じゃあパパでいいよ。

20らいじょー。

コトバを覚えてたての頃の

ムスメのボキャブラリーに

追加されて言葉たち。



「おいしー」

「やったー」

「できたー」

などなど一般的なものから、



「らいじょー」

っていうコトバも、よく使ってくれました。


カゼで寝込んでる僕の枕元で

「らいじょー？」

って聞いてくれたり

自分が転んだあと、

かけよった僕たちに

「らいじょー」って答えたり。


「らいじょー」

は

「だいじょうぶ」の意味だったようです。


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幸せを真似する。
そして、真似される幸せ。

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コトバを覚えるまえの
ムスメとのコミュニケーションは
コトバにならないコトバでした。

コトバの少ない彼女でしたが、
成長していくたびに、
少しずつコトバが増えてもいます。

増えていくコトバのひとつひとつは
彼女にとっての唯一の教科書から
学び取っていっているようです。

そう、その教科書は、親。
僕たち夫婦を真似ていくのですね。

言葉はまだまだカタコトではあるけれど
「だいじょうぶ」っていう概念みたいなものが
コトバを怯える前に芽吹いていると思うと
人間ってすごいなあと感動してしまいます。