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第1章
ハイカラ美人とモダン・ボーイ
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その日から、私たちの日課には『夕暮れ時の散策』が加わった。
私の方便が効いたのか、これについてお義母様が文句を言ってくることはなかった。
それどころか、散歩から戻ると、水浴び用のお水が満たされ、夕餉の膳も二人分きちんと据えてある。
それを見ると、胸の奥がわずかに沈んだ。
代わりに、私の心を占めているのは、あの日、宿禰様に重なって見えたお姿のこと。
目の錯覚か、社の土地神の顕現か。
静謐な空気の中で、息を呑むほどに美しかったそのお姿は、今も胸に残っている。
そのことをもう一度確かめたくって、毎日同じ時刻に、宿禰様に強請んで足を運んでみるけれど、以来一度も見ていない。
ある時、頼んでアルバムをお借りしてみたのだが。
「それにしても、不思議なものですねえ。どの写真も真っ白になっていた……だなんて」
黄ばんだアルバムをぱたんと閉じると、宿禰様が、淡々と告げる。
「……ええ。まるで、あの日を境に、神様が僕という存在を、無かったことにしたみたいに」
それよりも、そんな不可思議な現象が起こるのであれば――あの、神様の贈り物のような瞬間さえ、指の間からこぼれ落ちてしまう気がして。
夕暮れの中に見た姿のことは、宿禰様にも話していない。
*
そうして、季節は移ろい――
「ああ、暑い。昨夜は蒸しましたねえ」
朝。
藤の模様の扇子で仰ぎながら、宿禰様がニコニコしながら出迎えてくれた。
「ええ、あまりに寝苦しかったので、出窓を開け放してしまいました」
「そうですか、昨日はよく晴れていたから、さぞや星が美しかったでしょうね」
と、藤の扇子で涼を呼んでいた宿禰様が、ぱっと顔を輝かせた。
「やあ、嬉しいな。その洋服、着て来てくださったのですね」
「あの、おかしくはないですか? ここへ来るまでの間は、皆さんに大注目されてしまって……。若奥様がまたおかしな事をはじめた、なんて」
「あはは、大丈夫、それはないです。その……とてもよく似合っていますから。あいつ……多摩川も、きっと声を上げて喜びます」
宿禰様は、クスクスと笑った。
今日の私は、慣れない洋装スタイルをしている。
何でも、多摩川様というご友人が、新しい輸入事業を始められるそうで、その試供品を預かっていたのだとか。
今日は丁度、その用件で多摩川様が来られると聞き、ご紹介がてら、試着を頼まれたのだが……。
「そうかしら?」
心配そうに私が言うと、彼はふと真面目な顔に戻った。
「ええ。ただし……心配なことがひとつ。多摩川は、新しいものと女性には目がないやつでして。あなたに夢中になってしまわないか、それだけが怖いのですよ」
「まあ」
お友達の人となりを、苦い声で告げるその言いざまに、思わずクスリと笑いが零れた。
それによく似た男性を、私は生まれた時から知っていたから。
*
「多摩川様、初めまして。権藤陽毬と申します」
「へえ、あなたが……何だよ、おい! すごい別嬪さんじゃねえか。良かったなあ、宿禰」
午後一番、地下の書斎に現れた多摩川様は、部屋に風が吹き込んだような明るい声を出した。
「え、へへ……」
「何だよ、だんまりとは水臭えな。まさか、こんな素晴らしい嫁さんを貰っていたなんて。聞いていれば、祝儀のひとつでも包んだのに」
「いやあ、ははは」
ばあん!
