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二学期編
テスト期間 その3
剣呑な空気を纏うお兄様とライアン様の最終試合が開始しました。
良い勝負です。でも、ライアン様が若干押され気味ですね。
最初は黄色い声援を送っていた女生徒たちもいつの間にやら静かになってます。
模擬刀とはいえ、この気迫は・・・危なくないですか?
ヤってしまいそうな空気をお兄様が醸しだしています。(汗)
あっ!!お兄様がライアン様の剣を弾き飛ばしてノド元に剣を突きつけてます。
勝負ありですね。お兄様は主席を守り通しましたよ。
ライアン様がとっても悔しそうですね。
午後からは夜会テストです。
1学年のテストでは、アラン様がエスコートしてくれました。
最終試合の後に、お兄様からアラン様にエスコートしてもらうように言われました。
ちなみに、1学年の主催生徒はジェリク様とリリウム様です。
王族とその婚約者なので、妥当っちゃ妥当ですね。
私たちが最終学年になったときの主催もこの二人っぽいなぁ~
主催できなかった生徒たちはレポート提出が必須なので今日、帰宅したら早速レポートの仕上げに取り掛からないと!
主催者であるジェリク様とリリウム様にご挨拶して、他のクラスメイトや他クラスの生徒に挨拶していると向こう側からライアン様とエスコートされるエリカ嬢がこちらに向かってきます。
一体何のご用でしょうか?
「アラン殿。初めまして。ライアン・ボーナイトと申します。マリア嬢はお久しぶりです」
「ライアン殿。初めまして。アラン・イルバイトと申します。昨日の最終試合は見事でした。あのサリエル殿とあそこまで対等に戦える方はそうそういらっしゃいませんからね」
「ライアン様。お久しぶりです。交流会ではエスコートしていただきありがとうございました」
「アラン様。初めまして。エリカ・リナライトと申します。どうぞお見知りおきを」
エリカ嬢が全うな挨拶をしている!!でも目がギラギラしている。獲物を見つけた肉食獣のようだ・・・
アラン様の婚約者である、ロベリア様が入学するのが再来年だから、それまでに攻略したいとか?
まさかね・・・お兄様の攻略をあきらめてくれるなら良いけど、下手に王族の婚約者に手を出したらエリカ嬢のみならず、リナライト男爵家にも影響が出るっていくらなんでも解ってるよね・・・?
そして、ライアン様はなぜそんなに残念そうな目をしているのでしょうか?
夜会テストは恙無く終了しました。
何も問題が起きなくて安心しました。
流石にエリカ嬢も、これ以上問題を起こしたら即退学ってわかっているからか、大人しいものでした。
帰り道、お兄様に最終試合の開始直前にライアン様と何を話していたのかを聞きました。
はっきり言いましょう。聞いたときのお兄様めっちゃ怖かった(涙)
お兄様が言うには、ライアン様が勝ったらテスト最終日の最終学年の主席生徒主催の夜会テストの私のエスコートをライアン様が。エリカ嬢のエスコートをお兄様がすると。
・・・ライアン様ある意味、勇者だな。
まさか、エリカ嬢にマナーとか教えてたのはそのため?
まぁ、お兄様が勝ったので最終日の夜会テストの私のエスコートはお兄様です。
結果から考えるにエリカ嬢のエスコートはライアン様ってことですね。
テスト最終日、最後のテストです。
これは、レポート提出不要です。夜会での立ち居振る舞いやダンス等を総合的に採点されます。
あ。学年夜会のレポートは提出済みです。合格点をもらいました。
流石は最終学年の主席生徒主催の夜会です。
明日からでも、立派に夜会の主催ができそうですね。
とりあえず、ダンスを一曲踊っておきますか。
後は、適当にクラスメイトたちをお話ししてれば良いかな?
王宮での夜会と違って壁の花にならなくて良いから気が楽ですね。(笑)
一曲踊った後、気づけばお兄様はお姉さま方に取り囲まれてます。
お姉さま方の目が怖いです。ハンターのようです。
私も2~3年後にはあぁなってしまうのでしょうか?
