135 / 261
七章 学園生活 1-2
134
しおりを挟む
「うわぁ」
扉をくぐった先の光景に思わず声がでてしまう。
まさか扉1枚隔てた先の光景がここまで変わるとは思っていなかったのだ。
なんというか、小さな山が沢山ある感じだ。
それぞれの山のあいだには幅の大小こそあれ、人が通れそうではある。
想像としては、海辺みたいに色々な大きさの鉱石が足元にゴロゴロ転がっていると思っていたから、つい驚いてしまう。
ぽかんとしているあいだにも先生は進んでいってしまう。
「足元気をつけてくださいね。
もう少し先まで行きましょう」
「はい。
あの、この山から鉱石を探すのですか?」
「探す......?」
私のその一言が引っかかったようで、先生がこちらをふりかえる。
何か変なこと言ったかな?
「これら全てが鉱石ですよ?
ここまで純度が高いものばかりの場所はここだけでしょう。
国としてもこの鉱山は大切で、他国にはとても高く売れます。
ですから、不当な持ち出しがないようにここへは入る者は王族の許可が欲しいですし、入った日時持ち出す鉱石の量は全て記録されます」
そんなに貴重なの!?
高価とは聞いていたけど、国がここまで管理する程だとは思わなかった。
あれ、今まで先生に頂いた鉱石はいったい何円分......?
「あの、ここから持ち出す際にお金がかかるのですよね?」
「ああ、私たちはかかりませんよ。
そういう許可を頂いているので心配しないでください。
これは他でもない陛下の判断ですから」
あれ、これってもしかして結構な特別扱い?
今更気がついてしまった......。
「気になさらないでくださいね。
それだけの信頼と価値があると判断されたのですから
ですが、このことは他言しないでくださいね。
ほかのものは相応の金額を払っていますので」
励ますように言ってくれるけど、逆にプレッシャーかも......?
でも、その気持ちに答えることができたらいいななんて思っちゃう。
そしてやっぱりほかの人はお金を払っているのね。
「さあ、ここから削り出しましょうか」
たどり着いたのは3分の1程がかけた山の前。
きっと今はここから削り出しているんだろうな。
扉をくぐった先の光景に思わず声がでてしまう。
まさか扉1枚隔てた先の光景がここまで変わるとは思っていなかったのだ。
なんというか、小さな山が沢山ある感じだ。
それぞれの山のあいだには幅の大小こそあれ、人が通れそうではある。
想像としては、海辺みたいに色々な大きさの鉱石が足元にゴロゴロ転がっていると思っていたから、つい驚いてしまう。
ぽかんとしているあいだにも先生は進んでいってしまう。
「足元気をつけてくださいね。
もう少し先まで行きましょう」
「はい。
あの、この山から鉱石を探すのですか?」
「探す......?」
私のその一言が引っかかったようで、先生がこちらをふりかえる。
何か変なこと言ったかな?
「これら全てが鉱石ですよ?
ここまで純度が高いものばかりの場所はここだけでしょう。
国としてもこの鉱山は大切で、他国にはとても高く売れます。
ですから、不当な持ち出しがないようにここへは入る者は王族の許可が欲しいですし、入った日時持ち出す鉱石の量は全て記録されます」
そんなに貴重なの!?
高価とは聞いていたけど、国がここまで管理する程だとは思わなかった。
あれ、今まで先生に頂いた鉱石はいったい何円分......?
「あの、ここから持ち出す際にお金がかかるのですよね?」
「ああ、私たちはかかりませんよ。
そういう許可を頂いているので心配しないでください。
これは他でもない陛下の判断ですから」
あれ、これってもしかして結構な特別扱い?
今更気がついてしまった......。
「気になさらないでくださいね。
それだけの信頼と価値があると判断されたのですから
ですが、このことは他言しないでくださいね。
ほかのものは相応の金額を払っていますので」
励ますように言ってくれるけど、逆にプレッシャーかも......?
でも、その気持ちに答えることができたらいいななんて思っちゃう。
そしてやっぱりほかの人はお金を払っているのね。
「さあ、ここから削り出しましょうか」
たどり着いたのは3分の1程がかけた山の前。
きっと今はここから削り出しているんだろうな。
0
あなたにおすすめの小説
妾の子だからといって、公爵家の令嬢を侮辱してただで済むと思っていたんですか?
