あいつに無理矢理連れてこられた異世界生活

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十一章 学園生活1-3

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 そこからは以前以上に忙しくなった。あれをやって、これをやって、と毎日予定を立ててやっているのが何だか楽しいんだよね。

「最近、なんだか生き生きとしていますか?」

「そう、ですか?」
 
 ほ、ほかの人にばれるほど変化があったってこと? それはなんだか恥ずかしい……。なんだか計画を立てて、それがうまく行くと楽しいよね。

「そういえば、ルイがまた気合を入れていましたよ。
 今度こそ負けない、って」

 負けない? 何か勝負をするようなことがあっただろうか。

「えっと、なんのことでしょうか?」

「あら、もうすぐテストがあるでしょう?」

 もうすぐテスト……。そう言えばいつの間にか一年生終わりのテストが近づいている? いやいやいや。

「え、テストまでは編んだ大分時間がありましたよね⁉」

「大分、というほどでもありませんよ。
 もう半分は終わっていますし」

 いや、確かに半分終わっているけどさ。もう一年の終わりを感じないといけないの?

「十分気合が入っているということはわかりました」

 まあ私がやることはいつもと変わらない、よね。それにルイ王子と会うこと自体そんなないよね、うん。ルカさんはなんだかほほえましそうに見ているけれど、それは無視で。それよりも早く一冊分覚えてしまいたい。今までの人の努力の結果だからここまで多いのはすごいこと、なんだよね。
 ひとまずこの調子だったら学年が終わるまでには終わる、よね?

「なんだか忙しそうでもありますよね。
 体調には気をつけてくださいね」

「はい、ありがとうございます」

 いけない、いけない。ルカさんにまで心配させてしまった。安心させようと笑ってルカさんの方を見る。でもなんだかいぶかし気に見られてしまった。

「そうやってごまかそうとしないでください。
 なんだか顔色も悪いですよ?」

 うう、そうかな。確かに朝出るときも指摘されてしまった……。ちゃんと休まないとだよね。

「わかりました、休みますから」

「絶対ですよ?」

 はい、と約束せざるを得ませんでした。


「と、言うわけで今日は早く帰ります」

 放課後、それだけを伝えに先生のもとに行く。一応最近は毎日行っていたから、今日いきなりいかないと心配させてしまうかも、と思ったのだ。

「ええ、そうしてください。
 最近頑張りすぎていたような気がしていたので、ゆっくりと休んでください」

 先生にもそう思われていたんですね。なんだか申し訳ない。

「それにしても……。
 あなたを止めてくれる、止められる友人がそばにいて安心しました」

 ニコリ、とほほ笑みながらそういわれてしまう。な、なんだか急に恥ずかしくなってきた……。







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