変態紳士 白嘉の価値観

変態紳士 白嘉(HAKKA)

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大阪の都構想否決=維新が支持されなくなったわけじゃないと思う。その理由。

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大阪都構想が、住民投票の反対多数で否決されましたが、
メディアやネットでは、維新が支持されなくなって、
国政にも影響が出るのではないかと言われてるけど、
大阪都構想否決=維新を支持しないではないと思う。

その理由は、支持率にあります。


こちらは、11月1日のNHKの出口調査です。


ーーーーーー

【政党支持率】
▼「大阪維新の会・日本維新の会」27%。
▼「自民党」25%
▼「公明党」6%
▼「共産党」5%
▼無党派層31%

【「賛成」に投票した人の支持政党
▼「大阪維新の会・日本維新の会」50%、
▼無党派層23%
▼「自民党」18%。

【「反対」に投票した人の支持政党】
無党派層39%
▼「自民党」32%
▼「共産党」10%

【支持政党別】。
▼「大阪維新の会・日本維新の会」の支持層は90%の人が「賛成」に投票。
▼「公明党」の支持層は、「反対」と「賛成」がほぼ並んでいます。
▼「自民党」の支持層は60%台前半が「反対」に投票。
 30%台後半が「賛成」に投票。
▼「共産党」の支持層は、90%台半ばが「反対」に投票。
▼無党派層は、「反対」が60%台前半、「賛成」が30%台後半。

【大阪維新の会による大阪府と大阪市の行政運営の評価】
▼「大いに評価する」が26%
▼「ある程度評価する」が47%
▼「あまり評価しない」が16%
▼「全く評価しない」が11%でした。

大阪維新の会の行政運営を「大いに評価する」とした人のうち、
およそ90%が「賛成」に投票。
「ある程度評価する」と答えた人では、50%台前半が「賛成」に投票。
 40%台後半が「反対」に投票。
「あまり評価しない」や「全く評価しない」と答えた人は、
 それぞれおよそ90%が「反対」に投票。

ーーーーー


朝日新聞社と朝日放送テレビが9月に大阪市民を対象に行った世論調査では、
都構想の賛否は賛成42%、反対37%でした。
吉村知事の支持率は75%で、支持する人の54%が都構想に賛成。

この時でも、吉村知事は支持してるけど、都構想の賛成は半数くらい。



11月の出口調査や9月の世論調査で分かるように、
吉村知事は支持してる、大阪の行政運営はある程度評価してるけど、
都構想に関しては賛成じゃないって人が一定数いるわけです。


つまり、大阪府知事や大阪市長に対しての不支持ではなく、
大阪維新の会の行政運営に対する不支持でもなく、
単純に、都構想に関しては賛成してないだけだと思うんです。


だから、都構想否決されたからといって、維新の影響力低下するっていうのは、
このデータから見ると、それは違うのではないか?と思う。


多分、大阪の有権者も、都構想の投票と政党は切り離して考えてた人が、
一定数いたんじゃないかと思う。

僕は、切り離して考える方が、民主主義的だと思うんです。


●●党がやってる事は全部正しいから賛成。
●●党がやってる事は全部間違ってるから反対。

これだと、政策じゃなくて、政党で判断してるから、
これじゃ政治が良くなるわけないですよね。
これだと、政策は何でもよくなっちゃうから。


大阪の有権者は、そういう意味では冷静だとも思うんです。
大阪の場合は、大阪府知事も大阪市長も支持率はそれなりにあって、
有権者も行政運営をそれなりに評価していて、
でも、都構想は今やる事じゃないなって判断したわけだから。


この政党は支持してるけど、この人は応援してるけど、
こっちの政策は支持できるけど、こっちの政策は支持できない。
その意思表示を示したのが、都構想の投票結果だと思うんです。
これが、民主主義ではないかと思う。


憲法改正の国民投票も、そうあるべきなんですよね。
支持政党を度外視して、国民一人一人が、自分の住んでる国が、
どうあるべきかを考えて、投票をする。


だから僕は、大阪都構想の有権者の投票の仕方って、
民主主義の模範に近いものがあると思うんです。



今回の投票結果って、有権者が政治家にプレッシャーを与えた事にもなると思う。

政党や運営を支持されていても、
全ての政策が有権者に受け入れてもらえるわけじゃない。
政治家にとって都合の良い政策は、有権者が納得しなければ実現できない。
有権者が納得する政策をやらないと、賛同してもらえない。

政治家に、そう思わせる事のできる結果だったんじゃないかと思う。



近年の選挙で、ここまで拮抗した結果になる事ってなかったですよね。
どっちが勝つにしても、一方的で偏ってる。
右だろうと左だろうと、お互いの煽り合戦と情報操作。

大阪都構想も、ネガティブキャンペーンがあったり、
情報操作はあったものの、ここまで僅差だったことを考えると、
そういった情報に振り回されなかった人達も、一定数いるという事。


大阪都構想が反対多数だったので、有権者は改革を望んでない。
そんなふうな意見もあったけど、そういう事ではないと思うんです。


ただ単に、大阪を都にする必要性が理解できなかっただけだと思います。
理解できないけど、何かよく分からないけど、賛成でいいやって言うより、
理解できない、よく分からないから、現状維持でいいやって判断だと思うんです。

説明不足ってよく言うけど、説明すればするほど、難しく感じて、
余計複雑に感じて、余計理解できない場合もある。
また、説明すればするほど、それってわざわざ都にしなくても、
他の方法でやれるんじゃないの?ってなったりもして、
説明すれば必ず理解してもらえるかというと、実はそうでもないんです。

特に住所表記が変わると、仕事等も含めて、様々な影響もあるので、
その影響範囲を許容できるほど、今必要な事なのかどうか。
そう考えた時、別に今じゃなくてもって思ったのかもしれないです。


会社でもそうだけど、変革は簡単じゃないんですよね。
人々を説得させようと思ってたら、変革はできないんです。
人々が納得するものを示さないと。


特に変革したい時って、たくさん説明しないといけないような事は、
正直、実現が難しいんですよ。
シンプルで分かりやすくて、細かい説明をしなくても、
誰もが分かるようなものじゃないと、変革ってできないから。

僕は、会社でそれを散々経験してきたので。



政治家って、国民を説得する事ばかり考えてしまう。
そうじゃなくて、国民が納得する事を考えないといけないんです。

改革に必要なのは、説得じゃなく、納得なんです。
納得できれば、人は賛成するんです。
説得に力入れるから、反対多数になるんです。


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