木山楽斗
恋愛
公爵家の妾の子であるクラリアは、とある舞踏会にて二人の令嬢に詰められていた。
彼女達は、公爵家の汚点ともいえるクラリアのことを蔑み馬鹿にしていたのである。
公爵家の一員を侮辱するなど、本来であれば許されることではない。
しかし彼女達は、妾の子のことでムキになることはないと高を括っていた。
だが公爵家は彼女達に対して厳正なる抗議をしてきた。
二人が公爵家を侮辱したとして、糾弾したのである。
彼女達は何もわかっていなかったのだ。例え妾の子であろうとも、公爵家の一員であるクラリアを侮辱してただで済む訳がないということを。
※HOTランキング1位、小説、恋愛24hポイントランキング1位(2024/10/04) 皆さまの応援のおかげです。誠にありがとうございます。
元救急医クラリスの異世界診療録 ―今度こそ、自分本位に生き抜きます―
やまだ
ファンタジー
朝、昼、夜を超えてまた朝と昼を働いたあの日、救急医高梨は死んでしまった。比喩ではなく、死んだのだ。
次に目覚めたのは、魔法が存在する異世界・パストリア王国。
クラリスという少女として、救急医は“二度目の人生”を始めることになった。
この世界では、一人ひとりに魔法がひとつだけ授けられる。
クラリスが与えられたのは、《消去》の力――なんだそれ。
「今度こそ、過労死しない!」
そう決意したのに、見過ごせない。困っている人がいると、放っておけない。
街の診療所から始まった小さな行動は、やがて王城へ届き、王族までも巻き込む騒動に。
そして、ちょっと推してる王子にまで、なぜか気に入られてしまい……?
命を救う覚悟と、前世からの後悔を胸に――
クラリス、二度目の人生は“自分のために”生き抜きます。
転生してチートを手に入れました!!生まれた時から精霊王に囲まれてます…やだ
如月花恋
ファンタジー
…目の前がめっちゃ明るくなったと思ったら今度は…真っ白?
「え~…大丈夫?」
…大丈夫じゃないです
というかあなた誰?
「神。ごめんね~?合コンしてたら死んじゃってた~」
…合…コン
私の死因…神様の合コン…
…かない
「てことで…好きな所に転生していいよ!!」
好きな所…転生
じゃ異世界で
「異世界ってそんな子供みたいな…」
子供だし
小2
「まっいっか。分かった。知り合いのところ送るね」
よろです
魔法使えるところがいいな
「更に注文!?」
…神様のせいで死んだのに…
「あぁ!!分かりました!!」
やたね
「君…結構策士だな」
そう?
作戦とかは楽しいけど…
「う~ん…だったらあそこでも大丈夫かな。ちょうど人が足りないって言ってたし」
…あそこ?
「…うん。君ならやれるよ。頑張って」
…んな他人事みたいな…
「あ。爵位は結構高めだからね」
しゃくい…?
「じゃ!!」
え?
ちょ…しゃくいの説明ぃぃぃぃ!!
神様の忘れ物
mizuno sei
ファンタジー
仕事中に急死した三十二歳の独身OLが、前世の記憶を持ったまま異世界に転生した。
わりとお気楽で、ポジティブな主人公が、異世界で懸命に生きる中で巻き起こされる、笑いあり、涙あり(?)の珍騒動記。
異世界転生したおっさんが普通に生きる
カジキカジキ
ファンタジー
第18回 ファンタジー小説大賞 読者投票93位
応援頂きありがとうございました!
異世界転生したおっさんが唯一のチートだけで生き抜く世界
主人公のゴウは異世界転生した元冒険者
引退して狩をして過ごしていたが、ある日、ギルドで雇った子どもに出会い思い出す。
知識チートで町の食と環境を改善します!! ユルくのんびり過ごしたいのに、何故にこんなに忙しい!?
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
伯爵家の三男に転生しました。風属性と回復属性で成り上がります
竹桜
ファンタジー
武田健人は、消防士として、風力発電所の事故に駆けつけ、救助活動をしている途中に、上から瓦礫が降ってきて、それに踏み潰されてしまった。次に、目が覚めると真っ白な空間にいた。そして、神と名乗る男が出てきて、ほとんど説明がないまま異世界転生をしてしまう。
転生してから、ステータスを見てみると、風属性と回復属性だけ適性が10もあった。この世界では、5が最大と言われていた。俺の異世界転生は、どうなってしまうんだ。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる