりっ気なしのミルクタンク! 牛追――美由紀!』
……ああ。ある意味彼女も酷い。
 それでも満面の笑みを浮かばせながら両手を振っている姿は――狼牙が言う通り、ちょっと頭が弱いのかもしれない。

『おっと牛追選手、バッグから何かを取り出しました! あれはジャージ、ジャージです! なんと牛追選手、スカートの下にジャージを履きました! これは何と言う事でしょう! ジャージとジャージー牛をかけた自虐的なギャグではなさそうです! まるで予想外の出来事!』

 スカートの下に桃色のジャージを履いて、牛追が不敵な笑みを浮かべる。
「これでパンツが見える心配はなくなった~。さて、変態さんはどんな手を使ってくるのかなぁ~?」
 スカートをめくる仕草に、ジャージを履いてると分かっていてもドキッとする。
「そんなの決まってる。負けを認めるまで、そのおっぱいを揉みしだくだけさ!」

『出ましたぁ~愛染選手、歯に衣着せぬ変態発言! お前のパンツに興味はない! あるのはその無駄にでかい乳だけだぁ!』
「アンタほんっと最低ね~。失礼だとは思わないの~?」
「文句はシスターに言ってくれ!」
 何で今日は子供先生じゃないんだよ――そんな事を思いつつ、牛追に合わせて身構える。
『闘いの炎を燃やせっ! 決闘スタートっ!』
 大歓声の中、法螺貝が鳴り響いた。


「ほら。早くかかってきなよ~」
 一歩も動かず、彼女が手をこまねく。
 挑発に乗るのは容易いが、僕の戦闘スタイルで先手必勝と言うわけにもいかない。
「揉みたいんでしょ~? ほらほら~」
『おおっと牛追選手! たわわなお乳を持ち上げて挑発していますっ! これは愛染選手にはたまりません! 今すぐ触りたい! うずめたい! 挟まれたいっ!』
 くっ……。実況がウザ過ぎる……。
 心なしかクラスメイトまで怯えた視線を投げかけている気がする。

「来ないなら~」
 前かがみになると、胸の谷間が一層強調される。
 重力に身を任せたお乳が、ぷるんと揺れた瞬間だった。
「いこうかな~?」
 しまった! 
 彼女の姿勢が『クラウチング・スタイル』だと気付いた時既に遅し、全体重を乗せたショルダータックルが、僕の身体を吹き飛ばした。

『出ました! 牛追選手の必殺『乳牛ボンバー』が鮮やかに炸裂~! 爆乳機関車トーラスの名に恥じない、礼拝堂の扉をもぶち破るその威力! ちなみに修理費は百五十万円でした!』
「恥ずかしいから言わなくていいし~。ってかその名前センスなさすぎ~」

『大きく跳ね飛ばされた愛染選手! そのまま地面に激突だぁ! 脳震盪を起こしているのか、全く受身を取ることが出来ません! これで決まってしまうのかー!?』

「ろっ、狼牙さん! 愛染君大丈夫なんですか!?」
「チッ。あの馬鹿……。まともに喰らいやがって……」
「ジャージも履かれちゃったし、この前みたいにパンツを下げるのは無理だよ!」
「それは心配ない。元から下は攻めるつもりじゃなかったからな。あいつが立ち上がれば、まだ勝機はある」
「そういえば、五時限目二人で何処か行ってたよね? 秘密特訓?」
「え? あ、ま…まぁそんなところだ……」
  

――ブラジャーの外し方を教えて下さい。
 決闘を申し込んだその足で、愛染武は私にそう言った。
 ブラジャーの外し方。決して口頭で説明できるほど容易いものではない。
 ソレを知っているからこそ、彼は無様にも地面に頭をこすりつけているのだろう。
 言い換えれば。
『お前の乳を支えている下着を僕の手で外させろ』
 と言ったところだろうか。

 それが彼の性癖によるものではないとすぐに理解はしたし、決闘のためである事も納得した。
 僅かに感じた動揺を悟られぬよう上着を脱ぎかけた時。
――ふっ、服の上からで!
 と言われた瞬間には、こいつを殺してどこかに埋めてしまえば完全犯罪だな。と思ったりもした。
 それから一時間。彼は何度も何度も私の背中をもてあそんだ。
 外してははめ、外してははめ。
 締め付けていたモノがフッと外れる瞬間の快感を耐え忍び、無防備な背中をひたすら彼に蹂躙された――もしも負けたら、殺しても許される気がする。


『おおっと! 愛染選手が立ち上がるっ! 立ち上がりました!』
 全身に鈍い痛みが走る。
 中学一年の時、父親の運転する軽トラックに撥ねられたのと同じ衝撃だ。
 僕は一生忘れない、自分の息子より少しだけへこんだ車を撫でる父の姿を。

「へぇ~。結構タフゲイなんだね~」
 少しだけ感心したように牛追が笑う。
 それを言うならタフガイだ。
 僕はたくましい同性愛者じゃない。

「じゃ、もう一発いくよ~」
 来ると分かってればなんて事はない。
 衝突の瞬間、ひらりと宙に飛んでかわす。無防備な背中に手を伸ばし――。

「やった!」
 周囲のクラスメイトの驚いた顔に、自分が声を出していた事に気付く。
「狼牙さん、何をやったの?」
「あ、ああ。今に分かる。ここからあいつの反撃だ」

 桃華学園に入って十年。何度も決闘を見てきたが、これほど心躍る気持ちは久しぶり。
 自分が手伝った修行の成果が現われる――それは何よりも心を動かした。
 さぁ、どうする愛染武! お前は私達に何を見せてくれる!
 しかし、彼は何もしなかった。
『何もしてはいなかった』

「何か様子がおかしいよ!」
 クラスメイトが叫ぶ。私は自分の目を疑った。
 勝負の最中にも関わらず、彼は余所見をしていた。
 助けを求めるようなその視線の先は――私か!?

 愛染猛は、無残にも宙を舞った。
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