創造主は崩壊寸前の世界の王子に恋をする。

mkxw

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闇は深く、広がり続けた。
 それでも、俺たちの決意は揺らがなかった。

 

 「悠、疲れたか?」

 

 カイが心配そうに問いかける。

 

 「大丈夫。君がいるから、どんなに辛くても戦える」

 

 激しい戦闘の中、俺はカイの存在に何度も救われた。

 

 だが、戦いは終わりを告げる気配はなかった。

 

 「俺たちの力だけじゃ足りないのかもしれない」

 

 カイが呟いた。

 

 「でも、諦めるわけにはいかない。未来のために」

 

 闇がさらに迫る中、俺たちは互いに励まし合い、戦い続けた。

 

 それはまさに、終わりなき戦いだった。
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