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十章 新学期
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文化祭は無事に終わり、今日はお茶会の日。生徒会にとってはこちらの方が本番かもしれない。昨日のうちにできるだけの準備はしたとはいえ、お菓子が運ばれてくるのは今日だしお茶は直前に入れなくてはいけないから大忙しなのだ。あ、花も今日運ばれてくるよね。
ということで、まさかの兄様よりも早く屋敷を出ることに。ね、眠い。屋敷を出る時間が早かったのもそうなのだが、初めてお茶会に参加するということで屋敷のみんなが張り切ってドレスとか靴とかを用意してくれていたのだ。せっかくなら美しく、と思いっきり着飾ることに。確かにめちゃくちゃかわいいけどさ。
「アーネミリアさん、これお願いしていいかしら?」
つくなり渡されたのはどの花をどこのテーブルに置くのかという図案書。はい、昨日みたいに指示を出していけばいいのですね。
「わかりました」
ありがとう、というと先輩はすぐに去っていってしまう。本当に忙しそう。えっと、これはこっちが正面だから……。
「申し訳ございません、今よろしいでしょうか?」
場所を確認していると不意に声をかけられる。そちらを見るとどうやら花を運んできた人のようだ。て、丁寧すぎてびっくりした。でも思えばこの人はたぶん平民。そして私は貴族の令嬢なのか。
「はい、大丈夫ですよ」
「ありがとうございます。
こちらの花はどちらに運べばよろしいでしょうか」
手に持っているのは青い花を中心に活けられたもの。これは確か……。
「こちらの方にお願いします」
はい、とだけ答えるとてきぱきと花を整えていく。さすがプロ。そのあとも次々と花が運ばれてきた。それの対応に追われていると、不意に先輩に声をかけられた。
「いろいろと手伝ってもらってごめんね。
そろそろ教室の方に行った方がいい」
そういえば今日は大きな混乱を防ぐために、はじめクラスごとに教室に集まってからここへ移動することになっていたのだ。確かに学級委員としてはそろそろ行かないとまずいかもしれない。でも、花はまだ途中なんだよね。どうしよう、と図案書とみていると貸して、と言われ指示を出し始める。これは変わるってこと、かな。ありがとうございます、と言って教室を目指すことにした。
いつの間にかテーブルの上には色とりどりのお菓子が置かれている。とてもおいしそうだし、目で見ているだけでも楽しい気持ちになる。お茶会が始めるのを楽しみにしつつ、私は教室への道を急いだ。
ということで、まさかの兄様よりも早く屋敷を出ることに。ね、眠い。屋敷を出る時間が早かったのもそうなのだが、初めてお茶会に参加するということで屋敷のみんなが張り切ってドレスとか靴とかを用意してくれていたのだ。せっかくなら美しく、と思いっきり着飾ることに。確かにめちゃくちゃかわいいけどさ。
「アーネミリアさん、これお願いしていいかしら?」
つくなり渡されたのはどの花をどこのテーブルに置くのかという図案書。はい、昨日みたいに指示を出していけばいいのですね。
「わかりました」
ありがとう、というと先輩はすぐに去っていってしまう。本当に忙しそう。えっと、これはこっちが正面だから……。
「申し訳ございません、今よろしいでしょうか?」
場所を確認していると不意に声をかけられる。そちらを見るとどうやら花を運んできた人のようだ。て、丁寧すぎてびっくりした。でも思えばこの人はたぶん平民。そして私は貴族の令嬢なのか。
「はい、大丈夫ですよ」
「ありがとうございます。
こちらの花はどちらに運べばよろしいでしょうか」
手に持っているのは青い花を中心に活けられたもの。これは確か……。
「こちらの方にお願いします」
はい、とだけ答えるとてきぱきと花を整えていく。さすがプロ。そのあとも次々と花が運ばれてきた。それの対応に追われていると、不意に先輩に声をかけられた。
「いろいろと手伝ってもらってごめんね。
そろそろ教室の方に行った方がいい」
そういえば今日は大きな混乱を防ぐために、はじめクラスごとに教室に集まってからここへ移動することになっていたのだ。確かに学級委員としてはそろそろ行かないとまずいかもしれない。でも、花はまだ途中なんだよね。どうしよう、と図案書とみていると貸して、と言われ指示を出し始める。これは変わるってこと、かな。ありがとうございます、と言って教室を目指すことにした。
いつの間にかテーブルの上には色とりどりのお菓子が置かれている。とてもおいしそうだし、目で見ているだけでも楽しい気持ちになる。お茶会が始めるのを楽しみにしつつ、私は教室への道を急いだ。
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