強めに背中を叩かれながら、宿禰様は照れ通しだ。
宿禰様は、この結婚を多摩川様にお話していなかったらしい。
「だって……これまでに五人もです。僕を見た途端に、逃げ出してしまったんですよ? まさか残ってくれるなんて、思わないじゃないですか」
私と多摩川様のふたりから責められて、宿禰様は懸命に弁明をした。
対面の日、『あなたがここに居る間』と濁されたのは、やはりそうした意味合いだったのだ。
「まあ、では宿禰様は、私を早く追い出したかったんですの?」
「ち、違います! 寧ろ僕は嬉しくって……もう、陽毬さんまで、揶揄わないで下さいよっ」
私たちがくすくす笑っているのを見て、宿禰様はぷくっと頬を膨らませた。
「まあ、良かったじゃないか宿禰。そんな肝の据わったご婦人は、そうそうないぞ」
多摩川様は、藤色の着流しに女のように長い髪を結わえた洒脱な佇まいのモダン・ボーイだった。
無骨な男なら奇抜に見える装いも、上品なうりざね顔の多摩川様には不思議と似合っていた。
「いや、それにしても。貴女を何と形容すべきか。俺はてっきり、羅馬のオリンポス宮殿から、女神が迷い込んできたのかと」
「まあ」
私と目が合うと、彼はお約束のように手練れた美辞麗句を並べ出す。
「着物姿も、袴も見てみたいが、今日の洋装はいっそうよくお似合いだ。あたかも、この暗い部屋を照らし出す……」
「はあ」
冷ややかな視線を送る私を見て、宿禰が呆れた声で嗜める。
「こら、梓。陽毬さんをあまり困らせないでくれよ」
そんな私たちに、多摩川様はバツが悪そうに頭を掻いた。
「ったく、お前ら、息を合わせすぎだろう。美しいご婦人が目の前にいれば、口説くのはむしろ礼儀というものなのに」
「そんな礼儀、聞いた事ないよ」
愛想笑いを浮かべた多摩川様は、咳払いで話題を転じた。
「……いや失礼、でも洋装が似合ってるのは本当だ。陽毬さん、どうです、着心地や格好は。難しいところはなかった?」
多摩川様は、懐から革の手帖を取り出すと、突然に聞き取りを始めた。
ふと目を伏せ、揺れるランプの炎を見つめた。
「そうですね、和装よりも身体が楽で、着付けも簡単。それでいて洒落ているから、お仕事のある方は重宝するかと。ただ……」
「ただ?」
「皆、着るのを恥ずかしがると思います。着付けを手伝ったのぶちゃんも『素敵だけど、私には無理だわぁ~』って。女の子の間では、人と違う奇抜な格好をしていると、色々と言われてしまいますから」
スカートの裾に施された、アールヌーヴォー調の刺繍を指でなぞりながら、私は睫毛をそっと伏せた。
「ふうむ、そんなものか……。確かに、女性は周りに気を遣うからな。そうだ! 今度はぜひ、『のぶちゃん』なる女性にも直に会ってお話を……はうあっ」
宿禰様に頭を小突かれ、大袈裟に声を上げる多摩川様。
その叫び声が、ふとお父様と重なって、私は思わず笑ってしまった。
「にしてもいい助言を貰ったな。おい宿禰、お前は果報者だぞ。奥方は、美しい上に商才までお持ちかも知れん」
「え……へへ。そうなの、かなあ」
私の事を友人に褒められたことが嬉しくて堪らないという風に、後ろ頭を掻いている宿禰様。
かく言う私も「果報者だ」などと言われ、胸の奥がふっと温かくなった。
けれど。洋装の軽やかさとは裏腹に、あの黄昏の気配は、戻らない気がしていた。
私の方便が効いたのか、これについてお義母様が文句を言ってくることはなかった。
それどころか、散歩から戻ると、水浴び用のお水が満たされ、夕餉の膳も二人分きちんと据えてある。
それを見ると、胸の奥がわずかに沈んだ。
代わりに、私の心を占めているのは、あの日、宿禰様に重なって見えたお姿のこと。
目の錯覚か、社の土地神の顕現か。
静謐な空気の中で、息を呑むほどに美しかったそのお姿は、今も胸に残っている。
そのことをもう一度確かめたくって、毎日同じ時刻に、宿禰様に強請んで足を運んでみるけれど、以来一度も見ていない。
ある時、頼んでアルバムをお借りしてみたのだが。
「それにしても、不思議なものですねえ。どの写真も真っ白になっていた……だなんて」
黄ばんだアルバムをぱたんと閉じると、宿禰様が、淡々と告げる。
「……ええ。まるで、あの日を境に、神様が僕という存在を、無かったことにしたみたいに」
それよりも、そんな不可思議な現象が起こるのであれば――あの、神様の贈り物のような瞬間さえ、指の間からこぼれ落ちてしまう気がして。
夕暮れの中に見た姿のことは、宿禰様にも話していない。
*
そうして、季節は移ろい――
「ああ、暑い。昨夜は蒸しましたねえ」
朝。
藤の模様の扇子で仰ぎながら、宿禰様がニコニコしながら出迎えてくれた。
「ええ、あまりに寝苦しかったので、出窓を開け放してしまいました」
「そうですか、昨日はよく晴れていたから、さぞや星が美しかったでしょうね」
と、藤の扇子で涼を呼んでいた宿禰様が、ぱっと顔を輝かせた。
「やあ、嬉しいな。その洋服、着て来てくださったのですね」
「あの、おかしくはないですか? ここへ来るまでの間は、皆さんに大注目されてしまって……。若奥様がまたおかしな事をはじめた、なんて」
「あはは、大丈夫、それはないです。その……とてもよく似合っていますから。あいつ……多摩川も、きっと声を上げて喜びます」
宿禰様は、クスクスと笑った。
今日の私は、慣れない洋装スタイルをしている。
何でも、多摩川様というご友人が、新しい輸入事業を始められるそうで、その試供品を預かっていたのだとか。
今日は丁度、その用件で多摩川様が来られると聞き、ご紹介がてら、試着を頼まれたのだが……。
「そうかしら?」
心配そうに私が言うと、彼はふと真面目な顔に戻った。
「ええ。ただし……心配なことがひとつ。多摩川は、新しいものと女性には目がないやつでして。あなたに夢中になってしまわないか、それだけが怖いのですよ」
「まあ」
お友達の人となりを、苦い声で告げるその言いざまに、思わずクスリと笑いが零れた。
それによく似た男性を、私は生まれた時から知っていたから。
*
「多摩川様、初めまして。権藤陽毬と申します」
「へえ、あなたが……何だよ、おい! すごい別嬪さんじゃねえか。良かったなあ、宿禰」
午後一番、地下の書斎に現れた多摩川様は、部屋に風が吹き込んだような明るい声を出した。
「え、へへ……」
「何だよ、だんまりとは水臭えな。まさか、こんな素晴らしい嫁さんを貰っていたなんて。聞いていれば、祝儀のひとつでも包んだのに」
「いやあ、ははは」
ばあん!
