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五章 学園生活 1‐1
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いつもの場所に着くと、馬車はもう待っていた。
そこで気になるのは、いつから待っていたか、ということだ。
乗りこんだ馬車の中で私は兄様に聞いてみることにした。
「あの、今日急に遅くなってしまったのですが御者の方はどうしていたのですか?」
「ああ。
事前に遅くなると伝えておいたから、すこし前に来て待っていたのではないかな」
「連絡する手段があるのですか?」
「そう言えば、アーネはまだ知らなかったかな。
こういうものがあるんだよ」
そういって兄様が取りだしたのは、手で握り込める大きさの石だった。
薄紫色の透明な石の中には、丸い濃い紫色の何かが埋め込まれている。
「綺麗......」
「ふふっ、そうだね。
これを使うと屋敷にある対のものが反応してくれるんだ。
そして、片方に声をかけるともう片方にそれを伝えてくれる。
まあ、あまり鮮明ではないけどね」
「すごいですね!
どう使うのですか?」
「これには上位の空間魔法がかかっているからね。
それを起動させればいいんだよ。
アーネにはまだ難しいかな」
苦笑いする兄様に、きっとこれは教えてもらえないな~、と私は諦めるしかなかった。
まあ、いつかは教えてもらえるでしょう。
それよりも問題は弟子入りをどうするかだな。
父様が帰っていればいいけど......。
「何か悩んでいることでもあるのかい?」
ううっ、やっぱり兄様は鋭い!!
でも、なんとなくこれは先に父様達に相談したかった。
「なんでもないですよ!」
そう言い切った私に、兄様がこれ以上言及することはなくほっとした。
そこで気になるのは、いつから待っていたか、ということだ。
乗りこんだ馬車の中で私は兄様に聞いてみることにした。
「あの、今日急に遅くなってしまったのですが御者の方はどうしていたのですか?」
「ああ。
事前に遅くなると伝えておいたから、すこし前に来て待っていたのではないかな」
「連絡する手段があるのですか?」
「そう言えば、アーネはまだ知らなかったかな。
こういうものがあるんだよ」
そういって兄様が取りだしたのは、手で握り込める大きさの石だった。
薄紫色の透明な石の中には、丸い濃い紫色の何かが埋め込まれている。
「綺麗......」
「ふふっ、そうだね。
これを使うと屋敷にある対のものが反応してくれるんだ。
そして、片方に声をかけるともう片方にそれを伝えてくれる。
まあ、あまり鮮明ではないけどね」
「すごいですね!
どう使うのですか?」
「これには上位の空間魔法がかかっているからね。
それを起動させればいいんだよ。
アーネにはまだ難しいかな」
苦笑いする兄様に、きっとこれは教えてもらえないな~、と私は諦めるしかなかった。
まあ、いつかは教えてもらえるでしょう。
それよりも問題は弟子入りをどうするかだな。
父様が帰っていればいいけど......。
「何か悩んでいることでもあるのかい?」
ううっ、やっぱり兄様は鋭い!!
でも、なんとなくこれは先に父様達に相談したかった。
「なんでもないですよ!」
そう言い切った私に、兄様がこれ以上言及することはなくほっとした。
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