近い未来の自分に思いをはせていると、リリウム様から声をかけられました。
リリウム様のエスコートはもちろんジェリク様です。
「マリア様。いかがされましたか?」
「リリウム様。・・・いえ、先輩のお姉さま方を見ていたら、私も数年後にはあぁなってしまうのかなぁ~と・・・」
「あら。マリア様は大丈夫ですわ。だってその頃にはお兄様の婚約者になっていらっしゃるでしょう?」
「えっ!?ラジェル様はお友達ですよ?」
「でも、お兄様のことはお嫌いではないでしょう?それでしたら前向きに考えて頂きたいのですわ」
「前向きに・・・ですか?」
「えぇ。お兄様もマリア様のことをお好きみたいですわ。新年を祝う王宮での祝賀会にマリア様をエスコートして参加したいとお父様にお話しされてましたし・・・」
嫌な予感がする・・・私はまだ、デビュタント前ですよ?
以前夜会に参加したのは、特別に招待されたからですよ?
そんな私の心を読んだかのように、ジェリク様が追い討ちをかけます。
「サフィール侯爵からお願いされているが、両親が以前の夜会でラジェル殿とマリア嬢が踊っている姿を見て、『二人はお似合いだな』って言っててな・・・今日にも屋敷に祝賀会の招待状が届けられると思う」
マジでか!?また王宮での催しに参加しなきゃならないの!?
・・・ということは、お父様とお母様にも招待状が送られているってことだよね?
また、ドレスの採寸しなきゃならないの!?
帰宅した私を待っていたのは、王宮からの祝賀会の招待状でした。
前回と違い、今回は国王陛下と王妃様の連名で来てました。
学園に在学中は、夜会に参加しなくて良いと思っていたのに・・・
とんだ誤算だよ!!
冬季休暇に入る直前に、満面の笑みを浮かべたお母様と、苦虫を噛んだような顔をしたお父様が王都の屋敷にマリエルを連れて来ました。
私の心の癒しは弟・マリエルだけです(泣)
良い勝負です。でも、ライアン様が若干押され気味ですね。
最初は黄色い声援を送っていた女生徒たちもいつの間にやら静かになってます。
模擬刀とはいえ、この気迫は・・・危なくないですか?
ヤってしまいそうな空気をお兄様が醸しだしています。(汗)
あっ!!お兄様がライアン様の剣を弾き飛ばしてノド元に剣を突きつけてます。
勝負ありですね。お兄様は主席を守り通しましたよ。
ライアン様がとっても悔しそうですね。
午後からは夜会テストです。
1学年のテストでは、アラン様がエスコートしてくれました。
最終試合の後に、お兄様からアラン様にエスコートしてもらうように言われました。
ちなみに、1学年の主催生徒はジェリク様とリリウム様です。
王族とその婚約者なので、妥当っちゃ妥当ですね。
私たちが最終学年になったときの主催もこの二人っぽいなぁ~
主催できなかった生徒たちはレポート提出が必須なので今日、帰宅したら早速レポートの仕上げに取り掛からないと!
主催者であるジェリク様とリリウム様にご挨拶して、他のクラスメイトや他クラスの生徒に挨拶していると向こう側からライアン様とエスコートされるエリカ嬢がこちらに向かってきます。
一体何のご用でしょうか?
「アラン殿。初めまして。ライアン・ボーナイトと申します。マリア嬢はお久しぶりです」
「ライアン殿。初めまして。アラン・イルバイトと申します。昨日の最終試合は見事でした。あのサリエル殿とあそこまで対等に戦える方はそうそういらっしゃいませんからね」
「ライアン様。お久しぶりです。交流会ではエスコートしていただきありがとうございました」
「アラン様。初めまして。エリカ・リナライトと申します。どうぞお見知りおきを」
エリカ嬢が全うな挨拶をしている!!でも目がギラギラしている。獲物を見つけた肉食獣のようだ・・・
アラン様の婚約者である、ロベリア様が入学するのが再来年だから、それまでに攻略したいとか?