強めに背中を叩かれながら、宿禰様は照れ通しだ。
宿禰様は、この結婚を多摩川様にお話していなかったらしい。
「だって……これまでに五人もです。僕を見た途端に、逃げ出してしまったんですよ? まさか残ってくれるなんて、思わないじゃないですか」
私と多摩川様のふたりから責められて、宿禰様は懸命に弁明をした。
対面の日、『あなたがここに居る間』と濁されたのは、やはりそうした意味合いだったのだ。
「まあ、では宿禰様は、私を早く追い出したかったんですの?」
「ち、違います! 寧ろ僕は嬉しくって……もう、陽毬さんまで、揶揄わないで下さいよっ」
私たちがくすくす笑っているのを見て、宿禰様はぷくっと頬を膨らませた。
「まあ、良かったじゃないか宿禰。そんな肝の据わったご婦人は、そうそうないぞ」
多摩川様は、藤色の着流しに女のように長い髪を結わえた洒脱な佇まいのモダン・ボーイだった。
無骨な男なら奇抜に見える装いも、上品なうりざね顔の多摩川様には不思議と似合っていた。
「いや、それにしても。貴女を何と形容すべきか。俺はてっきり、羅馬のオリンポス宮殿から、女神が迷い込んできたのかと」
「まあ」
私と目が合うと、彼はお約束のように手練れた美辞麗句を並べ出す。
「着物姿も、袴も見てみたいが、今日の洋装はいっそうよくお似合いだ。あたかも、この暗い部屋を照らし出す……」
「はあ」
冷ややかな視線を送る私を見て、宿禰が呆れた声で嗜める。
「こら、梓。陽毬さんをあまり困らせないでくれよ」
そんな私たちに、多摩川様はバツが悪そうに頭を掻いた。
「ったく、お前ら、息を合わせすぎだろう。美しいご婦人が目の前にいれば、口説くのはむしろ礼儀というものなのに」
「そんな礼儀、聞いた事ないよ」
愛想笑いを浮かべた多摩川様は、咳払いで話題を転じた。
「……いや失礼、でも洋装が似合ってるのは本当だ。陽毬さん、どうです、着心地や格好は。難しいところはなかった?」
多摩川様は、懐から革の手帖を取り出すと、突然に聞き取りを始めた。
ふと目を伏せ、揺れるランプの炎を見つめた。
「そうですね、和装よりも身体が楽で、着付けも簡単。それでいて洒落ているから、お仕事のある方は重宝するかと。ただ……」
「ただ?」
「皆、着るのを恥ずかしがると思います。着付けを手伝ったのぶちゃんも『素敵だけど、私には無理だわぁ~』って。女の子の間では、人と違う奇抜な格好をしていると、色々と言われてしまいますから」
スカートの裾に施された、アールヌーヴォー調の刺繍を指でなぞりながら、私は睫毛をそっと伏せた。
「ふうむ、そんなものか……。確かに、女性は周りに気を遣うからな。そうだ! 今度はぜひ、『のぶちゃん』なる女性にも直に会ってお話を……はうあっ」
宿禰様に頭を小突かれ、大袈裟に声を上げる多摩川様。
その叫び声が、ふとお父様と重なって、私は思わず笑ってしまった。
「にしてもいい助言を貰ったな。おい宿禰、お前は果報者だぞ。奥方は、美しい上に商才までお持ちかも知れん」
「え……へへ。そうなの、かなあ」
私の事を友人に褒められたことが嬉しくて堪らないという風に、後ろ頭を掻いている宿禰様。
かく言う私も「果報者だ」などと言われ、胸の奥がふっと温かくなった。
けれど。洋装の軽やかさとは裏腹に、あの黄昏の気配は、戻らない気がしていた。
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