まさかね・・・お兄様の攻略をあきらめてくれるなら良いけど、下手に王族の婚約者に手を出したらエリカ嬢のみならず、リナライト男爵家にも影響が出るっていくらなんでも解ってるよね・・・?
そして、ライアン様はなぜそんなに残念そうな目をしているのでしょうか?
夜会テストは恙無く終了しました。
何も問題が起きなくて安心しました。
流石にエリカ嬢も、これ以上問題を起こしたら即退学ってわかっているからか、大人しいものでした。
帰り道、お兄様に最終試合の開始直前にライアン様と何を話していたのかを聞きました。
はっきり言いましょう。聞いたときのお兄様めっちゃ怖かった(涙)
お兄様が言うには、ライアン様が勝ったらテスト最終日の最終学年の主席生徒主催の夜会テストの私のエスコートをライアン様が。エリカ嬢のエスコートをお兄様がすると。
・・・ライアン様ある意味、勇者だな。
まさか、エリカ嬢にマナーとか教えてたのはそのため?
まぁ、お兄様が勝ったので最終日の夜会テストの私のエスコートはお兄様です。
結果から考えるにエリカ嬢のエスコートはライアン様ってことですね。
テスト最終日、最後のテストです。
これは、レポート提出不要です。夜会での立ち居振る舞いやダンス等を総合的に採点されます。
あ。学年夜会のレポートは提出済みです。合格点をもらいました。
流石は最終学年の主席生徒主催の夜会です。
明日からでも、立派に夜会の主催ができそうですね。
とりあえず、ダンスを一曲踊っておきますか。
後は、適当にクラスメイトたちをお話ししてれば良いかな?
王宮での夜会と違って壁の花にならなくて良いから気が楽ですね。(笑)
一曲踊った後、気づけばお兄様はお姉さま方に取り囲まれてます。
お姉さま方の目が怖いです。ハンターのようです。
私も2~3年後にはあぁなってしまうのでしょうか?
近い未来の自分に思いをはせていると、リリウム様から声をかけられました。
リリウム様のエスコートはもちろんジェリク様です。
「マリア様。いかがされましたか?」
「リリウム様。・・・いえ、先輩のお姉さま方を見ていたら、私も数年後にはあぁなってしまうのかなぁ~と・・・」
「あら。マリア様は大丈夫ですわ。だってその頃にはお兄様の婚約者になっていらっしゃるでしょう?」
「えっ!?ラジェル様はお友達ですよ?」
「でも、お兄様のことはお嫌いではないでしょう?それでしたら前向きに考えて頂きたいのですわ」
「前向きに・・・ですか?」
「えぇ。お兄様もマリア様のことをお好きみたいですわ。新年を祝う王宮での祝賀会にマリア様をエスコートして参加したいとお父様にお話しされてましたし・・・」
嫌な予感がする・・・私はまだ、デビュタント前ですよ?
以前夜会に参加したのは、特別に招待されたからですよ?
そんな私の心を読んだかのように、ジェリク様が追い討ちをかけます。
「サフィール侯爵からお願いされているが、両親が以前の夜会でラジェル殿とマリア嬢が踊っている姿を見て、『二人はお似合いだな』って言っててな・・・今日にも屋敷に祝賀会の招待状が届けられると思う」
マジでか!?また王宮での催しに参加しなきゃならないの!?
・・・ということは、お父様とお母様にも招待状が送られているってことだよね?
また、ドレスの採寸しなきゃならないの!?
帰宅した私を待っていたのは、王宮からの祝賀会の招待状でした。
前回と違い、今回は国王陛下と王妃様の連名で来てました。
学園に在学中は、夜会に参加しなくて良いと思っていたのに・・・
とんだ誤算だよ!!
冬季休暇に入る直前に、満面の笑みを浮かべたお母様と、苦虫を噛んだような顔をしたお父様が王都の屋敷にマリエルを連れて来ました。
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